東芝のDynabook対他メーカー全部。ノートパソコンの価格比較です。
BTOパソコンと言えば高性能または低価格なデスクトップが主で、このブログでもノートの記事は多くありません。私がノートに興味が無いというか、ノートPCの存在意義が判らない為とも言えますが、知人から頼まれ比較を致しました。
ユーザは知人のお子さんで高校生。用途はプログラミングとWebデザイン、但しノートに限る。3万くらいのデスクトップでも与えておけと言ったものの予算が高く何故かノートが良いらしい。
子ども用とは言え、高校生ともなれば一端(いっぱし)のパソコンが有れば将来良い仕事をするやも知れません。条件は以下の通り。
- 予算は20万円でA4サイズ程度のノート
- 性能はCPUがCore i3、後は決めていない
- Windows7はHomePremiumで良いけれど32bit
- メーカーはこだわらない
- バックアップは自宅にNASが有る
結構詳しそうに見えますが、私のブログを初めから全部読んだという超ド級の変態です。失礼。かなり影響されているのかと思えばそうでも無く、最終的には自分で決めるとの事で相談に乗りました。
Core i3搭載ノートをBTOパソコンのメーカーよりピックアップ
選ぶ前に丁度良いノートが有りました。価格comやBCNランキングで長期間トップランキングを維持しているダイナブックシリーズ。そのCore i3、春モデルが結構安い。デスクトップなら5万円前後の性能ですが約8万円。
先に勝手にエントリーしたBTOメーカーの機種を挙げて参りましょう。無駄に画像がでかいのでザーっとスクロールどうぞ。
富士通FMV BIBLO Sシリーズ
FMV-BIBLO(ビブロ) Sシリーズ - FMWORLD.NET(個人) : 富士通
http://www.fmworld.net/fmv/s/index.html
富士通も中々安そうに見えたのでエントリー。
NFシリーズが15.6インチのため他社メーカーの条件に合いますが、価格が1万円近く違うためインチ数は14に落ちるもののSシリーズを選択。
東芝 dynabook TXシリーズ
高品質ノート dynabook TXシリーズ トップページ
http://dynabook.com/pc/catalog/dynabook/100118tx/index_j.htm
やたら売れているらしいダイナブックよりCore i3のTXを選択。
唯一の16型ですが、15.6も16インチも大きさはそう変わりません。
ドスパラ Note Galleria DXG
ドスパラ - Prime(プライム) PrimeNoteGalleria DXG
http://www.dospara.co.jp/5goods_pc/pc_detail.php?h=g&f=g&m=g&mc=1447&map=8
BTOパソコンから、まずはドスパラ。
Core i3ベースのガレリア、DXGとやらを選択しております。
マウスコンピューター m-Book Fシリーズ
ノートパソコン|マウスコンピューター
http://www.mouse-jp.co.jp/m-book/mbf/spec.html
ノートPCを扱う大手BTOメーカー、マウスよりCore i3ベースモデルを選択。
私の予想ではマウスが善戦するのでは無かろうかと。
DELL Inspiron15 シリーズよりベーシックモデル
Dell Inspiron 15 ノートパソコンの詳細 | Dell 日本
http://www1.jp.dell.com/jp/ja/home/notebooks/inspiron-1564/pd.aspx?refid=inspiron-1564&s=dhs&cs=jpdhs1
DELLも安そうですが標準仕様が抑えてあると考えます。
BTOパソコンの特徴としてカスタマイズが有りますが、カスタマイズすると結構高くなってしまうという難点はDellにも言えるでしょう。
その他、TWOTOPとFaithはパソコン工房を代表として面倒なのでスルー。フロンティアはCore i3ベースモデルが無かったため除外。HPはWebサイトの構造がおかしくなっておりCore i3に辿り着けず中止。ツクモは他社製(ナショナルブランド)多過ぎ。クレバリーとサイコムは自社ノート無しとなっております。
富士通と東芝、BTOメーカー4社の6種類で性能と価格を比較
エクセルに並べました。いきなり勝負あったようです。
DELLが最安、やはりBTOパソコンは安い。では無くどう見ても東芝の独り勝ち。
以上、ノートパソコンの価格比較でし(マテ
CPUはCore i3、チップセットはどうでも良いですがモバイル用のH55、解像度はWXGA、バッテリーはこの大きさならではの意味無し短時間で重量2~3kgは当然の据え置き前提の小型一体型パソコン。比較に影響の少ない行の文字を薄くしております。
まず先に富士通と東芝の性能差から見て東芝の圧勝。どうしても富士通が良かったりSG50Wのデザインが好きなどで無ければ、ブルーレイとオフィスという付加価値で2千円差は有り得ません。
DELLはWindows7が64bitのみとなっており、需要を無視しているのか。今回のユーザも32bitを希望されており入れるのはどうかと思いましたが、このブログ用に比較として追加したのみです。
なぜ東芝が安くBTOパソコンが高くなったのか?
東芝のみでは無く富士通も大差有りません。
他のBTOメーカーと比較し約千円程度高額なだけでHDDは500GB、メモリも4GBな為、BTOメーカーより安いと言えましょう。マウスコンピュータが4GBになっているのはキャンペーン中で通常は2GBでパソコン工房と全くと言って良いほど同じです。
これはBTOパソコンが高いのでは無く、富士通を含み何故ダイナブックとFMVが安いのかと言えます。それぞれの最安では無い価格を取って来て一般価格としました。
富士通は直販Webサイトより。東芝は価格コムの最高値。
発売当初はもっと高かったのだろうと予想しますが、それぞれ17万円程度と考えるなら、ビックカメラやヤマダ電機などで現金での値引が3万円でポイントが10倍だったとしても支払額は126千円。
これらは春モデルと有った為、今年の1月~2月頃に発売されたと考えるなら4ヶ月程度で4割引から半額くらいまで値下がりしている事になります。
BTOメーカーは常に価格が変動しており、数週間から1ヶ月単位で市場価格に合わせる必要が有りそれは通販の特徴。BTOメーカーが高いわけでは無く、東芝や富士通が値下がりし過ぎているのです。
決算や在庫処分の時期になると「今が買い時かも知れない」という記事を書きますが正にこれがそれで、時計の針で言う上下左右の月、12月3月6月9月が処分セール多し。現在6月の為、春モデルが処分されておりダイナブックに限らず有名メーカーのノートが買い時です。
夏モデルを出す前に売っておけなければ、新製品が売れない為です。例として、夏モデルの新製品が17万で売れず春モデルの処分が1ヶ月延びると、それだけ他社のノートが安くなっており夏モデルを売らずに値下げする事に。店側もメーカーも美味くありません。
一覧を見せダイナブックに決めたそうですが、なぜCore i3にこだわるのか聞いた所『俺がi5を買おうと思っているからそれ以上は生意気だ』という。予算が余ったので親父はデスクトップのi7を買うそうな。
ノートこそ延長保障が重要と思うため、最安に惑わされず出来る事なら長期保証が付くショップでと伝え、ノートの価格比較を一旦終わります。忘れた頃にまたやります。
ありがとうございます、めちゃめちゃ参考になりました。
ネットブックが死に体になり、わざわざ外付け光学ドライブを買うのも癪なので2010冬モデルの東芝を購入し昨日届きましたが、ナニコレ、なんでデスクトップにこんなにいろいろアルの?状態です。初めての日本のメーカーのPCですが、これだけで次は無いなと思いました。ほとんどなにも入っていない状態で必要なモノをインストールしていくというのが今までの使い方だったので、ごちゃごちゃしてて気持ち悪く最初の作業はいらないもののアンインストールからです。2時間ほどの作業でようやくインストールに入れましたが、もういいです。一応どんなものか最初は確認してましたが、アザラシのようなものがデスクトップを飛び回ったところで切れて、見覚えのないものは全て無条件で消しました。普通の方法ではアンインストールできないガジェットとかもうなんだかわかりません。これがなければ2kぐらいは安くなるんじゃないかと思いますがどうなんでしょう。こんな私は神経質なのかと考えてしまいました。
プリインストールのソフトの広告費で費用圧縮してるとかしてないとか