Windows 10の大型更新が襲来開始。
開始とは今すぐアップデートするか今夜するかでは無く、最大数ヶ月遅れで更新が流し込まれて来る仕組なためで、仕事中に突然1時間程度のWindowsアップデートが来る可能性があるのでご注意。
またもや要らない機能が満載されております。
Fall Creators Updateで不要な機能を追加
元ネタはこちら。細かく詳しいサイトは3番。
- Fall Creators UpdateでPCはこう変わる (1/4) - ITmedia
- Fall Creators Updateで生まれ変わるWindows 10 - AV Watch
- Fall Creators Updateの新機能を徹底解説(前編) | できるネット
大きめな機能追加や変更点の目次。
- 「フォト」機能の検索強化や動画編集が追加
- VRや3D映像を楽しめる「Mixed Reality」の追加
- 「あなたのPeople」がタスクバーへ追加
- 動画再生がHDR(High Dynamic Range)に対応
- EdgeブラウザがiPhoneやAndroidとの連携強化
- OneDriveに「ファイルのオンデマンド」が追加
- 新フォント「UDデジタル教科書体」が追加
気になる項目だけでもどうぞ。ちなみに私は全部気にならない。
1.「フォト」機能の検索強化や動画編集が追加
私の仮想環境の10は既にFall~適用済なので付いております。
ビデオやアルバムを作成して楽しむ人には良いのだろうけれども、私のように昔から有料のACDSeeという画像ビューワを使っている人には不要な更新。要するに「フォト」そのものが要らないわけで。
なぜ金を出してまでACDSeeを使っているかはWindows標準の画像ビューワがクソ過ぎて役に立たず使いにくかったからであり、今更余計な機能の付いたビューワへ移行する気は起きない。
ちなみにACDSeeはIrfanViewとかVixに似ているけれど処理速度や機能性が高い。6千円出して買うほどの物でもない。
2.VRや3D映像を楽しめる「Mixed Reality」の追加
本格的な余計な機能が追加されております。
スタート(左)メニュー内のマインクラフトの下2つ。
なぜ勝手に侵入したのか謎。マインクラフト入れた覚えも買った覚えも無いのになぜここにあるのかも謎。右も勝手に枠を広げてゲームへのお誘いが鬱陶しいですな。
ITmediaによるとナメた性能では動かないらしく、私の環境も割とクソ性能。
2GHzへアンダークロックしたXeon、メモリの割当は2GB。
しかし動いた。
但し数秒で固まった。
ポインタは動くけれど操作不能になり、右上の閉じるアイコンを押しても終了できず、仕方なくタスクマネージャーを起動して強制終了。
これ、仕事中に知らず間違えて起動してしまった場合、タスクマネージャーからの操作知らないなら詰むと思うのだけれども、なぜストアでやらないのか謎過ぎる。
もちろん使わないので要らない機能。
3.「あなたのPeople」がタスクバーへ追加
以前からあった気がするけれど気のせいか。
できるネットより。
この機能を利用すると、家族や友人、取引先、同僚など、よく連絡する人とのコミュニケーションをタスクバーから簡単に操作できます。タスクバーのアイコンをクリックするだけで、Skypeでチャットしたり、メールを出したり
実際に使ってはいないので分からないけれど、別にメールやSkypeをここにまとめてくれなくとも結構。ちなみに私は全部使わないのでやはり要らない。
もしかしてメールが来たりメッセが飛んで来たなら毎回通知しまくってくれるのだろうか。もしそうなら、モバイル端末とパソコンの用途を履き違えている。
4.動画再生がHDR(High Dynamic Range)に対応
モニタが対応しているならキレイなのでしょう。
よくわかる、HDR徹底解説! HDRとは | EIZO株式会社
http://www.eizo.co.jp/eizolibrary/color_management/hdr/index.html
マイモニタは3台ともHDRには対応しておりません。
5.EdgeブラウザがiPhoneやAndroidとの連携強化
これまたシームレスを勘違いしたマイクロソフトらしい無駄機能。
AppleやGoogleの考えているシームレス(境界を感じさせない)はデータをクラウドへ置く事で端末を問わずアクセス出来る事。
マイクロソフトはハードウェア同士をつなげようとしているので見当違いな方向へ行ってしまっており、私のWindowsスマホには最初からExcelとかWordが入っていたけれど起動する気さえ起きない。スマホでExcelファイルは見ない、普通。
余談。もしこの機能を使おうと思っているなら注意点を1つ。
私はMSアカウントをもちろん作っており、仮想環境のWindows 10のログインに利用。Windowsスマホでログインしろしろうるさいので同じアカウントでログインしたところ、MSアカウントページへログインすると居場所がもろバレ。
要するにアカウントをハッキングされると地図が出て「ここで最後に確認されました」とか現在地が表示され、プライバシーもクソも無い状態になってしまう、いつの間にか要らない事をしてくれるサービス。
もしログインIDとパスワードをPCモニタへ付箋とかで貼っているなら、同僚などに見られてリアルタイムに現在地バレバレ。
Windowsスマホでは無くともGPSがオンなら同じ事が起こるやも知れず。もし浮気とかしているなら家族共用のアカウントはやめておきましょう。
そして今気付いた。電話アイコンをクリックして詳細を見ると電話番号が表示。私はこの新しいフリーテルのSIMの番号を登録した覚えは無いので、勝手に電話番号の情報を抜かれアカウントのページへ表示されているのだと思う。
Google以上に気持ち悪い。
6.OneDriveに「ファイルのオンデマンド」が追加
ファイルの保存方法を指定可能。Windows 8では出来た方法が10でも出来るようになったらしい。
- ローカルのみ
- ローカル+OneDrive
- OneDriveのみ+ファイル使用時は一時的にローカルへ<これが追加
唯一、これだけは改良だと思った。OneDrive使っている人には。そう、私は利用していないのでどうでもOK。
7.新フォント「UDデジタル教科書体」が追加
XPのサポートが終了し、ようやくメイリオを普段使い出来るようになりまだ3年半。Fall~が適用された最新版のWindows 10でしか表示出来ないようなフォントは基本使わない。
終わらないジャイアン・リサイタル感
いつからこのような身勝手なOSになってしまったのか、思い起こせば8からですな。ストアによる金策とサブスクリプション(月額、年額)を押し付けたいがためでしょう。
なぜ方向性を変えたのか推測すると、2013年にAppleがOS X 10.9 Mavericksから突然無償化した事が原因と思われ、2015年にWindows 10を出した際に1年間無償とした件がOSビジネスで有料は今後通じないと思ったのだろうと憶測。
Appleはハードウェアで利益を出せる、マイクロソフトもそれにならいSurfaceで本気出す。あきれたサードパーティは事業縮小や撤退という、マイクロソフトの強引なApple目指し感。
AppleもGoogleもスマホ&タブレット+アプリで成功。ならばとWindowsストアとかスマホもやってみたけれど失敗。何も良い方向へは向いていない印象。
もはやWindows 10はOS(オペレーティングシステム)では無くSOS、サービス・押し付け・システムになっておりましょう。
お前のPCは俺のもの、俺のOSも俺のもの。
source:ジャイアンが5年ぶりの新曲「ありがとう、オーレ!」 | NewsWalker
のび太くんが読んでいたマンガを取り上げるかのごとく、「Windowsアップデートするからお前が今やっている作業は一時中断な」とか意味が解らない。
使い勝手を変更される点は、自宅のPS4用コントローラが帰宅すると勝手にXbox用に変えられていた感じ。
Googlえもんは助けてくれないのだろうかと本気でお祈り申し上げるレベル。
私にはどれも必要ないですね
こういう需要の少ない機能でも用意するのは素晴らしいと思います
ただし押し付けない限りは
ストアに追加するくらいでいいものをわざわざ押し付けるのはやめてほしい
せめてアップデート時に入れるか入れないかくらいの選択肢を用意すべきでは
>要らない機能
私も強制的ではなく任意でいいと思います。
>1.「フォト」機能の検索強化や動画編集が追加
以前はWindowsムービーメーカーで動画を編集出来たそうですが2017年1月10日にサポート終了しました。現在はダウンロード出来ません。
動画編集のかわりのソフトになるので動画編集をする人にとっては良い機能だと思います。
私は動画編集は詳しくないので分かりません。
>2.VRや3D映像を楽しめる「Mixed Reality」の追加
>3.「あなたのPeople」がタスクバーへ追加
>5.EdgeブラウザがiPhoneやAndroidとの連携強化
多分使いません。
>AppleがOS X 10.9 Mavericks
Macのバージョンは10.9や10.12、10.13のような表示になっておりEl CapitanやSierraのように名前をつけています。
WindowsもFall Creators Updateのような難しい名前ではなく簡単な名前をつけて欲しいと思っています。
>「フォト」機能
Windows標準のビューアは、XP時代から使っていませんね。ペイントならスクリーンショット保存用に使っていましたが、OneDriveなりDropboxなりへ自動保存できるようになってからは、ペイントも立ち上げる機会が激減。
機能を求めるなら自分で探しますから、MS謹製はシンプルかつ高速で動作するソフトを用意して欲しい限り。
>画像ビューワ
仕事用だとACDSeeを使うことが多いですけれど、私用では「Vieas」を使っています。かなりお勧め。
Vieas Web - Vieas
http://www.vieas.com/software/vieas.html
特徴は「超高速で起動」「ウインドウ枠が細い」「明暗域やガンマ補正、ノイズ除去やアンシャープマスクなど大抵の編集が可能」「jpegロスレス変換が可能」「デフォルトでBMP、JPEG、PNG、GIF、TIFFの表示が可能」など。Windows10でも動作可で、私の環境だと不具合なし。画像ビューアとしてはかなり優秀なため、興味がある方はお試しあれ。
>Mixed Reality
私のやや時代遅れなCPU「Core i3-2100T(2コア4スレッドの2.50GHz)」では快適に動きましたから、GPU性能に依るのでは。私はGeForce GTX 750Tiを搭載。特にヒツジ先輩はVMware上で動かしているのですから、不具合が起こるのは当たり前。メインメモリ2GBとかナメた割り当て、かつCPU内蔵の貧弱なGPU環境で、3D関係のソフトを動かすのは無茶だと思われます。
ちなみに使用しているPCがMixed Realityとやら、つまりMRヘッドセットに対応しているかどうかは、MS謹製の性能チェックアプリ「Windows Mixed Reality PC Check」で調べられるそうですよ。私の環境だとグラボとBluetoothが要チェック。
Axfc UpLoader - MRready.jpg
https://www.axfc.net/u/3854837.jpg
ギズモード・ジャパン - 意外と普通のスペックでOK? あなたのPCがMR対応かチェックできるアプリ
https://www.gizmodo.jp/2017/09/windows-mixed-reality-pc-check.html
>HDR
カメラだとHDRはよく聞きますが、映像でHDRって情報量が恐ろしく多くなりそうです。ちなみにカメラでHDRですと「1枚の写真を撮るとき、明るい部分は明るすぎないように、暗い部分は暗すぎないように撮影するため、露出(明るさ)を変えて同時に何枚も撮影し、それらを合成してキレイな1枚を保存する」機能を指します。
>UDデジタル教科書体
ユニバーサルデザイン、つまり字体を工夫して誤読を防ぐデザインを施したフォントですから、有用性のあるフォントだとは思います。ただフォントは表示するもの読むものですから、一部のユーザへだけ配布すると、ユニバーサルデザインの意味がありません。
いよいよ10月17日「Windows 10」秋の大型アップデートで何が変わる? - 週刊アスキー
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/405/405830/
アスキーでも取り上げていましたw
どれもいらないw
その他MS関連のニュースw
「さよなら」Windows Phone、それとも「またね」? - 阿久津良和のWindows Weekly Report | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/articles/2017/10/16/windows10report/
本当に再開するのかな?w
iPhone/Andorid対応でEdgeブラウザは復活できるのか - ITmedia PC USER
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1710/15/news011.html
わざわざEdgeを使う理由が見当たらないしw
【朗報】Microsoft IntelliMouse Explorer 復活 : PCパーツまとめ
http://blog.livedoor.jp/bluejay01-review/archives/52276483.html
これはどうでしょうか?w