日本HPが変なページを作成。
どう変かは後でやるとして、ノートPCを色分けして販売するという、国内BTOメーカーではあまり見ない見せ方となっており、DELLと並ぶ外資系の良さになっている気がしないでもないので勝手に宣伝。
HPがバカやっているのは久々に見た。
日本HPのカラフル戦隊 エラブンジャー
こちら。リンク切れる可能性高いので張らない。
カラフル戦隊 エラブンジャー!(2017.9) | 日本HP
http://jp.ext.hp.com/campaign/personal/notebooks/2017colorful_hero/

メルマガのリンクをクリックして開いたので何か間違えたのかと思った。
日本HPがこのようなキャンペーンをやるとは珍しい方で、昔の話ならばメイドイン東京とか言ってメイド服のアイドルグループでキャンペーンしていた事を思い出す程度。※日本HPが東京工場で生産開始した際のダジャレ
画像、左4つは良いとしても右端のシャドウブラックは無理があるのでは。一部しか赤ではないよね?と思いつつ下まで見て意味が判った。
一見すると色で選べと提案しているように見える、実際にそうしているのだけれども、スペックが左から右に向かって高くなっており、価格も高くなって行くという刻み方をされております。
白はAMDを採用した低価格ノート(約3.3万円)

CPU部分はAMD E2-9000e APUとなっており、あえてインテルを外して低価格化したところが上手い。インテルでノート本体3.3万円クラスになるとCeleronのしょぼい方になってしまうはず。
そして低価格な割に解像度がフルHDのモニタサイズが15型なので、半固定設置としたコンパクトPCと思えばコスパ良好。
青はCore i5標準な15型フルHD(約7万円)

ダイヤモンドカットが必殺技は無理があると思う普通のノート。
モニタは3.3万円ノートと同じサイズと解像度だけれども、CPUが一気にCore i5標準まで上がり価格も跳ね上がった。ストレージはHDDで1TB、メモリ4GBなので、価格の高さは主にCPU性能とその価格の高さが反映されていると思えばよろしそう。
バッテリ駆動8時間、日本HPはベンチマークソフトで実測しているのでガチなのだと思う。しかし重量2kgで15型は持ち運ぶ用では無いと思われ、普段使っている場所から一時的にバッテリ駆動しコタツで使うとかでしょうな。
金はCore i3標準の13型モバイル(約11万円)

108,800円はCore i5搭載、i3なら88,800円。
CPU性能が1つ前の約7万円より下な割にこちらの方が高い原因は、ストレージが256GBのSSDしかもNVMeなやつなので高額かつ爆速。それくらい。モバイルサイズだけはありバッテリ駆動時間は14時間、重量は1.24kgなのでギリで許せる重さだと思った。
見た目が高級風なので意識高い系にもウケそう。
黒はGTX 1050搭載で4K解像度(約12万円)

必殺技Gフォースのそのまんま感。
それは大丈夫なのか?と心配になる15インチで4K解像度は無茶すぎないだろうか。7.5インチフルHDを4枚くっつけた感じと言えばマジキチさが分かり易い。映像関係の職人ならアリなのだろうか。
必殺技名の通りGeForce、GTX 1050搭載。メモリ8GBは良いとしても、HDD 1TBで価格を抑えたのか。しかし下手に低用量SSDを載せると映像とか設計職人用としては少なすぎるのでしょう。
もう一つの黒はGTX 1060搭載ゲーミングノート(17万円)

ネタ切れ感ただようリフレッシュレートそのまんま。
リフレッシュレートは簡単に言えば映像を描画するコマ数で、120Hzならば1秒間に120回描画(リフレッシュ)可能を意味しており、通常のモニタならば60Hzなので2倍。ノートで高リフレッシュレートは珍しい。
ゲーマーの中でもFPS(3D銃撃戦)やる人向け。
ふざけていようとHP製品ならモノは良いはず
刻み方は性能と価格以外に用途もハッキリ分かれているので、HP製ノートが良いという人ならばどれかに当てはまるはず。
- 白:3.3万円・・・ブラウザくらいしか使わない
- 青:7万円・・・画像編集もする
- 金:11万円・・・モバイル用
- 黒1:12万円・・・動画編集
- 黒2:17万円・・・ゲーム用
私ならば普段使いは青、出張時は金のやつを持っていれば足りる。
HPのノートは過去に実機を借りてレビューした事が2回あり、いずれもベタ褒めに近いくらいになってしまったはず。性能のバランスが良い以外に珍しく私がデザインにも触れているくらいなので、角ばった感じが好きなら選択肢に入れるべきかと。
難点はカスタマイズ画面が分かり難い印象があり、リカバリディスクが別売りで有料とか、修理サポートが普通の人には何を言っているのか分からないかも知れない辺り。
複数色でノートPCを展開する難しさ
色で選べると言えばDELL。

source:価格.com - Dell Inspiron 14 7000 プラチナ
多い時は5色で出す事もあるけれど、他のメーカーでそのような色も選べるノートPCは滅多に見ないかと。昔はソニーがVAIOでやっていたくらいで、富士通やNECも時々。
理由は主に3種類だと思う。
1.国内BTOはほぼ自社製造ではない
NECや富士通などはガワ(ノートPCケース部分)から製造しているのかも知れないけれど、国内BTOメーカーの場合は台湾や中国などから半完成品のベアボーン状態を仕入れてパーツを組込み販売。
その際、設計や色を指定するのではなく、イメージとしてはカタログにある機種を指定するだけなのでどうしても黒や銀ばかりになってしまう。
2.不人気色の大量生産が難しい
もちろんケースの色程度なら指定は可能。
特に天板(液晶モニタ裏側)のみ色を変更するのは比較的簡単と予想でき、液晶パネルなどを組込む前に天板の色違いを量産すればOK。
しかしボトムケース(底面)や液晶のベゼル、トップケース(キーボードのガワ部分)、キーボードそのものまで色を変えてしまうと1色で大量生産可能な部分がどんどん減ってしまい、1色あたり数千や数万台クラスになってしまうので、仮に5色なら最低発注数(MOQ)が単純に5倍。
天板のみ量産とは話が違うわけで、量産すればするほど単価が安くなる逆をやってしまう事に。国内大手やDELL、HPが色分けできるのは1色あたりでも量産可能な規模なためと推測。
3.法人向けで白黒銀以外は難しい
法人向けにピンクとか需要が無いだろうし、やはり無難な黒、数歩譲って銀や灰色。汚れが目立つので白も求められていないと思う。
そうなると個人向けとして製造販売する事になるのだけれども、DELLなど外資系の日本国内の比率は法人8割、NECや富士通は6~7割なので市場規模としても個人向け色分けは相当な数を売る自信が無ければ難しい。
というわけで、パソコンが全盛期の6割前後まで出荷台数が落ちており、今後もこの調子が続くなら、色が選べるノートPCは以前より減ってしまうはず。
HPの上手いところは青のみとか金のみで1機種やるところ。逆に下手を打ちそうなところは、不人気色でやってしまったなら良い構成でもいつまでも在庫残ってしまわないかという諸刃の剣。
まあ、DELLとHPは世界各国で販売するので日本で売れなくとも関係無いのかも知れませんな。
>カラフル戦隊 エラブンジャー!
5色展開なところも凝っていますね。エラブンジャーの「ー」は緑色なくせに、カラーリングには緑が無い点をどう考えて居るのか、すこし気になるところですが。
>インテルでノート本体3.3万円クラス
E2-9000eくらいの性能だと、Celeron 3855Uくらいですかね。1.60Ghzの2コアで、価格は107ドル。
>黒はGTX 1050搭載で4K解像度(約12万円)
よくよく説明を読むと「HDMI出力なら4K」であって、ほとんどフルHD仕様ですね。画像に価格の書いてある「121,800円」のモデルは4Kでは無し。BTOで4Kに上げることも不可。4Kモデルの価格は「140,800円」から。
>私ならば普段使いは青、出張時は金のやつを持っていれば足りる
私は普段使いも出張時も白でOKです。2.5kgのノートを持ち運ぶことに慣れた身にとって、2.1kgは軽い方。
>不人気色
今回の5色だと金色が不人気そう。黒>赤黒>白>青>金の順ですかね。
>HP
hpのロゴを逆さにするとdyと読めます。
>設計や色を指定するのではなく
国内BTOのメーカーのロゴは専用のシールを作ってそれを手作業で貼っているんですかね。
>難点はカスタマイズ画面が分かり難い
入荷待ち(在庫切れ)が分かり難いので注意しましょう。
価格コムのレビューでは1週間で届いた人もいますし1ヶ月ほど待ったと言う人もいました。
価格.com - 日本hpのオンラインストア「hp directplus」 ショップ評価・評判
http://kakaku.com/shopreview/3904/?pdid=K0000993615
>リカバリディスクが別売りで有料とか
自分で作成できるので気にしませんが一度しか作成できないので、作成して紛失したや作成しなかった人はショックですね。修理よりは安いと思いますが。