インテルとAMDが本当に提携。
昨年末頃から噂話として国内外で報じられた際はそんな馬鹿なレベルではあったものの、今年春頃になると噂では無いとされる情報が名の知れた複数の人から出ていたと思えば現実に。
興味無いけれどビッグウェーブには乗る。
インテルとAMD提携でカスタムGPU仕様へ
難しい話は他のPC変態サイトへお任せするとして、インテルのCPUとAMDのGPU(グラフィック機能)を統合するとこうなるらしい。右。

source:インテルがAMD製GPUを統合したノート用CPU - Engadget
画像は右が縮小されているのでは無く、左の基盤の面積が右のサイズまでパッケージが小さくなる事を表しており、インテルのCPUパッケージを拡大して単体でAMDのGPUが統合されるというもの。
右の新構成のパーツが何かの画像も拝借。

インテルロゴのある四角がCPU。真ん中のやつがGPUなのでこれがAMDのRadeon GPU、までは分かるがHBMという初眼な物の解説がこちら。
HBM2は現在一般的なGDDR5メモリと比較して、データ転送速度では同等か上回り、さらに面積を大幅に縮小できます。
まずVRAMが新たな技術による新型で高速なやつへ。
更にインテルの新技術が炸裂し実装面積が小さく。
CPUとGPU間の接続に、インテルの新技術「Embedded Multi-Die Interconnect Bridge」(EMIB)を採用(中略)、比較的小さな面積で超高速データ転送を実現できるというメリットを持ちます。
CPU-EMIB-GPU-HBM2な感じなのでしょう。
どうしてこうなったのか?
10年以上前のCPUとGPUのメーカー。
- CPU・・・インテル vs AMD
- GPU・・・NVIDIA vs ATI(Radeon)
その後、AMDがATIを買収したので上下いずれもAMDが開発できるようにはなったものの、CPUではインテルに及ばず、しかしAMD(Radeon)はNVIDIAを延々と蹴散らして来たという歴史がございます。
NVIDIA対AMD大戦の詳しくはこちらのゲフォ戦記(1~5)どうぞ。かなりマニアックな内容、色々な意味で難度高め。
PC関連ゲスト寄稿 | BTOパソコン.jp
https://bto-pc.jp/guest/
簡単にいうとGeForceの600番台でNVIDIAが復活し、それから現在の1000番台に至るまでAMDはグラフィック性能で勝てていない。
インテルとNVIDIAは過去に何度か噂レベルかも知れないけれど、インテルがNVIDIAに買収を持ちかけ華麗にスルーされたという話がございます。
その後だったと記憶している、グラフィック機能(ノースブリッジ)がマザーボードから消えてCPUに内蔵された時期が第1世代Core iシリーズから。
その後もインテルは必死にCPU内蔵GPUの性能を上げようとするもNVIDIAのPCI-Express接続とは比較にならないレベルで現在に至る。
進化し成長しまくるNVIDIA
NVIDIAといえばGeForceという感覚は私ら自作やBTOパソコンユーザの感覚で、スマホやタブレットが出たならARMプロセッサでNVIDAのTegraが採用されたり、今年はトヨタと提携し自動車へ組み込む自動運転用のAIを開発していたり。
トヨタがNVIDIAのAI技術を採用、Intelに焦りか (1/3) - EE Times
http://eetimes.jp/ee/articles/1705/18/news045.html

PC市場が縮小しているというより、それ以上にモバイル端末やIoT機器、人工知能(AI)とか深層学習(ディープラーニング)の市場が拡大。
これらによりNVIDIAがあらゆる市場を席巻するかも?と、インテル焦ってるわけですな。知らないけれど。
話を戻すと、インテル&AMDコラボによるCore Hシリーズは2018年第1四半期(1~3月)リリース予定。
用途はノートやVR用の小型機器向け性能?
インテルの動画は英語なので何となくしか分からず。いつも通りでGIGAZINEが良い仕事、翻訳をされております。
動画の内容は他のテキストな記事と大差無く、インテルCPUのパッケージを拡大してAMDのGPUを統合し、その接続にEMIB、ビデオメモリはHBM2なのでGDDR5並かそれ以上の性能、かつ小型というもの。
ノートPCは薄型な割に分厚いごついゲーミングノート並のグラフィック性能を持てるようになり、小さいのでVRでも有効活用可能。
正直に言いましょう。だからどうしたとしか思えない。
デスクトップPCユーザとしてはピンと来ない
確かにインテルとAMDの提携はYahooと楽天が提携するような驚きはあるものの、理由を聞いたり勘ぐったりすれば納得できる流れでありむしろ自然。
ゲームやクリエイター用として?
- 5~10万円のノート
- 10万円以上のノート <おそらくここか
- 20万円以上のノート <この辺りまで来るのだと思う
しかしいくら20万円以上のゲーミング向けノートPCが薄くなったとしても、そういう物を求める人が多いと思えない。クリエイター用としてはアリかも知れないものの、それはモバイルするCAD職人とかQuadro使うような一部に限られるはず。
では20万円以上のノートがデスクトップPCならば性能的にどのくらいになるかは、NVIDIAもアホでは無いので今よりもっと低価格で高性能なGPUを出し続けるだろうから、ゲームするならデスクトップの方がコスパ良く高性能は変わらない。
海外ではLANパーティという、パソコンを友人宅へ持ち込み同じ部屋でオンラインゲームする遊びが普及しているらしいけれど、日本でそういうのは聞いた事が無く、その海外ゲーマーも薄いとか小型なゲーミングノートを求めているのか疑問。
VR用として?
まずVRといえばある程度のGPU性能が必要。ノートPCでも予算を盛れば出来るけれど、今後はPCとHMDが無線接続されて行くだろうから処理する機械の大きさ関係無くなる。※HMD=ヘッドマウントディスプレイ、3D用ゴーグル
ゴーグルの中に組み込めるようになり単体で動くなら凄い。しかしそれもどこに需要があるのか、無線ではダメなのかの理由が思い当たらない。
あるとするなら医療とか建築など両手がふさがっている場所でのAR(現実と仮想の合成)が考えられるものの、個人一般向けでは無いので私らには関係無い。
成功はありえるのか?
仮にGTX 1070搭載の14万円のデスクトップPCより安く同等以上の性能になればゲーマーがコタツトップしたいがためにノートPCへ流れる、だろうか。
私は15型程度の画面でゲームしたくないし、ストロークのクソ浅いキーボードでFPSも無理。結局、外部ディスプレイと外付キーボード、ゲームパッド接続するならメンテが容易なデスクトップで良いのでは?と思ってしまう。
しかしまだ始まってもいない2017年第4四半期。来年の春にはどこかのメーカーからCore H搭載ノートが出るだろうから期待しつつニヤニヤして待ってみましょうか。
筐体を薄く小さく出来るというのではなくて、空けられるスベースを利用してストレージ複数持ちであるとか、バッテリーを大容量にできるという視点であれば意味はあるでしょう
満充電で12時間使えるとか、SSDを4つ搭載してるノートとか、空きに何を入れるかの構成でベンダーも個性出しやすいでしょうから
現在でも内蔵グラCPU + モバイル用ビデオカードという構成は普通にあるので、ラデ製内蔵グラのIntel製CPUにGTXのMシリーズ搭載とかいう節操の無い構成を見れるかもしれないw
やはりゲストの方に私が書いた次世代(次々世代)×箱用途が・・・
こういうのはゲームエンジン向きではないんでしょうか?
初代はPⅢ+Nvだったですからね。
なにこれすごい。GTX 1050 Tiより上?だと?
“KabyLake-G”を搭載したマザーボードと「Core i7-8809G」の3DMarkスコアがリーク : PCパーツまとめ
http://blog.livedoor.jp/bluejay01-review/archives/52414086.html
モバイル用最上位の Radeon RX 580 が 初代 GTX Titan 超えてんだからむしろ妥当じゃね
RX 580
https://www.videocardbenchmark.net/gpu.php?gpu=Radeon+RX+580&id=3736
GTX Titan
https://www.videocardbenchmark.net/gpu.php?gpu=GeForce+GTX+Titan&id=2433
GTX 1050 Ti じゃ遠く及ばん
https://www.videocardbenchmark.net/gpu.php?gpu=GeForce+GTX+1050+Ti&id=3595
GPU性能の向上。価格が上昇しないなら歓迎。2コア4スレッド、3.50GHzで4万とか行ったらノーサンキュー。ただしGeForce GTX 1060くらいの性能があり、専用のVRAMを2~4GB搭載しているならOK。
>左の基盤の面積が右のサイズまでパッケージが小さくなる事
またまたご冗談を、と思いはしますが、基板面積の縮小が開発目的の主題なら確かなのやも。というかこの計画、CPU内蔵GPUの性能を引き上げるのではなく、サイズを縮小したインテルのCPUダイとAMDのGPUダイを1つの基盤に載せる、というモノなのですね。あくまでインテルはCPU、AMDはGPUに限った提携。
>Tegra
私そのTegraが搭載されたNexus7を使用していましたが、CPUだけのせいだとは言い切れないものの、動作が鈍すぎて非常に苛つきました。以来Tegra搭載機からは距離を置いていますが、最近は優秀になって来たようで感心。
個人的には陛下も乗っている、ホンダのインテグラを復活でもさせて「In Tegra」とか下らないジョークでもかましてくれると面白かった次第。
ハフィントン・ポスト・ジャパン - 天皇陛下が免許更新。愛車のホンダ・インテグラで高齢者講習
http://www.huffingtonpost.jp/2016/01/08/emperor-integra_n_8936944.html
>15型程度の画面でゲームしたくない
迫力が無いですし、個人的にはノートPCの貧弱なスピーカでゲームは損。安くてもサウンドカードかヘッドホンアンプを導入して、スピーカなら1~3万円、イヤホン&ヘッドホンなら0.5~2万円くらいのそれなりなサウンド環境を構築した方が、ゲームを楽しむ投資として有意義だと思われます。
AMD Radeon部門のトップがIntelに移籍 - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1090604.html
もしかしたら布石だったのか…w