Macと言えばApple、アップルと言えば普通はiPhoneかと思いますが、私にはMacintosh(マッキントッシュ)と、学生時代の物理の教師が頭に浮かびます。
<!-- 昔話ここから
今から遡る事20年余り、当時のパソコンと言えば各社独自の仕様、1台40万は当たり前。更に遡ればマッキントッシュは100万円を悠に超える代物だったとか。
教師の名前は忘れました。冗談でパソコンクラブなるものに入り、毎週1時間延々とアップル社の歴史について聞かされた挙げ句、パソコンに触れるのかと思いきや、ざら紙にキーボードを書かされてタイピングの練習をする、これ何ていう拷問ですか?グーでパンチして良い?という大変寒い体験をした覚えが有ります。
昔話ここまで -->
Macに興味は有りませんが、カスタマイズが有りました。
BTOですね。知りませんでした。
Apple Storeへようこそ - Apple Store (Japan)
http://store.apple.com/jp
マックは何がどうなのかを勝手に解説
詳しい人なら、どこがどう良いのか細かく説明してくれるかも知れませんが、紙のキーボードにしか触れた事の無い私には、どこが良いのか解りません。
古くからのマイクロソフト信者な私には、こう見える。
- プロテクトがハードウェアに仕掛けていた事が有る面倒な機種
- デザイナー専用、デザインが良い、デザインが沢山アレ
- Windowsと互換性が無い
- Windowsのエミュレータが有るらしい
- Windowsも最近は動くという噂を聞いた事がある
1番はドングルというもので、確か昔のフォトショップだったと記憶していますが、キーボードとパソコン本体の間にアプリケーションに付属した専用のハブを中継しなければ起動しないという違法コピー防止の目的。
コピーしたいわけでは有りませんが、そこまで金をかけソフトウェアの代金を上げまくるアップルPCの意味が解らず、そういうパソコンなのだという印象しか有りません。
イラストレータやフォトショップを使う人間はMac好きが多いですね。デジ物好きというか、カメラや時計などにも凝る印象が有りますと思えば、本当のようです。
米国の「Mac」所有世帯の85%は「Windows」ベースのPCも所有--NPD Group調査:マーケティング - CNET Japan
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20401142,00.htm
全体的に見ると、Mac所有者は非Mac所有者と比べて、より多くのコンピュータや電子機器を持っている傾向がある。Apple製マシンを所有する世帯の3分の2は、3台以上のコンピュータを持っている。Windowsのみを所有する世帯の場合、この割合は29%だ。
Macユーザも結局はWindowsを使っている!という内容になるかと思いましたが、パソコンを使い何かをするという目的より、ガジェットコレクションの一部として所有する。なるほど、勝手に納得しました。
アップル インコーポレイテッドの歴史
Wikipediaの説明より要点を書き出そうとしたものの、紙キーボードのトラウマにより3行で調査を中断。恐れ入りますが勝手に読んで下さい。
アップル インコーポレイテッド - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB_%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89
Appleは今でこそナウな若者の間でビッグウェーブの大トレンドですが、マッキントッシュまで遡ると、私らが今使っているWindowsパソコンは数年前までIBM/AT互換機、DOS/Vなどと呼ばれていました。
DOS/Vと言っていた頃には、NEC台頭の暗黒時代が有り、Windowsのお陰でハードウェア依存からマイクロソフト依存へと見事に次世代暗黒時代が始まったのです。 DOSメインだった私には、OSが固まるという現象が理解不能だったものです。
この頃確かアップルは買収されるとかされないなどの話が有り、Macで復活をしたのかと思いますが、詳しくはWikiでどうぞ。おそらくビルゲイツなども出て来ます。
MacはPCの中までデザインを追求する
何しろソースが無いもので私の記憶が頼りですが、以前NHKを見ていた時にアップルの技術者が出演しており、マックのデザインを語っていました。
その技術者の考えでは無く、アップルはこう有るべきという内容で回想だったかと思いますが、何とMacは中の基板のプリントや、部品を組み込む空間までも美しくなるよう作られているらしいです。意味が解りませんが、気持ちは解ります。
MacBook Air(マック ブック エア)のように見た目や薄さのみならず、内部の構造までデザインしているとは、私らBTOだの言っている中国部品の寄せ集めとはワケが違います。それだけ無駄に価格へ反映されているとも取れますが。
Appleが好きになれないというまとめ
前置きが長過ぎですが、要点はここです。
明らかに偏見だと自覚していますが、マック好きは変な奴が多い(失礼)
なぜAppleマンセーでWindowsPCは駄目なのか。そういう見方をしている時点で私には理解不能。Macはデザイン、Windowsは実用性。それで良く対抗している時点で何かの負い目を感じているのかとさえ妄想してしまう。
それがこのCM。Appleの公式なコマーシャル。
アップル、Windows 7の発売にあわせネガティブCMをオンエア : Appleウォッチ - Computerworld.jp
http://www.computerworld.jp/topics/apple/165869.html
コンピュータワールドより3編の紹介。
- 「Broken Promises(果たされない約束)」
- 「Teeter Tottering(揺れる心)」
- 「PC News(PCニュース)」
1では、以前のWindowsにあった不具合は無いから私を信じてくれ(Trust me)というPC(Windows)に対し、Macが「それ前にも聞いた」と返し、Meに遡り続け最終的に「私を信じてくれ」とPCが言って終わり。
2、XPユーザのお姉ちゃんが、データの引っ越し先をWindows7にするかMacにするか悩んでおり、Windowsが強引に引き寄せるものの、最終的には女性が「やっぱりMacはユーザの満足度が高く、乗り換えるならMac」と言い終了。
3、ニュースでWindowsが7の発売と思い説明しようとするものの、映っている人達はMacへ乗り換えると言っており混乱。CMに入れと言うと、Macが「これはCMだ」
海外ではこれが面白いのかも知れませんが、何か寂しい気分になりませんか。Windowsごときと張り合っている時点でレベルは大差無く、必死過ぎているのはMac(Apple)のようでなりません。
シェアで言えばWindows(マイクロソフト)の大きさは半端無いですが、ハードウェア込みのAppleが、たかがOS屋と対抗したり貶めるのはどうかと思うのです。
かつて似たようなCMを日本でやらかした企業が有りました。
セガールとアンソニーで有名になった、SEGAサターンvsソニー(初代プレステ)は、セガールという猿が必死にゲームをしているもののアンソニーはつまらなそうにしているという暗喩。SEGAは倒産し復活したものの、サターンは消滅しプレステは3になりBluRayまで搭載中。
海外では、ペプシがコカコーラのネガティブCMを打ち訴訟問題にまで発展しました。ペプシも有名ですが、日本ではコカコーラのシェアが広まっているように思えます。自販機や商品数も多いですね。
パソコンメーカーで言えば、GOOD BOX(VSPEC、ハーキュリーズ、Aチャージ)が該当。他社を悪く言わねばならぬ程度という事です。
Appleは、もっと堂々として欲しいと思うのは私だけでしょうか。
まとまらないため、顔を合わせれば喧嘩は避けられないらしい、海外でのコーラ事情。ペプシを飲み解雇されたコカコーラ社員の訴訟は5~6年前の事ですが、更に数十年前にもっと凄い事件が有りました。
コカコーラの幹部に付く秘書が、コカコーラそのものの原材料などの極秘情報を持ちペプシへ自分を売り込んだそうです。コーラの原材料は各社いずれも極秘中の極秘。コカコーラでは本社の幹部数名しか知らない程のレベルです。
もちろん、その秘書は訴えられたそうですが、訴えたのはコカコーラでは無くペプシ側。「そんなことをしてコカコーラに勝とうとは思ってはいない」と言ったそうです。
日本には武士道や義理人情という、良い習わしが有ります。
ビジネスでは競合であっても、ライバルを蹴落としてまで勝とうというのは、日本で物を売る企業としてどうなのか、考えた方がよろしいかと。Macのやり方が海外では通用しても、ペプシ同様に日本で伸びない理由の一つがこれかも知れません。
Apple - Get a Mac - Watch the TV Ads - Broken Promises
http://www.apple.com/getamac/ads/
AppleのパフオーマというPCから、PCの世界を知ることになりました。
しばらくは勇んで・喜んで使っておりましたが、会社環境がWinに統一になりましたので、Appleからは自然と離れました。
今はWinで十分であり、Appleに戻りたいとも思いません。同じぐらいの性能なら、圧倒的にWinの方が値段的にリーズナブルな物が多いと感じています。
機能的な造形美はあると思いますし、美しく感じることもありますが、それのみを強く追いもとめているわけではなく、サクサクと静かに気持ちよく仕事に使えるPCが好きです。
PCは使ってナンボと考えているからかもしれません。
BTOかナショナルブランドか、にも被ると感じます。なぜ高い金を出してVAIOやFMVを買うのかが、Macを選ぶという方向にも思えます。自作は最早趣味の領域、BTOで安く付けるというパフォーマンスより、デザインやブランドで即決する。
予算内で可能な限りの高性能がBTOでのカスタマイズなら、予算は後で「これが欲しい」から入る一つの「物」としての選び方が後者。やはりMacには選ばれ方が有り、実用性より欲しいから買うという価値観。となれば、やはりこのCMはおかしい。という考え方は私達が日本人だからかも知れません。
やや脱線したでしょうか。
はじめまして
ROMばかりでしたが、少しは参考になるかもと思ったので書き込みます。
グラフィック系のプロユースでマックが多い(多かった?)のはカラーマネージメントが良くできているからというのもあるようです。
マックの場合、製作元のディスプレイと印刷屋のディスプレイと印刷結果と色のズレがないような仕組みがあるのですが(ColorSyncといいます)、ウインドウズだと個別のハードウェア単位で見える色合いが違ったりするそうです。
これは私の知識じゃなくて受け売りなので、引用もとサイトを記載しておきますね。
ttp://miyahan.com/me/report/computer/070125_WUXGA_LCD/ColorManagement.html
ただこれはグラフィックユースの話で、初代iMac以降の多くのオーナーは格好で選んでいるのかと思いますが(私の偏見)
ちなみにどうでもいい話をすると、私の場合、なんとなくマックからこの世界に踏み込んで、仕事の都合でウインドウズを使っているうちに、キーボードでほとんど操作が出来る快適さになれてマックを離れてしまってます。
印刷と写真屋はマックが多いですね。
私は画像に疎いため、RGBとCMYKの違いを最近知った程度。
印刷屋が入稿にCMYKを求める理由が解ったような、知ったかぶりのような。
言われてみれば確かに、iMac辺りから中身より外側(ケース)のデザインやロゴに凝ってCMを流しているように見える。イメージとしてはマッキントッシュというより、iの付くガジェット屋のような。やはり無関係ですが、Macのマウスにクリックボタンが1つしか無い事に衝撃を受けました。人差し指と中指を縛られているような感覚。