私が初めて触れたHDDは、外付40MBで2~3万円。
40ギガバイトでは無く40メガバイトです。それを考えるとタイムマシンで当時の私へ持っていってやりたいものですが、認識するわけがありません。妄想はさておき。
私が3年前に購入したHDDは120GBで1万円前後が相場でしたが、2年前は250GBが1万円程度、昨年は500GBが同様にて、今年は1TBが1万円前後かと言えば、既に1.5TBが最安1万円を切り、そして2TBの出番が間近です。
2TBのHDDの販売価格がさらに続落、より普及価格帯に近づく - GIGAZINE
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20091010_2tb_hdd/
大手価格比較サイト「価格.com」によると、10月10日14:30現在、日立製の2TBモデルHDD「HDS722020ALA330」が1万6980円で販売されています。
個人的には 何だウェデジかよ、と言いたい所ですが、SAMSUNGやSeagateなどもそう変わらない価格に近付いて来るでしょう。
失敗覚悟で価格コムのグラフをホットリンクします。下の画像が表示されていれば、リアルタイムで今の価格グラフということです。
今年の初めに私は『年末頃には半数程度のメーカーでSSDが標準になっているでしょう』などと適当な予想をしましたが、未だにHDDが標準搭載。
SSDの製造メーカーは口先のみで動きが鈍い
呆れて過去のニュースはことごとくマークを消しましたが、1つ残っていました。
サンディスクの高速SSD、「PCメーカーと“標準搭載”の話をしている」 - ITmedia +D PC USER
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0909/15/news100.html
もう分かったから早く出せと。
9月15日から続報は有りませんが、1週間後に東芝がこう来ます。
約7分の1の大きさで消費電力は半分というPC用小型省電力SSDを東芝が製品化 - GIGAZINE
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090922_ssd_toshiba/
春には東芝が250GBのSSDを発表し発売しましたが、何を考えているのか40万円もするノートPCでした。誰が買うのかと。保証が切れてSSDの交換などなれば、とんでもない額を請求されそうです。
夏にはMLCを激安に製造できる技術を開発!というネタも有りましたが、今どうしているのかさっぱり分かりません。価格が大幅に下がったという話も無く。
とりあえず言っておけば他社を牽制できるのかと思われますが、牽制し合い過ぎて量産できず、言った程の価格へ下がるまでに他社が別の技術を開発したなどなればこのご時世。簡単に吹き飛ぶのかも知れません。
ハードディスクは大容量以外に道が無い
詳しい事情は知りませんが、SAMSUNGはハードディスク以外にメモリやテレビなどの家電を製造しているものの、WesternDigitalやSeagateはハードディスクがメインの事業。WesternDigitalは春にSSD事業へ参入すると報道されましたが、Seagateもその方向へ動くしか無いかと思われます。
ハードディスクは物理的に限界が有り、構造ではプラッタ(中の磁気ディスク)の枚数が10枚や20枚になるわけでも無く、回転数も限度が有ります。規格は3.5インチや2.5インチに決まっており、小さくなる方向へ向かっていますが、これらを合わせて考えると回転している以上は熱問題が中心になり、HDDという物の限界がまとまります。
容量が上がっている理由は、プラッタの記録密度が上がっているわけですが、私らは研究者では無いので、大容量になるなら好きにすれば良いでしょう。どこまで何に使うかという用途で考えると、地デジの録画やHD動画編集以外はこれ以上増えても使い道が無く意味が解りません。
BTO、カスタマイズで注意すること
冒頭にあった通り2TBが激落しているため、今目的無く2TBを購入してはいけません。標準2TBならばドスパラ辺りが処分しそうですが、カスタマイズで2TBへ上げる行為は勿体ない。例えばこれ。
例:10万円のBTOパソコン、HDDは標準500GB
- HDDを2TBへカスタマイズするとプラス1万5千円
- HDDを無しにすると、マイナス3千円
良く有りそうなパターンですが、少し考えましょう。
500GBのHDDは、現在の価格コム最安では5千円程度です。メーカーのバルク(付属品無しで安く大量に買う)と同レベルかと思いますが、HDD無しにすると2千円損をします。
2TBが1万7千円でこれもバルクと同価格とすれば2万円で2TBを購入する事になります。内蔵の取付が出来ない人や、保証が製品として長期になるならば有りですが、ケースを開けてヒョイと積んでしまう人にはHDDのカスタマイズは損をします。
製品の標準構成が全体の価格として安くなっているため、単体で自作すると高く付くかと思いますが、カスタマイズのHDDは注意が必要です。
HDDが手元にゴロゴロしていれば少しでも安くするため無しで良いですが、上げ下げはメーカーの在庫価格が反映されるため、メーカーも利益は薄いものの、購入する側の損がでかい事が多々あります。
既に10月なので、私は今ごろHDDの中身をSSDへデュプリケートして快適にこれを書いているはずでしたが、本当にやる気が有るのかと思えるリリースの遅さ。
中途半端に64GBや1万円前後の物でも良いのですが、現状のMLCを私は信用していません。そう考えるとバックアップ用の同容量も欲しくなり、価格は2倍。
120GBや250GB程度のHDDでも困ってはおらず、自作変態の皆さんのように飛び付いてベンチマークでハァハァする趣味も無いため待っています。
SUNでも東芝でも何でも良いので、とっとと出して欲しいものです。
但しWesternDigitalは要らない。
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SSDとHDDの置換はなかなか進まないですね。HDDの大容量化のメリットは、おそらく将来的には動画の事前ダウンロードに向かっていくのではないかと。
で、SSDがOS部分・ソフトウェア部分などに割り当てられる、ハイブリッドな使い方が今後進むと見ています。
SSDは中途半端なんだよね。大きさといい、なんといい。
個人的には2TBのSDXCの方が興味深いです。HDな動画を簡単に手渡しできるようになるのは恐ろしい。バックアップメディアとしても優れているし。果たして、いくらで普及価格帯か、という感じ。
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Windows7PCの買い増しなら起動ドライブは初めからSSDにしたいとも考えますが、進捗がぬるいですね。もっと大容量に出来そう+チップも新方式が出来そう=遅れるし出せない、という図式なのでは無いかと。
SSDがHDD容量の進化より遙かに早い事も買い控えの理由でしょう。いつまで待てば良いのかは、自分が本当に欲しくなった時、といういつも通りの結論です。64GBで1万円前後という価格帯が気に入らない。いや、容量か。中途半端です。