メモリ系とはRAMとSSDを指しております。
昨年夏頃からメモリ系値上がりするする詐欺のごとく実際は価格が停滞していたものの、先月の中旬頃からマジで値上がりして来ており、ここまでの右肩上がりは久々に見て驚いた。
1月中旬現在の価格を見て参りましょう。
PCもメモリ系の価格が本格的に値上がり中
その前に余談、タイトルの「PCも」とは、スマホやタブレットなどのフラッシュメモリは値上がりすると予想されていたけれど、パソコン用まで影響するとは思わなかったという意味にて。
リンク沢山張りたくないのでまとめて。
価格.com - パソコン
http://kakaku.com/pc/
いつも通り、価格コムのランキングや価格推移グラフを参考に。
RAMは徐々に上昇中
1位のコルセアメモリを見て「高っ!」と言える人は多くは無いと思う為、価格推移のグラフを画像にて拝借。
12月上旬まで8GBx2枚の平常運転的な価格であった8千円台が1ヶ月少々で1.3万円目前まで値上がりしており、その差5千円。
で終わる様子は無く、1月18日深夜現在はPCワンズが上図の最安であり、在庫が切れ次に安いアクロスなど2店の約1.3万円も在庫切れた後は、Amazonなどの1.4万円近い相場へ移行しそう。
コルセア以外はまだ無事かといえばそうでもござらず、ランキングのパッと見で、まだ以前の相場風なクルーシャルの8GBx2も似た時期で上がり気味。
元から安い4GBx2も小刻みながらアップ中。
クルーシャルの8GBx2もコルセアメモリと同じく、最安から上位3店の在庫が無くなれば次は9千円台へと突入すると思われ、今が買い時盛り時と言えそう。
価格が安値で安定している時は、上位10店舗くらいが最安と大差無いくらいの価格設定になっており、現状の大きめな開きは仕入れのタイミングで差が出てしまっているのだろうと予想。
RAMのみならずNANDフラッシュメモリ、SSDも同様という話を次で。
SSDも数千円単位で値上がり
2位のクルーシャルは新製品が出たのかと勘違いするレベルの爆上がり。「MX300の500GB級は確か1.3万円を切っていたはず」という私の記憶は2ヶ月くらい前な件。
こちらは上位7店中3店が問い合わせになっているので在庫無いやも知れず、残り4店のソフマップやドスパラなどが在庫切らせたり価格を変更すれば1.7万円近くまで価格は上昇する予定となっております。
3位のハイニックス500GB級が安定して安い理由は、NTT-X Storeがなぜか独占で販売しており、他機種の空気を読み値上がりするやも知れず。
5位のCFD250GB級もまだ安いけれど、掲載ショップ8店中5店は問い合わせになっているので在庫無い可能性。
1位のサムスン250GB級はえらい事に。
最安上位2店が在庫を切らせたなら1万円の大台へ突入する可能性大という、発売当初より余裕の高額化。
必要ならばメモリとSSDは今が滑り込みセーフな買い時。必要無いなら必要な時に買いましょう。
ところでフラッシュメモリはモバイル用の供給が不足しているだけのはずが、なぜPC用パーツにまで影響しているのか。もしかしなくとも為替相場の影響なのか。
source:アメリカ ドル / 日本 円【USDJPY】:外国為替 - Yahoo!ファイナンス
ところが同じストレージでもHDDはそうでも無し。
HDDは影響無し
上位5件の値は、
- 上がり
- 下がり
- 維持
- 上がり
- 維持
1位のWDの3TBが数百円プラス以外は数十円なので誤差のようなもの。
SSDより在庫が多いのか、販売数に勢いが無いのか、まだ為替相場の影響を受けていないだけなのか。
しかし3000GBが8千円前後とか良い時代になりましたな。
BTO PCは型落ちSkylakeか最新Kaby Lakeか?
12月中旬よりメモリ系が値上がり始めたという事は、量産系BTOパソコンの価格への影響は2月頃から出ると思われ、春の新生活応援などのセールでは低価格化には期待出来ない。
第6,7世代Core iシリーズはいずれもメモリがDDR4、SSD搭載ならばパーツ価格上昇の影響は同じながら、今月出たばかりのKaby LakeはCPUが割高にてコスパに問題。
個人的には、マザーボードの拡張性とか意味を持たない完成品であるBTOならコスパ優先でSkylake、自作PCならばチップセットのインテル200シリーズは何かとお楽しめる、比較的省電力な為かオーバークロック遊びも伸びしろあるようなのでKaby Lakeだろうと考えております。
メモリの性能が上がりすぎ、SSDもSATA3レベルなら体感の差を感じるには難しく、CPU性能も5年くらい前から頭打ちと見ており、選び方や判断基準がパーツの性能では難しくなった、または見方により簡単になったとも思えるところ。
しかし、パソコンは3年以上は使える物と考えると、新品のPC本体価格が数千円とか1万円程度の差で旧型を選択する意味は無いとも考えられる。
Core i5か7シリーズ搭載ならばゲーム用だろうから、予算の限界までビデオカード性能を盛る、が正解でしょうな。
昨年10/20に12,704円で購入したこれ
http://kakaku.com/item/K0000855145/
も2,000円弱の値上がりですね。まだ組んでませんがw
>RAMは徐々に上昇中
上位に10,000円を超えるモデルが並ぶのは久々ですね。夏頃だとDDR3も4も、モデルによっては8GBの2枚組が7,000円を割っていたはず。
>1位のサムスン250GB級はえらい事に。
サムスン自体が副会長の在宅起訴やも、とやらで危なげなのに、価格も危ういとは脅威。
メモリやSSDなどPCパーツ以外だと、USBメモリの価格もやや上昇傾向がありますね。全体的に上がっている訳ではなく、容量が大きめで速度も速めなモデルが、値下がりした後に発売当時の価格へ戻りつつある程度ですけれど。
KabyはWindows10しかサポートしないとかいう話が…
まぁ10で良いなら選択肢には入りますが…