10無償アップ終了から4ヶ月経過。
4ヶ月も経てば安定してWindows 10のシェアが伸び始めるだろうと思いきや、まさかの再びな減少。当サイト以外の統計でも似たような推移となっており、こう着状態と言えそうな状況へ。
2016年11月、1ヶ月間の集計よりWindowsシェア。
アクセス総数をGoogle Analytics(以下、GA)より。
- 487,822・・・セッション
- 362,575・・・ユニーク
ここからのデータは当サイト(BTOパソコン.jp)のブログ部分、携帯電話(ガラケー)用ページを除くセッション数が基準。
なお、以前少し書いた通り、本年末でガラケー用のページの更新は停止する予定で考えております。日時は未定、正月休み中にやるつもりにて。
Windowsバージョン別の利用率
GAより、Windowsのバージョン別シェア。
先月のタイトルはこちら。
Windows利用率、遂に7シェア5割を切る(2016年10月)
なぜか今月は5割切らず浮上した7。
10は4割行きそうとも書いたものの再び減速しております。
XPとVistaはもう良いとして、7、8系、10、いずれも横ばいに近い。
無償アップグレードは終了、10にしたい人は期間中にやっているはず、なので停滞する流れは自然かも知れないものの、別の場所ではWindows 10以外のバージョン入りPCは10月で販売終了しており、買い替えるなら10しか無いはず。
MM総研が2016年上期のPC出荷シェアのコメントで書いていた、法人の7仕様PC最終需要が影響しているのだろうか。
当サイトのみでは無く、Stat Counterでも似た動き。
7と8.1は停滞または微増、10が失速しているという意味の解らなさ。11月のGAによるシェアを見た当初はブレかな?と思っていたけれどガチなようで。
ちなみに日本国内のみにならず折れ線で出ないので貼らないけれど、Net Market Shareでも似た推移となっており、いずれのバージョンもほぼ停滞。
前月差も9月分から変な形になっております。
10無償アップグレード後のダウングレード期間は過ぎているので10から旧バージョンへ戻したとは考えにくく、パソコン故障して買い替える人が激減したとも思えない。
よって、発売後の期間別対決は10危うし。
この状態が続くならば25ヶ月目、今から9ヶ月後には再び10の負けへ。
まさかそのような事は有り得ないと思うので、再び上昇する事を信じてみましょう。別に上がらなくとも良いのだけれども、あまりにも10が増えなければマイクロソフトがしびれを切らして第二次無償アプグレ大戦をやりかねない嫌な予感。
PCとモバイルを分けたブラウザ利用率
先に全体、ブラウザ別のシェア。
トップはChromeが42%くらいな理由はパソコン以外にAndroidやiOSでも使われている為でしょう。IEは主にWindows用、SafariはMacとiOS端末で利用されるブラウザなのでIEは割と健闘している方だと思った。
OS別にした場合。
やはりChromeがトップ、しかしWindowsのみならばIEもすぐ下に着いております。3番手はiOSでSafariと4番のAndroidでChromeなところはモバイル端末で当サイトを見ている人が以前より増えた印象。
少なすぎるブラウザはEdgeで、4%程度という事はWindows 10ユーザの10人中1人くらいしかEdgeを使っておらず、次のグラフを見るとやや驚けるかも知れない。
OSのバージョン別。整数がWindows、小数点付はモバイルで、10.x.xはiOS、6.x.xはAndroid。
7のみならChromeよりIEがわずかに上。そしてWindows 10のみ抽出。
- Chrome・・・11.45%
- IE・・・5.42%
- Edge・・・4.02%
- Firefox・・・3.58%
Chromeがトップは解るけれど次に多いブラウザは「隠し機能かよ」とツッコミを入れたくなるほどステルスしているIEがEdgeより上。
当サイト独特の傾向なのか、そこまでしてIE使いたい人が多いのか。とりあえずEdgeが嫌われている事は判った。
Windows 7サポート終了は2020年1月(予定)
正確には1月14日であり、私を例にすると遅くとも2019年末からの連休を利用して10へ移行しなければならず、しかし安全に行くならば日程を前倒しするべきでしょうな。
ところが良く見ると、Windows 8.1終了は2023年、は個人的に関係無いので良いとして、2020年1月から5年10ヶ月後の2025年でWindows 10も延長サポートが終了する予定に。
その後どうなるか、「Windowsは10で終わり」を取り消すなら11か。11は出ないとするならMac OSやChrome OSのような無料アップグレードになるのか。
マイクロソフトもまだ決めていない気がする、その理由は、無料化するならばサポート終了の期限は最初から無いだろうし、一応終了する予定という事は10は一旦終了。
考えられる新たな商売は2種類。
- Windows 10 365とか称しサブスクリプション(月/年額)になる
- Windowsでは無い上位互換のマイクロソフトOSを有料でリリース
2025年はまだ9年も先なのでどうなるか見当も付かないけれど、万一Chrome OSあたりがパソコンOSシェアでWindowsを抜くような事があるならば、10アップデート無料化は避けられないと思う。
Appleはもう駄目そうなのでGoogleに期待。
>当サイトのみでは無く、Stat Counterでも似た動き。
適当に見回ってみた結果。
Clicky:Windows (Global marketshare) |
https://clicky.com/marketshare/global/operating-systems/windows/
Windows 7……10月→11月で増減の傾向なし。12月に入って5%くらい増加
Windows10……10月→11月で0.5%くらい増加
W3Counter:Global Web Stats
https://www.w3counter.com/globalstats.php
Windows 7……10月→11月で1%くらい増加。9月→10月も0.5%くらい増加
Windows10……10月→11月で2%くらい増加
集計に利用しているデータにより、偏りが出やすいのやも。
>あまりにも10が増えなければマイクロソフトがしびれを切らして
少なくとも、2017年中に50%は超えたいですね。
>ブラウザ別のシェア
Edgeが4%、IEが21%は妙なところ。Windows7は50%、Windows10は38%。EdgeとIEに大した機能差はありませんから、確かにEdgeの嫌われ様が浮き彫りに。
>Appleはもう駄目そうなのでGoogleに期待。
Googleは「不要な機能をばっさり捨てる」主義ですから、使いたい機能やソフトを末永く使いたいWindowsユーザの傾向とは、相反しそうですがね。
>やはりChromeがトップ
今やPCでもChromeがトップだから、PC用Webサイトを作る際もChromeに合わせてもいいんですかね?w
IEでは11でも微妙に使用不可な機能がある…w