Squareリーダーが5月29日発売。
私はApple信者でもファンでも無く、GIGAZINEのタイトルで知ったiPhoneなど用の周辺機器。本文の途中まで何をしているのか分からなかったけれど用途を知り驚いた。iPhoneやAppleに興味が無くとも是非お読み有れ。
日曜なので最近の気になったニュースなど5つくらい。
※2013.06.16 訂正 Appleはリーダーを販売しているだけで直接関係無いとのお便り。調べると確かにその通りにてタイトルや本文が嘘になっておりますが修正するとえらい事になるので私の妄想日記という事で。失礼。
- Appleの発想が凄まじい「Squareリーダー」
- インテル、テンパってる COMPUTEX 2013
- ストレージ3台同時コピーのデュプリケータ
- 日本のFacebook登録率は人口対比約11%
- 就寝前の電子機器利用はストレスなど3つ
Appleの発想が凄まじい「Squareリーダー」
タッチ操作モバイル端末の正しい使い方提案。
iPhoneなどをクレジット決済のレジにできるSquareリーダー - GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20130604-square-reader/
トップの画像を見ると、スマホへクレジットカードを認識させ通販でもしているのかと思ったけれどそうでは無く、iPhoneなどでクレジットカード決済が出来てしまうというもの。
GIGAZINEのタイトル通り、iPhone(以下、「など」を省略)がレジになるという発想で、操作用のアプリが無料というのみならず、カードを読み取っているスキャナのような機器も無料。
どこで利益を出しているかは決済手数料で、やや高め。
VisaまたはMasterCardのロゴがあるクレジットカードとデビットカードであれば海外で発行されたカードでもほぼ全て使用可能で、手数料はスワイプで処理した時が取引額の3.25%、手動入力した時が3.75%
スワイプはカードをスキャンした時、手動はおそらくカード番号を手入力した場合と思われ、実際には手入力する必要は無いとして実質3.25%。
一般的な小売店なら、VISAやMasterの手数料は3%以下と思われ変更する意味は無いと思うけれど、小規模な店舗でPayPalなどを利用しているなら3.6%+40円なのでこちらの方が安い。
単にカード決済するのみでは無く、商品や在庫登録、売上管理などもセットになっており、完全従量課金なのでiPhone、特にiPadを持っている企業や店なら手軽過ぎる。
例として、売掛金を毎月現地で直接集金するような商売なら、iPhoneが有れば出先でカード決済が可能。
超小規模過な例としては、屋台やフリーマーケットなどでも手軽にカード決済可。信用してくれるかは別問題。
個人レベルで妄想すると、銀行などの無い山奥で同僚が現金を引き出し忘れたという時でも、現金を貸してやるから今すぐ返せ(但し4%もらう)なども可能。普通そこまでしないとは思うけれど。
私が「おお」と声を出した場面がこちら。
タッチ操作なので手書き(指書き)でサインが出来るという、まさにタブレットやスマホ用。パソコンでも出来なくは無いけれど、タッチ操作のモバイル端末が最適。
手数料の高さや消費者がこのような形の決済を信用してくれるのかという問題は有るけれど、それさえ解消出来るなら素晴らしい発想。さすがアップル。無料なので私も早速発注。おそらく使う事は無いけれど。
これが普及する事によるマイナス面を考えると、機械系に弱い高齢者や女性などのスキミング被害は増えるでしょうな。
また、自分のカードを自分宛に決済すると、手数料は掛かるけれどショッピング枠の現金化にも利用されそうな予感。
一方、その頃マイクロソフトは。
マイクロソフト、小型Win8タブレットにOfficeをプリインストール-Engadget
http://japanese.engadget.com/2013/06/06/windows-8-office/
Windows8のタブレット端末を普及させる為、オフィスを入れてやろうとサードパーティ(PCメーカー)へ抱き合わせでばら撒き。
マイクロソフトは特に小型の Windows 8 タブレットについては、コンシューマーにとっては無料で、OEMにとってはOSのライセンス費用に含まれる形で Office をバンドルすることで、小型Windows 8 の競争力を高める狙い
パソコンでやるべき事を強引にタブレットへ。
パクるしか能が無く、Windows以外にはオフィスくらいしか無く、アップルのような想像(創造)力も無い為のマイクロソフトらしいやり方と言えましょう。
Appleはドラえもん、マイクロソフトはジャイアンのような違い。
インテル、テンパってる COMPUTEX 2013
マイクロソフトに続き、インテルもカオス。
「PCは死なない。」インテル基調講演を振り返る:COMPUTEX 2013
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/148/148910/
COMPUTEXは毎年やっており、6月上旬に台湾で開催されたIT関連機器やサービスのお披露目会。
タイトルの「PCは死なない」は、タブレットやスマホでは難しい用途がパソコンなら出来るのだから無くなる事は無い、という意味だろうと思ったけれど、やや違うご様子。
2年前にインテルが起こしたPCの再発明、すなわち“Ultrabook”が、今まさに“2-in-1のプラットフォームとして新しい世代に入る”とした。
ウルトラブックはノートを薄くした以外にバッテリ駆動時間などのハードルを設定したもので、インテルが自社CPUをPCメーカーへ使わせる為に設定した制限。
ウルトラブックを出すなら、インテルがCPU代から出している広告代の率を上げてやるとか言っていそう。
え?と思った箇所は引用の後半で、何が「2-in-1のプラットフォーム」なのか。アスキーの写真を見ると、モニタ分離型のノートPC、タブレット兼ノートを指しているようで、OSシェアをAppleやGoogleに食われつつあるマイクロソフトに続き、CPUをARMプロセッサに取られつつ有るインテルもテンパっているのでしょう。
Windowsノートのモニタ部分が分離しタブレットになると、タブレット側のOSがiOSやAndroidになるなら有りかも知れないけれど、Windows 8に何を期待しているのか。
画面サイズについてスライドを2つ。今年の春頃。
約1年前。
画面サイズが小さくなっている原因はスマホの普及で、
今のスマホのスクリーンサイズが大きくなっている一方であることに触れ、それにともない、われわれの暮らしの中でデジタルが浸透しつつあるという。
確かに大きくはなっているけれど限度が有りましょう。
7インチ以上でもしもしするには無理が有り、ポケットに入らなければ特に男性は携帯するには厳しい。
タブレットも大画面化しているかと言えば逆で、iPadの7インチ版(mini)を出してみると以前の10インチクラスより売れているとか。
個人的には所有している7インチ(ギャラクシータブ)がタブレットとして大きさや重さの限度と感じており、これ以上大きく重くなると片手で持ち片手での操作が難しくなり、携帯性が落ちる。
スマホが4インチ以上へ、タブレットは7インチまで小さくなって来たとするなら、インテルの中の人がいうこれはおかしい。
処理性能の高いラップトップパソコン、つまりノートパソコンでありながら、タブレットとしても使えるフレキシビリティーをもったパソコンが求められている。それがインテルが考える2-in-1のコンセプトだ。
誰が?と聞きたくなるような思考と方針。
スマホはガラケーサイズの画面より大きい方が操作や視認性に優れるも、重量の点では携帯端末として限界が近付いており、タブレットは7インチまで小さくなった方が携帯し易く操作性も落ちないとしましょうか。
パソコンは10インチ以下にするとネットブック以下になり、性能を高め解像度を上げたとしても熱くなり見づらいだけ。
個人的には、スマホは5インチまでが限度、タブレットは7インチ未満でも有りと感じており、パソコンは解像度にもよるけれど10インチ未満は無いと感じております。
では、2-in-1が携帯性という方向では無く、キーボードを分離させタブレット化も出来る事が利点という意味としましょうか。
それならデスクトップPCは既にキーボードが無くなっているはずで、従来のノートパソコンなど買う人は居ないかと。
タッチ対応かつ極めて薄いフォームファクターをもつ製品が続々登場する
携帯性を高める為にハードウェアキーボードを排除したタッチ操作端末。操作性と視認性を高める為にキーボードが有り高解像度大画面のパソコン。
マイクロソフトだけでは無くインテルまで生産型のパソコンと消費型のスマホやタブを混ぜ、わけのわからない事を言っておりましょう。
しかし、マイクロソフトとインテルが同じ考えなら、わけの解らない事を言っているのは私(ヒツジ先輩)の方かも知れない。
これがパソコンのモニタだと言えそうな新製品がこちら。
ASUS の4K 31.5インチIGZO液晶は3799ドル、6月出荷- Engadget
http://japanese.engadget.com/2013/06/04/asus-4k-31-5-igzo-3799-6-39-3/
価格は日本円換算で約4万、では無く40万円切れるくらい。富士通がノートPCにIGZO液晶を採用していたけれど価格は今のところ不明。
分離したり小さくする考えはパソコンとして誤っており、逆に大きくした方が携帯端末との差別化(区別化)出来て良いと思うけれど、インテルまでそんな事を言い始めるとやはり私の頭がおかしいのかと疑っております。
ストレージ3台同時コピーのデュプリケータ
面白よくわからないネタまとめに入れようと思ったけれど、ここで。
センチュリー、PCレスで3台のHDDに同時コピー可能な「裸族」 | マイナビ
http://news.mynavi.jp/news/2013/06/04/167/index.html
過去に5千円を切るデュプリケータ(PC無しでHDDやSSDのクローン化、丸ごとコピー機)は有ったけれど、今度は3台同時に行ける製品がセンチュリーから発売。
裸族とは、裸族のお立ち台というケース無しでHDDを立たせて接続する外付ストレージ用機器が発祥で、そのシリーズの最新作。
1台のHDDを最高3台までクローン化する事が出来る凄いやつ。PCメーカーの生産工場に有る物は、1対1でも20万円くらい、1対3は知らないけれど1対10台以上なら100万円クラス。
業務用とは速度が違うけれど、約2万円で3台同時コピーは凄い。しかし、個人レベルで何に使うのか、デュプリケータとしてでは無くこれでしょうな。
インタフェースはUSB 3.0とeSATAで、PCと接続することによって最大4台の外付けHDDとしても使用できる
どうしても4台くらいUSB接続したく、クローン機能も有った方が良く、一気にデータ消去がしたい人用。業務用なら個人や中小企業としてやっているPC関連業者に需要が有るか。
1対1で良いならマーシャル製品がUSB3.0対応でもこの価格。
source:価格.com - MARSHAL MAL-4535SBKU3
クローン機能有り、外付HDDとしても電源連動で利用可能。バックアップ推進派の私としては通常の1個だけ外付よりクローン機能付をお勧めしております。
外付1台へデータを保管。寝る前にボタンを押し、もう1台へクローン作成。手動なものの知識不要で手軽にミラーリング状態になるという完全なバックアップ。
日本のFacebook登録率は人口対比約11%
日本でも使う人は使っている、フェイスブックの国別調査。
世界40ヶ国のフェイスブック(facebook)人口推移【2013年5月】
http://www.globalmarketingchannel.com/press/survey20130605
日本は人口対比で10.81%と出ており、4ヶ月でわずか0.03%の減少。良く判らない表現が以下の部分。
フェイスブックいわく
40ヶ国中日本を含む13ヶ国で月間アクティブユーザー数が減少に転じ
アクティブユーザ数とは利用率の事で、登録や利用していたけれど放置された数は率に入っていないという意味。
しかしアウンコンサルティングのレポートでは
フェイスブックユーザー増加率は1%未満と低い水準となりましたが、
もう一つ
ちなみに、40ヶ国中のフェイスブック人口上位5ヶ国は、
ユーザ増加率は登録すれば増加、フェイスブック人口も消えていないアカウントは数えられていると解釈するが妥当。
話を戻すと、日本の増減率は-0.03%。フェイスブック人口がアクティブユーザでは無く登録数なら、登録した人より削除した人の方が多かったという意味なのか。
気になったので突っ込んで見たけれど、それはどうでも良く、日本と他国を比較してみましょう。
画像に出ている韓国は日本の約1.5倍で16.58%。中国は規制が有るのか人口が多すぎる為か0.04%とかなり低め。
しかし他では50%前後の国も有り。 ※数値は約
- 台湾・・59%
- 香港・・55%
- オーストラリア・・51%
- アメリカ・・51%
- イギリス・・49%
単純に国民の2人中1人はFacebookを使っている、または登録している事になり、超高齢者や貧困地区、乳幼児など端末を持たない層を考えると、学生や社会人の登録率は5割どころでは無し。
日本でもFacebookが流行っているとは言え11%。しかも今回は伸び率がマイナスになっており、米国などと比較すると1/5程度。
大きな原因は原則実名と思われ、日本では偽名で登録したり「顔」も自分では無かったり顔写真でも無い人も多いでしょう。
以前も匿名について書いたけれど、日本人は島国の為か陰湿な性格の人間が活躍する上、古くからネットワーク上では匿名が基本となっていた為、Facebookは海外仕様と考える人が多いかと。
友人や知人がやっており勧められたから何となく実名や顔出し公開しているなら、海外との違いをご覧有れ。私が海外サイトはここしか知らないだけで、内容はPCやFacebookとは無関係なのでスルーを。ブログ寄稿者やコメント欄のアイコンに注目。
Moz Blog - SEO and Inbound Marketing Blog - Moz
http://moz.com/blog
中には自分の写真以外のコメントや投稿も有るけれど、日本ではFacebook以外では考えられないほどの顔公開率の高さ。動画に出演も普通。
彼らは事業主としてアピールしている人も居るけれど、コメンテーターは一般ユーザも混ざっております。
日本では著名、有名人でさえ顔写真は公開しない人も多く、村社会なので何か変わった事をすると叩き叩かれが標準構成。
文字検索や画像検索が優秀になればなるほど、日本ではFacebookがやりづらくなるはず。日本では匿名が普通とか実名は危険などの考え方は、以前書いたこちらもどうぞ。
- NTTやGoogleなどへの個人情報送信と匿名の必要性 より
「匿名の必要性や重要性は良く考えた方が良い」
- オンラインで保管される個人情報や権利について考える より
「自ら個人情報を公開する意味と今後の更なる危険性」
就寝前の電子機器利用はストレスなど3つ
ラストは小ネタを少々。
寝る前にスマホやPCなどを使うとストレスレベルが上がる - GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20130602-technology-before-bed-linked-with-stress/
以前から寝る前に強い光を見続けると心身に負担が掛かるという話が有り、今回の話では寝る2時間以内という具体的な数値が出ております。就寝前に電子機器を使わず2時間何をしろというのか。
バッテリー消費量が最も少ない省エネブラウザはIE - GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20130606-energy-efficient-browser-ie10/
Chromeが最も消費電力が高く、次いでFirefox。最も省エネなのはIEとの事。Chromeは高速化する為にメモリを大量に使用しているなど、性能を比較せず省電力性のみで自慢されても意味が薄いと思う。
NECとレノボがスマホなど製造の新会社設立か ネットベンチャーニュース
http://www.netventure-news.com/news_bjCepx6kF0.html
既に確定しておりますが、レノボがスマホ事業へ着手。NECはPC関連では2年前からレノボ51%の合弁会社としており、その派生でしょうな。NECのロゴが付いたレノボスマホが日本でも出るのか。
先日のまとめ後記でネタにした児ポ法について。ITmediaにて詳しく解説されているので、興味が有るならこちらをどうぞ。
児童ポルノ禁止法改定の真の目的は何か?(1/3) - ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1305/27/news094.html
個人的には、勝手に送信され受信したスパムメールの添付ファイルが児ポで、確認しなければ所持になり罪になる可能性を心配。
イギリスではひどい冤罪事件が発生。
孫が水浴びしている写真をパソコンの中に保存したおじいさん、児童ポルノ単純所持の罪で警察に捕まり起訴される - GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20130606-photograph-grandchild/
これとは別で日本版児ポ法の問題点は二次元も含まれる事。
私には関係無いと思っていたけれど、良く考えると以前ここで紹介した漫画版の「罪と罰(著:落合尚之)」は確か18歳未満の児童(高校生)の性行為や虐殺シーンが有ったと記憶しており、単純所持となり文字通り罪や罰の対象か。
キャラクタの年齢が解らないけれど、ベルセルクや無限の住人も危なそう。18禁(成人指定)漫画では無くとも、青年誌など雑誌コミック問わず所有しているなら犯罪者になれる予感。
2chまとめなどのアダルト寄りな広告画像がブラウザのキャッシュとして保存されても罪になるのでしょうな。どう見てもお子様向けでは無いフィギュアも時々広告に出ております。
音楽ファイルのようにキャッシュはOKとか言うかも知れないけれど、私のようにSSDやHDDを丸ごとバックアップすると、バックアップ先はキャッシュでは無かろうと。
日本の政治家や警察は学歴が高いなど記憶や分析では頭が良いのかも知れないけれど、思考力や判断力での頭が悪い人が多いようで。
児童ポルノ禁止法改正案附則2条表現規制の実施が前提 – ガジェット通信
http://getnews.jp/archives/354693
「朝鮮や中国の人は規制が多く生きづらそう、日本は米国の植民地で良かった※注:嘘」と思っていたけれど、しょせんアジア思考の仲間なのでしょう。
自分が嫌だからお前らも駄目という短絡的な狭小思考がまかり通るなら、実は北朝鮮が(日本の政治屋先生目線では)先進国なのかも知れない。
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