PC用ローデスクの座椅子選び再び。
前回は2014年10月にバウヒュッテという有名な洋イスメーカー製の座椅子を購入したものの、約1万円という高額さにも関わらず1ヶ月程度でヘタってしまい、プチ腰痛が発生し使用を断念。
今回は安物を買ってみたのでレビュー。
長時間利用で安物の低反発ウレタンは厳しい
楽天の安物よりヘタりが早かったBZ-60-BW
Amazonのページはこちら。
source:Amazon.co.jp: Bauhutte ウルトラハイバック座椅子 BZ-60-BG
私が購入した色は茶色だけれども取扱いが無くなっており、注文履歴を検索すると2014年10月3日。
使い始めが購入から1週間後とするなら、約1ヶ月でヘタりが気になり始めた事になり、それから数日で買い替えを考え始めたくらいの短寿命。
中身がどうなっているのか、クッション内部をくぱぁして撮影。
楽天の中国製座椅子と同じような中身。国産で2万円くらいする座椅子との違いはクッション、ウレタンの入れ方。
国産高級品は、1枚の分厚い低反発マットが入っている写真を見たけれど、これはチップ状のゴミのようなウレタンが薄いカバーに入っております。
楽天の1億円座椅子の現行モデルは約7千円
バウヒュッテとクッションの仕様がほぼ同じと思う座椅子がこれ。
source:http://item.rakuten.co.jp/low-ya/vg-pola/
現行の1億円座椅子は進化しているけれど、おそらく中身は同じでしょう。税込み送料込み7千円ならゴミのようなウレタン詰め合わせのはず。
以前のギア10~20段階モデルでも1年以上はもっているので、コスパ考えるとバウヒュッテよりこちらの方が良かった計算。
最初の半年くらいはソファのような座り心地。毎日6時間、休日12時間とか使わなければ1年以上はもつと思うので、でかい座椅子に興味が有るなら一応おすすめ。私は二度と買わないけれど。
Amazonの座椅子ランキング1位もウレタン製
楽天のランキングはあてにならないのでAmazonで検索。
source:Amazon.co.jp: サンワダイレクト ふあふあフロアチェア 100-SNC041BR
評価は高め、売れ筋トップ。
しかし安物の低反発ウレタン=ゴミチップ詰め合わせと何となく悟ってしまい、私の過酷なPC使用環境では厳しいと思われ、ウレタンはやめる事に。
ちなみに私は特に背が高いわけでも、デブでも痩せでもございません。不健康な割にタニタの体重計であらゆる数値が標準になるよう維持している為。普通の体型の人間が使っているという意味。
座面が「ポケットコイル」クッションという選択
ポケットコイルとは?
サンワサプライの写真が分かり易い。
source:コイルクッション座椅子 | サンワダイレクト
反発するクッション部分がウレタンでは無く、一部のベッドやソファのようなスプリングになっており、ヘタりに強いとの事。
しかしバネがクッションという点で物理的なサイズに難が有り、どうしても座面が高くなってしまう。
サンワ~座椅子は座面が20~26cmとの事。私のロータイプPCデスクは畳からキーボードまで30cm少々。これでは人間の脚が入らない上、視線が上がるとより猫背に磨きが掛かってしまう。
敢えて安物の多いニトリで選ぶ
サンワダイレクトは最近値上げが激しいと感じており、サンワ~で8千円ならもっと安い物も有るだろうと思いニトリへ。
まず目についた物がこちら。
source:体を包み込むポケットコイル座椅子(モーリ) - ニトリネット
幅と奥行きと背の高さは記載が有るものの、座面の高さは表記無し。価格は良いとしても物が判らなければ買うわけには行かない。
ニトリ現地で現物に触れて購入
通販では送料がプラスになるし、そんなに大きい物では無いだろうと予想したので、通販標準な私にしては珍しくニトリの店舗へ。
座椅子コーナーは現物が並べられており、座ってみても良いとの事で試すと、1つ上のモーリでは座面がやや高い。スプリングの強度や座椅子そのものの大きさは良いとしても。
そして発見した座椅子がこちらのルル。
source:らくらく・リクライニング ポケットコイル 座椅子(ルル) - ニトリネット
今これに座っているので実測すると、座面までの高さは15cm前後。座ると10cmくらい低くなるので余裕の低さ。背もたれ部分やギアには全然興味が無いけれど動きは良好。
ウレタンが座面全体で包むとするならポケットコイルは安物のソファに座っていると似た感覚。1ヶ月経過しているけれどヘタる様子は今のところ無し。傾いてヘタりが来たりもしておりません。
今のところ気付いた難点は大きさくらい。
約1.5mのカバー付手提げバッグをニトリ店舗から持ち帰る事になるので、通勤電車とか乗ると激しく迷惑と思われ、購入する時間を選ぶか車で行くか、送料を支払ってでも通販をお勧め。
長時間利用者の座椅子は激しく消耗品(まとめ)
パソコンを長時間利用する際の座椅子選びは座面のヘタり次第。メーカーのウリ文句で良く見るフレーズは、
- フワフワして座り心地が最高
- ギアが多段で角度調整が細かい
- 日本製のギアなので故障しづらい
のように書かれているけれど、座り心地は最初良いだけ、角度変えないので多段不要、角度変えなければ故障しない、というわけでほぼ無関係。
単純に最初の状態をどの程度の期間維持してくれるかだけが重要なわけで、私が使用した座椅子のコスパを計算すると以下。
- 楽天の当時6千円な1億円座椅子・・・18ヶ月
- バウヒュッテのデカい1万円座椅子・・・1ヶ月強
- ニトリの5千円のスプリング座椅子・・・1ヶ月~
2は忘れる事にして、1の座椅子は完全に駄目になるまで1年半、これは駄目かと思うまで1年、ヘタりが気になり始めたのは6ヶ月くらい。
3がヘタるまで6ヶ月を超えるなら記録更新というわけで、5千円程度の物が2~3年もつなどとは最初から思っていない。
ちなみに座椅子にする前は、無印の体にフィットするソファ(通称、人を駄目にするソファ)を使っていたけれど、あれも毎日長時間使うとビーズがヘタるのでウレタンと似たような物。
今回はコイルスプリング内蔵。異音がし始める程度ならまだしも、クッションがヘタるとコイル面が尻に直撃とか、ぶっ壊れた時にスプリングが刺さるとか考えると怖い。
この座椅子がどのくらいもつかは、次回の買い換えで再びレビューすると思うので、購入を検討するならしばらくお待ち有れ。安めなので衝動買いしても良いと思うけれど。
>約1万円という高額さにも関わらず1ヶ月程度でヘタってしまい
椅子の場合きっとそれはまだ高額にはいらんのよw
>楽天の中国製座椅子と同じような中身。
>国産で2万円くらいする座椅子との違いはクッション、ウレタンの入れ方
椅子の場合オフィス用は中国製で3万円もあるっていう(震え声)
>コスパ考えるとバウヒュッテよりこちらの方が良かった計算
ネームバリューに払ったと思えば妥当w
>毎日6時間、休日12時間とか使わなければ1年以上はもつと思う
想定の設計強度超えてることは間違いない(確信)
>最初の半年くらいはソファのような座り心地
わたし的にはまずソファの感じが嫌だったりする
>普通の体型の人間が使っているという意味
これで普通に3行稼ぐからすごいわ(感心)
>一部のベッドやソファのようなスプリングになっており
むかーしの事務所用の椅子とかもスプリングのあったな
座面やたら厚くて古くなってくると座るたびキコキコ言うのw
>しかしバネがクッションという点で物理的なサイズに難が有り、
>どうしても座面が高くなってしまう
そらしゃーない 床側を掘るしかないな(提案)
>デスクは畳からキーボードまで30cm少々。これでは人間の脚が入らない
逆にデスク側に下駄を履かせるという手もあるな(名案)
>サンワダイレクトは最近値上げが激しいと感じており
政府「どうやらデフレ脱却は順調のようだな」
>通販標準な私にしては珍しくニトリの店舗へ
近くにあるならエエですな
>1つ上のモーリでは座面がやや高い
よしデスクに履かせる下駄買おう(使命感)
>今これに座っているので実測すると
買ったんかいw
>1ヶ月経過しているけれどヘタる様子は今のところ無し
コイルが何でできとるかわからんけども金属の材質次第じゃないかな
鋼材の技術って製造元で凄い差が出ますんで、つまり大陸や半島産の鋼材使ってたりすると激しくヤバいw
>通勤電車とか乗ると激しく迷惑と思われ、購入する時間を選ぶか車で行くか
>送料を支払ってでも通販をお勧め
ことコレに関しては基本車移動な地方民的に考えて敗北を知りたい
もっともまずニトリ自体が無いが(白目)
>角度変えないので多段不要、角度変えなければ故障しない、
>というわけでほぼ無関係
でもそれパソコンを長時間利用する際の座椅子選びであって、一般的な座椅子の使われ方では無い気がするのw
>2は忘れる事にして
確かにちょっと授業料としては高いなw
>5千円程度の物が2~3年もつなどとは最初から思っていない
逆に上はどのくらいまでというか、オフィス用だと20万超えとかあるわけですけれども座椅子の上位種は一体どの辺りの価格帯まであるんですかね
>体にフィットするソファ(通称、人を駄目にするソファ)を使っていた
庶民価格のヤツから億超え豪邸にある三桁万円のやつとかも座ったことあることはあるんですが、どれもそもそもなんかソファって座ってて落ち着かないっていうか、きっと貧乏性なのかなw
>クッションがヘタるとコイル面が尻に直撃とか、
>ぶっ壊れた時にスプリングが刺さる
最悪はここまである模様(白目)
http://jp.quumu.com/p/ug/
店舗で買ったなら確認してから買えと思わなくもないw
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1389973509/
>この座椅子がどのくらいもつかは、次回の買い換えで再びレビュー
夏頃かな(来年のとは言ってない)
フワフワして座り心地が最高
リープ(HD-2)とイトーキプラオを並べて使い続けてみた結果
座った直後に明らかに硬めの印象のあるプラオが勝ち残り。
長時間の場合はフワフワしないほうがよい模様。
パイプ椅子のような硬さは拷問だけれど。
体重をどれだけ均等に分散できるか、が重要と思われる。
椅子関係記事が出たのでついでに。
眼精疲労問題の真犯人は「首こり」だったことが判明。
眼精疲労は「冤罪だ!訴えてやる!」とご立腹の会見。
検察側も的外れな捜査にかかった費用について「まったく・・・」と渋い表情。
これで謎だった回復メカニズムも納得できることに。
普通のマッサージでは手応えがないところ、ダメ元で試したリンパマッサージが劇的に効果があったので肩こり将軍の先輩もお試しあれ。
予防が大事なことはお忘れなく。(色んなのがあるので検索&取捨で
か、買ってみようかな(ボソッ
>楽天の1億円座椅子
相変わらず広告の多いサイトですね、楽天。4K解像度の等倍(100%)で全画面表示しても、買い物かごに入れるボタンまでPageDownキーを28回も押しました。フルHDだとどれだけ時間が掛かるのかと。
>安物の低反発ウレタン=ゴミチップ詰め合わせ
ウレタンと言えばウレタンですし、使い捨てと考えればひとときの良い座り心地を求めるのはアリかと。マウスと座椅子、ヒツジ先輩が安物を使うと壊れるスピードが尋常ではありませんね。これは高級品を使えという啓示では。
>ニトリの店舗へ
私が住んでいる所だと、近所のニトリまで車で1時間ですね。手軽に行ける場所にニトリがあるのは羨ましい。ちなみにIKEAまでだと車で1時間半くらい(行ったことは無し)。
>毎日長時間使うとビーズがヘタるのでウレタンと似たような物
ビーズは単体で販売されていますから、通販でも購入して補充できますよ。高さとか厚みの調節も可能、へたっても復活が容易と、トータルコストで考えればビーズクッションはコストパフォーマンスが高いです。
Amazon.co.jp:日本製 補充用ビーズ(直径約0.5~0.7mm)ビーズクッション用 500g
http://www.amazon.co.jp/dp/B00KKEI2P6