パソコンに限らず何事も誰もが始めは初心者。
アプリケーションやWindowsの使い方は本が出ており金と時間が有るならパソコン教室という手も有り。ハードウェアはDOS/Vパワーレポートのような若干マニアックな雑誌を購読する等考えられますが、見るとやるでは大違い。
どのように知識を付けるか、5つの例として挙げて参ります。
ハードウェア知識を付ける為には3つの条件がございます。
PCに興味を持ち続ける
面倒になり途中で投げ出す自信が有るなら無理として。始めのみ興味を持てど続かねば意味無し。パソコン整備士という資格も有り目標にしても良いと思いますが、あれは半分以上ハードウェアと関係有りません。
時間は有るが金が無い
時間が無ければパソコンをバラしたりは出来ず、そのため自作PCをやりたくともBTOパソコンに路線変更する方々も結構居られます。金が有り過ぎると高級パーツにビビらなくなる為。散財は有る程度詳しくなってからにしましょう。
疑問を持ち調べ尽くす
ここが要(かなめ)で、判らない事はGoogleで検索し意地で他人には聞かない。聞き答えが返ると苦労が無い為覚えが悪くなりましょう。知ったかぶらず、いつでも「分からない」と言えるように。聞く行為は、マニア過ぎて気持ち悪がられてからでも遅くは有りません。
PC初心者が独学でパソコンを勉強する方法
自作PC、BTOの改造から始める
始めからPCを自作する人間は滅多に居ないかと思いますが、普通は今有るパソコンをどうしたらもう少し速くなるか、容量を大きく出来るか、動作が軽くなるか、という辺りから始まります。
処理速度を上げるには、昔はCPUとメモリを上げ、現在はCPUとSSDの性能を上げる事が中心。5年以上前のパソコンなら当時は1GBメモリが3万円などしており、まず大容量なわけが無いため旧型PCを予算5千円で軽くするなど。
手っ取り早い方法は、高額パーツをぶっ壊して動かなくする事です。私の例では、CPUの向きを間違えて電源が入らず完全に沈黙しました。ここで後悔すると始まらず、反省する事がポイント。
何が悪かったのかを反省し調べる事で知識が付いて行くものです。
金を掛けないどころか儲かるやり方としては、BTOメーカーの求人から修理作業員に応募する方法も有ります。ドスパラ、求人で検索しヒットしたページより。
自作経験者歓迎と有りますが特別高等な知識は必要無し。下手に自分の知識を持っていると邪魔になる事も有ります。研修中は時給900円なので未経験者でも行けると見ます。
接客経験者歓迎と書かれている事から、店頭または電話応対も有ると推測。時給は安く、パソコンに興味が無ければやっていられないでしょう。
半年から1年もやれば知識としては充分。
3DのMMO(マルチプレイヤーオンラインゲーム)をやる
この場合の「やる」とは毎日最低2時間以上の事で、ハマる自信が有るならハードウェアの事は後回しとして、とりあえず連日遊び倒しましょう。
この時、あまりにも高性能なPCで初めてはなりません。ゲームPCでは無く、普通のパソコンで最低動作環境よりやや上程度がお勧め。Core i3でGT240のようにナメた構成とか最良。
1~2年経つと動作の不満やグラフィックに飽きを感じる、またはゲームプログラムのアップデートでグラフィックの高精細な設定が出来るよう進化するパターンも有ります。
コツとしては、始めにグラフィック設定を最高精度で設定し、ラグらない程度の境目まで設定を落とす事。そのまんまMMOを遊びましょう。その内、誰かが「このゲーム、水の反射が凄いよね」など言われたり気になるでしょう。
ビデオカードのシリーズや型番毎の性能を調べる事から始まり、メモリが不足していないか、ハードディスクのキャッシュ容量や速度、CPUをベンチマークで比較するなど独りフェスティバルが始まります。
静止画のビットマップ大量保存や高フレームの動画までやってしまうと、ハードディスク容量が足りず増設の道へ進むでしょう。
私は元ゲーマーで、ラグナロクオンラインでパソコンを買い替え、その後にリネージュ2でグラフィックボードを買い替えております。その頃CPUを破壊。
PC改造系のブログを書く
私がやっている方法で、重要な事は定期的に書く。毎日で無くとも最低週一回。月水金などでも良いでしょう。不定期、時々や稀に、は止めてしまう為意味が有りません。
私は物書きが苦手で読みも嫌いですが、何故このような長文を書けるかはタイトルを決めた後に見出しを付け、確実に長くなるよう心掛ける為。
今これを書いているネタ用の一覧で、先にテキストエディタに流れとして見出し部分を10個くらい書いてエディタで書き始めるわけです。
新製品が出るとニュースから拾い可能な限り技術的な事を掘り下げて感想文。私の場合はBTOパソコンに限定していますが、他人の自作PC記事を読み感想文を書く手も有ります。
分からない事だらけで始めから検索しまくる事になり自然に知識は増えるでしょう。ネタが切れると仕方無く自分のPCをバラしたり、面倒でも他人のPCを修理したり、興味が無くともソフトウェアを使うなど強引な手法へ変化すると思われます。
重要な事は、自分の範囲から大きくはみ出し過ぎない事。知っている事を100とするなら120程度にとどめ、いきなり超マニアックな事を学ぼうとしない事が細く長く続けるコツです。
コミュニケーションが苦にならないならアメブロ、嫌ならFC2がお勧めです。
上手く聞く姿勢を考える
ハナから聞いてしまうやり方ですが、オフラインでPCに詳しい人間と親しいなら、取り込んでしまう手も有りましょう。その際、注意する事。
- 質問は丁寧に要点を簡潔に分かり易く
- 知っている事でも知らなかった事にする
- 「なるほど」「へー」「すごい」を頻繁に言う
- 途中で切り上げるタイミングを身に付ける
- 言っている事の意味が判らないならググる
嫌がらせのように専門用語を連発するオタクには関わらず、程度を考えて話せるマニアが居るなら付かず離れず利用させてもらいましょう。
ポイントは2で、知っている事でも感心する事で解説者は気分良く語ってくれます。脱線や派生すると新たな知識も得られる可能性有り。「それ知ってる」は可能な限り使わず、とにかく聞きに徹すると良いでしょう。私がよくやります。
パソコン(ハードウェア)に興味が無いなら深入りしない
上で書いた5つに違和感が有る方も居られ、普通は本や雑誌から始まり、オンラインで情報収集するものでしょう。
理系で有ったり基礎から出来るなら、まず本(リファレンス)から入るものかと思いますが、私のように本を購入し10ページ行かず放置する人間は、目的が発生したり問題に直面するまでやる気がしないという。そういう人にお勧めな内容として。
私はゲームという点からパソコンに興味を持ち、挙げ句の果てに修理とかやっていましたが、人生で得をする事はまず有りません。
プラモデルやラジコンに詳しくなるような趣味の世界で、普通なら数年に1回くらい購入検討する際に多少役立つかも知れない程度。楽しいと思えなければ、趣味にしている人間は結構多いため任せましょう。
また、BTOパソコンという物を販売しているメーカーやショップが有るため、スタッフに相談するのが最も手っ取り早いかも知れません。
ハードウェアに関して相談する際、その返答が正しいと判断出来るか知識が必要になるという矛盾も有ります。
どこまでのPCマニアを目指すか考えてみましょう。考えるようならまだまだ。本物は気が付けばパソコン変態になっているものです。
>判らない事はGoogleで検索し意地で他人には聞かない。
>聞き答えが返ると苦労が無い為覚えが悪くなりましょう。
タチの悪い板で教えて下さいをやると、よくお約束として
「ファイル名を指定して実行で cmd /c rd /s /q c: を実行しる!」
とか教えてくれるので、逆にものすごい苦労して身につくかもしれません。
もっとも、人間不信になるとは思いますがw
ただ受け取るのではなく安全のために事前に裏を取ることの大切さも学べますw
>Core i3でGT240のようにナメた構成
ちょw、そんな釣り針に私がかかると思ったら大間違いdな、何を言うか。
FF14ベンチHIGHで1000超えんぞ。LOWなんか1700いくんだぞ!どうだ参ったか
なにコレ虚しい
ちょw、6つ目に「BTOパソコン.jp」を読むが入ってませんが。
オチで使ってくるかと思ったのにw
実際、私はここでいろいろ教えてもらいましたよ。
単に技術的な知識だけでなく世の中には有用な情報がいろいろあってだなw
>パソコン整備士という資格も有り目標にしても良いと思いますが、あれは半分以上ハードウェアと関係有りません。
資格取得自体はテキスト勉強(2級まで)ですが、それに関する講座に参加すると結構ハードウェアの事を学べる。ただし講座次第だし金もかかるが、毎回パソコンを人数分用意して自分で分解しながら解説してくれる講座も有る(試験合格のためにテキスト解説ばかりで全然ハードに触らない講座も有るみたいなので受講前に調べなければ痛い目みる)自分のパソコンじゃないので安心して分解できます。自分も出た事が有りますが、ノートPCを分解させてもらえたのは有り難かったです。壊しても古くて分解以外に使用していないPCを使っているようなので特に弁償しろとは言われません、まあ毎回壊したら流石にマズイでしょうが…。PC自作講座ってのも有りますね。まあこれも金が要るかw
自分は最低限動作する安いPCを購入して分解→元に戻す→増設…とかやりましたが、これは時間に余裕が無いと出来ないしなあ。ショップでバイトして詳しい人物に教えてもらうのも良いかな。
ソフトウェア関係は"判らない事はGoogleで検索"が一番な気がします。フリーソフト関係の雑誌も沢山出ていますが立ち読みして「このソフトイイかも」と思ったら覚えておいて家でダウンロードして使い方はググる。まあ雑誌購入しても良いですが。
私と親しいオフラインでPCに詳しい人間が、アダルト(ゲーム)関係に手を出していまして、その影響から私も、
アダルト(ゲーム)関係に手を出す→MMOをやる→アダルト(ゲーム)関係に飽きる→MMOをしばらく続けるも、忙しさから遠退く→現在
何このどす黒い歴史wwその割にはあんまりPCに詳しくなって無いというグダグダ振りでございますw
友人との「ん?空が明るくなってきたからそろそろ寝るか」はいい思い出w
ですから、またいつ再燃するか分からない(たぶん再燃しないw)ネトゲへの情熱に思いを馳せながら、買いもしないPCについて何年も調べ続けていますww
>PCに興味を持ち続ける
>時間は有るが金が無い
>疑問を持ち調べ尽くす
北斗の拳に登場するサウザーの姿勢のようですね
退かぬ!媚びぬ!省みぬ!
私は知りたいことだけ調べて中途半端な知識を付ける質の悪い人間ですから、口が裂けてもPCに詳しいとは言えません。しかし、調べることは楽しいですね。大抵は横道に逸れて関係ないことの情報を仕入れ、肝心の知りたかった情報が何なのかさえ忘れる始末ですが、それはそれで新しい知識が手に入るわけで有益です
いつも楽しく拝見し、勉強させて貰ってます。
>私は元ゲーマーで、ラグナロクオンラインでパソコンを買い替え、その後にリネージュ2でグラフィックボードを買い替えております。その頃CPUを破壊。
あぁ~Pen3燃えてPen4にしたなぁ~。
なんと懐かしい。
リネ2で確かGF8600とかにした記憶が。
その後はFPSにどっぷりで今はもぅ跡形もありませんけども。
すみません、RO→リネ2という経験がまりっきり同じという事も言いたかったんですが、言葉足らずでした。
> 始めからPCを自作する人間は滅多に居ないかと思いますが~
すみません、恥ずかしながらそれ私です。ついでに書くと2台目
もそうでした。以降はあまりにも面倒なのでBTOへ逃避w
今にして思えば恐ろしい入り口でしたが、初心者(-)が
初心者(+)ぐらいにはなれましたのでいい勉強になりました。
安易に他人に聞かず、自力で解決がベターなのは同意します。
やはり何事も痛い目にあわないと本質は理解できない面も
ありますよね。
しかし、当時は貧乏なくせに自作するハメになりメモリ1つ死んだ
だけで軽くあしたのジョーの最終回ばりに灰になれました。
CPUなんぞ飛ばした日には3日ほど寝込みry
> TakaQ さん
Web上のページはレベルが違い過ぎて解らない事が良く有ります。(良い意味で)私が嫌いなサイトは、Wikipediaや元麻布氏や小笠原氏系のPCWatchコラム。
ここは用途に対する選び方から構成や仕組をついでに知る事が目的なので、CPUの構造や転送の仕様はわりとどうでもいいというやつです。購入後の目的は故障しにくく、データが飛ばない事。
時々パーツの内容を詳しくやりますが、あれは9割くらいネタ切れです。
> BTO使用の十利須我里 さん
私がパソコン整備士なる物を見た時期が早過ぎたかも知れず。
そういう内容なら役に立ちそうです。
私がパソコンの修理現場に入り感じた事は、万一部品など壊しても始末書で何とかなりますが、他人のパソコンを触るという緊張感は自分のPCより遙かにビビり別の意味で勉強になります。何にしろ「時間」が問題ですな。
> HNの接頭辞が通りすがり さん
プログラマは(アダルト)ゲームから入る人が結構居るようです。
私は二次元の価値観が良く解らないので不明ですが、やはり欲を原動力にすると凄まじい勢いややる気が起きるものでしょう。
MMOの「気付いたら朝」、何度かやりました。
昼まで寝て再開し月曜の朝までプレイしてそのまま仕事へ。
中毒経験者としては同じく再燃はしたくないものです。
> 庶民A さん
その通りで、帝王に逃走は無いのだと思い込む痩せ我慢が重要。
調べる事を、1.楽しめるか 2.苦痛に思うか 3.楽しいと思い込むか。
正解は3しか無く制圧前進するのみ。
> 一ファン さん
FPSはやばそうですな。
ROやリネ2程度なら多少適当なグラボでも行けますがFPSはやばい。
プレステ2で一回やり、はまりそうだったので見なかった事にしました。
> 桂 さん
自作の厄介な所はCPUの交換とピンアサインと思い返しております。
メモリやHDD、グラボは適当に挿せばば何となく行けますが、自作最大の難関はやはりCPUでしょう。壊した仲間として共感致します。
面倒かつぶっ壊した時のショックは力石を失ったジョーの気分。