意味は同じなのですが、今回は「リカバリディスク」と「MicrosoftWindowsのディスク」
という意味の違いです。昨日の詳しくない人に聞かれたことが元ネタです。
「バイオのノートがインターネットに全然繋がらないんだけど」
聞いてみると、リカバリーディスクが無いので、WindowsXP(Home)を買って
それをインストールしたということでした。そりゃ繋がらない。
これはHPのリカバリディスクですが、普通に買うWindowsXPのCDとは違います。
・ メーカーや型番(シリーズ)の違うPCにはインストールできない
・ ドライバを個別に設定する必要が無い
・ 領域確保やフォーマットなどの手順が不要
・ いらないソフトがたくさん一緒に入る
・ 使わないアプリケーションがたくさん常駐して重くなる
ナショナルブランド(ソニー、東芝など)の場合はほぼこんな感じで、自作の場合は当然普通のWindows再インストール、BTOはその中間でどちらのパターンもあります。
では、リカバリーディスクを無くした場合にWindowsのパッケージからインストールする際に何が起こるかというと
・ フォーマットや領域の選択などちょっとした専門知識が必要
・ ドライバがデバイス(装置)個別に存在していないことが多い
・ 保証(修理)対象外になる
ドライバが一番困るので、やるなら先にドライバがあるかを探してからです。
ウチにWindows2000のFM-V(ノート)がありますが、モデム以外は全て揃ったのでXPを入れて使っています。使わないデバイスは入れなくても良いので。
修理現場ではなく、個人で修理やメンテナンスを受けることがありますが、ほとんどの場合、チップセット(グラフィック)、イーサネットアダプタ、時々光学ドライブ、この3つが正常に認識せず困ります。特にイーサネット(インターネットする時のLANケーブル挿すところ)が使えなければ、ほぼ役に立たないので、ここは外付け(ノートならLANカードや無線LAN)を数千円出して増設するしかありません。但しグラフィックはどうしようも無いので、画面サイズが小さかったり色数が少なくなることも考えておきましょう。
マニアな人ならチップセットの種類やマザーボードの型番などからどうにかするかも知れませんが、一番良いのは購入したメーカーへ問い合わせてリカバリディスクを買うことです。が、別売りしていないメーカー(ソニーなど)があり、どうしようもなくなることがあります。この点、BTOメーカーのほとんどはリカバリディスクを数千円で販売してくれます。BTOなら組立なのでドライバ単体が手に入らないこともまず無いと思いますが。
また、これは改造と同じことになるため、部品を交換したことと同じ状態になります。
修理に出すと有料になることが多いので覚悟しましょう。
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