修理に出す人が多そうな気がしますがGENOウィルス。
未だにウィルス対策ソフト各社から駆除方法が出ていません。
これは5月末頃に書いた記事なので、最新は 「GENOウィルス」で検索すれば良いですが、なぜ駆除方法が出ていないのかは亜種が多いことが挙げられます。
進化しているというか、作り手が改造して放流しまくっているのでしょうか。
ウィルス対策ソフトハウスが撒いているという思考を思い出します。
とりあえずの対処法は検索すれば良いのですが、一応まとめると前回書いた「GENOウィルスの正式名称、名前はTroj/JSRendir-R」の通り。
- Adbe Readerを最新にする
- Flashも最新にアップデート
- Windows XP をSP3の最新へアップデート
- ウィルス対策ソフトのパターンを最新へ
- トロイやウィルス保管などの怪しいサイトへ行かない
感染したオーナーのWebサイトへ行ってみたのですが、ブラウザのJavascriptを入れているだけで感染してしまいました。するサイトとしないものがあるようですが、Javascriptのエラーなのか、その辺りは詳しくありませんので知りません。
結局駆除するには今のところ再インストールしか無いようです。
問題は拡大しないように、Webサイトのオーナーにして頂きたいことは、FTPソフトを削除してレジストリも消し、対策されるまでftp接続しないことです。
これには無理があるため、別の方法としてftp接続するPCはネットワークから孤立させ、手持ちのWebサイトを編集するためだけに使用。他のサイトへは絶対に行かない環境を作ることです。
アホなことに、OKwaveなどで「Googleで自分のサイトが「危険なサイトと警告が出ます」なぜでしょうか?」などと書いてURIを書いている質問者が居ます。
もちろん悪気は無いのでしょうが、それを見た回答者予備軍のOSがWindowsXPならばに感染する可能性が高く、ftp接続する環境ならばアカウントを盗用されて新たな感染源になれます。
感染して改築されたWebサイトは、すぐに削除して感染していないPCで再構築することに。このブログのようにftp接続が無かったり許可していなければ良いのですが、無料のレンタルサーバーは沢山あります。
色々と能書きしましたが、どういった挙動なのかは変わってきます。PCの動きが重すぎる、エラーや強制的に再起動、ブルースクリーンなど発生したら疑うことです。
修理に出さなければ判らない場合は、修理依頼書やメモに「GENOウィルスに感染しているような症状があります」と一言付け加えると親切です。そんなことを書かなくても、完了するまでネットワークには接続しないはずですが。
ウィルス対策ソフトが動作しているのか調査できるテスト用ウィルスをTrendMicroが配布してくれていますので、心配ならばこいつをダウンロードしてみましょう。検出されなかったら監視されていません。
TREND MICRO - 各製品共通テストウイルス
http://www.trendmicro.co.jp/download/test-virus.asp
検出されても、GENOの亜種はまだ対策されていません。
VistaやWinows7ならばとりあえず安心ですが、XPを含む以前のOS+FTP接続する環境は充分ご注意ください。感染したら自爆(再インストール)するのが正しいPCユーザです。
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