何年も前からあるあるな比喩。
パソコンの自作はプラモデルの組立より簡単という言い分に対し、個人的には組み立てるだけならそうかも知れないと思いつつ、自作PCはプラモデルとは違うとも思うのでちょっと何言ってるか分からない。
休み明けなので手短に。
元ネタはこちら。
source:敵「自作PCなんてプラモデルより簡単だぞwww」ワイ「そんなわけないやろ」 : PCパーツまとめ
1:ワイ「ほんまや…」
私もそう思う。
というその私は実はプラモデルを組み立てたことがなくYouTubeで見た程度。またはキッズ時代に友達が割とデカいドム(ガンダム)や全長50cmくらいの大和(宇宙戦艦や某これくしょんの方ではない)は知っている。
もう少し言えば、ノルマンディー上陸再現のガチなジオラマを当時大学生のマニアに見せられ小便を済ませておけばよかったと思ったくらい。漏らしたとは言っていない。
そのプラモ経験ない私でも何となく組立手順はわかる。
- フレームからパーツをニッパーなどで切り離す
- ヤスリで無駄な突起を削り接着面をサンドペーパー
- 説明書を見ながら各パーツを手順通りに接着して行く
多分。
しかしガチ勢ならば2と3の間か、3の後で「塗装」が入り、変態ともなれば更にその後で汚したり削ったりパテとか使用して本体以外の部分まで表現することでしょう。
対して自作PCの流れはこう。
- パーツの組合せを確認しつつ選定
- 時々説明書を見つつ各パーツを適当に組む
- Windowsとか入れて正常動作したならラッキー
それだけ。
こうして書き出すと自作PCの方が全然簡単、ニッパー使用やヤスリがけとか細かい作業は特にない、パテや接着剤やハンダも要らない、プラスドライバー1本使うくらいでアナログほぼ無し。
ただしこれらは組み立てるという点しか見ておらず双方ハードルある。
- プラモ・・・組む前にアナログな作業が多く器用さ勝負
- 自作PC・・・組む前にパーツの組合せを確認しつつ選定
個人的には「パーツの組合せを確認しつつ選定」ができた時点でPC自作は8~9割完了しているくらいに思っており、それをプラモに置き換えると、頭はガンダムで胴体はドムで腕がザクで脚は飾りなので不要、のような。
そんな組合せで組立できないところがPC自作のハードル、最初からパーツ全部そろっているのがプラモ。対して組合せさえ合っていればアナログスキルほぼ不要なやつが自作PC。
どっちもどっちというやつでしょう。しかしこの答えのない比較は大昔から言われ続けておりいつまでも終わらない。そこで一旦な終止符を私らで打ってみたい。
プラモ組立やPC自作の経験などは問わず、直感でどう思われるかでお答えあれ。どこからどこまでプラモづくりだとかPC自作の範囲の定義などもおまかせで。
ご協力ありがとうございます。
繰り返し作業めんどくて嫌い
調べたり考えたりするのは苦じゃない
ので自作PCのが簡単ですね。
ジャンルが違うので個人の能力によるところが大きいかと
今のプラモはだいぶマシだと思うのですが、私がはまっていた頃はバリなんかは当たり前で、金型そのものの精度が悪く、切った貼ったが当たり前の事も有りました。
それに今のガンプラと違って、ほぼ単色で塗装必須だっただったような。
何せ国内でも多数のメーカーが群雄割拠し、軍用機専門であった為REVELLとかMONOGRAM
(合併した)とか輸入品もかなり組みました。
自作PCも昔は
・安物ケース=エッジ処理がまずくて手を切る
・バックパネルがはまらない
・電解コンデンサ満載ですぐ妊娠する
・初期BIOSは使えない
・Mem・グラボは挿してみないと使えるか分からない(相性)
なんかが有って、初期不良も多かったですから今より手間でしたよね。
結局淘汰されて使いやすい・組みやすいメーカーだけが生き残る(生き残った)のと違いますか。
え?と思いプラモデルで検索して驚いた。
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私が知っているプラモデルはこれのインジェクションキットというやつ。
プラモデル - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB#%E8%A3%BD%E6%B3%95%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E5%88%86%E9%A1%9E
もしかして接着剤も不要とかなら話全然変わるのでは。こんなものプラモデル作ろうと思ったら完成品がバラバラで届いたレベル。
パソコンなら「マザーとCPUとクーラーはサービスで取り付けておきました」とか「SWとLEDも接続しておきました」のような。
>3.説明書を見ながら各パーツを手順通りに接着して行く
基本的にプラモデルって接着剤は不要ですよ。凹凸にはめ込むだけ。接着するのは「プラモデル」より「模型」と呼んだ方が良い、大型かつ精巧なモデルでは。
一般常識的に「プラモデル」といえば「最悪手もぎ(フレームからパーツを取り外すときに手でもぎ取るだけでニッパやヤスリなど使わずバリもそのまま)でも組みあがる樹脂製のオモチャ」ですよ。
私がプラモで接着剤を使ったのは、12~24分の1くらいのスポーツカーとか、ガンプラなら表面に砂を吹き付けた時くらい。
>ガチ勢ならば2と3の間か、3の後で「塗装」が入り、
なおガチプラモなら塗装の前にサーフェイサー(下地塗料)を吹くことも多いです。パーティングライン(金型の合わせ目がスジとなってプラモに残ったもの)を除去するためにデザインナイフで削ってヤスリがけしたりはだいたい行うので、粗くなった表面を滑らかにするためサーフェイサーをよく使います。
あまり目立たない箇所、かつ塗装が艶消しなら下地なしでも行けますが。
アンケートのコメントを読むと「プラモデル」と「ガンプラ」も違うらしい。加えて「プラモデル」と「模型」が違うとなると私の脳内プラモデルの定義が霧散してしまい、このアンケートの根幹も無くなってしまう。
ガンプラ、プラモ、模型、自作PC、どれが難しい?になりそうでもう考えなかったことにしたい。
私の脳内でも、書いたようにプラモデルは、
・ランナーからニッパでパーツを切り離し、カッターやヤスリで切断面の処理をする
・バリは丁寧にカッターで処理
・接着剤で組み立てる
・色つけ(塗装)必須
今の常識から考えると
・子供に刃物は危険
・接着剤や塗料は有機溶剤なので危険
(今は水性塗料もあるようですが)
・才能(塗装)が無くても誰でもそれなりの組み上がり
時代でしょうね。
それが良い事(進歩)とは、私には思えませんが。
プラモデルと聞いてガンプラの認識でしたね。
ニッパーでランナーをカット→パーツ部残ったランナーをニッパーでカット
後は組んでいくだけ。を想像しています。
RGシリーズとかMGシリーズとか部品点数は多いけど組むだけで完成、という感じで
>今の常識から考えると
ああ、と思ったのは「自作PCは10年前に終わった」と言われ続けて10年以上経過しているけれど今でも普通に自作PCはある。その「自作PC」とはかつて相性やBIOSやクソケースに悩まされつつ冒険していた醍醐味が無くなったという意味なのかと。
>それが良い事(進歩)とは、私には思えませんが。
上で書いた今どきのプラモデルが良い悪い例で、組立が手段、完成が目的、それが今は組立は誰でもそれなりにできるし完成が手段で鑑賞が目的になっているからこそ私らが子どもの頃にあった実家近所の模型店やラジコン屋とかオモチャ売り場が廃れてしまったのかと。
苦労してケガして完成させたプラモ(自作PC)だからこそ愛着がわくわけで、今の完成品バラバラにしただけのそれらに愛着はわかない=確かに自作PCは20年前に終わったのかも。※プラモも。
>プラモデルと聞いてガンプラの認識
その時点で私には違いがわからないのだけれども「だがそれがいい」ということにしましょうか。アンケートのコメント欄見ていると皆さん認識がズレており、年代高めな人ほどニッパーでランナーをカットをプラモだと定義していそうなので。
どうでもいいし関係ないけれど、戦艦大和プラモの話で思い出した。
50cm級大和ではない別の30cmくらいのプラモデルで、大和に似たやつだったので武蔵とかだったと記憶しており、そのプラモにはモーターが内蔵できて後部のスクリューが回転するギミックを搭載。電池内蔵できるやつ。
本来は「スクリューの回転も楽しめるプラモデル」だったのだろうけれども、よりリアルさを求めたY君「これ本当に水の上を走れるんじゃね?」と言い近所の立入禁止な溜池で右から左へ進ませてみようという流れに。
赤い単三電池1本で何分スクリュー回るか試して余裕で30mは行けると確信し(当時の私ら小学生なので水の負荷とか全然考えていない)、二人で溜池の葦が生い茂っているアホほど危ないところまで降りて、武蔵(仮)進水からのいきなり発進。
2m進まない辺りから潜水モードへ切り替わり見えなくなりクソ笑っていたらY君大泣きしたので私は敬礼するしかなかった。嘘松臭い本当の昔話。その二人どんな絵だよと思い出して声出して笑った。