パソコン工房の実験コーナーより新コンテンツ。
最新から過去出たCPUとグラボを4種類のページで各一覧化。いつもの実験とは違い本当に単なる資料となっており、更新し続けるならば特定の利用者はブックマーク必至かも知れない中身となっております。
普通の人は要らないと思うけれど。
パソコン実験工房が資料室を展開
現場はこちら。
パソコン実験工房資料室 : パソコン工房
http://www.pc-koubou.jp/blog/jikken_koubou_reference.php
ちなみにプレスリリースで知ったのだけれども、中身が無いので直リンク。
見ての通りCPUとグラボのメーカー別で各2種類で分かれており、中身はシンプルに種類別で一覧。インテルCPUの例。
インテルの公式、ARKは単品のピンポイントになってしまい、Wikipediaはシリーズ毎に分けられている上に解説が詳し過ぎて見づらい為、このような一覧作成は有難い。
どこまで遡るつもりか知らないけれど、2015年5月下旬現在はCore 2シリーズまで一覧化されております。Pentium 4以前は無駄な可能性が高まり、モバイルを掲載する意味は薄いので現状で良いと思った。継続して更新し続けられるかの方が心配。
インテルCPUの場合は公式で検索が簡単だけれども、問題はNVIDIA以上にAMDが分かり難い。シェアが低くマニア向けな為、他人のパソコンでAMDのCPUやグラボが載っていた際に性能がどのくらいか見当付かない事が私的あるある。
このような一覧ならば、例としてAMDのグラボならばCtrl+Fでブラウザの検索を開き、6670(Radeon HD 6670の事)と打てば一発で検出可。
シリーズの番号でだいたいの世代は判るとしてもDirectXが何だとか、他のグラボと比較した際にどう違うのかがこれなら分かり易い。
そしてこの一覧は最近のスタイルシートによる強引なレイアウトにはなっておらず、昔ながらのテーブルタグで作られている為、エクセルへコピペすると一覧を丸ごと貼り付け可能。
エクセルになってしまえば表示形式や文字列は書式設定や関数で一気に変更出来るので楽。誰が楽かは私で、どう使い易いかは当サイトのような個人ブログに限定されるだろうけれど。
というわけで、今後必要と思ったならブックマークを推奨。はてブとかいいね、ツイートのように数値としてパソコン工房の目に見えるようなブックマークをしてあげると中の人のやる気に繋がり、中の人の上司も更新作業に納得してくれると思うので応援してあげましょう。
バックナンバーを見ると結構多い。
source:パソコン実験工房 バックナンバー : パソコン工房
しかし、半分以上知らなかった。
パソコン実験工房は更新のタイミング不明が難点
余計な世話だけれども、パソコン実験工房はパソコン工房のサイト内に内包されている為、いつ更新したか不明。私のようにPC工房のプレスリリースをチェックしている人は稀過ぎると思われ、しかも全ての実験記事がリリースに出ているとも思えず勿体無い。
この点、上手いのがドスパラ。パーツの犬は http://partsdog.dospara.co.jp/ のように公式の直販へ内包されているように見えるけれど、サブドメインを付けてライブドアブログで運用。ものテクの方はWord PressというCMSを利用しており、ブログのような更新するページ用には最適。
Word Pressは元から無料。ライブドアも2015年5月から有料プランが撤廃されており、ドスパラのような形式でもタダで利用可能。
唯一、スマホで広告が消せないのは難点かも知れないけれど、それさえ気にしなければCMSを使っていない企業にライブドアは手軽。Word Pressほどの知識は不要、システム側がスマホにも対応してくれるので楽。
SEO的に言うと、直販サイトと同じドメイン内でブログを展開するとコンテンツが増えバックリンクも増えるけれど、サブドメイン化しリンクを集めてメインサイトへリンクするならブログが純粋なサテライトになるのでこれはこれで有り。
今後も続けるならブログ形式、更新を発信出来るよう別サイトへ移って欲しいものの余計な世話ですな。
直接利益を得ようとしない商売上手な戦略(まとめ)
量産系BTOメーカーの間接コンテンツが以下の通り。私の知る限りなので他にも有るかも知れない。
- パソコン実験工房 : パソコン工房・・・自作系
- ドスパラ - パーツの犬・・・自作系
- ものテク(ドスパラ)・・・マニア向け
- 「G-Tuneちゃん」Official Web(マウス)・・・オタク狙い
個人的にはオタク系の価値が解らないのでマウスのG-Tuneちゃんは意味が無いけれど、実験工房やパーツの犬、ものテクは頻繁に見ております。
これの何が上手いかは、私は自作してしまうのでパソコン工房などでBTOとかしないけれど、第三者が安くパソコン買いたいと相談して来た際は印象に残っているメーカーから見始める可能性が高まりましょう。
解散前のフロンティアはメルマガで墓穴を掘るかのように、このメーカー大丈夫か?的なトンチンカン情報を流していた、あれとは逆に、さすがメーカーの中の人だと感心出来るコンテンツは信頼を得られるはず。
破産前にはクレバリーもブログでベンチを公開しまくるなど、直接利益には結びつかない間接的なコンテンツを展開していたあれは、メーカーの中の上役な人達には理解出来ないだろうけれども、信用を得る為には効果的なやり方。
PCメーカーがいくら安いとか値下げしたと言えども、それはメーカーの言い分や言い値で有り、私のようなパーツ単位の最安値で計算するひねくれ者には全然響かない。
このような間接的に信用や信頼を得る手法は、金をかけまくる大手PCメーカーとは違う、自作と大手の隙間を突くBTOパソコン屋の常套手段と言えるかも知れない。(カンブリア宮殿の村上龍風に)
意味不明なら失礼。真面目に書き過ぎるとグダグダにしたくなる。
>パソコン実験工房資料室
各CPUとGPUの詳細がまとめられていて、有用ではありますね。デスクトップ用だけで、ノート用が無いのは残念。あまり詳細が必要でないなら、ノート用もまとめられているPC Watchのコチラもお勧め。
PC Watch:Intelプロセッサー・ナンバー一覧表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/spec/intel_cpu_spec.html
PC Watch:AMDモデルナンバー一覧表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/spec/amd_cpu_spec.html
ビデオカードの方ならコネコネットも見やすくてお勧め。
coneco.net:AMD Radeon GPUスペック比較表
http://www.coneco.net/special/d000/
coneco.net:NVIDIA GeForce GPUスペック比較表
http://www.coneco.net/special/d000/page_02.html
>エクセルへコピペすると一覧を丸ごと貼り付け可能
これは結構に便利ですよね。資料作りの際にも面倒臭さが激減。
>「G-Tuneちゃん」Official Web(マウス)
カテゴリ分けされてオフィシャルサイトがあったとは初耳。壁紙まで大量に用意して気合が入りすぎ。
>量産系BTOメーカーの間接コンテンツ
TwitterやFacebookで商品情報をばらまくのも、この分野に含まれますかね。