Logicoolのトラックボール、M570がまたもや故障。
前回は左クリックのボタンが接触不良を起こし、ドラッグ中にスイッチが一瞬外れるという不具合が発生。今回は右クリックで似たような症状が発生し、右クリックを離していないにも関わらず一瞬でメニューが出る不具合。
交換して貰った経緯と新情報を垂れ流しておきます。
M570購入から今回の故障までの経過
箇条書くと。
- 2010年12月・・Amazonで購入
- 2011年03月・・故障1回目(左クリック不具合)
- 2011年09月・・故障2回目(右クリック不具合)
- 2013年12月・・保証期間終了(標準3年)
購入から約3ヶ月で故障し新品と思われる同じ製品と交換。先にロジクールから正常品が元払いで送られ、手元で故障品と交換し着払いで返送という流れ。
今回は購入から約9ヶ月、前回の交換から約半年で再度の故障となったわけです。前回同様、ロジクールから先出しの手元交換で強制送還。
1回目の故障時はメールで問い合わせ、多少の日数は要したものの特に不満も無く無事に交換出来た為、今回は電話で問い合わせる事に。
ロジクールのサポートへ電話で連絡
ロジクール+サポートで検索し突撃。
source:サポート&ダウンロード
このページはドライバなどのダウンロードなので、右にポイントしているリンク「電話サポート」へ行くと電話番号が表示されます。メールはその下。
改めて手元の記録を見ると私が電話をした日時は9月9日(金)の18時頃。電話は普通に繋がり日本人と思われる女性オペレータに接続。
専門のコールセンターにしてはやや慌て気味。そういう性格の人、または新人とかに繋がったのやも知れず。
意味を変えず会話を要約。
- 私「トラックボールが故障しましたが何から言いましょうか」
- ロ「型番と症状をお知らせください」
- 私「それなら前回故障した記録が残っているかも。番号は◯◯です」
- ロ「ヒツジ先輩様ですね」
- 私「ええ、また故障して今回は右クリックがおかしい」
- ロ「申し訳(略。前回はメールでお問い合わせですね」
- 私「はい、今回は面倒なので電話しました」
- ロ「では前回対応のメールへ受付の確認を送信しましょうか」
- 私「そうしましょう、よろしく。今回も前と同じく先出し交換で?」
- ロ「在庫調べます。(数十秒保留) 有りますが少し時間が・・」
- 私「構いません。マウスで代用するのでいいやつ送って下さい」
- ロ「はい(笑)」
ここまでは普通の対応。
- 私「そう言えば購入時のM570より1回目の交換品の方が良かった」
- ロ「ロットにより違いがありますので・・」
- 私「ほう。交換品はボール操作が滑(なめ)らかで購入品は固かった」
- ロ「そうですねー。どうしてもロットにより違いが出ます」
- 私「今回の交換品はどうでしょう」
- ロ「在庫と発送側の対応になりますので・・」
- 私「なるほど了解」
というわけでロットにより違いが有るとメーカー担当者がスムーズに2回言っている事から、マニュアル通り、または良く有る質問なのだろうと推測。
コールセンターでは無くロジクールのアルバイトが適当に答えているなら別では有りますが、メーカーの返答に軽々しくロットという言葉は使わないかと。
9月21日に交換品が到着。今回は受付から約2週間、平日を営業日とすると7営業日目に到着、発送は6営業日要したという事に。
前回は9日で交換が完了しており、メールの受付や発送手配までが早かった事からメールの方が早いのかも知れないけれど、普通に考えると在庫や出庫担当の都合によるものでしょう。
M570はロットによる当たりハズレが有る
交換品が到着し当日開封。
どちらが交換品か忘れたけれど、電池を除く本体を交換しパッケージへ戻す作業。パソコンと接続し動作確認すると、何とハズレを引いてしまった様子。
パッケージに戻した故障済M570を取り出しボールのみ元に戻すと若干軽くなった気がする程度。今回は運が悪かったとして諦め、ボールと電池を除く本体(黒い部分)を交換し再度パッケージへ戻して返送手配。
問題はボールを支える3つの小玉
数時間使うとハズレな原因が判明。
まずはボール(大玉)を抜いた状態。メンテナンス(クリーニング)用に裏の穴から指で押すと簡単に外れる仕様。
これを側面から撮影したものがこちら。
穴の中央やや右奥側にうっすら写っている何かがセンサー、そして2,7,10時方向に白い小さい玉が見えるでしょうか。
見える事を前提に話を進めると、この小玉が固いか良く滑るかでボール操作の滑らかさが変わるようです。
使っている人には解るかと思われる、掃除の際にこの小玉を指で転がすと小さなホコリが出て滑りが良くなるわけですが、私の言うハズレは元から小玉の滑りが固いわけです。
大玉の交換は効果が有ったか微妙なものの、数秒触った程度で言うと若干の違いは有り。しかし大きな違いは間違い無く3つ有る小玉側。
ハズレはゴミが溜まる頻度も高い
使用環境によるものでは有りますが、数日使った感想としては明らかに以前の当たり品よりゴミが溜まり易くなっており、当たりが1ヶ月以上は掃除せず使えたものの、ハズレは1ヶ月以内に大玉の操作に違和感が発生。
理由は不明なものの、私が今回引いたハズレとしているM570はやたらと滑りが悪くなり、頻繁にクリーニングと大玉拭きをしております。
M570が2度目の故障、3年間で何回故障するか
10月現在、価格コム最安は3150円で数軒のショップが送料込。
source:価格.com - ロジクール Wireless Trackball M570 [シルバー]
私が購入した当時は人気が有り過ぎ予約状態で約4千円強。安くなったもので、無線式トラックボールとしても他社には無い激安品。
売れ筋ランキングは発売まもなくから1位が続いており、レビューも4.36と評価は高め。しかし私以外にも同じように故障している方が居られます。
半年が経過して左クリックの挙動がおかしいことに気付きました。ワンクリックがダブルクリックになってしまうのです。(中略) 一日に7-9時間使用しての結果です。
驚いたのが同時期に購入したM510も同じ時期に使用不能になりました。もちろんこちらも交換してもらいました。
私の1回目と同じ症状。使用時間は長めなので充電が3~4ヶ月で切れるくらいの使用頻度。ちなみにロジクールの公称バッテリ駆動は18ヶ月。私も別PCでM510(マウス)を使っており評価の高い人気商品。
クリーニングは人により頻度が大幅アップする例。
【耐久性】
トラックボールの間にごみが入り込むのか、急にボールの動きが緩慢になることがあります。ティッシュで拭く等すると復活しますが、いちいち掃除するのが面倒です。2日に1度ぐらいなっています。(一日パソコン使用時間6時間程)
思い切りハズレを引き、ホコリの多い部屋で使っているのでしょうか。ちなみに私は畳の和室で空気清浄機を頭上付近に設置。
内容は解らないけれど故障してがっかりしている人。
【耐久性】
壊れましたので、最低とさせていただきます。
さすがに短すぎる。※投稿日: 2011年2月3日
M570の発売日は2010年10月15日。発売と同時に購入したとしても長くとも3ヶ月半で故障したという事に。
以上は価格コムのレビューより意図的に故障したという投稿を抜き出したもので、故障せず使用している人が大多数。また、トラックボールに限らず「悪い」という口コミは書き易く数が多くなるもの。
1日あたり6時間程度使用すると半年に一度故障するなら、標準で3年間の保証が付いている為、残2年強で4回くらい故障してもおかしくないという単純計算。1日1時間使うユーザなら3年経過した頃に故障するやも知れませんな。
私がハズレとしているM570の特徴は以下全てボール部分。
- ボールの滑りが悪く、動き始めがやや引っ掛かる
- 数十時間使うとゴロゴロと異物のような感触
- (当たりと比較し)小玉にゴミが溜まりやすい
ただでさえマウスより微妙な操作精度が必要な割にハズレの重くなる動作は頂けない。とっとと3回目に故障して交換したいものです。
ところで私がM570やロジクールを悪く思わない理由は。
- 使いやすそうなトラックボールが他に無い
- その割に安い(現在はトラボにしては激安)
- 無線は移動やモニタから距離を取る際に楽
- 3年保証長過ぎ
- 交換は先出し、問答無用が気に入った
例として、ケンジントンというメーカーの中古でも1万円するトラックボールが存在するものの、おそらく私には使いこなせないと思われ安物で上等。
無線+トラックボール=食事中など遠距離操作が可能。特に入院中のベッドでは最強、寝ながら操作も余裕。但しトラックボールそのものに慣れねばならない。
ロジクールの長期保証と交換対応には文句が無い為、3年間故障しまくり3年後には更に良い物が出ているとして買い替える予定として。
M570に限らず保証内に故障したなら面倒がらず修理依頼を推奨。それはフィードバックとなり次回の製品で生かされる、と個人的には信じております。
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