インクジェットプリンタのインクカートリッジの話。
家庭用のインクジェットなら高機能な物でも2~3万円、安物なら数千円で買えてしまう時代。問題はインクが高額な点で1色1本1千円でも普通なので、激安の互換インクを利用している人も居られましょう。
本当に大丈夫なのか適当に見て来たので報告。
パソコン工房が純正と互換インクで印刷品質を比較
パソコン実験工房と称したページで比較されております。
激安インクカートリッジの実力を試す : パソコン工房
http://www.pc-koubou.jp/blog/ink.php
プリンタはCanon PIXUS MP990。ほぼ黒のテキスト、カラーの図形、そして写真2枚を印刷し比較しており、パソコン工房の中の人いわく
文字+干支の絵といった内容であれば、激安インクでも十分なクオリティーのものが作成できるのではないでしょうか。
とまとめられているように、文字や図形なら黒もカラーも問題は無いけれど、写真の場合は並べて比較すると発色が違うと判るほどの差は有り。
具体的には私がブログで使うようなくだらない写真を印刷するなら激安でも問題無いレベル、しかし人物や風景を印刷するにはやや厳しい印象。文字やイラストは「元からこの色」と感じる事で難は無く、写真になると「こんな色か?」と違和感が出るやも知れず。
パソコン実験工房のページは最終的に自社の激安インク販売ページへリンクしており、単なる宣伝にも見えるけれど、レビューの内容は結構中立だと思うので、リンク先全文おすすめ。
激安互換インクで気になる箇所はここ。
パソコン工房は「無償修理を断られる~」と表現しているけれど、私が記憶している話では有償修理さえ断られると聞いた事がございます。
なぜそれを信じているかは、互換インクのカートリッジを突っ込み故障したなら、完成品パソコンでいうところの改造扱いとなり、サポート対象外な感じで納得。
いずれにしてもバレるとタダでは直してくれないはずなので、保証期間が過ぎてから、新品ならそれなりの覚悟が必要。
パソコン工房では印刷のみの比較なので、しばらく使ったユーザのレビューも次で参考にしてみましょう。
キャノン、エプソン、ブラザーの互換インクのレビュー
Amazonの検索で「互換インク (メーカー名)」で検索し、左上に出た激安インクのレビューを3種類。
キャノンから。
source:Amazon.co.jp: 【 ICチップ付 6本パック 】 Canon BCI-351XL+350XL/6M
タイトルには互換とは書かれておらず純正の型番のみなので、知らない人は飛びついてしまいそうな激安インク。
こちらの互換カートリッジは現在6本セットで675円、Amazonでは無く業者の発送にも関わらず関東は送料無料。純正の6本パックは価格コム最安で現在約6千円。
1本千円弱が113円程度になるとは驚いた。私が所有している新型の方のプリンタのインク。
参考になったトップのレビューを読むと、インクが緩いのかこぼれる仕様。純正は開封して逆さにしてもこぼれないので何か違うのでしょう。
他のレビューも読んだけれど後でまとめるので、一旦キャノンは終わり。次はエプソンの激安インク。
source:Amazon.co.jp: EPSON IC6CL50(エプソンプリンター用互換インク)
こちらも6本セットの互換インクで、Amazonでの価格は308円送料無料の業者発送という、価格表記間違えているのかと疑えるほどの安さ。
純正の6本セットは価格コム最安で約5千円。互換インクは1本あたり51円くらい。わけがわからない。
こちらは互換とはっきり記載が有るものの、参考価格が「5980円」となっておりまぎらわしい。
参考になったレビューのトップはカートリッジを認識しない事が有るそうな。純正と混ぜてごまかした方が良さそうですな。
ラストはブラザー。
source:Amazon.co.jp: 互換インク brother LC11-4PK(BK/C/M/Y) 中身 ⇒ (LC11BK・LC11C・LC11M・LC11Y)
タイトル表記の意味が良く分からないので省略せず。
こちらの互換インクは4本セットで267円のやはり業者発送で関東への送料無料。純正は3500円くらいなので10倍以上差がございます。
レビューで良いという評価が多い原因は、本当に良い以外にブラザーを選ぶような人は互換インク目当てのプリンタ情強なユーザの率が多い事も有るでしょうな。
激安互換インクのレビューを勝手にまとめ
見える範囲でレビューを読み、難点として目立つ主な原因。
- カートリッジを認識しない、当たり外れが有る(キャノン)
- 開封時にインクがこぼれる(キャノン)
- かすれる、インクの量が少ない(エプソン)
- 数時間~1日放置しなければカートリッジを認識しない(エプソン)
- ノズルが詰まった(ブラザー)
ブラザーは認識用のチップが搭載されていないのか互換インクの評価は全体的に高め。キャノンとエプソンは逆に認識の点が厳しいご様子。
激安互換はプリンタ本体をぶっ壊して捨てる前提で(まとめ)
実は私も互換インクを使用しており、プリンタにより使い分けております。メーカーはいずれもキャノン。
- MP500・・・2007年頃購入、互換インク、USB接続、やや故障
- MG6330・・・2013年頃購入、純正インク、無線接続
使い分けている理由は、MG6330はほぼカラー印刷専用として滅多に使わないので純正インク。MP500は故障により動作音が激しくうるさいけれど、黒印刷専用としてなら何とか動く為、大量に黒印刷が必要な際はこちら、という感じ。
互換インクで何が怖いかはノズルの詰まりで、クリーニングでは手に負えない場合。特にキャノンは厳しいと聞いており、互換インクを突っ込みメーカー修理を諦めるにはMG6330は勿体無い。MP500は捨てるレベル、ゾンビ状態なので惜しくは無し。
プリンタも安い物なら1万円を切れる為、頻繁に印刷するなら安物のプリンタと激安の互換インクで丸ごと使い捨てという考え方も有りでしょう。
私のようにカラー印刷は年に数回やるかどうか程度の頻度なら、おとなしく純正インクで延命した方がコスパ的に賢いと感じております。
しかしMG6330を例にすると、純正インクの6本セット6千円を4回転するとプリンタの本体と同じくらいの価格になる為、互換インクを5回転以上出来たなら、その後に故障しても(印刷品質にこだわらなければ)互換インクのコスパ勝ちとも考えられるところ。
互換インクの怖いところは当たりハズレ。
純正ならプリンタを壊さないようメーカー側も良質なインクを詰めると思うけれど、互換の場合は色さえまともに出るなら無関係。
中身の品質は毎回同じでは無い可能性も考えられ、当たりの激安カートリッジでもいつインクが詰まるか分からない不安が有るとするならやはり純正をおすすめ。
プリンタの利用頻度で差が付きそうですな。業務利用なら雑費の補助科目に「インクジェットカートリッジ」、消耗品へ「インクジェットプリンタ」を突っ込み累計して行くと面白そう。
安価なプリンターなら、新品と純正インク台が変わらない場合がままあります。
使っているプリンターの価格帯に併せて互換か純正かを選ぶのが常道でしょうね。
私の場合、それなりのプリンターならとりあえず保証期間中は純正を使い、安物の場合は最初から互換インクです。
リビング機にはブラザーの安物複合機を置いていますが、カートリッジではなく,詰め替えインクを使います。
互換インクは安さが売りですが,あまり安いものはやはりインク詰まりを起こしやすいようです。(経験談)
修理の件ですが保証期間の過ぎたものは修理に出しません。(有償修理はしない)
今の価格で修理代に見合うのは、よほど高価なプリンターを使っている人だけでしょうね。
もちろん保証期間中でも互換インクを使った場合は修理には出しません。
修理に出す時、純正カートリッジに代えたらいいという人も居るようですが、見る人が見ればすぐ分かるでしょうし、そんな下品な事はしたくないですね。
>インクジェットプリンタのインクカートリッジの話
お、実用性が高そうだな(ここ最近がそうでもないとは言ってない)
>プリンタはCanon PIXUS MP990
コレはわりとすごいほうのやつなの?
キャノンのグレードはようわからん
>工房のページは最終的に自社の激安インク販売ページへリンクしており
くっそ、予想してなくて盛大にフイタ やるな工房(迫真)
>単なる宣伝にも見えるけれど、レビューの内容は結構中立だと思うので
そら、だってユニットコムは楽天あたりの得体の知れない業者じゃないんだから、普通に考えてキャノンだのエプソン敵に回したくないだろw
>記憶している話では有償修理さえ断られると聞いた
おそらく得体の知れないモノ使われて壊れても、仕様設計で想定されてないから修理結果(品質)を保証できないってことじゃないかな
>完成品パソコンでいうところの改造扱いとなり、サポート対象外な感じ
こっちは有償(ただしパーツねこそぎ全交換レベルの価格で)ならやってくれる気もしますがw
>純正は開封して逆さにしてもこぼれないので何か違う
チップ付いてるとか書いてあるので純正の業者再充填品じゃないかな
>カートリッジを認識しない事が有るそうな。純正と混ぜてごまかした方が
ワイ、エプソンのEP-905F使い 一本千円の純正でも認識しないのたまにあるから気にすることないで(震え声)
>ブラザーを選ぶような人は互換インク目当てのプリンタ情強なユーザ
そもそも純正の時点で明らかにC社とE社の双璧よか安いっていうw
>ブラザーは認識用のチップが搭載されていないのか互換インクの評価は
>全体的に高め。キャノンとエプソンは逆に認識の点が厳しいご様子
だってチップは表向き残量センサとか噴射制御の印刷品質向上とか謳いつつ、事実上は互換インク防止対策で付けてんだろうからそらそうなるわなw
>MP500・・・2007年頃購入、互換インク、USB接続、やや故障
なんだやや故障ってw 最近造語多いな
>MP500は故障により動作音が激しくうるさい
大松「プリンターはどれもたいてい煩いぞ」
http://wikiwiki.jp/livejupiter/?%C2%E7%BE%BE%A1%D6%A1%D7
>クリーニングでは手に負えない場合。特にキャノンは厳しい
キャノンにしろエプソンにしろ純正使っていて、むしろ起動時や終了時に自動で行われるクリーニングだけでインクほぼ使い切られるんですが(震え声)
なんで全然印刷してないのに交換サイン出てんですかねコレは(白目)
的な何かw
>MP500は捨てるレベル、ゾンビ状態なので惜しくは無し
印刷物取り出すとき噛まれると自分もプリンタになってしまうな
>カラー印刷は年に数回やるかどうか程度の頻度なら、おとなしく純正
キャノンのようですし、ソレきっと次回使用時に使ってないのになぜか大幅にインク減ってるで(確信)
>4回転するとプリンタの本体と同じくらいの価格になる為、
>互換インクを5回転以上出来たなら、その後に故障しても
>(印刷品質にこだわらなければ)互換インクのコスパ勝ち
買い替えなイカンのだからさらにもう5回転できないとイカンのではw
>純正ならプリンタを壊さないようメーカー側も良質なインクを詰める
>と思うけれど、互換の場合は色さえまともに出るなら無関係
だってコスト考えたら互換詰めてる工場あるのおそらく中国でしょ?
品質以前に汚染とか毒性とか普通にやばそうだろソレはw
http://news.searchina.net/id/1531786
なんかもう川の色で6色イケそうだから困るw
http://blog.livedoor.jp/safe_food_of_asia/archives/50010839.html
どうしてこうなるまでほうっておいたのかが解らない(困惑)
http://asiareaction.blog.fc2.com/blog-entry-200.html
>中身の品質は毎回同じでは無い可能性も考えられ、
>当たりの激安カートリッジでもいつインクが詰まるか分からない不安
そのうち川の水入れてくるな(適当)
なんせ食品ですらコレやるところだからな(震え声)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120408/chn12040818000003-n2.htm
リサイクルしようっていう意図のベクトルが明らかに違うよなw
>業務利用なら雑費の補助科目に「インクジェットカートリッジ」、
>消耗品へ「インクジェットプリンタ」を突っ込み累計して行くと面白そう
ちな、公的機関は買い方について会計検査院から突っ込まれる模様
http://mainichi.jp/select/news/20141001k0000e040196000c.html
やっぱオスプレイ買う余裕無いな(白目)
中国の汚染キモすぎワラタ
いやもうなんで泳いだり飲んだりするんでしょうか。
わけわからん。
一応教育レベルが高いからこそ日本の工場の移転を受け入れる素地があったわけですが。
プリンターの型番だけ見て、ウチのPIXUS 560iはひつじ先輩のMP500より新しいんだ、まだ戦える!とか思ったら、ウチのプリンタさらに5年くらい古くてワラタww
XPのパソコンで使ってた頃に一度修理に出したとき、「他社のインクはおすすめしません」とか警告文とともに、ちゃんと有償で直してくれましたっけ(遠い目
もちろん以降も互換インク使ってます(エレコム
まだ現役で使えてるんですがいい加減壊れてもいいと思ってる。
私はキヤノンのM540(複合機、2009年購入)を使っていますが、白黒印刷は1週間に1枚、カラー印刷は年賀状の時期しか使いません。互換インクでは不安なイメージがあり、印刷頻度も少ないので、純正インクを使っております。
白黒文書を大量に印刷するなら互換インクもありかも知れませんがw
>教育レベルが高いからこそ日本の工場の移転を受け入れる素地があった
日本側では基準満たすようにフィルター付けたり稼働制限設けたりしても、結局現地では設備ごと取り外して換金してしまうとか、「生産性が下がって稼ぎが悪いアル」とか言い出して全撤去とか余裕なので、むしろコレでどうしろと状態だという話らしいですが(白目)
わたしの記憶に間違いが無ければ、
PIXUS MP990は、それなりに高画質の上位機種だったはず。
ま、それはさておき。
今のインクジェットプリンタのインクカートリッジは確かにお高いですが、
互換カートリッジ、まして、時々見かける注射器型の継ぎ足しタイプは
絶対に使われない方が良いと思います。
というのは、今のインクジェットプリンタは、高画質を追求するあまり、
ノズルの径がナノレベルなんですね。
確かにインクジェットプリンタのノズルの太さはディスプレイのドットと同じで
その径が小さければ小さいほど高画質といえますが、今のプリンタのノズル径は、
空気中に普通に漂っているほこりより細いですから、ほこりを完全に無くせる
設備をもった一流メーカーはともかく、安価な互換インクを売っているメーカーの
設備がとれだけのものかは、いささか不安を感じずにはいられませんし、
まして自分で突き刺す注射型を使うにいたっては無謀の域だといえます。
皮肉な事に比較的安価な汎用型のプリンタの方がノズルの径が太いですから、
とりあえず印刷さえ出来れば画質には拘らないというスタンスの人の方が、
互換カートリッジを使ってものノズルが詰まる確立が低いといえますが、
どれほど確立が低くともロシアンルーレットをしているのだと考えれば、
純正品の使用をわたしはお勧めしますね。
もうほんと、モラルとか恥意識の有無とか、そういう話なんでしょうねぇ
激安インク、特に100円ショップで売っているようなインクは、長期保存に向きませんね。紫外線劣化や磨耗に弱く、また変色のスピードも早いため、半年後に印刷内容が全て消えている、黄色が肌色に変わっている、という事態もあるあるです。
>カートリッジを認識しない、当たり外れが有る(キャノン)
ここ数年で、およそ全てのインクカートリッジにICカードが導入されましたね。消耗具合がカウントされるため、インクを継ぎ足してもインク切れで印刷が止まるという。無視して印刷を実行するか、プリンタ本体のリセットが必要になる面倒さ。
>カラー印刷は年に数回やるかどうか程度の頻度
だったらコンビニを利用するネットプリント(セブンイレブン)、ネットワークプリント(ファミリーマート、ローソン、サークルKサンクス等)などを利用してしまった方が楽ではないですかね。白黒で20円、カラーで60~100円程度と割高ですが、自宅にずっとプリンタを放置しておくより楽です。
やはり貼らなければならない気がしたw
http://blog.livedoor.jp/doyasoku2ch/archives/36142934.html
あらためて ゆっきー もとい 諭吉先生の先見には感服です
>なんかもう川の色で6色イケそうだから困るw
私は感動しました。
http://blog.livedoor.jp/safe_food_of_asia/archives/50010839.html
ここでは最上段、紅の川縁に仄な光を放つかの如き青白い河の流れという強烈コントラストで表された非現実を現実に落とし込んだ不思議な一枚に、
http://asiareaction.blog.fc2.com/blog-entry-200.html
こちらでは15番、青白い水面の上、漕ぎ出す小舟に続く航跡を鮮やかな緑でグラフィカルに表現するという緻密で大胆で謎めいた一枚に、
これぞ色の魔術、羨望せざる負えない色彩感覚。
やはり感動を生む芸術は命を懸けてこそ産まれ出るものなのだと思い知らされました。
懸けてる命の数もハンパ無いですしね。
>仄な光を放つかの如き
>強烈コントラスト
なぜその色が出るのか てか光るってどういうことだよ的な何か(震え声)
我々の予想を軽く凌駕するものを流してるだろうことはわかります
いや、わかりたくないw
>漕ぎ出す小舟に続く航跡を鮮やかな緑
そうそうまるで印象派の絵画みたいですよね!(感心)
もっとも川面を描いた絵画じゃなくてリアル川面なんですけれども(白目)
>感動を生む芸術は命を懸けてこそ産まれ出る
>懸けてる命の数もハンパ無い
節子、それ芸術やない! 現実や!