Buffaloの安物スイッチングハブ、LSW3-GT-5EP/BKを購入。
どのくらい安かったかはAmazonで約2400円の送料無料。数年前までは高くて手を出す気がしなかった5ポート付のギガ対応、安くなったものです。バッファローの公式ページではやたらと節電を強調しておりますが興味が無いので測ったりはせず。
現物の写真を入れてレビューしつつ速度もおおよそで比較。
Buffalo「LSW3-GT-5EP/BK」現物レビュー
無駄に撮った写真を公開しまくるいつものやつで箱正面から。
見ての通りですが、トラッキング防止加工、コンデンサは日本製、省エネなど色々普通の事が書かれております。Windows7やMacにも対応というか対応しないわけが無さそうですが、パソコンに詳しくない人にも安心してもらう為でしょうな。
裏返すと詳細説明。
右上にネジの絵が入っておりますが、結構強めな磁石が付いているので木造の壁などでなければ要らないかと。
そして全セット内容。
右上はマニュアル兼保証書。左下は設置用のゴム足。
本体を裏返し。
磁石はプラスネジで外れる仕様。
ACアダプタも一応。
左でチラ見えしているハブ本体をメジャーで測ってみると奥行きが約10cm。
そして接続へ。
分かり難いので1~5に繋がっている物を右から説明すると
- 橙色:モデム(Aterm)・・LANケーブル:カテゴリ6(10m)
- 緑色:PCその1(i7-950)・・カテゴリ5e(1mくらい)
- 緑色:PCその2(i3-560)・・カテゴリ5e(1mくらい)
- 消灯:無し
- 消灯:無し
- 橙・・100Mbps
- 緑・・1Gbps
4~5番ポートが光っているように見える原因はPowerランプの光が横へはみ出ている為。天面と正面の色が違っていたり橙(だいだい)色が緑に見えたりする原因はカメラの都合。
そしてLEDのはみ出しが結構大きく、見る角度により緑と橙が良く判らなくなる状態。天面、正面いずれも垂直に見なければ本当の色は分かり難い。安いのでそんなものでしょう。凝視する箇所でも無い為支障は無し。
電源を取りLANケーブルを接続するのみなので難しい事は無し。設定やドライバなど何もする事はございません。
機器とケーブルの種類(100Mbpsと1Gbps)で速度比較
先に書いた通りポート1はモデムに接続。そこから外(インターネット)へ繋がるわけですが、LEDはオレンジ色なので100Mbpsと遅い方を示しております。
LANケーブルは10m有れど、長い事を考慮し購入時にカテゴリ6を選択しており、パソコン->ハブ->ケーブルまでは1Gbps。問題はモデム側に有ると考え検索するとその通り。
- インターフェイス・・・ETHERNETポート(100BASE-TX/10BASE-T)
図にするとこうなります。
機器の対応している最大速度を左上から。
- 無線親機(WBR-G54)・・100BASE-TX
- モデム(Aterm型番省略)・・100BASE-TX
- NAS(LS-WXL/R1)・・1000BASE-T対応
- PC1~3・・1000BASE-T対応
無線親機はノートを接続する時用のアダプタとしてハブからはモデムに直結しており、NASもモデムへ直結。中心が100なのだからギガは出るわけが無いというわけですな。
ケーブルも一応書くと。
- CAT6・・1Gbps対応
- CAT5e・・1Gbps対応
- CAT5・・100Mbps対応
カテゴリ5とPC3は速度を比較する為に臨時で接続したパソコンとケーブル。
パソコン同士のデータ転送はハブのみ経由するので全て1Gbps対応になる為、敢えてPC3のみCAT5で速度を落として計測。
条件は、私のメインPCに入っているProgramFilesフォルダから無作為にコピーしたファイル1200個。ファイル単体のサイズは約1KB未満~488MBで合計約6.0GB。
- 100Mbps・・9分06秒(546秒) ≠ 10.98MB/s ≠ 87.84Mbps
- 1Gbps・・3分46秒(226秒) ≠ 26.55MB/s ≠ 212.4Mbps
比較すると速度差は約2.4倍程度。100Mbpsの実効率は87.84%、1Gbpsでは21.24%。
使うケーブルの質や長さ、コントローラ(今回の場合マザーボード)、ハブの影響など考えられるものの理論値1Gbpsではかなり落ちている御様子。
私は元から100Mbps以上の速度を気にしない、言い換えると必要としていないので接続し直したりはしないけれど、上の図を例に最適化するなら。
- NASをモデムでは無くハブ側に接続する
- またはモデムを1Gbps対応の物に買い替える
- 全PCのストレージをSATA3対応品やSSDにする
私が所有するノートやネットブックは全てIEEE802.11b/gなので、n対応のノートやPCIボードが有るなら無線LANもn対応にするべきでしょうな。
SSDにする意味は、例としてHDDで実測100MB/秒しか出ないなら800Mbpsが限界。そこまで速度にこだわるならSATA3やSSDにしましょうという事。
ギガ対応ハブ「LSW3-GT-5EP」で速度比較まとめ
私が何故100Mbps超えにこだわっていないかを箇条書くと。
- 光回線が100Mbps打ち止めで実測は下り70Mbps程度
- パソコン間で大量のデータを転送する機会が皆無
- NASへのバックアップは自動で同期する為意識しない
逆に動画用のホームサーバーが有ったり、PC間で大量または巨大ファイルの転送が頻繁に有るなら1Gbpsを目指すと速度差を体感できるかも知れない。
ネットワークは何かとややこしいので、興味を持てると詳しくなれる可能性が高くお勧め。面倒なので私はもちろんやりません。
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