Windows7発売から約2年と5ヶ月。
Windows8が今年10月発売予定との噂なので本当なら約半年後。発売日を基準にすると、XPからVistaが5年強、Vistaから7が2年弱、7から8は約3年の間隔で出る事になり、XPが長過ぎたとするなら約3年周期になるのでしょう。
Windowsシェアを2012年3月、1ヶ月間の集計より。
2012年3月31日間のアクセス総数。GoogleAnalyticsを使用。
- 461,804 ・・セッション
- 336,364 ・・ユニーク
対象は当サイト(BTOパソコン.jp)のブログ部分。携帯電話用ページを除くセッション数が基準。
Windows7とVistaとXPの普及率(2012年3月)
更に伸びるWindows7、下がるXP。Vistaは相変わらず微減。
どこの誰が今時Meを使い続けているのか気になるけれど気にしない事にして、7が46%まで上がりXPは約40%台まで減少。
7とXPの変化は過去2%弱の変化で来ている為、7が半数を占めるまで3ヶ月くらい。XPは既に10人中4人まで減っているという事実。
当サイト内データのみな話では有りますが、割合は日本全体を対象とした大規模な調査に近いので参考にどうぞ。
個人的には7の無駄にグラフィカルなフワフワ表示やぬるぬる操作が無ければXPより使い易いと感じて来ておりますが、1万円以上出してXPから7へ乗り換える物でも無し。
それだけXPが優秀と感じており、匹敵する7はアップデートにより結構完成度は高いのでは無いかと思って参りました。
7、XP、Vistaの増減推移はいつも通り安定。
移動平均より実績の数値がXPは下がり7は上に出ている事から、勢いは有ると見てよろしいかと。
Vistaは徐々に消えて行くと思われるものの、サーポートが延長されたので気に入っているなら無理にアップグレードや乗り換えはしなくて良いでしょう。
但し、仕事場のPCでメモリ1GB未満で強引に使っているなら経費(時給効率)が無駄なので頭の悪くない組織なら買い替えを推奨。
7とXPの前月との比較。2月にへこんだものの3月はいつも通り。
半年程度で8が出るとなれば10月より数ヶ月前から微妙に買い控えが発生すると考えられ、7の伸びが若干弱まると予想。
完全なPC初心者や非マニア属性なら8の発売など知った事では無いと思う為、買い控える属性は情弱では無い、またはPC中級者以上。何をもって情強や中級者と言うかは知らないけれど。
販売の事は良く知らないけれど、一般的なパソコン(NECや富士通など)と比較しBTOパソコンはややマニアックな物。
買い控えの影響は比較的大きいと思われ、時期的に2ヶ月くらい前からとすると、Windows8がほぼ完成する最終テスト予定の夏頃からという事に。
そのテスト版で8が良さそうなら買い控え率が上昇、こけそうなら下降。BTOメーカー側にはジレンマとなり、夏のボーナス商戦でいかに稼いでおくかが重要になりそうなものの、私ら買う側には無関係。安くなる事は良い事なので叩き売りに期待しましょうか。
7とXPのみのシェア予想も一応。
紫の縦線1月に逆転、緑の縦線3月までが実績、そこから右は予想。
過去の集計ではXPの下降がどこで停滞し始めるか気になると何度か書いて参りましたが、今度は8が出る10月周辺から7がどうなるか気になる所。
以上、2012年3月までは特に目立った変化はございません。
画面解像度は約6人に1人がフルHDで使用
パソコン以外に板PCやスマートフォンなど含む利用解像度の割合。
上位4つに丸を追加し色分けしている意味は
- 赤・・Windows7発売以降に普及し始めた16:9のワイド画面
- 靑・・Windows XP時代に主流であった4:3の解像度
赤丸は、HD(1366x768)よりフルHD(1920x1080)の方が多め。デスクトップでHD設定は滅多に無いと思うので、HDはほぼノート、フルHDはデスクトップと一部ノートと見るが妥当。
靑丸は、XGA(1024x768)よりSXGA(1280x1024)が多め。理由は赤丸と同様と思われ、7普及率は上がれどモニタが4:3多めな原因はPC本体のみ購入する人が結構居るのでしょう。
10位内で一つだけ低解像度で目立っている黒丸は解像度320x480。おそらくスマートフォンだと思うでは面白く無いので特定する為にGoogle Analyticsでフィルタ。
黒丸以外の10位以内は全てパソコンと思われる為、iPhoneやiPodユーザがいかに多いか判りましょう。または当サイトをiPhoneなどで閲覧する人が比較的多いか。
他のスマートフォンらしき解像度は50位以内にも入っておらず、Androidが機種により解像度が違う為と思うけれど、私が携帯電話に詳しく無いので知らない。
2012年3月のWindows7利用率(まとめ)
Windowsの種類別利用率はまとめて来たのでここから脱線。
タイトルに入れた「6人に1人がフルHD(※細かく言うと約5.7人に1人)」はパソコンの事を指しており、一時期流行った「タブレットPCやスマホがパソコン代わりになる(キリッ」を白けさせる実績として。
パソコンの代わりになるような板PCや電話が出るなら歓迎するけれど、効率を求める際に必要な見易い画面解像度と使い易い入力機器の大きさが携帯性と矛盾しており、小型端末でどうにかなる人はPCが有っても使いまくらない、または作業効率を求めないライトユーザ。
日本は米国と比較し、そのライトユーザが多い御様子。
source:タブレット利用が進む米国、ユーザーはPCより「スマホ」に近いと認識:MarkeZine
ソースのテキストはタイトルの一部を引用しており、米国の方がタブレットPC利用が進んでいるけれど、6割くらいの人はスマートフォンに近いと感じているそうな。
日本では逆にパソコンに近いと思う人が5割以上となっており、個人的に驚いた事はスマートフォンに近いと思っている人間が約4割と、パソコンに近いより少ない事。
私は7型GALAXY Tab(OSはAndroid、回線はWiFiとDoCoMo)を持っておりますが、これはどう見てもでかいスマートフォン。
個人的にはキーボードとマウス操作する物なら何でもパソコン、それら2つが無ければ携帯端末と思っており、OSに依存せず仕事になるか否かが分かれ目。
Windows8はパソコン版と同時にタブレットPC(ARM)版もリリースされる為、更にわけの分からない人が出るのでしょうな。
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