WebブラウザのInternetExplorerは何をお使いでしょうか。
可能な限りIEを使って欲しく無いという意見はWebサイトをいじる者の言い分で有り、半数以上のWindowsユーザはIEを御利用中。
IEが悪いという理由はマイクロソフトだからと言いたい所ですが、IEのみWebのデザインが崩れ大迷惑なわけです。ご多分に漏れず、ここも数週間前までIE6ではぶっ壊れるページが多数有りました。逆にMicrosoft側から言えばIE以外が崩れていると言いたいのでしょう。
IE8をお使いなら、ツールから互換表示設定を御覧有れ。
破れたアイコンはIE以外、正確にはGekkoエンジン以外を表しているのかと。
最下行の「互換表示ですべての~」にチェックを入れると正常に表示されます。
なぜIEが壊れているかは皆がそう言うという理由では無く、IE以外はきれいに表示されていてもIEだけは崩れてしまう。更にはIE7までは何とかなれど、IE6では崩れる事も良く有ります。独自仕様と言われるならそれまでですが、多くのデザイナが頭を抱える問題。
徐々にでは有りますが減っているものの、IEシェアは相変わらず高く半数以上。
InternetExlorerのみとし、バージョンで分けて見ましょう。
IE8が約6割、続いてIEユーザの4人に1人はIE6となっております。
コンピューターワールドに興味深い記事が載っておりました。
【Chitika調査】IE 6、企業PCでは今でも現役――業務時間中の最大シェアは13% : Webブラウザ - Computerworld.jp
http://www.computerworld.jp/topics/browser/180269.html?RSS
締めに良い事を書かれています。
ChitikaのCTO(最高技術責任者)、アルデン・ドロサリオ(Alden DoRosario)氏は、「個人のインターネット・ユーザーの方が、企業のIT部門よりも技術的に進んでいるように思える。自社の従業員にセキュアなWeb利用を呼びかける立場の人が、会社でIE 6を使い続ける一方、自宅ではより安全性の高いブラウザを使っているというのは、ばかげたことだ」と指摘している。
丸ごと納得ですが、システム担当が勝手に企業のPC環境を変更するわけには行かない。パソコンに合わせた周辺機器やアプリケーションが入っており、リースなどでセットになっていればOSなど変更出来ないかも知れず。
私が時々記事内で「会社で見ているなら」などと書きますが実際にどうなのか、コンピューターワールドの調査を元にここのアクセスより調べてみます。ホスト名に驚きの大企業がわらわら載っている日も有りますがそのような統計を公開するわけも無く、一般的な企業は自社で固定IPなぞ持ってはいない。IE6に絞れば良さそうです。
見づらいですが右上に小さく出ている通り、上からIE6、IE8、Firefox。
IE7は6と8の中間辺りと考えて下さい。面倒なので取っていません。
面白い事に現在最新のInternetExlorer8.0とFirefoxが似たような曲線を描いています。下2つです。朝9時まで一気に上がり、緩やかに流れて19時は夕食時か移動なのか一旦やや落ちる。その後は23~24時を頂点としております。
関係有りませんが、Yahooオークションなどで21~22時に終了すると最後の入札が多くなり高値が付くという話に納得。19時はやめとけという事も言えます。
変わってIE6は妙な曲線、朝8時からグッと上がり9時まで上昇。なぜか12時の昼休み時が1日で最も多くなっております。17時以降は落ち始め、19時以降は安定というIE8やFirefoxとは違う流れ。確かに勤務時間帯に似ています。
IE6のみとしてOSの種類を見ます。
87%がXP、約1割は2000。Vista以降、IE6は入らないので当然と言えば当然。
極め付けはこれです。
上がIE6で妙な凹凸、下はIE8ですが他のブラウザも同様。
へこんでいる部分が見事に土日です。
このようなグラフをどこかで見た事が有ると思い出すと、SEOで有名なブログ。最近週一更新なため特徴が出ず、前年より適当に貼らせて貰います。
アクセス解析 - 2009/05~Yahooのアクセス数が増加~【パシのSEOブログ】
http://www.jweb-seo.com/blog/wordpress/2009/06/02/653
土日にへこむ、緑の線は前月で同じように2日へこんで5日上がる。
企業からのアクセスが多いのかと思いますが根拠は有りません。
以上、ComputerWorldは海外の事情でしたが日本でも同様にIE6は企業に根付いており、ついでに言えばOSはXPが9割近いという事になりましょう。
IE6、企業PCは今でも現役というタイトルを一応証明出来ました。
IE6のサポートはいつまでなのか?
IE6と言えば数ヶ月前にGoogleがYouTubeなどでサポートを打ち切るというニュースが拡散しておりましたが、マイコミジャーナルの昨年夏頃の記事によるとMSとしては2014年までサポートせざるを得ないだろうと。
MicrosoftはIE6サポートを2014年まで切れない!? | エンタープライズ | マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/08/12/023/index.html
IE6の最終便はWindows XP。そのXPが2014年までサポートを延期(本来2009年1月だった)した為、IE6もセットになるという考えでその通りかと。延期が決定した時期は2007年。
Vistaがこけてこれはまずいと思ったのでしょうか。シェアを奪われると考えたならMSは弱気過ぎ、その代償として未だにXPを使い続ける企業多し。2014年まで約3年半も使えます。
しかし本当にやるのだろうかと調べた所、IE6のマイクロソフトページは片っ端から更新が止まっており、日付が2003年や2006年で停止。と思いきや、IE6が壊れた時の修復方法を今年1月に上げております。サポートと直接関係有るかは知りませんが、忘れてはいない。
Windows Vista および Windows XP で Internet Explorer を再インストールまたは修復する方法
http://support.microsoft.com/kb/318378/ja
まあ大丈夫でしょう。
企業のIEは6で大丈夫なのか?
結論から行くとIE6でよろしいかと。Webデザイナを敵に回しそうですが、YouYubeやGoogle Appsが使えなくとも遊んでいないなら特に支障無く。3月にはGoogleDocsとGoogleSitesもIE6のサポートを切ったようですが、MS Officeや普通にWebサイトを持っていれば問題無し。
Windows XPを使い続ける限り何ら支障無しと思われます。更にマイクロソフト様が失敗している事は、Appleや特にGoogleを恐れてかXPを中古PCやネットブックに入れて未だに販売中。更には中古パソコンにまでWindows7を入れまくる始末。Win7は関係無いか。
Googleとしては脆弱性有る10年近く前のブラウザ(IE6)は捨てて当然と言えますが、マイクロソフトにしてみればIE6ユーザが残っている限りMS市場は残るという事。
セキュリティの面からすると更新されているのだから良く、市場占有率が低くなればセキュリティホールを狙われる確率も低くなり良いような気がします。
それはおそらく気のせいなので、FirefoxやChromeに乗り換えましょう。私もこのサイトをいじっているため、IE率は低くなって欲しい一人。
遅い、止まる、崩れる、壊れる、破れる。それがIEです。
次世代ブラウザ Firefox – 高速・安全・カスタマイズ自在な無料ブラウザ
http://mozilla.jp/firefox/
Google Chrome - ブラウザのダウンロード
http://www.google.com/chrome/intl/ja/landing.html?hl=ja&hl=ja
古めのパソコンやメモリが少なければChromeがお勧め。Firefoxは便利にアドオンを入れまくり便利になると比例してメモリを大きく食います。
会社で見ている方々には、Chromeのシークレットモード、お勧めです。
職場でも自宅でもアホのようにアドオンが入ったFirefoxがメインですw
たまにサクっと済ませたい時にChrome、Operaを使うくらいで、自宅でIE8を入れるだけ入れてますが使ってないですね。
職場ではIE8へのUpdate自体が禁止ですし、自宅に年代物のwin98機があるのでこれにはIE6が入ってますが、これはIE6以外は対応してないから仕方ないw
Firefoxは高機能なアドオンが無数にあって便利なのですが、ヒツジ先輩もご指摘の通りメモリをやたら消費するところがあり、ふと気がつくと5、600MB使われていることがあります。
about:configでイジッてそこいら辺を緩和することは可能なのですが、そう劇的に変わることはないように思えます。
私はよく複数のtabを開き、ページ先読みアドオンで十数ページを連結させて閲覧したりするのですが、モノグサなので席を長時間空ける時もFirefoxを終了させず、起動したまま数週間使い続けたことがあります。
PCの挙動がおかしいのでタスクマネージャで確認すると、Firefoxだけでメモリ消費が1GBにせまり、パフォーマンスタブのPF使用量が2GBを超えててあれにはフイタw
明らかにPCがまともに動かない。PF使用量が物理メモリを超えており、マウスカーソルを動かすだけでHDDにアクセスが発生して、もう何をやろうとしてもカックカク、当然web閲覧では画面のスクロールすらまともに出来ないw
このPF使用量というのが厄介で、ページングサイズが小さいと、随時にPF領域が作られてDISK上でエラい断片化してしまい、その散在したPF領域にいちいちアクセスが発生するのでもう目も当てられない状態になります。
XPの仮想メモリ設定で、事前にページングファイルサイズを大きくとっておけばある程度断片化は防げますが、結局PCを再起動しない限りdisk上にPF領域は残り続けるので、私はページングファイルは使用しない設定にしています。
ただ、物理メモリ量がそれなりにあることが条件になりますし、PF使用しないの設定にしていても普通にPF使用量はGBサイズまで増大する上、Firefoxを閉じるまで解消されません。
どうやらXPの仮想メモリ設定にある「PFを使用しない」は、アプリ起動中は普通にPF使うしバックグランドプロセスも同じように使うけど、アプリを閉じてプロセスが終了すればPF領域を開放するから。ということらしい・・・
それ当たり前だからw、むしろそっちデフォにしろよw
なんだかうまいこと言ってMSのせいにしてますが、使わない時は上げっぱなしにせず、マメにブラウザーを閉じるようにしてさえいれば、メモリ使用量がギガサイズなどという状態にはなりませんので、そうしろよって話であって、ブラウザやOSのリソース管理が悪いわけじゃないですw
どう考えても私の使い方がアホなだけです。本当にありがとうございました。
でも聞くところによると、世の中にはブラウジング時に40~50タブ開いて、HD動画をストリーミング視聴などという強者もいるようなので、今後はメールとネットくらいならたいしたスペックは要らないとか安易に言えません。
初心者「PC買うので意見聞きたいのだけれど・・・」
私「じゃあ、とりあえずPCで何したいか教えて。」
初心者「ネットとメールくらいしかやらないと思う。」
私「それならメモリ24GBにゲフォでSLIが最低環境だな(キリッ」
まさに外道!
職場では社内システムが対応していないという理由でIE6以外のブラウザは使用不可、でも、他ブラウザのインストールは特に禁止されていないので、仕事中に閲覧したサイトの表示がおかしいと、FFやChromeを立ち上げて確認するという面倒なことを強いられてます。
でも、習慣とは恐ろしいもので、これだけIEには泣かされているにも拘わらず、自宅では未だIE8を利用しています。確かにFFもChromeもIEとは比べようもないくらい便利で速いのは分かるのですが、一旦手に馴染んだものは、多少の不便があっても何となく使い続けてしまう……私のように、そういう一般人は案外多いのではないでしょうか。
そういえば、IE8のツールバーに出てくる破れアイコンがうざくて仕方なかったのですが、今回の記事を拝見し、ようやく消すことが出来ました。ありがとうございます!
ついでに、TakaQさんのコメント「40~50タブ開いて……」のくだりを読んで、たまげました! たかだか4つくらいのタブを同時展開しただけで、「うわあ、大変だ、一度に開け過ぎた」とあわあわしてしまう自分、どんだけ小心者なのかと(苦笑)
>TakaQ さん
Firefoxメモリ食いますね。
1GB有れば使い切る事は無いだろうとふと見ると軽く200MBを超えており何かの間違いかと思いましたが本気のようで。アドオン20個程度のタブ2個で120MB前後行っております。真剣に2GB増設を考慮するもののメモリ付近は鬼門(再起動繰り返しorBIOS起動しない誘発)の為、寝た子は起こさない方向です。
電源切らない環境ならこれがお勧めかも知れない。
めもりーくりーなー
http://crocro.com/pc/soft/mclean/
クリーニングされた直後は重くなりますが、空き二桁MBとか往復しているなら試す価値は有りましょう。私はもちろん使っていません。寝る前に電源切るので。
>MK さん
IE8は表示テスト用として週数回開きますが6~7と比較しかなりまともになりましたな。他のブラウザに慣れてしまうと、どう見てもIE自体が壊れていますが。
TakaQさんは私に256個くらい輪を掛けた特殊な人間なので普通と思われない方がよろしいかと。Firefoxでタブ40個放置は無い(笑)
私の文章力のせいで自分がFirefoxタブ変態になりつつあるので一応訂正しますと、40、50タブ開いてるのは私でなくて、いつだったかOKWaveだか知恵袋だかでそんな質問を見かけた記憶があったという話です。
VIPPERあたりの釣り投稿だったのかも知れませんが、あまりにもインパクトがあったので覚えておりました。
ソース貼ろうかと思いましたが、見つかんないのでやめました。
いや、めんどくさいからじゃないです。そんなことは少ししか思ってないです。
私は最高でも10タブ前後で、常時2、3タブが普通なのですが、アドオンは30くらい入ってるので、重いのはむしろそっちのせいw
ちなみに調査によると最高は600タブ開いている猛者がいるそうです。
ttp://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100401_358345.html
60じゃないです。600です。意味がわからない。
でも、「いくつまで開けるか、FFタブの限界」というテーマには、TakaQさんは興味がおありでは(笑)?
それにしても600タブって……横幅5メートル(足りませんか?)くらいのモニタを想像してしまいました。
古いIEがWeb標準に準拠していない点では私も悩みます。
ただ、Webデザイナーの方がよくIE6のレイアウトの崩れを批判して
らっしゃるのを見ると、自分の技術の足りなさを棚に上げているように
感じて、読んでいて非常に恥ずかしく残念な気分になります。
IE6は、一時代を築いたブラウザですから、それなりによいところも
あったと思います。
Webサイトというのは、必ずしもデザインのためだけにある訳では
ないので、デザインの観点からのみの批判はすこし乱暴な気がしました。
なお、デザイナーの立場からのご意見であることは承知しており、
Webが比較的自由に発言できる場でであることも承知しております。
そこで、私も自由にコメントさせていただきました。
失礼しました。
Webデザイナーの方の投稿かと思い、的外れなコメントをしてしまいました。
不要であれば削除なさって下さい。
デザイナ視点ならそうでしょうな。私はブログのレイアウトが崩れる事と、知り合いのWeb政策業者のストレス解消のためにオマケとして書いているだけです。
問題はIE6をマイクロソフトが標準として広めており、他のブラウザに合わせず独自路線で行くから鬱陶しい事。そしてIE6はGoogleなどがサポートを切っており不便だから乗り換えましょうという事で、誰が何を使おうと勝手。そして私が自分の日記でどう思い書いて広めようと自由という事です。