Seagateがハイブリッドハードディスクを発売するようです。
GIGAZINEやEngadgetより速く情報をゲットしたとやり遂げた感が有りますが、私がそのようなオタク情報をニュースサイトより早くキャッチするわけが無く自作変態御用達の上田新聞さんより。
PINUPS - 上田新聞 blog版: SEAGATEが4GB SLCを搭載したハイブリッドHDD Momentus XTを発表
http://nueda.main.jp/blog/archives/005003.html
SEAGATEがノートパソコン用の世界最速HDDとなるMomentus XT Solid State Hybrid Driveを発表しました。
発表と有り更に海外での話。しかし価格が出ており発売は遠く無いのでしょう。
上田新聞さんにも貼ってありますが動画で比較が有ります。
※Flash表示がエラーになったため削除 2018.09.21
一応説明を入れると
- 左上:SSD(フラッシュメモリに記録する、回転しないHDDの代用)
- 右上:Momentus XT(今回ネタにしているハイブリッドHDD)
- 左下:1万回転のHDD(普通は7200回転、ノートや大容量は5400)
- 右下:7200回転のHDD
1分半ほど英語で説明されますが飛ばし、1分33秒付近からWindows7が起動され延々と比較が続きます。時間が無い人の為に起動から35秒付近を撮って参りました。
Windows7を持っていなければ何の事やら判りませんが、左上のSSDに続き約1~2秒後に右上のハイブリッドHDD、左下の1万回転HDD、右下と続きます。これを見るのみではSSD凄いで終了です。
しかし見所は価格。
普通のHDDが50~85ドルの所、113~156ドル。高い(マテ
250GBでは7千円、500GBで比較すると9千円程の差が有りますがSLCのソリッドステートなメモリが付いています。安いSSDに使われているMLCより寿命が確か10倍とか。そして何より高速。
Seagateの公式によると、普通のハードディスクより80%の速度向上が見込めると有り大いに期待出来ます。ハードディスクが1~2TB必要になる人間は何か一般的では無い事をしていると勝手に想像すると、これが普及すると普通に高速なHDDが出回るという事に。
特長は
- SSD程の速度は無いが1万回転のHDD(500GBで4万円くらい)より高速
- SSDより安い、または大容量なので起動用に1本買えば事足りそう
- Seagateの保証なら5年が普通に付いて来る
以上のように、これは来たと飛び付いたものの、英語のページをググりながら読んで行くと、賛否両論というか悪いイメージの方が強い印象が有りました。
- Seagate何やってんだ
- 過去に何度も、2007年にはSAMSUNGが失敗しとるだろう
- SSDが安くなるのだからハイブリッドとか要らない
安く高速、しかもSLCのSSDもどき4GBが小判鮫状態。しかし今までは中途半端過ぎて流行らなかったハイブリッド。
USB3.0やeSATAなど外付を考慮したバックアップにも最適でしょうと書き締めようかと思ったものの、良く考えなくとも普通に見てこれはハードディスク。回転もすりゃクラッシュもします。
高速なストレージ(SSDなど)は起動ディスクやキャッシュ用にしてこそ本領を発揮するもので、バックアップ用や滅多にアクセスしないデータ倉庫などの用途としては勿体ない。
中途半端と言わざるを得ませんが、1万回転のHDD性能が激安と考えるなら、ファイルへのアクセスが多いと思われるFSP(オンラインのガンシューティングゲーム)など、限られた激しい用途なら有りかも知れません。
専門用語まみれの英語を心で感じながらふと思い出しましたが、これで良いのでは無かろうかと。お試し2時間x日数無制限。4千円でReadyBoostもどきが使えます。
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アンインストールが面倒なので毎回2時間試用していますが、効果が切れても何も変わらない。しかし私のPCはメモリ1GBしか載っておらず、メモリ2GB以上なら有る程度の高速化は期待出来そうです。
ヒツジ先輩、今日は。
私は以前、HDDは1万円の物を買うようにしていました。
今でも同じと思うのですが、そのあたりの物がGBあたりの値段が最安になるためです。ただし、現在はそんなに容量はいらないので500GBあたり(4千円程度)を買います。
さて、Momentus XTの250GBは、どうも1万円超ぐらいなので、本当に発売されれば、しばらくすると私のストライクゾーンに入ってきそうです。
ラプターやSASよりは遙かに安いので起動用にと狙っています。
「Seagateの保証なら5年が普通に付いて来る」というのは微妙ですね。
壊れても代えてくれると言うだけで、データは戻ってこないのでバックアップは必須なのは変わらないし、起動ドライブとしてみた場合、せいぜい2年ぐらいでさらに高速タイプな物(例えばSSDの値段が下がった場合とか)に入れ替える可能性が高いです。
自作変態としてはせいぜい3年保ってくれれば十分と考えますので、その分いくらかでも安くしてくれと。
いつもながら下らないコメントで申し訳ないです。
HDDへの価値観が似ております。私も1万円が基準。
プラッタの枚数やヘッドの数、回転数、メーカーや温度の範囲なども一応見るものの最終的には価格。いつ故障(パンク)してもスペアタイヤが並行しているよう使う事が普通になっております。
SSDは単品ズバリで無くともソリッドステートの仕組というかチップとかが出回り量産されると価格は下がると思いますが、下がる気配が薄かったり遅い事を見るとまだまだ私ら一般人には踏ん切りが付かない記憶装置。せめて3桁GBで1万切って欲しい所です。