年末と言えば大掃除。
個人的には普段から掃除するので単なる12月31日だけれども、多くの人はまとめてやるのでしょうな。パソコンも大きく掃除するなら、便利または必須と言えるかも知れないアイテムを紹介。
掃除箇所では無く、物別で5項目。
全部のスクリーンショットとリンクを貼るのは激しく面倒なので、試しに今回だけAmazonのアソシエイトで手抜きしております。
リンクから購入すると私へ数%のマージンが入る為、嫌なら踏まないようご注意有れ。ちなみに、Googleからの評価がどこまで下がるかテストしていたりも。
年末の大掃除で使うパソコン用のクリーニング道具
デスクトップPCを想定しているので、ノートなら適当に脳内変換を。
1.エアダスター(エアコンプレッサー)と掃除機
パソコンの掃除と言えばこれでしょう。
空気が出るだけのスプレーなので、使い方を知らない人は「何それ」的な話も聞いた事が有るけれど、ホコリを吹き飛ばす為にエアー以外の物が出て来られても困る。
エレコムのダストブロワーは私も長年愛用しております。長所は、
- コスパ良好
- 逆さ使用OK
- Amazonが在庫している事が多くすぐ届く
の3点。難点は
- 風圧が弱め(特に冬場)
- 連続使用時間が短い
- 結露するので缶が凄く冷たくなる
気温が低く良く冷えているなら風圧が弱く、連続使用は10秒も経たず風圧低下。挙句の果てに結露する為、使い捨てカイロなどを巻き付けるわけにも行かず。ローテーションする為に3~5本は常備しております。
風圧の弱さが気に入らないなら、エアコンプレッサー。
最近は家庭向けなのか安い物も種類が増えており、利点は
- 季節問わず風圧が強い
- 風圧が一定する時間が長い
- 広範囲のホコリを一気に吹き飛ばせる
難点は
- 超うるさい
- 準備と片付け、エアーと水抜きが面倒
- まともな物はフルセットで最低でも1万円は切らず高額
マンションの部屋の中で使っているという勇者も存在するようだけれども、普通は屋外や工場などで使用する物。どのくらいうるさいかは、電話が余裕で会話出来ないくらい。
しかも電源が必要で重量も有り、空気中には水分が含まれているのでタンクからの水抜きが必要という面倒くささも完備。
どうしてもスプレーでは嫌ならコンプレッサーを。しかし、年に数回PCクリーニングする程度ならコンプレッサーは場所を取る事も有り無駄が多いでしょうな。
ちなみに上の画像の本体のみでは使えないのでご注意有れ。少なくとも、ノズルとホースが必要。そのノズルも太さにより風圧が変わるので更に注意を。
使う場所の例。
- パソコン本体内部
- 電源ユニットの中
- キーボードの隙間 など
2.ウェットティッシュとウエス
液晶用と書かれている物が有ったので、こちらから。
何がどう液晶用なのか調べると、アルコールを使っていないらしく、液晶パネルの表面に優しいとかそういう意味かと。
激しくして良い場所なら、強力とか言うやつもございます。
私はいずれも使っておらず、近所のスーパーなどで売っている安物を利用。その安物ウェットティッシュでも落ちないような汚れは、マジックリンのような洗剤を容赦無く振り掛ける豪快な手法を使用。
ウェットティッシュなど何でも良いと思う。但し、乾拭きはこのタイプ。
綿のウエスは拭き後にゴミが残らない為、窓の乾拭きなどにも活躍。やはり私は上記商品を買っているわけでは無く、使い古したTシャツを適当にハサミで切断してウエスにしております。
使う場所の例。
- 液晶パネルとモニタ全体
- パソコンのケース
- キーボードやマウス など
3.静電気を吸着に利用したブラシ
1年ほど前に冗談で購入し、結構気に入っているブラシがこちら。
安いので2~3本購入してもよろしいかと。
理由は、キーボードなど比較的きれいな場所を掃除する用以外、パソコンのファンなどホコリが多く付着する汚い場所用。更に、毛先を短くした状態ならタバコのヤニでこびりついたホコリを取る用として。
安い割に掃除能力が高かったので、これも試しに購入し気に入っております。
画像では細長く見えるけれど、実際には毛の部分が大きく開きボールのような状態まで広がる仕様。
先に挙げた小さい方より広範囲に掃除可能。液晶モニタ全体をなでてホコリを取る以外、くしゃみをして灰皿から飛び散った灰を一気に掃除するのに便利。
使う場所の例。
小さい方はゴミを掻き出す用として、
- キーボードやマウスの隙間
- 液晶のベゼル(縁)の隙間
- ケースファン、PC内部のパーツ など
大きい方は、広範囲の小さなホコリを取る用として、
- パソコン本体や液晶モニタ全体
- PCデスクの上 など
4.ウェット綿棒、ティッシュペーパー
ここからはややマニア向けなので、一般PCユーザな人は何となくどうぞ。
同じ綿棒でも、ウェットタイプの物が存在しております。
乾いた綿棒をアルコールや洗剤へ浸す手間が省略できる、中々頭の良い商品。人体用なので洗浄力としては弱いけれど、乾いた綿棒でパーツを拭くよりはよろしいかと。
タバコをやるならCPUクーラー、ヒートシンクがえらいことになるでしょう。そんな時はウェット綿棒を10本くらい開封し、一気にこすりまくると楽。
使う場所の例。
- CPUクーラー(ファンの風切部、ヒートシンクのフィン)
- ケースファン など
5.洗濯用洗剤
ラストは普通の人には関係無い可能性が高い、キーボードの洗濯。
一般的なキーボードならウェットティッシュで全体を拭き取る。それでも汚いならマジックリンなどを綿棒やウェットティッシュに着けて拭き取りましょう。
キーを引き抜く事が出来るキーボードなら、全体を分解しプラスチック部分は薄めた洗濯洗剤へぶち込めば楽。
source:Realforceキーボードをキートップ分解して掃除 - BTOパソコン.jp
普通の安物やPCのオマケキーボードはこんな事は出来ないので、真似してぶっ壊さないようご注意有れ。
パソコンのクリーニングは年に2~3回やりましょう(まとめ)
掃除しておけばパソコンが故障しないかと言えばそんな事は無いけれど、無駄に故障率を上げたくないなら年に1度では少ないと思う。
使用頻度や環境にもよるけれど、私は毎日数時間PCを使用するので1~3番を年に2~3回、4と5は年に1回の頻度で行うよう心掛けております。
マザーボードのコンデンサが液体から固体になるなど、昔のパソコンと比較し最近の物は比較的故障しづらくなっているとは思うものの、ヒートシンクをホコリでフタしてCPUやGPUが順調に周囲の基板を加熱するのは怖い。
年末年始に帰省する、または既にしているなら、近所の家電店や通販でエアダスターを購入し、側板外して掃除するのも30分もかからず出来る親孝行。
何年も掃除していないなら、パソコン本体の故障への対策より静音化に繋がる方がデカいかも知れない。
>年末と言えば大掃除
これも本来は年神様を迎えるためにやるんやでw
>結露するので缶が凄く冷たくなる
冷たくなるから結露するのではw
缶の中で高圧な液化状態のガスが缶外に噴射されたことで、缶内部の圧力が急激に減少、缶内部の液体の気化を促進させて圧力を保つには熱が必要になるのだけれども、熱の供給が間に合わずに熱交換が起きるから冷える(エアコンや冷蔵庫と同じ原理)
>マンションの部屋の中で使っているという勇者も存在するよう
とりあえず隣には住みたくないな(震え声)
>どのくらいうるさいかは、電話が余裕で会話出来ないくらい
実は振動もハンパないからw 一軒家ならまだしも集合住宅だと隣室へ与える影響から考えて相当厳しいと言わざるを得ない
>本体のみでは使えないのでご注意有れ
>少なくとも、ノズルとホースが必要
普通はセットで付いてんですが、付いてないのはソレかなり鬼畜の部類w
>ウェットティッシュなど何でも良いと思う
結論出てたw
>但し、乾拭きはこのタイプ
あれ、キムワイプはw
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A0%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%97
>1年ほど前に冗談で購入し、結構気に入っているブラシがこちら
コレも悪くはないんだけども結局はさ
>安い割に掃除能力が高かったので、これも試しに購入
こっちで代用できるのよねw
>先に挙げた小さい方より広範囲に掃除可能
そうそうつまり大は小を兼ねる的な何かっていうか、汎用性が思いのほか高いから一本手元にあると捗る捗るw
>小さい方はゴミを掻き出す用として
アレはかき出すってより静電気でホコリを吸着させてるのじゃないかな
>綿棒をアルコールや洗剤へ浸す手間が省略できる、中々頭の良い商品
きっちり密封して保管しないと次回使う時乾いてそうなんですがw
>タバコをやるならCPUクーラー、ヒートシンクがえらいことに
きっと中華料理店の換気扇みたいな感じかな(白目)
>普通の安物やPCのオマケキーボードはこんな事は出来ない
むしろ安さ故のパーツクリーナーによるダイレクトアタックが可能w
http://bto-pc.jp/btopc-com/etc/blog-2014-03.html
>1~3番を年に2~3回、4と5は年に1回の頻度で行う
頻度少なくしたいのもあって、私はコレやってますな
http://copains.idns.jp/mini3/pc_filter.html
>ヒートシンクをホコリでフタしてCPUやGPUが順調に周囲の基板を加熱
んなもんコンプレッサーなら一撃じゃねぇかと思ったけれどもタバコのヤニが付いてしまう環境だとワントリガーで状況終了とはいかんでしょうな
>故障への対策より静音化に繋がる方がデカい
閲覧注意レベルからのクリーニングなら確かに効果絶大でしょうw
危険と思うので本文には書かなかった、安物キーボードのクリーニングについて。ゴミ捨て場から拾って来た、COMPAQのキーボードを掃除していた頃の洗浄方法。
1.キーボード全体にティッシュペーパーが2重になるよう覆う
2.マジックリンを泡モードにして全体にぶっかける
3.しばらく放置(5~10分くらい)
4.ティッシュを取り除き、全体を2回水拭き
5.ウェットティッシュでベタベタしなくなるまで拭く
故障するかなーと思いつつ10回はやったけれど壊れなかった。もちろんお勧めはしない。
>マジックリンを泡モードにして全体にぶっかける
あれもいろいろあるようなので中性タイプのはエエのでしょうが、アルカリ性のやつだと基板や金属端子の部分がどう考えてもアカン気がしてならんのですけども不思議ですなw
>Amazonのアソシエイト
>リンクから購入すると私へ数%のマージンが入る
>Googleからの評価がどこまで下がるかテスト
いくら入るかもテストしているんですかね?w
>エアダスター
買ったまま放置していますわw
>マンションの部屋の中で使っているという勇者も存在する
近所迷惑だなw
>近所のスーパーなどで売っている安物を利用
私も近所のスーパーで売っているのを使っていますw
>結構気に入っているブラシ
私もこのサイトの記事を見て買いましたw
>これも試しに購入し気に入っております
今度Amazonで何かを買うついでに買ってみようかなw
>ウェット綿棒
キーボードの隙間の掃除にも使えるかな?w
>タバコをやるならCPUクーラー、ヒートシンクがえらいことになるでしょう。
タバコやらない人には関係ないなw
>1~3番を年に2~3回、4と5は年に1回の頻度
今のデスクトップPCを買ってから1年半経っていますが、全然掃除していませんw 簡単に分解ができずかつ簡単に移動できない設置場所なのでw そろそろすべきだと思っていますが…w
>パソコン本体の故障への対策より静音化に繋がる方がデカいかも知れない
確かに購入当初よりうるさくなってきたと思いますw
>エアダスター
私は何となく「逆さ使用可」「スイッチが押し下げ式ではなくトリガー式」「エコとかノンフロンとか性能と無関係な箇所を前面に出して強調していない」辺りを条件として、ナカバヤシの「DGC-JB9」を選んでいます。トリガー式は逆さ使用した際に、手が疲れにくくて良いですよ。
>ウェットティッシュとウエス
EIZO公式で液晶クリーナのセットが販売されていますから、EIZOユーザは購入してみるのも良いのでは。
EIZO株式会社:ScreenCleaner
http://www.eizo.co.jp/products/ac/cleaning/
なお、Amazonの方が安い模様。
Amazon.co.jp:EIZO Screen Cleaner モニタークリーニングキット
http://www.amazon.co.jp/dp/B0000A410N
>ウェット綿棒
件の商品は「精製水で濡らした綿棒」ですので、錆びそうな部分に使う場合は気を付けた方が良いですね。特にCPUクーラーのヒートシンクを掃除する際は、外してからの方が安心。私は無水エタノール&綿棒 or 脱脂綿でガンガン行きますが。
>キーボードの洗濯
これならキートップを外さずとも水洗いできて便利。
※ただし打ち易さとは関係ない
※ただし水洗い後は8時間もの自然乾燥が推奨される
丸洗いできる! かわいい「ウォッシャブルキーボード K310」
http://k-tai.impress.co.jp/docs/column/todays_goods/20130712_607384.html
>エアダスター
私も掃除の際によく使ってます、というかPC内部の掃除にはこれと掃除機があればほぼ事足りますな。ケースファンの汚れは使い捨て前提なので軽くエアダスターでホコリ飛ばしたらそれで終わりにしてます。
CPUファンはヒートシンクに溜まったホコリの状態を見て判断してますが、1年でだいたい4~5回も掃除する必要はないと感じております。2~3回で十分かもしれない。
>ウェットティッシュとウエス
EIZOユーザーですが、エレコムの安い液晶用と書かれたウェットティッシュを使っています。理由はぶっ壊れてもまた買いなおせばいいだけだからです。
今使ってるFS2333は去年購入した物ですが、普通に動いており壊れたら今度はEIZO以外にIODATAなども検討したいところ。
>キーボードの洗濯
使い捨て前提で考えてますので丸洗いとかはしていません。たまにキートップを外して掃除機でホコリを吸い取る程度です。
液晶モニターを除くと今年1年で作業環境をほぼ丸ごと再構築となり、かかった費用もそれなりに散財してるかもしれません。上を見るとキリがないので妥協の日々です。
>年末と言えば大掃除
PCに向かう時は大概猫がひざの上にいるのですが、その猫の毛をたくさん吸い込んだせいで、ほぼ無音といえるアルミMacが無負荷で「サー音」が出るように。そろそろ開腹(分解)してファンやらヒートシンクの掃除をせよという合図かと。Macは型式毎に独特の開腹手順があり、幸いにして大勢の人柱の皆様のおかげでその手順が公開されているので失敗なくできます。(感謝)
そして、開腹するのであればせっかくだからこの際能力増強もしておこうと以下のように画策するこのごろ。
①CPU交換(i5 2400s → i7 2600)
②GPU交換(RADE 6750M → RADE 6970M)
③SSD追加
もちろん、財務省のご機嫌次第なので正夢となるか初夢として終わるかは私の(ご機嫌取りの)腕一本にかかる訳ですが…。