電源が入らないとか入るが画面表示しない時の対処法

2018年4月19日

Windows PC不具合まとめ。

今も昔もPC不具合の症状の見た目はそう変わっておらず、過去何台も自作PC修理して来た人ならだいたい判ることを私の場合は数千台単位での修理経験なので2018年4月版として語ってみようかと。

Windows 7~10時代の対処法。

パソコン不調時の見分け方と対処法2018年版

ここからは可能性があるとか確率が高い感じの話であり、私はエスパーではないので100%断言できるものではございません。

なお、故障箇所の右に付けたアルファベットは交換難易度を表しており、難しいならA、比較的簡単ならC、誰でもできそうならDのABCD4段階としております。

  • A・・・メーカーで修理するレベル
  • B・・・ハードウェア詳しい人なら何とかできる
  • C・・・PCハードウェア初心者でも対応できなくもない

なお、一番たちがわるいのは、パソコン詳しいと自慢しているオタク負けず嫌いでガンコなおっさんなのでそういう人には相談しないようご注意。余計に壊す可能性大。

以下、ページ内リンク。押すと下へ飛ぶのでこのページを全部読むならスルーで。今困って検索して来たなら、該当するリンクを押せばOK。

  1. 電源が入らない
  2. 電源入るが画面表示しない
  3. Windows起動前に止まる
  4. Windows起動するが途中で再起動
  5. Windows起動後の動作がおかしい

1.電源が入らない

具体的な症状は、電源ボタンを押しても、

  1. ランプが点灯しない
  2. 動作音が全くしない
  3. ボタンの手応えが以前と違う

3ならばボタンの中のスイッチが物理的に壊れている可能性が高いため、メーカー修理かパソコン詳しい人に応急的な代替スイッチを取り付けてもらうしかございません。

1と2はパソコン故障のあるあるで、本当に故障しているなら、

  • 電源ユニット:B
  • マザーボード:A

どちらかを交換する必要あり。いずれも不慣れな人にはハードルが高すぎるので自力で何とかしない方がよろしいかと。

なお、電源ユニットとはデスクトップPCの事であり、ノートPCで電源入らない場合は高確率でマザーボードというメインの基板が故障していると思われるため、修理代は高額で個人で基板交換するのは相当難しい。

また、街の修理業者へ依頼するとメーカーのノートの基板なぞ新品を持っているわけが無いし、契約していなければ単品で基板は買えないので中古で良いならと考えましょう。工賃はメーカー並に高いと思う。

故障ではない場合はこれらが多い。

  • コンセントにプラグが差し込まれていない
  • 延長コードの先がコンセントに差されていない
  • 電源ユニット側の電源ケーブル端子が奥まではまっていない
  • 長時間、室温が低すぎる状態が続いていた

「そんなバカなミスはしない」と思うことなかれ、私はプロを自称できるほどパソコン修理をしていたけれど修理現場で数回やった事がある、上から3つともすべて。盲点なのが電源ユニット側で、プラグ挿したつもりが奥まで入っておらず通電しなかった経験も。

電源入らずメーカー修理依頼する->こちらでは異常みられず->ユーザ了解により何もせず返却->なぜか正常に動いた、という話は一度や二度ではございません。

例として部屋の模様替えでパソコンなどを移動した後、コンセントに電源プラグ差さず、ならば当然ながら電源入らず。その後に何も考えず配線を全部外して修理依頼したなら正常品を修理依頼したことになってしまう。

まれな事例としては、延長コード(マルチタップ)の故障でおそらく内部の断線だとか、沖縄は電圧が不安定なので100Vを大きく下回っていたのでは?という正常PCもあった。

室温に関してもあるあるで、特に東日本の山間部や東北、西日本の山陰の冬のように夜間10度切れる状態が続いた朝などは一時的にうんともすんとも言わない事が多々ございます。マジで多い。

パソコンの電源は室温が低すぎるとダメ。日本では高すぎて異常を起こすほど気温は上がらないけど、気温が低すぎる日は室温を疑うべし。

2.電源入るが画面表示しない

具体的な症状は、電源ボタンを押すと、

  1. 電源ランプは点灯し動作音もするが画面が真っ暗
  2. いつもピッという電子音が鳴っていたが鳴らない
  3. 逆にいつもとは違う電子音が断続して鳴る

番号合わせて故障の可能性順。

  1. メモリ:C、ビデオカード:C、電源ユニット:B
  2. メモリ:C、ビデオカード:C、電源ユニット:B
  3. メモリ:C

マザーボード故障の可能性はゼロではないけれど、電源が入るなら確率は低いとして外しております。電源の可能性も低いが、経年で劣化したものは電圧が足りず中途半端に電源入ってしまうことはある。

メモリは故障経験ない人が多いかも知れないけれど意外と壊れる。特にパソコンと同じ部屋で喫煙しているなら確率アップ。ちなみに静電気で故障は憶測のみで実際は聞いたことがない。

ビデオカードは搭載しているならの話であり、メモリとビデオカード以外にもTVチューナーなどのパソコン背面の下部に端子があるなら疑わしく、難度はいずれもCクラス。電話で教えながら40代女性がメモリいじれるくらい。

3番をメモリとほぼ断言しているのは、電子音(ビープ音)の断続はメモリ認識していない時ばかりで、他のエラーでこの症状は聞いたことはあるが見たことはないほど。

それぞれの対処法。

  • メモリ・・・2枚以上なら1枚ずつ抜いてみる、1枚なら別スロットに挿す
  • ビデオカード・・・別途マザーボードに出力があるなら外してそちらで
  • 電源ユニット・・・詳しい人に相談、メーカー修理
  • その他・・・コンセントからプラグ抜いて電源ボタン10秒長押し ※放電

メモリは単に挿し直すだけで正常動作に戻る事もあり、ビデオカードは挿してマザーボードに認識されている以上は取り外さねば映像出力は切り替わらない。

電源はムリならスルー。その他で書いた放電とは、修理前の相談時にコールセンターが答える方法で、電源プラグ抜いて10秒くらい電源ボタンを長押し。これでなぜか直ることもあり理由は不明。

パソコンの故障ではない場合。

  1. モニタと接続するケーブルの端子がどちらか抜けている
  2. モニタ側の故障
  3. モニタの電源が入っておらずスタンバイ状態になっていない

1は部屋の模様替えやPC本体を掃除した時に端子が抜いたまんまになっていないか、または地震で大きめに揺れた、掃除機をモニタ背面へ突っ込んだおぼえはないか。一旦コネクタを外して挿し直してみましょう。

2と3はモニタの電源ボタンを押してランプが点灯や点滅するか確認し、全然つかないなら故障はモニタ側の可能性。点灯・点滅したならPC電源オンにしてみましょう。モニタは停電時にオフになる機種もあるので電源オンすればOK。

豆知識としては、大昔のパソコンはPC本体にモニタの電源プラグが挿してあり、PC本体電源オンでモニタ電源も連動していたけれど、液晶モニタになってからは映像信号が来たらスタンバイ状態になっていたモニタの画面が反応する仕組。

3.Windows起動前に止まる

パソコンの電源は入る、モニタの画面も表示した、その後。

  1. メーカーのロゴが出たまんま進まない
  2. 黒い画面に白い英語が1~2行表示し止まる
  3. 黒い画面に白い英数字がたくさん表示して止まる
  4. Windowsが正常に終了しなかったとしてメニューが出る

これらは様々な原因が考えられ、一般的な故障の可能性としては以下。ストレージはハードディスクドライブ(以下、HDD)またはSSDひっくるめた意味。

  1. Wiondows:C、ストレージ:C、キーボード:D
  2. Windows:B~C、ストレージ:C
  3. Wiondows:B、ストレージ:C、キーボード:D
  4. Windows:B~C、ストレージ:C、メモリ:C、CPU:A

1と3が共通しているのは、1は3のようにはならずメーカーロゴを表示するよう設定されている場合なだけで3はそのメーカーロゴを表示しない設定。これはBIOS(UEFI)設定変更で切替できるが、パソコン詳しい人がやるレベル。

1はまず3の状態へ設定変更しなければ原因は判らない。3ならば何と表示されているかにより、何がまずいのか意味がわかる。表示はエラーによりたくさんあるので発生頻度の高い有名どころ、かつ文字も一部だけで。

  • 表示の最後あたりにS.M.A.R.T.の文字
  • 表示の最下行にDiskSATAの文字
  • 表示の下部あたりにKeyboardの文字

上2つはストレージに異常を検出しており、S.M.A.R.T.はハードディスクの故障、2は複数あるストレージの認識ができていない時に見られる文字。いずれもストレージの故障が考えられ、低確率でSATAケーブル。

一番下のKeyboardはキーボードが認識できない時に表示されるもので、接続していないならつなげる、接続しており正常に操作できるのに出るなら無視してF1キーを押して続行、気になるならキーボード交換してみるか詳しい人がF2キーを押してキーボードの検出の設定を変更してもOK。

2の故障は黒い画面に白い文字が1行、多くても2行の場合。

  • Operating System not found
  • BOOT Failure - Press any key to continue

同じ意味でOSが起動できない、Windowsが入っていない、起動用ファイルが見当たらない、壊れたか消したかそんな感じの意味。

またはWindowsが起動するストレージを認識できていない場合にも同様なので、Windowsかストレージが壊れている可能性が考えられる。

故障ではない場合。

  • DISK BOOT FAILURE

光学ドライブ(CD、DVD、ブルーレイ)またはUSBから起動しようとしてできなかった場合。今時フロッピー使っている人は居ないのでスルーすると、光学かUSBのいずれかに起動できそうな何かが入っているので抜き出しましょう。

ラストの4番はWindowsが壊れている、ストレージの故障、に加えてメモリ不良なのに動いてしまっている、そして数千台に1台くらいの確率でCPUが故障している場合。多くはWindowsかストレージ。

メモリエラーのパターンで多いのは、ユーザが自力でメモリを増設した時が多かったので増設したなら抜きましょう。相性問題によるエラーが出ております。

1~4全てに共通してWindowsの入れ直しがBやCになっている理由。

  • C・・・HDDリカバリやリカバリーディスクで入れ直し
  • B・・・Windowsのきらきらディスク+複数枚のディスクで入れ直し

Cは簡単、HDDリカバリシステムを起動してデータ吹き飛ばす覚悟で工場出荷状態にしたり、メーカー作成のリカバリDVDがあるならそれを実行すればOK。

BはBTOパソコンや海外メーカーあるあるな素のWindows入れ直しであり、ドライバという部品認識用ディスクが別途あるなら何を入れるか判断が難しい。

Windows 7あたりからドライバは自動で入るものが多いけれど、自作以外にノートPCならばオーディオやLANは自力で入れ直しになる機種もございます。 

4.Windows起動するが途中で再起動

Windowsのロゴが出たり、クルクルが表示されるが途中で、

  1. 勝手に再起動されてしまう
  2. 青い画面になり止まる
  3. 待てど暮せど進まない
  4. 再起動ではなく電源が切れる

故障の可能性ある部分と対処の難易度。

  1. Windows:B~C、ストレージ:C、メモリ:C、CPU:A、その他
  2. Windows:B~C、ストレージ:C、メモリ:C、CPU:A、その他
  3. Windows:B~C、ストレージ:C、その他
  4. CPUクーラー:B ※または故障ではない放熱不足

その他とは、搭載されているTVチューナーやLANカードとか、プリンタなどWindowsが認識すべき機器が認識に失敗したりジャマしたり、その機器が故障している場合。

1と2の症状は同じ意味で、いずれもブルー・スクリーンオブ・デス、略してBSODという、Windowsが何らかの不具合を検知して何かおかしいので起動できない状態であり、1は不具合検知による再起動の再試行、2は同じくながら再起動しないよう設定していた場合。

1はもう詳しい人に聞くかメーカー修理しか無く、2ならばSTOPコードが表示されているはずなので、そのコードの右にある0x~で始まる数桁を検索して調べたならどこが悪いのか判るかも知れない。

2つめの赤枠の中、これは0x~D1<-この下2桁が重要。

blue-screen-of-death.jpg

但し、経験的にはこのコードが不具合を当てる確率は低い。

なお、Windows 10で時々正常起動する、逆に時々BSODになるなら、Windows上から修復できるかも知れない機能がございます。今見つけた。

bsod-repair

検索窓にてブルースクリーンと入力すると上にブルースクリーンに関する問題の~が出るのでクリックし、右の窓が出たなら自動的に修復するへチェックを入れて次へを押すと何か調べてくれた。

しかし少し考えればわかるはず、これで修復できる可能性があるのはWindowsが壊れていた場合のみであり、ハードウェア不具合をWindowsが直せるわけはございません。

3番、延々待てども進まない場合。

高確率でWindowsの不具合、低確率でその他機器、もっと低確率でストレージ、。私がいたメーカーでは、HDD(ハードディスク)の数値が正常ならWindows入れ直し、少しでもHDDが怪しいならHDDも交換、保証期間切れなら状態をユーザへ伝え判断はお任せといった感じ。

ここで仕様にはない何かが増設されていたならまずそれを全部外すので、何か盛ったならはずは全部外しましょう。プリンタとかUSBに接続されているモノもすべて。具体的には、電源、キーボード、マウスの3つが最小構成。

4番、再起動ではなく電源落ちて再起動しない場合。

CPUの温度が上がりすぎるとマザーボードがストップかけるので起こる症状で、CPUクーラーが勝手に故障する可能性は(水冷ではないなら)低く、パソコン落としたり蹴ったりしたならぶっ壊れたか。

と言いたいけれど、最も多いのはCPUクーラーを掃除しておらずホコリが詰まっており、しかもそのCPUが超高性能な時。掃除しましょう。その時にCPUクーラーいじって外してしまわないように。取り付け難度はBクラス。インテル純正ならグリス塗り直しになるのでA級。

5.Windows起動後の動作がおかしい

Windowsが完全に起動し操作できるようになった状態で不具合が出ているなら、高確率でパソコンは故障しておりません。但し、ごくまれにHDDが壊れかけているならそれを除き。

原因はこのようなところ。

  • マルウェアが入ってしまっている
  • 偽のメンテナンスツールを使用している
  • セキュリティソフト入れずバイオハザード状態 

全部ユーザ過失なので、こういう人は何度でもWindowsがおかしいとケチを付けるため、最終的にそのメーカーが悪い、二度と買わないとか言い始め勝手に激おこするスタイル。

ちなみに上記3つ以外にも動作がおかしくなるソフトはあると思われ、メーカー修理現場側はどのソフトが原因かは調べず、動作がおかしい、変なポップアップが出る、この時点でアウトとして再インストール。

というわけで、修理報告書にWindows動作不良のため再インストールとか書いてあったなら高確率でユーザ、次くらいにマイクロソフトが悪いと思えばよろしいかと。

機器の修理ではないため、リカバリ(再インストール)すれば直る。それでも不具合が収まらないならHDD故障の疑いがあるがまずない。

 

データが消えるのはストレージ故障かWindows不具合

パソコンはいくつかのパーツから成り立っており、最近というかここ10年以上はパソコン修理でストレージとWindows以外の不具合ならばデータは消さずに修理完了している印象。

大昔のNECや富士通PC、まだパソコンが30万円、14型ブラウン管モニタ5万円とかしていた頃は、どのような故障でも本体丸ごと交換しているのかデータは消されるが当たり前だったと記憶。

分けてみる。

  • 消える:Windows、ストレージ
  • 消えない:ケース、電源ユニット、マザーボード、ビデオカード、光学ドライブ、カードリーダー、メモリ、など

こうすると多くの中の運悪い2種類に見えるので確率低そうに見えるけれど、修理依頼品の半分くらいが消えるパターンの作業なので、バックアップは正常動作している時に必ずしておきましょう。

データ消されたこと無い人はピンと来ないだろうから置き換えると、撮り溜めた映像満載のHDDレコーダを修理して全部消されるのか、炊飯器を修理に出すのかくらい違う。

今はUSBメモリが、大容量、高速、割安、と三拍子なのでノートPCでも手軽にバックアップできる時代。但し、USBメモリなどは安いDVD-Rの次くらいに壊れやすいと思えばクラウドが安全で手軽。

安心とは言っていない。

余談:過去記事の書き直しリクエスト募集

当記事は2010年頃に書いたものを2018年版として書き直しております。2010年の記事は見ずに書いたので同じではないものの似ているはず。

もし過去記事で古くなって通用しないとか、今はどうなのかリクエストあればコメント欄またはメール btopc.com@gmail.com までネタふりお待ちしております。

コメント(2)

>いつもピッという電子音が鳴っていたが鳴らない
最近のマザーボードには起動時音が鳴らないヤツが多いんですね。先日マザーを飛ばしたときに気付きました、というかそれまで気付かなかった自分は一体。
新しいマザーを買うついでにブザーユニットというものを一緒に購入。なんだかんだで鳴ったほうが安心します。
マザーボード用ブザーユニットBZ-01 http://www.ainex.jp/products/bz-01/

>パソコン詳しいと自慢しているオタク
自画自賛しているオタクはだいたいそこまで詳しくないですね。逆に自分から詳しくないと宣言している方は、もう少し勉強したらどうかと意見したくなるほど壊滅的にPC音痴な感触。ただし自分では決して難しい作業を進めようとしないため、中途半端に進めて取り返しがつかなくなることが無い点は良し。

>1.電源が入らない
そういえばPCを物理的に壊す「USB Killer」なんぞありましたね。あれに引っかかるとPCがショートして、電源が入らなくなるんだとか。

GIGAZINE - USB端子に挿すだけで機器を破壊する「USB Killer」にさらに強力な新種が登場
https://gigazine.net/news/20170317-usb-killer-v3/

>100Vを大きく下回っていた
最近は耳にしませんけれど、古い木造住宅だと90Vを下回る事例もあったそうで。万一に備えて90Vから対応する電源ユニットを選ぶのも手。

>パソコンの電源は室温が低すぎるとダメ
ヒツジ先輩宅って冬は冷蔵庫が要らないくらい寒くなるのでは無かったでしたっけ。寒くなる事態が予想されるなら、予め電源ユニットにホッカイロでも貼っておくと良いやも。大きさ的にはレギュラーよりミニサイズのホッカイロが適当か。

クラベタ - 使い捨てカイロのおすすめ比較!貼るカイロの持続温度を1日かけて測ってみた!
http://kurabeta.jp/kairo/

>メモリは故障経験ない人が多いかも知れないけれど意外と壊れる
どこかのメーカがMemtestないし同等のメモリテストを行う専用のハードウェアでも作ってくれませんかね。外見はデュプリケータ然で、テスト結果を表示するモニタは内蔵でも、スマホとUSB接続してアプリ経由でテスト結果を表示する仕様でもOK。3万までなら出そうと思う。玄人志向と上海問屋とセンチュリーマイクロあたりがタッグを組んで開発してくれないものか。メモリテストを行うだけのために、PC1台を丸ごと使うのは面倒。

>黒い画面に白い英語
メーカー製のPCだと、そのへんの文章もカスタマイズされていることがあるらしいですね。DELLなんぞ筆頭。

>Operating System not found
これけっこう面倒ですね。前々からエラーが出ていてストレージの異常が考えられるなら、ストレージとOSを丸ごと一新するチャンスですが、あまり古くないストレージ環境で起こると、壊れたのはOSなのかストレージなのか判断に迷う限り。バックアップから書き戻しでCドライブが復活するなら、そこまで大きな手間ではありませんけれど。

>Windows起動後の動作がおかしい
原因に「インストールしたOSが海賊版だった」とか「Windows10だった」とか無いことも無い。


故障に関してのトラブルシューティングでは、HPのカスタマーサポートがなかなか的確で良さ気。動画は音声なし、HP側が用意した字幕を読んでいくスタイル(YouTubeで見れば英語音声あり、優秀でない日本語字幕表示可能)ですが、けっこう分かりやすいです。

カスタマーサポート - コンピューターが起動しない
https://support.hp.com/jp-ja/document/c03402195

「はい」「いいえ」の選択肢で進んでいくトラブルシューティングもなかなか優秀。解決方法を示す文章は文字量が多いため、長文に拒否反応を示す方には不向きですが。

HP PC - トラブルシューティング手順
http://hp.dezide.com/ts/start.jsp?guide=NoPowerorBootIssues.net§ion=external

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BTOパソコンの元修理担当。ハードウェアに超詳しいワケではありませんが、どうしたら故障するのか何となく解るので壊れにくいパソコンを紹介します。