PCの不具合症状、悪い書き方
- 起動しない
- 不安定になる
- インターネットに繋がらない
こういう書き方では何を指しているか修理作業者に伝わらず、本当に修理されず返って来る可能性が有ります。こう書け、という説明は過去に何度かしたので、今回は疑ってみる箇所を適度に解説。
1.ウィルスやスパイウェア、常駐ソフトが原因で遅い
有名メーカーに限らず、BTOなどでは初めからウィルス対策ソフトがインストールされており安全。ではありません。あれはソフトウェアメーカーの体験版をバンドルした期限付きのお試しソフト。
継続して使いますか?のポップアップを読まずに使われており、検出されたウィルスが2000個という強者がおられました。ほとんどがスパイウェアやアドウェアの類かと思われ、2000で停止しましたが、彼らは勝手に常駐しパソコンを遅くします。
修理に出しても工場出荷状態に再インストールされて完了なので、詳しい人に安全なファイルを聞きつつデータを退避し自分で再インストール(リカバリ)してみるのも手です。早いし安い。
2.メモリが足りていない、HDDの空き容量が少ない
昔は富士通、特にNECで見られた、なぜかメモリが256MBの特にノート。Windows Vistaが発売される直前まで平気でハイスペックなPCでも標準仕様となっていましたが、ちょいと詳しい人間から見れば冗談のような容量。
OS(この場合XPとします)が普通に70MB前後使用する為、256MBなら空き容量は約186MB。512MBと比較すると見た目の数値は2倍ですが、442MB/186MBとなり約2.4倍違います。
更に空き容量の内、メモリ使用量の大きいアプリケーションを使いつつ何かをすれば差は広まり「重い」となるわけです。
ハードディスクの空き容量が少なくなれば知らせてくれるものですが、無視して使っていると遅くなります。外付けHDDへ退避するか、パーティション分割でCドライブ以外にHDD容量が空いているなら移動すべし。
3.Windowsのシステムファイルが破損し起動しない
経験上、system32ファイルが良く壊れます。原因は知りません。
セーフモードから修復を試みる、修復インストール、システムファイルを無理矢理コピーするなどの手もありますが、安全に行くならOSを再インストールまたはリカバリ。
私は自分のPCなら色々試しますが、他人のパソコンでは必ず再インストールをお勧めしています。自分のパソコンでも面倒なので再インストール多し。A型な為も有るかと。
4.本当にハードウェアが故障している
OSの再インストールが出来なければ故障と思ってよろしいかと。
サポートセンターなどへ電話をすると、再インストールやリカバリしろと言う理由はこれです。Windowsのインストールが正常に出来なければ故障しているという判断基準。誰にでも出来ますが、メーカーのサポートはこれが普通です。
ファイルを修復したりレジストリの変更などは全部消してやり直せば良いため、手っ取り早くリカバリ。ハードウェアの故障か、ユーザにも出来る再インストールかの判断です。修理に出せば双方時間を取られ無駄なため、まずはリカバリ。駄目なら即修理へ。
5.ネットワーク、特に無線LANなどの外部要因
稀にノートの無線LANがオフになっているという、なぜオフにされたのか不明な人も居ます。年に1人居るかどうかですが。LANポート(コントロールパネルで言うイーサネットコントローラ)が本気で故障している事も時々有ります。
しかし、この症状の大半は設定が分からず間違っているため接続出来ないという、パソコンメーカーでは知った事では無い解決出来ないもの。NTTの接続ソフトを入れると、有線LANが挿すだけでは利かなくなる、設定が必要という極悪な症状も有りました。9割以上の確率で故障ではありません。
6.高性能を目指したが静音までは考えていなかった
自分でPentium DやQuadの上位CPUを選んでおきながら、騒音が凄いなどと質問掲示板で愚痴っている人間が居ますが、BTOでのカスタマイズはビックカメラなどに置いてあるパソコンより安く性能を高く出来るため当然の代償。
ナショナルブランドはデザインや用途に注力するため性能にはこだわらない。
私のパソコンは4年以上前のPentium4というCPUですが、モンスターハンターでグラビモスがブォーと唸ると同時にCPUファンも扇風機を強にしたくらいの音で羽ばたきます。
詳しく知らないため突っ込んで書きませんが、静音の相談をするなら「レイン」でググりましょう。カスタマイズに静音パーツも選べる事がありますが、そこまで選べるなら単品で購入し改造した方がよろしいかと。高性能イコールうるさい。
7.知ったかぶって改造、不良パーツを増設
ヒートシンクに保護シールを貼った状態でグリスも塗らず「電源が落ちる」と言われても笑えもしません。CPUファンとフィンの間に輸送用の緩衝材が挟まったままで電源が~と言われても寒いだけです。
自作は結構ですが、改造するなら完璧に元に戻すくらいの自信と技術が有ってこそやってよし。分解禁止のメーカーでは、無料修理保証が利かなくなるのみでは無く、修理自体を断られる事も有ります。
その他、MEMTESTで真っ赤になるような互い違いのメモリ増設も良くありました。そういう人に限ってメーカー(パソコン)が悪いと決めつけクレーム化し泥沼状態になります。
知ったかぶり禁止。知らないなら知らないと言える方が格好良い。
8.ジュースぶっかけられたり落とされた可能性
原因は子どもやペットで、あえてジュースとしましたが違う液体も有り得ます。
何もしていないのに液晶が壊れたり、ヒンジが吹き飛んだりパームレストが割れたりはしません。エスパーや何かが憑いているなら話は別ですが、そういう場合はメーカーでは症状が治まりません。
破損やひび割れのみでは無く、液体のねちゃねちゃ感が特にキーボードに無いか、白く削れていないかを良く見て下さい。自分以外が壊している可能性もあります。
物損や不注意による保証(保険)もメーカーによっては用意されているため、そういう可能性や心配が有るなら多少金額は張りますが加入する事。修理に出して逆ぎれしない事。
気のせいや知識不足、実は故障していない
遅い重い、電源が切れない、勝手にモニタが消える、などは故障では無いかも知れません。先に書いたようにハードウェアが故障していればOSがインストール出来なくなるため、どうしても故障と思うなら再インストールしてみましょう。
画面の設定を「5分でモニタを消す」にしてあり勝手に画面が映らなくなると言われても、設定を変えて戻すだけです。PCに詳しい人に相談したり、質問掲示板へ詳細を書き聞いてみましょう。
今回の記事はこちらのタイトルをお題に、思い付くものを書き出しました。
PCが「そこはかとなく調子が悪い」原因って? - ガジェット通信
http://getnews.jp/archives/39160
先に読むと丸パクリになる可能性が高いため読まずに書きましたが、結構かぶっていますね。内容のラストにある、この一段に同意。
いろいろ試しても改善しない場合にはすっぱりと割り切って別の製品を買う、というのも選択肢のひとつかもしれません。
しかし故障では無いかも知れません。
という後味の悪い終わり方をしてみます。
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