昨年末に書いた予算5万円でCore i3搭載PC(事務用)の続き。
BTOパソコンで行くか、自作(他作)PCにするかという事で保留しておりましたが、結論から行くと自作にて。理由は「故障や改造の際にブログのネタに出来るだろう」という友人からの生温かい御言葉。
CPUを裏返しに取付ける実験をしようかと思いましたが、軽く2万円以上を弁償する器量は無いため断念し普通に組立。
前回の経過。
- 予算5万円で事務用かつ自分用のセカンドPCを調達せよ
- OS無し、インテルCPUでBTO、ドライブ類の有無は問わず
- マザーの型番が判るクレバリーが有力候補、サイコムも有り
提案し数日後の変更内容。
- やはり自作PCでやれ。多少の予算オーバーは可。
- DVD、カードリーダー、ストレージなど一式揃えよ
- USB3.0、SATA3は後付で良い。ASRockはやめろ。
ASRock禁止令が納得行きませんが私のPCでは無い為、オーナーの言われる通り。検索して行くとこうなりました。
- CPU:Core i3 560 BOX(CPUクーラー付属)・・13千円
- マザー:ASUS P7H55-M/USB3(USB3.0、SATA3、各2本)・・11千円
- メモリ:CFD W3U1333Q-2G (DDR3 PC3-10600 2GB 2枚組)・・4千円
- SSD:PQI X25-M 6526-080GR2(インテルのOEM品)・・13千円
- (マウンタ:2.5インチx2本取付可->3.5インチx1)・・0.6千円
- ODD:LITEON iHAS324-27(普通の光学ドライブ)・・2千円
- 3.5'':リンクス~ SFD-321F/T61UJR-3BEZEL(90in1)・・2千円
- 電源:Huntkey Balance King 4000・・3千円
- ケース:IN WIN IW-EM002/WOPS・・4千円
合計、約53千円くらい。
偶然にもクレバリーのパーツ構成に似ております。
CPUの性能とメモリ容量を上げ、マイナスにしたパーツをOS以外取付け、SSDをインテルの80GBにすると約6万円という所。
大きな違いは電源ユニットくらいでしょうか。
偶然ですが、PCケースはベゼル違いなInwin製品と思われ、ケース内の写真が酷似しておりました。
なぜ自作PCが安くなったかは私が徹底的に安物にこだわった為。
- 価格.comで価格比較、一応 coneco.netと楽天でパーツを検索
- ドスパラで1万円、ツクモで5千円以上になるよう購入物を分ける
- SSDは、X25-MのOEMが送料込で最安の あきばおー で購入
調べている時間が最も楽しく時間を掛けており、一応conecoと楽天も見ましたがコネコは更に最安は有るものの在庫切れ、楽天は送料が別になっており話にならず。
前回と同様にドスパラとツクモで行っていますが、本来ならカードリーダー以外はツクモで一式が最安に近く揃うものの、ドスパラでカードリーダーのみ購入すると送料が数百円。仕方無く同価格のマザーもドスパラにて。他はSSD以外全部ツクモ、ポイントが付きます。ドスパラはカード決済すると付かない。
X25-M(80GB)のOEMは限られたショップで売られており、あきばおーが送料込の最安。但しカード決済すると値上がりする為、即銀行振込としております。
到着は、ドスパラ、ツクモ、あきばおー、の順で3日掛けて納品。

全9点。奥にチラ見えしている物がPCケース。
これを全部開梱して組み立てるわけですが、組立の流れはCore i7でやった為、今回は要点とそれに伴う時間のみ。
- パーツの開梱や開封、ダンボールなどの処分準備・・20分
- 工具やケーブル類、撮影の準備など・・20分
- 組立完了まで・・30分
- 設置し電源を入れてBIOS設定・・10分
- OSとドライバのインストールとアップデート・・2時間以上
今回は何事も無く普通に進行。
Befor

After

ケーブルが小汚い状態ですが、何か理由が有るのでは無く面倒になったから。
というのは冗談で、マイクロATXケースでケーブルを束ね過ぎるとパーツの交換が面倒になる事を考えております。毎回、結束バンドを切るという無駄な事はしないという、簡単に言うと面倒だからです。
ポイントは。
- ファン各種にケーブルが絶対に当たらないよう固定
- SATAケーブルに無理なテンションをかけない
- 電源やLEDのケーブルが抜けないよう余裕を持たせる
誰が見るわけでも無く不具合の原因にならぬよう作業した結果ですが、私の手元を離れる時が来るなら見た目も何とかしようと思う次第。
もう1枚使えそうな画像を発見。ケースの底面、逆立ちで御覧有れ。

このマザーのマニュアルはシステムパネル(電源スイッチやLED類)の説明が若干嘘なので基板を良く見て取付しましょう。コネクタの位置が違っております。
本当は組立の手順を1枚毎に撮影しておりましたが、途中でデジカメの電池が切れたという。気温が下がると電池が使い切れないようです。
撮れた画像で気になった所はCore i3に付属のCPUクーラー。
上からの見た目は普通。

箱を開けて驚きました。

何をもって普通と定義するかは不明ですが、私が今まで見た普通のインテルクーラーに付いているヒートシンクの半分の厚さ。
大丈夫なのか心配したものの、BIOSのハードウェアモニタ放置で室温17度で36度という平熱のような温度。回転も2千行っていなかったと記憶。
グリスはもちろん塗り直しており、元から付いていた灰色の粘土のようなインテル様からのプレゼントでは軽く40度を超える事でしょう。
befor

after

今回は時間が取れなかった為、テスト兼 本番組立をしております。
いつもなら特製ベンチ台(マザーの箱の上に置いているだけとも言う)で動作確認しますが、マザーがASUSだから大丈夫という良く解らない判断。
リテールクーラーでも充分静音ですが、3千円くらいの物に交換すると更に静音になる事は判っている為、夏が来る前に取替える予定。
事務用途ならCore i3でも充分というかオーバースペック
先月まで何とか動いてくれた6年物のPC(Pentium4 550、メモリ2GB)と主観で比較すると、メールやインターネットなど軽めな用途では正直何も変わらない。
これはPentium4が高性能過ぎ為で現役でも行けていた事を意味しますが、静音性ではLGA775時代の物とは比較にならないほど改善されております。
どの程度のオーバースペックかは使うソフトウェアや常駐物によりますが、今回のCore i3 560、メモリ認識は3GB強では。

上は起動直後にFirefoxを開き、適当に巡回しまくった状態。
次はアプリケーション類が5個くらい開いており、今これを書いている途中にFirefoxで適当に他サイトを巡回しまくった、Core i7 950、メモリは同じく認識3GB強。

8スレッド中まともに使っている数は2~3個くらい。CPU使用率は瞬間的に1スレのみ50%を超える事も有りますが、どう見ても無駄です。
後々の事を考えると高性能でという考え方が個人的なパソコン購入方法ですが、ゲームやエンコードなどハデな事を今後5年くらいしないならi3で充分という事。
BTOパソコンと関連付くかも知れない、パーツの選び方、私の考え方を例として後日に分割。記事の水増しとも言います。
オチはTakaQさんから戴いたCore i3とメモリが盛大に使われている様子。

4スレッドがフル稼働、ページファイルは約1.8GBも使用。
何が起こっているかは御利用内容にございます。

アクロニスがぶっちぎりの優勝。地味にメモリを食っている正体はGoogle Chromeが分散しているようで、昔のノートPCでは止まりそうな勢いです。
解決方法を考えたのでお試し有れ。
- gavotteでOS管理外容量でRAMDISKを設定
- AcronisなどをRAMディスクで動作するよう変更
- 出来ない物はジャンクションを使って処理を分岐
- Acronisをアンインストールする
- パソコンを窓から投げ捨てる
自己責任でお願いします。
>ASRockはやめろ
なんですかその先生の扱いは。抗議しますw
>ケーブルが小汚い状態ですが、何か理由が有るのでは無く面倒になったから
フイタ、お茶返せw
とりあえずMicroATXだと狭いので・・・とか言いようはあるのにw、あるのにw
>マイクロATXケースでケーブルを束ね過ぎるとパーツの交換が面倒
なんだ冗談か、そら、そうですよね。ふむふむ…
>簡単に言うと面倒だからです
結局面倒なんじゃなイカw
>私の手元を離れる時が来るなら見た目も何とかしようと思う次第
いや、あの、今、ここで見た目全力で公開してるからw
>マニュアルはシステムパネル(電源スイッチやLED類)の説明が若干嘘
とりあえずシステムパネルくらいなら仮に間違ってもLEDが付かないとかだけで、壊れることはないと思うのですが罠過ぎワロタ
>気温が下がると電池が使い切れないようです
バッテリーが性能低下起こすような低温で作業するのを先にどうにかしるw
寒さを感じないのは焼酎のせいか?
これがほんとの焼酎の成果なんつって…やかましいわ
>室温17度で36度という平熱のような温度。回転も2千行っていなかった
勝ったw
いや、ATXミドルでケースFAN×4構成でi3 550だから構成がだいぶ違いますが、同じくリテールで室温15℃アイドル27℃、1700回転くらいかと。
>befor
正直、ふざけてんの?っていうレベルだと思うのですよ。
量産型BTOとかだと、下手するとこれまんま付けてる可能性もあるわけで…
ちょw とそれはないわ って思うワケです。
>交換すると更に静音になる事は判っている為、夏が来る前に取替える予定
そういえばPrescott時代にアンディクーラー付けてませんでしたっけ?
アレ1156には付かないタイプ?
>解決方法を考えたのでお試し有れ
>1.gavotteでOS管理外容量でRAMDISKを設定
これ、実は参考になるかも知れないのでここに書いておきますが、私のH55 i3 550の構成だと、GT240を挿してあるにもかかわらず、オンボVGAのHyperMemoryがどうやらOS管理外領域を使っているらしく、普通にramdisk領域を充てようとすると途端にCPUが落ちますw
boot.iniのMaxmemで回避できるかもしれないので、今度試してみようとは思いますが、それでうまくいくかは微妙なので、これはちーとばかり厄介そうw
>2.と3.
まず上で問題のうまくいかないramdiskを先に何とかせんといけない。
>Acronisをアンインストールする
毎日、3箇所にスケジュールバックアップしているBK番長に、Acronisと別れろとかそんなご無体なw
>パソコンを窓から投げ捨てる
いや、実はRAMDISK用にメモリ4GB×4枚も買ったのに、そんな有様で無駄になってるというか、このままじゃ勿体無いからいっそ新しくSandyで組んでそっちに使おうかなとか思い始めた私がいるw
>CPUを裏返しに取付ける実験をしようかと思いましたが
ある意味見てみたいwwきっとシュールw
>ASRock禁止令が納得行きませんが
変態はダメだということですかね。私は変態好きですがww
TakaQさん>新しくSandyで組んでそっちに使おうかなとか思い始めた
マザーを何にするかが問題ですw
先日、コンビニで立ち読みした「パソコン自作バイブル」では、CPUクーラーの取り付け時にグリスを塗っていなかったと思います(さらっと読んだだけなので、別の注意書きがあったかも知れません)。
http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/183320.html
熱伝導シートとやらがCPUとヒートシンクを密着させてくれるとあったので、「今どきは便利になったもんだなぁ」と感心したのですが…
その記事で見た熱伝導シートは
>灰色の粘土のようなインテル様からのプレゼント
とは違い、もっと平らで薄そうな粘土と言うよりはシートって感じでした。
やはり、リテールクーラーであってもグリスを塗り直した方が良いのでしょうか?
>HNの接頭辞が通りすがり さん
>マザーを何にするかが問題ですw
せっかくならZ68がいいですね。出るか出ないかわかんないですけどw
そうこうしてるうちに今度はX68が出るわけですね。わかりますw
そして気がつくとIvy出たら本k
>DeDeDe さん
>リテールクーラーであってもグリスを塗り直した方が良いのでしょうか?
私はいつもの煽りですが、ヒツジ先輩も記事中、多少「インテル、ディスってる」的な煽りwが入ってるような気がしますので、勝手にフォローさせていただきますと、別にリテールまんまでもダメってことは無いと思います。
before画像の見た目は厚ぼったい上に全力で隙間とか空いてますが、あれ、実は取り付けて通電すると、CPUの熱で融けだして密着するはず?ですのでw
ただ、必ずしも薄くキレイに隙間なく伸び広がる保証が無いのと、確かコレ、どういうわけか一般のグリスよりもやたら固着しやすくて、一旦アツアツにしてやらないとクーラーがCPUに引っ付いて外れなくなるといった罠があったりします。
もっとも、普通クーラーをはずすこと自体滅多ありませんから、実はわりとどうでもいい話です。
あとはヒツジ先輩や私が過去にPrescottのリテールを使っていたせいで
リテール=無条件で爆音、夏とかもうね → ダメだコイツ早く何とかしないと…
的なトラウマがきっと影響しているのじゃなかろうかと妄想します。
いや、Prescottのリテールは誇張とか無しでホント酷いんでw
>故障や改造の際にブログのネタに出来るだろう
故障はともかく、事務・セカンド用途のPCをわざわざ改造する方は少ないような気もしますが。メインPC故障時の代用品としても使用するのでしょうから、安定性重視では
まさか水冷PC再びでしょうか
>オチはTakaQさんから戴いたCore i3とメモリが盛大に使われている様子
試しに私PCのタスクマネージャを確認してみたら、こちらのブログを閲覧する以外は特に何もしていないのに、メモリ使用量は「1.7GB」程度でした(ブラウザを終了すれば-200MB程度。CPU使用率は1~5%)。それでいてプロセス数は、TakaQさんの「111」に対し私は「49」
さすがWindows7
メモリ使用量も一味ちがいます
せっかくWindowsがOSの自作PCまでとりあげたのだから、こんどは、Linux(ubuntuとか)がOSの自作PCをレビューして欲しい。Linux OSについてのヒツジ先輩の意見を知りたい。
DeDeDeさん、今晩は。
リテールでだめだったら、さすがのインテル様でもクレームの嵐でエライ事になると思います。
逆にリテール以外のグリスでCPU焼いた場合は保証外になるかもしれませんけど。
タスクマネージャを確認しての、CPU使用率。
これ見て驚きました。普段使用で、こんなものなのか、とw。
ここまで高性能、いらないかな。と、グレードダウンが、i3より下がない。なんじゃ、こりゃあ。w
熱伝導シートという物も有りましたな。
簡単な代償として冷えが悪く高いという難点有り。
こちらのベストアンサーが分り易い。
CPUグリスと熱伝導シートについて... - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1225409157
インテル純正グリスの状態で取付が普通かも知れませんが、CPUクーラーを外している時点で自作や改造の状態な為、塗り直さない意味が解らないという。しかし冷却が1~2割変わる程度なのでOCや静音に興味が無ければそのまんまでも有りでしょう。
グリスの塗り方は色々有りますが最も有名なやり方としては、CPUに米粒大のグリスを載せてヒートシンクでぐりぐり伸ばす方法。但しミスるとムラが出たり均等に広がらず、多過ぎるとソケットまではみ出して危険。
グリスを上手く塗る自信が無ければ取付はインテル純正、交換は可能な限り高性能なシートを使う手も有りでしょうな。
>TakaQさん
ご回答ありがとうございます。
昨年新調したPCはBTOにしましたから、当然、CPUクーラーは取り付けられてます(リテールクーラーです)。
購入後、ケースの中を見たものの何かを外したりはしていません。「おぉ!何やらFANが色々回ってるぅ!!」と感心して終わりですw
自作経験は9年前のPen3+Socket478ですから、外す知識や技術もなく…勇気がないのが1番の理由ですがw
>必ずしも薄くキレイに隙間なく伸び広がる保証が無いのと、確かコレ、どういうわけか一般のグリスよりもやたら固着しやすくて、一旦アツアツにしてやらないとクーラーがCPUに引っ付いて外れなくなるといった罠があったりします。
こちらのブログを拝見しているうちに、クリーニングついでに外してみようかと思っていましたが、何だか怖くなりましたw
>もっとも、普通クーラーをはずすこと自体滅多ありませんから、実はわりとどうでもいい話です。
神の声を信じて、気にしないことにしますw
>通りすがりの偏屈ものさん
ご回答ありがとうございます。
>リテールでだめだったら、さすがのインテル様でもクレームの嵐でエライ事になると思います。
確かにその通りですね。
ヒツジ先輩のご意見と同様、この先長く使うことを前提にi7-870にしたものの、今のところ高負荷の連続使用はなくOCも考えていないのでリテールのままでいいのかも知れません。寒い時期ですしw
>逆にリテール以外のグリスでCPU焼いた場合は保証外になるかもしれませんけど。
延長保証は3年付けましたが、やっぱり保証外ですよね!?
「こんなこと(改造)してもいいのかな?」ってお店に確かめたらマズイでしょうか?
>ヒツジ先輩
ご回答ありがとうございます。
Yahoo!知恵袋を見てみました。
私もグリスの役目はCPUとクーラーを密着させるためと思っていましたので、熱伝導シートと聞いて「CPUの熱を効果的に放出してくれるものなのかぁ・スゴイなぁ」と単純にグリスより優れものと思っていました。
>グリスを上手く塗る自信が無ければ
元モデラーとして塗りには自信がありますが(過大広告ですw)対象が1コ数万円するので勇気がなく、やはり気にしないことにしときますw
>パソコンを窓から投げ捨てる
外に燃えないゴミを捨てちゃあいけませんぜ兄貴w
>庶民Aさん
それは64bitの7でしょうかね。
やっぱり沢山メモリ食いますね64bit。