古いバージョンのIEとWin8が来年1月でサポート終了。
いずれも使っていないので全然気にしておらず知らなかった上、旧IE終了話が話題になったのは半年以上前のようなので、当サイトにて改めて警告がてら乗り換えや移行のおすすめ記事を1本。
メールにてタレコミ有難う御座います。
Windows 8と旧IEのサポートが2016年1月11日で終了
マイクロソフトの公式より。
Internet Explorer のサポート ライフサイクル ポリシーに関する FAQ
https://support.microsoft.com/ja-jp/gp/microsoft-internet-explorer
2016年1月12日以降という事は、1月11日で旧IEはサポート終了。現在、2015年11月中旬なので2ヶ月を切っております。ちなみに一覧に無いWindows 10のIEは11のみ。
8の件が同じページでさり気なく記載。
2. 表に記載されていないオペレーティング システムを実行している場合はどうなりますか。
サポート ライフサイクルが 2016 年 1 月 12 日またはその前に終了する製品は影響を受けないため、表に記載されていません。たとえば、Windows 8 および Windows Embedded 8 Industry のサポートは、2016 年 1 月 12 日に終了するため
これ、知っている人は少数なのでは、と思う原因は、Windowsのライフサイクルのページに載っていない為。
source:Windows ライフサイクルのファクト シート - Windows ヘルプ
個人的には、同じ行なので8.1と同じなのだろうと思っていたけれど、良く考えると例として7の場合はSP1なら2020年1月14日までのサポート有りなので、8の場合は8.1なら2023年までという意味で、8は無関係なわけですな。
ちなみにサービスパック(SP)を適用していないVistaや7は既にサポート終了しているので、再インストールでSP無しになったなら、すぐにアップデートしましょう。
話を戻し、IEの新旧サポートとWindowsのサポートを混ぜた一覧を作成。
青はWindowsなのでMSのライフサイクル一覧の通り。オレンジは最新のIEなのでOSのサポート終了と同じ次期までサポート有り。
問題はVistaと7の旧IEと、Windows 8丸ごと一式。
2つに分けると、2016年1月12日以降もサポート有りのIEのバージョンは、Vistaが9で他は全て11のみ。サーバーなどは省略したので、図で見るならばこちらの記事をどうぞ。
各Windows OSでのInternet Explorerのサポート終了時期 - @IT
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1503/11/news134.html
4行目に有るように、@ITの記事では終了を2016年1月13日とされており、マイクロソフトが書き換えていないならば勘違い。1月11日へ脳内変換を。
Internet Explorerのバージョンの確認方法
右上の歯車をクリックし、バージョン情報をクリックすると左下のような窓が出現するはず。この画像は合成なので、窓が出る際にメニューは閉じる。
もし歯車アイコンでは無い、メニューのヘルプからバージョン情報へ行くなどなら、それはIE8以前と思うので、そうなら1月にサポート終了対象。
当サイトでWindows 8や旧IEを利用している人の割合
当サイトなので片寄りは承知の上で、期間は2015年11月15日頃までの最新30日間。訪問者の属性は相変わらず新規66%、常連33%くらい。
全ブラウザ内、IEの利用率。スマホなど全て含む。
27.3%、かなり押されて来ましたな。ChromeやSafariはスマホとかタブレットが影響しているはず。ちなみに端末の割合は、PC72%、スマホ23%、タブレット5%くらい。
その3割弱のIEのバージョン別+Windowsのバージョン別。
赤枠の外はセーフな組合せ、赤枠内は2016年1月終了セット。
上位10件に限る終了組の合計は21.37%、XPは丸ごと既に終わっているので除外すると19.56%、IEを利用している人の5端末中1台のIEが古い。
スマホ含む端末全体の割合にすると、27.3%内の2割くらいなので5.46%、20人に1人くらいが終わり目前の旧IEを利用中。
ブラウザはこのくらいにして、Windows 8で止めている人の割合。
1%未満。1,000端末中7台くらいですな。
今ブラウザを乗り換えるならFirefoxがお勧め(まとめ)
公式はこちら。
Firefox のダウンロード — 自由な Web ブラウザ — Mozilla
https://www.mozilla.org/ja/firefox/new/
昔はデザインやレイアウトがIEと違うので気乗りしない人が多かったと思うけれど、現在は見ての通りIEに近い、というかIEやFirefoxがChromeの見た目をパクり始めたので、以前ほどの違和感は薄れ、すんなり移行出来るはず。
Google信者の割にFirefoxを勧める理由は、最近のChromeは起動が早いとは言えず、使い方やメモリ搭載量により比較的メモリ消費量も多く、関係無いけれど最近のGoogleはこれじゃない感が強い印象が有る為。
IEの「お気に入り」はFirefox起動時に「ブックマーク」へコピー出来るはずなので、そのまんま我慢して1週間くらい使ってみましょう。IEより安定しており、IEへ戻るとFirefoxの高速さや壊れ難さが体感出来るはず。
FirefoxなどはIEのようにサポート終了とか無く、標準設定ならば自動的に随時アップデートされて行くはずなのでサポート終了時期を気にする必要はございません。
Windows 8は8.1へのアップデートを、8系が嫌なら10へのアップグレードを。IEは最新にするか、他のブラウザへの移行をお勧め。
1月11日といえば、Windows7のDSP版がパーツ縛り無しで単品購入できるようになった日ですね。こちらは2014年。
>Windows Embedded 8 Industry
EmbeddedはPOSレジなんぞに入るOSでしたっけ。タッチ操作に特化しているため、XPのEmbeddedよりはもしかしたら良いのやも。使ったことが有るのか無いのか把握できませんけれど。
>Internet Explorerのバージョンの確認方法
歯車までマウスポインタを持って行くのが面倒なら、Alt + H でヘルプを表示させて、A でバージョン情報を開けますね。
>その3割弱のIEのバージョン別+Windowsのバージョン別
Win7でIE8がそこそこ多いのは驚き。基本的にSP1が入ったWin7はIE9がプリインストールされていて、IE8へのロールバックは出来ないと思いますが、使用率6%、しかも「IE8を使ってBTOパソコン.jpを閲覧している」のは非常に特異な方々。
>今ブラウザを乗り換えるならFirefoxがお勧め
Android端末を利用している場合、PCとAndroid機でChromeを使用していれば、ブックマークの共有はなかなか便利ですね。私もGoogleは「相手が知っていると便利だと思うから、単品では個人の特定が不可能な情報を世界中へばら撒いておきました」くらいの事を勝手にやりそうなため、あまり大事な情報を渡すのは憚られる毎日です。
>Windows 8で止めている人の割合
>1%未満。1,000端末中7台くらいですな。
意外と少ないですね。巷のパソコンに疎い人も無事にストアに辿りつけて8.1に無事にアップデート出来ることを願ってます。
>今ブラウザを乗り換えるならFirefoxがお勧め(まとめ)
私はFirefoxからChromeに浮気したうちの一人ですが、メモリの消費と取り扱いの無知による情報漏えいが不安です。ちなみにwindows7のタスクマネージャーを見ると、chrome.exe のオンパレード(笑)。Firefoxに戻るかどうか検討中。
Firefoxは、セキュリティに不安なサイトを見るときは、今でもNoScriptアドオンと一緒に使っております。
これだけは言えるのは、(1)IEは重い (2)ブラウザはIEの他に1種類は入れておくのが無難・・・理由はIEより軽い、以前どこかのウイルス対策アプリのメーカーが、IEだけ使えなくなる不具合をやらかした、マイクロソフトが定例更新で何かやらかすかもしれないから IE/Edge では不安。
>最近のChromeは起動が早いとは言えず
私のデスクトップPC(i7-3770、16GB、SSD256GB、Win7 64bit)では未だにChromeのほうが起動が早いですw
>使い方やメモリ搭載量により比較的メモリ消費量も多く
ノートPC(i5-520M、4GB、SSD256GB、Win7 32bit)ではChromeがクラッシュするので、Firefoxを使っていますw
>関係無いけれど最近のGoogleはこれじゃない感が強い印象が有る為
最近Chromeが最新版にアップデートされて、ショートカットに「--disable-new-avatar-menu」引数を追加していても、右上のユーザー名が消えなくなりましたw
Chrome の右上に表示される名前を確実に消す方法 - Rabbit Note
http://rabbit-note.com/2015/08/17/disable-chrome-avatar-menu/