Cドライブ特化アンケート結果発表。
なぜCなのかはここ(ドライブレターC)を変更している変態はまずいないと思われるのでわかりやすく、要するに起動ドライブのことを指しており、OSをぶち込んでいるドライブをどう取り扱っているかの質問8つ。
ご協力ありがとうございました。
Cドライブの取り扱い方に関する調査結果
私の感想文が不要なら結果のみはこちら。
Cドライブに関するアンケート
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd_JFTe-NK7nRRJ1TemZjydW4vEuoYqhFct6TnTyn037AG0lA/viewanalytics
今回は年代関係ないのでお聞きしておりません。以下、目次。
- ストレージの種類はSSDが9割超え?
- 容量の使用率は2~5割くらいが中心
- Cドライブのバックアップ頻度は低め
- 起動ドライブにデータ保存せず率高い
- 交換は故障するかしそうになったなら
- 空き容量を気にして交換する率は低め
- 読み書き速度を気にしない人結構多い
- 価格は1~2万円が中心で安さ求める?
自作PCユーザとゲーマー多め、年代高め(40~60代多め)なので最近の若者は参考にしても良いけれど真に受けすぎない方が良いかも。
1.ストレージの種類はSSDが9割超え?
いきなり「うーん」と唸る結果に。
SSD率は合計93.1%となっておりHDDは6.2%という、お前らどこから来られましたか?とお聞きしてみたい近未来的な割合。と言いたいけれど、最近のパソコンはSSD搭載当たり前でむしろHDDの方が珍しい方やも知れず。
しかも全体で見ても3台中1台もの割合で超高速なNVMe SSDを搭載されており、自作率以外にゲーマー率の高さから考えると未来のデスクトップPCはNVMeが標準になりそうな予感しかしない。
ハードルは価格と発熱の2つ。価格はSATA接続との差が縮まっている上、発熱はヒートシンク搭載上等、またはノートなら適当に金属を触れさせておけば良さそうなのでSSD=NVMeの当たり前は近そう。
体感でNVMeとSATAの違いがわからんとか言っているSATAへ出戻りする予定の私も価格差ゼロに近付けばNVMeにしそう。今後もっとPCIe x4とかのSSDが増えるのでしょう。
x2でもSATAとの違いがわからない私は置いておき。
2.容量の使用率は2~5割くらいが中心
今回も庶民Aさんご提案の出題丸ごとコピペしたので刻み方が上手いと思った。という理由が1~3は5割以下、4と5で5割超えなところが少々違う。
5割以下で区切ると74.8%になるので4人中3人が総容量の半分以下に抑えており、その理由は無駄に大容量を選ぶとコスパじゃぶじゃぶ悪くなるSSD搭載が9割オーバーしているから。
また、1番と併せて考えると5割以下に抑えようとしている皆さんの知識も深そう。SSDはTrimの都合で空き容量も重要なので5番の8割超えが少ない点も納得。
この結果、あまりにもCドライブの使用率低いと感じたなら、2つ後で出る4番のCドライブの使い方で納得できそう。
3.Cドライブのバックアップ頻度は低め
やたらバックアップしていない率が高いけれど、ポイントは「Cドライブの」が枕詞(まくらことば)な点にご注意あれ。ノートなら1ストレージかも知れないけれどデスクトップPCユーザ多めなのでシングルストレージは少なそう。
ほぼバックアップしない5と6を合計するまでもなくグラフを見ると半分以上の人がスルー。4の年に1回以上も危機感なさすぎとすると、まともにCドライブのバックアップをしている人は1~3番の計29.2%な約3割。
個人的には全ドライブをバックアップする派なので3割という低さに驚いた。ノートPCがメインな人も意味わからなさそう。
答えは次の4番でわかる。
4.起動ドライブにデータ保存せず率高い
他人(庶民Aさん)が考えた設問の面白いところは予想外な結果になるところで、私がアンケート考えると「多分結果はこうなるだろう」が前提になってしまうのでこのようなデータは取れない。
これによるとCドライブにデータを保存しない割合は約5割、少しは置いている人を含めても合計は8割近くとなり、全部Cドライブに保存は(図では数字が表示されていないけれど)6.7%という個人的予想外。
アンケート回答する人は当サイト常連率100%近いので情強が多い&PC変態率が高めすぎるので普通こうはならないかと。しかしそれが正しいと私も思う。
ドキュメント(フォルダ)をCドライブ以外に変更し、デスクトップ(画面上)にショートカットは作るとしても直接フォルダやファイルや置かず、Cドライブの場所を意識してCドライブ以外に保存しておけばCドライブなぞデータ飛んでもOK。
上記のインデント入れた部分の意味がわかる人はパソコン詳しいので友人知人にそういう人がいるなら丁重におもてなしを。私はプレミアムモルツが好き。
5.交換は故障するかしそうになったなら
このアンケートは4番が中心に。
Cドライブがどうなろうとどうでもいい人が多く、バックアップしていない人も多く、となれば起動ドライブなぞ重視するわけがございません。OSやソフト入れ直せば良いだけのストレージということになるため。
不良セクタが出まくり始めたなら仕方なく交換するか、チキンレースのごとく最後まで見届けるか、私もいずれかになりそうなものの、SSDが故障するシーンを見たことがないので壊れっぷりを見てみたい。
今、上で適当に不良セクタとか書いたけれどSSDでそんなもの今のところ見たことがなくHDDでの話。本当にSSDがどういう壊れ方するのか聞いた話しか知らず、2chまとめで2~3回「へぇ」と思った故障は認識しなくなるらしい。
SDカードやUSBメモリ棒のような?と予想。
6.空き容量を気にして交換する率は低め
空き容量が基準にはならない率7割オーバー。
正しいかと言われると正しくはないと思うものの、やはり4番の質問を中心で考えるとCドライブなぞどうでもいい感が強い。「壊れたら捨てる(キリッ」のような強さを感じる。
SSDがまだ高かった頃は空き容量はある程度確保するべき、Trim大切、いのちだいじに、デフラグもアリかも、のような空気があったけれど、たかが起動ドライブごとき500GBあれば良いとすると1万円もしないのだから逝ってヨシか。
※ノートPCなどで1ストレージならば空き容量は3割以上くらい(人により5割も)を目安にしてどうぞ。SSDはHDDとは違い空き容量が減ると同じ場所を使いまくる感じで書込寿命が減ると言われております。
7.読み書き速度を気にしない人結構多い
アンケートするよページで書いたこれ。
出題が庶民Aさんなので割と変化球が多く、「それ聞いても答えはこれ1つでは?」と感じる設問があるものの、
source:メインPCのCドライブに関するアンケートにご協力を
が、この設問で、回答は1が100%に近くなるだろうと思いきや62.9%と来た。3人中2人にも満たない。
大は小を兼ねるように1番がマックスなのは当然としても、読み込み重視で書込はそうでもない率が22.3%もあり、次いで速度あまりどうでもOKな率1割超えも高すぎると思った。
逆に書込速度を重視する派は極小な1.2%、たったの8票でしかなく、セーブもロードも同じくらい重要と思い込んでいるクラシックゲーマーな私としては、ちょっと何言ってるか分からない。
しかし今の多くの人のパソコンの使い方を想像すると長時間書込するような用途は少なく、プライベートならばもっと少なく、あまりにも長時間の書込ならばPC放置して他のことをするだろうと想像すると読み書きは「読み」さえ性能あれば良いのかと思えば納得。
私はファミコンのディスクシステムのゼルダの伝説やメトロイドのセーブやロードする時間で想像していたりするのでスルーで。
8.価格は1~2万円が中心で安さ求める?
ラストはCドライブの価格。
最多は1万以下の6千円、次いで1万円オーバーの2万円以下、これらを合わせて3人中2人が「Cドライブのストレージごとき6千円~2万円」と思っておられる。6千円以下も含めると78%くらい。
6の「その他・わからない」については完成品PCならばストレージ単品の価格や当時の相場なぞ知らないだろうと説明しており、2万円オーバーできる1.8%は自作PC変態すぎる結果とも。
思いのほか設問4番のCドライブにデータ入れていない率が高かったのでこうなったのかと。結論としてはCドライブのストレージは使い捨てと考える人が大半とも言えましょう。
当サイトのアンケートに参加してくれる人はPC利用歴長め、高齢化が進みまくっている割にゲーマー多い、自作PCユーザも多すぎ。
最近の若者はご参考なされてもよろしいかと。しなくてもOK。
以上、アンケートへのご協力に感謝。調査結果のリンク一覧はこちら。ご協力ありがとうございました。
>ストレージの種類
SSD比率は SATA:NVMe が 6:4 くらいだろ、と思っていたらその通りでした(62:38 くらい)。世間一般的には 8:2~9:1 くらいでしょうが。SSD 率 93% は世間との乖離が激しい。私の周囲では未だSSD搭載率が3割くらい。
そもそも自宅で PC をあまり使っていない方が多い。使う機会は年賀状を書くときくらいとか。そういう方は少しでも価格の安い HDDモデルを選びますね。
>使用率
「15%以下」はもっと少ないと思っていました。皆さん「とりあえずコスパの良い 256~512GB のSSDを買ったけれどゲームをプレイしないから容量を使わない」とかですかね。
512GBだと15%は約77GB。OSやOS関係(ページングファイルなど)もろもろで40~50GBくらい使うとすれば、ユーザの使用量は30GBくらい。大容量SSDってけっこう人気なのでしょうかね。
>Cドライブのバックアップ頻度
年に1回以上が約半数とは驚き。というか週一のヘビーバックアッパーな方が10%もいた事にも驚き。ヒツジ先輩のせいか。
>SSDがどういう壊れ方するのか
私が小容量の外付けSSDとして使用していた Intel製の X25-V(2010年製、40GB、MLC NAND)ですが、つい3~4か月前に壊れましたよ。USB経由でもSATA直付けでもOSからSSDの存在を認識できず、アクセスランプも点灯しない(外付けケースで確認)。使用していたのが2週間おきくらいだったので、突然に壊れたのか徐々に壊れたのか詳細は不明。壊れる前に使用していた状態は異常なし。速度も変わらず書き込み・読み込みエラーは起こっていませんでした。
>読み書き速度
2つに偏るだろうなとは思いましたが、思ったより速度を気にする率が高かったですね。私的に「誰だって同じ値段なら速い方が良いだろ」と思っていたための選択肢でしたが、どうせなら「速度は気にしない(遅くても良い)」という選択肢もあった方が良かったやも。速度は気にせず価格と容量を絶対視するユーザが居たやも知れず。
>書込速度を重視する派は極小な1.2%、たったの8票でしかなく
あくまで対象は「Cドライブ」ですからね。
シーケンシャルライトが速いSSDであったとしても、真価を発揮するのは大容量データの書き込み時だけ。ランダム読み書き速度なんぞこの10年でもあまり変わっていませんから、特にCドライブで書き込み速度を重視する率が下がるのも止む無し。
>個人的には全ドライブをバックアップする派なので3割という低さに驚いた。
>ノートPCがメインな人も意味わからなさそう。
私はCドライブには設定ファイルが入っているのでバックアップしますね
>これによるとCドライブにデータを保存しない割合は約5割、少しは置いている人を含めても合計は8割近くとなり、全部Cドライブに保存は(図では数字が表示されていないけれど)6.7%という個人的予想外。
私はドキュメントを移動こそはしていないものの、大部分のデータはCドライブには保存していないですね
>SSDはHDDとは違い空き容量が減ると同じ場所を使いまくる感じで書込寿命が減ると言われております。
最初は256GBでいいかと思ってBTOパソコンを注文しましたが、コンピューターのCドライブの棒グラフが真っ赤になったので、500GBのSSDに交換するはめになりましたw
>読み書き速度を気にしない人結構多い
私もSSDなら読み書き速度はあまり速度は気にしていないですね
>価格は1~2万円が中心
SSDに2万以上は出せませんね
2を見落としておりましたw
>5割以下で区切ると74.8%になるので4人中3人が総容量の半分以下に抑えており
皆さん使用率が低めなんですね
私なんか500GBのSSDなのに使用率約60%ですよw
>SSD速度
ベンチかけてはあはあしたいわけではないので、気にしないですね。
プチフリとか直線番長・砂コンでさえ無ければですが。
HDDに比べたら圧倒的に早いわけで、体感的に差は感じるものなんですかね。