先日実施したアンケートの結果発表。
先日どころか8月に実施したアンケートで、なぜ報告が遅くなったかはどうクロス集計するつもりだったのか忘れてしまったためで、思い出したので遅ればせながら結果報告と参る次第。
ご協力ありがとうございます。
メインPCの性能や容量の調査結果・前編
私の感想文が不要なら結果のみはこちら。
メインPC性能と容量に関するアンケート
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScW1LI_nXeSQFc0Y1WWgZczkRhZP3jKuukdTknZKUH93JJ2Vg/viewanalytics
今回は年代関係ないのでお聞きしておりません。以下、目次。
- CPUコア数は4コア最多で次に8コアが多い
- CPUクロックは3GHz台が過半数を占める
- メモリは16GBが主流で次いで24GB超え
- グラボのVRAM容量は8>6>2>4GBの順
- 内蔵ストレージの総容量は~2TBが中心に
- 起動ドライブは2.5インチSSD派が過半数
- 起動ドライブ容量は最多500GB>250GB
1.CPUコア数は4コア最多で次に8コアが多い
4コア最多ということは古いIntelならCore i5か7、最新ならi3。
新発売で目立つCPUはやたらとコア数の多いハイエンドなものが多いけれど、単独でニュースにはなりにくい普通の高性能CPUが主流という、何となく当たり前な結果。
4コアに次いで多い数は8だけれども、6コアも8コアと同じくらいの僅差なので実質4>8>=6ですな。メインPCにも関わらずデュアルコアが約1割は結構多い印象がある。
デュアルに対し「でもゲームで不利だよね」と言われそうながら、100人中100人がゲームするわけではなく、私も軽いゲームしかやらないので次はCeleronかPentiumあたりのデュアルコアで良い気がしております。
コア数を1ランク落とすと1万円以上の差額が発生するため、それが高いと見るかムダと考えるか。デュアルコアをメインPCにしている(できている)人は逆に賢いと思う。
2.CPUクロックは3GHz台が過半数を占める
でしょうな。
何が「でしょうな」かは、まずゲーマーなら3GHz無ければ厳しく、私が過去体感した処理速度も3GHz超えるか未満かで違う。ノートだけれども、2GHz台になると3GHzよりは遅い、1GHz前半になるとゴミ。
次いで多いのは4GHzが3割も締めており、定格で4GHzあるとは比較的新しいCPU、もしくは数世代前のハイエンドクラスが該当。
やたら高めなクロックが人気ある理由の1つとして、同じ3GHzでも今と昔ではTDPが全然違う、昔の3GHzはクソうるさかったけれど今は全然静音。当時130W当たり前が65W当たり前の時代。
2GHzが1割もある原因としては、コア数デュアルの1割とかぶっていると仮定すると、古めなパソコンでもまだ使えるので~のパターンだろうか。これはクロス集計でそうなのかどうかわかるはず。
3.メモリは16GBが主流で次いで24GB超え
時代は16GBですな。4割以上もの人が盛りまくり。
次いで多いのは8GBかと思いきや僅差で24GB超えが2番手に位置しており選択肢の大失敗にて失礼。32GBとか少ないだろうと思っていたので「32」を入れず24の次は「それ以上」にしてしまった。
となると推測ながら多い順は16>32>8GB>(もしかすると)64GB、の順と思われ、もはや8GBでさえザコ、4GBはカスなレベルとも言われそう。ちなみに私は8GBで超えても差がわからず元の8GBに戻した。
メモリ容量といえばChromeブラウザがガッツリ食うらしく、それが原因でEdgeブラウザへ移行する人が居るとか最近何かで見た。しかしそれはChrome側で有効な拡張が多かったり、ブラウザの問題ではないのでは?とエスパー。
元はどちらもGoogleのChromiumであり、ソースが同じでChromeだけGoogleが意図してメモリ食うようにしているとは思えず。
4.グラボのVRAM容量は8>6>2>4GBの順
割れましたな。
なぜVRAM容量なのかは、グラボの型番で分けると結果がアホほど見づらくなる&回答の選択肢を設定する方の私も面倒=VRAM容量でだいたい性能わかるのでは?と変換したもの。
最多は1GBなのでグラボ非搭載に該当するとしても、その他はVRAM容量デカい=グラボ搭載とすると7割くらいがGPUディスクリーター。ゲーム用とは限らないとしてゲーマー6割強くらいか。
1GB以外の最多は8GBながら6GBも2GBも似たような割合となっており、4GBも少ないとは言えず。しかし4GBより2GBが多いということはミドルロークラスのユーザが結構多い、と。
最近のCPUはメインメモリからのVRAM容量割当が結構デカいため、グラボ無しで2GB以上もあり得るのだけれども、おそらくCPU内蔵GPUでは活かしきれないはず。※未検証なのでウソかも知れない。
5.内蔵ストレージの総容量は~2TBが中心に
ここからはストレージについて3問。
外付は除く内蔵のみ、ケースの中に入っているストレージ全部の容量を指しており、2TBを中心に1TBと4TBくらいに分かれ、それらに次いで6TBまでが多く、8TB、10TBと上がるに比例し少数派に。
これは単純にかどうかはわからないけれど、ローカルでバックアップする前提かそうではないかで2倍近い差が出るはずで、私を例にすると起動500GBにデータ4TBなので4.5TBだけれども、それぞれバックアップ用として+500GB+4TBとなり計9TB。
USBも3.0から速くなった+録画モノは外付でHDDコレクションしている人も居そうな上、ほぼSteamしかやらないならバックアップの重要度下がったり?
個人的には予想外に容量少なめな結果に見える。
6.起動ドライブは2.5インチSSD派が過半数
次は起動ドライブのみ、その種類。
圧倒的にSSD、しかも2.5インチが過半数となっており、次いで多かったストレージはSSDでもNVMeが3割まで来ており、HDD利用率は1割を切れているとか、さすが当サイト常連のアニキ達率高いはずの結果。
妙な箇所はM.2 SSDでもSATA接続が8.5%(56票)も入っており、無ければマズいだろうから入れた程度のこの形は本当に8.5%もあるのか疑問。
ノートPCならば薄型にこだわり2.5インチではなく意図してM.2 SATAのSSDを内蔵したくなるのはわかるとしても、デスクトッパー多めなはずにも関わらず敢えてM.2 SATAを起動ドライブにする理由がわからない。
もしかすると「SSD NVMe」「SSD SATA M.2」と書いたため、M.2=コレだと選んだ可能性があるなら「SSD M.2 NVMe」と表現しなかった私のせいか。NVMeが起動ドライブなら普通はM.2なのでそう書かなかっただけ。
この勘違い説が有効ならばNVMeの割合は30~38%くらいになれそう。
7.起動ドライブ容量は最多500GB>250GB
ラストは起動ドライブのみの容量。
大半がSSDで今どきHDDを起動ドライブにしている割合は少ないだろうと予想した前提の選択肢で、ほぼSSDの容量として見ると500GBが最多、次いで250GBクラスは納得。
容量として適切か以外に価格の問題があり、今は1TBが1万円台前半ながら少し前まで2万円とかしていたので500GB>250GB>1TBには納得。
予想外に多いと感じた容量は128GB以下の10.4%で、今どき128GBクラスとかもう売っているか怪しい容量と価格の低さとすると、何年も前から128GB以下のSSDが生きている証拠とも感じる。
こうなるとは思わず、追加のQ8として「その起動ドライブは何年使用していますか?」も加えるべきだったか。128GB以下のSSDが何年モノなのか今更気になった次第。
以上、アンケートへのご協力に感謝。調査結果のリンク一覧はこちら。後編はクロス集計で明日公開となっており、公開後はこの下にリンクが出るはず。
ちなみに今回の単発結果発表のこれが目的ではなく、次回のクロス集計が本番なので、結果どうなるか私もまだ知らないけれど明日の方が見応えある(はず)。
>CPUコア数
予想より2コア派が2倍くらい多い。そして8コア派の20%超えはさすがのひと言。8コアですとIntelならCore i7、AMDならRyzen 7が該当。価格は3万円~5万円ほど(旧シリーズ・Xeon・Opteronは除く現行品)。
コア数の多さはゲーマー率の高さゆえでしょうか。渋谷で街頭アンケートしたら「4コア:5割」「知らない:4割」くらいになりそう。
>起動ドライブ容量
私は64GBでも行けるくらいでしたから、Cドライブの容量は128GBです。価格が安いのに読み書き速度は速いという、SSDのメリットを上手く取り入れたM.2接続のNVMe。
M.2接続のSSDが不利に働くとすれば、クローンの作成時ですかね。M.2の外付けケースは2.5インチのそれと比べ、安くて500円、性能や仕様を気にするなら1500ほど高めのモデルしかありません。
価格.com|規格サイズ:M.2のハードディスク ケース
https://kakaku.com/pc/hdd-case/itemlist.aspx?pdf_Spec101=7