7サポート終了は来月14日。
14日までに考えるのではなく14日にはすでにWindows 10になっていなければならないと考えるべきなので、移行の準備などは今からでも早くはないどころか遅いくらい、なのでとっとと移行してどうぞ。
7つ挙げたので参考まで。
7ユーザが10移行準備で心構えるべきこと
知識ある人は目次だけで何のことかわかりそう。
- ProにするかHomeで良いか判断する
- MacやChrome OSへの移行も考える
- 電源切らないなら置き場所を考える
- 細かな設定変更は諦め標準に慣れる
- Deleteキーの一発削除に慣れておく
- 古い周辺機器の買い替えを検討する
- サポート切れWindows続投も検討
1.ProにするかHomeで良いか判断する
何が違うかは価格で、BTOや自作用のDSP版ならば6~7千円くらいProの方が高い。機能も違うのだけれども、一般家庭用として使うモノが無いと思う。
source:Windows 10 Home と Pro の違い | Microsoft Windows
上記は一例で、2chなどのPro以上でなければ認めないおじさんらがしきりに「Pro以上でなければ~」と言っている主な理由はこれ。
source:[Windows10] 大型のシステム更新を遅らせる方法
大型のやつはたいてい不具合も加えて更新して来るため、更新を遅らせなければならないのでPro以上にするらしい。少数派が目立つやつかも知れないけれど。
選び方は簡単。
- よくわからないならHome
- 悩んでいるならPro
違いによる要不要が思い当たらないなら7千円捨てるだけ、思い当たるなら数年使うOSに7千円くらいはケチらないべき。
2.MacやChrome OSへの移行も考える
昔と今の違いは、昔はフリーソフトや市販のアプリケーションパッケージを利用するため対応ソフトの多いWindowsが必要だったところ、現代はブラウザ経由のネットワークサービスが主流な気がするのでWindows必須ではないのでは?という考え方もアリかと。
パソコン立ち上げてブラウザしか使わず電源落としているような使い方ならばMacでも良く、iPhoneならばiTunesなどとの親和性が高いらしい。価格も高いけれど。
Chrome OS(Chromebook)は基本的にAndroidをキーボードやマウス操作する感じで、以下にあてはまる、または自分をあてハメることができる人は選択肢としてアリかも。
- スマホの写真保管はGoogleフォト
- データはGoogleドライブへ保存する
- Excelなどはスプレッドシートなど利用
- 普段ブラウザくらいしか使用していない
難点は日本ではあまり安くはない。日本HPの最安モデルでさえ税など込にすると6万円超えてしまう。
利点はデータを基本的にローカル(パソコンの中)で保存しない、Googleドライブ利用するのでバックアップの必要がない、無いというかGoogleがデータセンターでしまくっており安心。核戦争でも起こらない限り消えないはず。
但し保管するデータ容量がデカくなると月額や年額になる、皆さんの大嫌いなサブスクリプション制も難点か。
3.電源切らないなら置き場所を考える
更新時刻を日中で指定しても勝手に真夜中にスリープから目覚めて電源オンになり、画面が点灯は今でもあるある中のあるあるで2度体験した。
深夜3時にこれやられると割と怖いので電源は切る、または突然モニタが点灯してもビビらない環境、もしくは強いメンタルを持ちましょう。
4.細かな設定変更は諦め標準に慣れる
コルタナが邪魔とか通知がウザいとか要らないアプリが大量に入っているなど、慣れましょう。
変更したり消したりしてもアップデートで元に戻される可能性があり、私はもうあきらめて初期設定から変更しておりません。
5.Deleteキーの一発削除に慣れておく
7から8系を飛ばして10へ行くなら戸惑うと思う、delキーでの一発削除。
上の図はゴミ箱のプロパティを開いた画面で、赤枠の四角にチェックを入れると確認アリ、上の状態ならばナシ、7は標準でアリ、10はナシ。
私はメーカー修理時代の名残で、Windowsは初期設定で使う癖が付いているため効率厨の割に確認アリの状態で使用していたけれど、今は7と10を併用しており操作を統一するためチェックは外して使用しております。
6.古い周辺機器の買い替えを検討する
今どきUSB2.0接続のプリンタだとか、IEEE 802.11b/gしか使えないWi-Fiを使用しているなどあれば、故障していなくとも買い替えも考えてみましょう。パソコン新しくなるついでに設定すると手間が少し省ける。
現行のWi-Fiは体感で有線LAN並に速く、プリンタもWi-Fi接続できたりするモノもあるのでパソコンに直結する必要がなく、中にはスマホから直接印刷できる機種もございます。
関係ないけれどFAX付電話機の進化が素晴らしく、私の自宅にある機種はFAXが届くとSDカードへ保存しつつ同時にメールの添付ファイルで送信してくれたり、スマホが固定電話機の子機にもなる。
古いモノを大切にするスピリッツは否定しない。しかし日常的に使用するモノが古すぎる場合、「もっと早く買い替えておけばよかった」が割とある。
更に関係ないけれどDCモーターの扇風機。やや高価ながら静音性抜群で風量デカい点にやや感動。安物が3千円として8千円出す価値は大アリだった。山善製品ではなく日立製品を選べという意味。
7.サポート切れWindows続投も検討
しない方が良いけれど、サポート切れた直後から危険度マックスになるわけではなく、時間の経過と共に脆弱性が発見され修正されないため、1月14日過ぎてもしばらくは大丈夫、多分。自己責任。
私が10移行しない理由の一つは10がイヤだからなのだけれども、7のラストアップデートでMicrosoftが嫌がらせをして来るのではないかと見ており、それを確認してネタにしたいことも理由。
その嫌がらせやサポート終了の危険性を体験してからでも遅くはないのでは?とする楽観的な考え方もナシとは言えないでしょう。
Microsoftの出方を予想すると、起動直後に7終了のお知らせポップアップが出て、詳細を開かねばその窓が閉じてくれない、他のことができなくなるようなやり方になるとエスパー。
こんな感じ。これはWindows 10。
空き容量が足りないので更新できないそうな。ならば更新あきらめる、という選択肢はユーザには無く、意地でも空けなければならないという、そんなWindows 10がスーパー嫌い。
自作PCへ移行するならBTOデスクトップから
長年な自作ユーザにはピンと来ないかも知れない、完成品状態でパソコンを買う人は故障で丸ごと買い換える以外にOSのサポート終了でも買い替えさせられてしまう。
スマホやタブレットが普及した今、パソコンがそれほど重要ではないなら、しかし不要なわけでもなく頻繁な買い替えがわずらわしい、散財がイヤと感じるならば自作PCへ移行する手もございます。
私がそのまんま当てはまり、最初に購入したPC98シリーズではない現行規格(DOS/V、AT互換機)のバソコンはサイコムという組立代行系BTO通販サイトで購入。
2台目もサイコムで購入した後はデスクトップPCは購入せず、パーツを取り替えて延命して行くスタイル。なので似たようにやれば元のBTOパソコンは跡形もなくなり、いつの間にか自作PCになるやも知れず。
ケースが自作に流用できるメーカーを羅列すると、マウス、パソコン工房、ドスパラ、ツクモ、フロンティア、その他組立代行系BTO全般。できない可能性もあるメーカーはDELL、HP、Lenovo、これらは自社設計のケースや基板も存在。
故障するまで使い続け、いざとなれば自力で何とかしてみる。
ところがそうは言えども簡単に何とかならないからこそ完成品PCを購入しているわけで、何とかしようと思わないからでもあるでしょうな。
パソコンもそう高い買い物ではなくなったので使い捨てでも良いとも思うけれど、ゲームなど激しく要高性能な用途でなければ10年前と今のパソコンの性能はそう変わらない、違いはSSDかHDDかの速度くらいなのでSSD搭載BTOパソコンを買えばそれを自作化する検討も。
書いていて「やりたい人は言われなくてもやっているだろう」と思いながらになってしまったので、やりたいけれど1から自作はハードル高いと感じる人にはパソコン工房などの量産系完成品をおすすめ。
>ProかHomeか?
下記の内容に該当するものがない、または意味不明ならHomeで大丈夫かなと。
・WindowsUpdateは安全が確認できるまで適用したくない。
・リモートデスクトップを多用する。
・グループポリシーは必ず設定しなおす。
個人的には、Administratorアカウントを有効化するのに、コマンド入力が必要だった時点で、常用PCではHomeは使えないなと思いました。
個人的な事情をもう一つ加えると、我が家のWindows7-PCは、ほぼすべてProなので、Windows10にアップグレードした時に、新PCも含めて環境を共通化したかったということがあります。
>MacやChrome
ChromeOSは、一時期流行ったATOM系底辺PCでもそれなりに使えるので、メモリが4GBに足りないWindows7-PCを延命する向きには使えるかも。
新品のWindows10-PCが3万円強で買える今の状況では、敢えて割高のChromebookを選択する理由はないかなと。
>サポート切れWindows続投
サーバ用途のデスクトップPCはWindows7のままでもいいかなと思ってたら、ハードディスクの1台を認識しなくなったので、Windows10-PCを新たに手配しました。
Windows7初期に導入したPCだと、そろそろどれかのパーツが寿命を迎える時期に来ているんじゃないかなと思います。
前述のWindows7-PCも、カードリーダーが機能しなくなっていたり、ファンについていた飾りのLEDが光らなくなったり、WindowsUpdateに果てしなく時間がかかるとか、色々不具合が出てました。
>ProにするかHomeで良いか
私は「悩むならHome」「分からないならHome」をお勧め。やっぱりProの機能が欲しいとなれば、後から上げることも可能ですから。
>Chrome OS(Chromebook)
あれ3万くらいで無いと魅力ゼロですけれど、どのモデルも5万7万9万と高いモデルばかりでしたね。アレのせいで「Chromebook=WindowsPCと同価格かほんの少し安いだけのAndroid機」のイメージが付きました。
>真夜中にスリープから目覚めて電源オン
それ私はXPだと日常茶飯事、Win7だと週2~3回くらい起こっていましたよ。Win10だと2~3ヶ月に1回あるかどうか。私にとってはWin10の方がとても優秀。
>細かな設定変更は諦め標準に慣れる
最近はリセットされる機会が激減しました。黎明期は毎月のWindows Updateで戻っていましたけれど、最近だと大型アップデートで戻るかどうか、という程度。月イチでWindowsがぶっ壊れる被害も激減。たいへん平和平和。
>空き容量が足りないので更新できないそうな
やはり容量64GBのスティックPC「m-Stick」を購入した私の判断は間違っていなかった。買う必要なかっただろ、という愚問は無し。今のところ動作が鈍い以外の不具合なく快調に動作中。TeamsViewerで外部から自宅PCの外付けHDDに入って資料をあさる、くらいの使い方しかしていませんけれど。