自分用PC買い替え計画その1、ワークステーション編。
約5年使い続けているCPU(Pentium4)はまだ生きていますが、マザーボードとグラフィックボードが限界のようで徐々に起動しない事が増えて参りました。購入当時は高性能エンジン(CPU)を搭載し、途中でタンク(電源)と主翼(メモリ)を交換補強したプロペラ機のような年代物です。
ジャンボジェットというよりエアバスを比較し購入を検討。
先にワークステーションの要点を簡単に。覚えなくとも結構。
- 通常のパソコンと比較し高性能
- 設計図やデザイン仕事でも特にプロフェッショナル用
- サーバー(ネットワーク)用として企業が利用、規模は様々
- UNIXやWindows Serverなど普通のPC用OSとは違う事も
ハードウェアの販売や運用の面で行くと。
- 有名所はNECや富士通、BTOメーカーならDELLやHPなど
- Xeon(ジーオン)という一般向きとは言えないCPUが載る事有り
- メモリはECCというエラーチェック付などやはり一般的では無い
- LGA1366、Xeon 5500~5600番台(チップセット5520)が良いらしい
私が何故これに目を付けたか理由は。
- CPU2個(デュアルCPU、デュアルプロセッサ)構成が可能
- メモリが12枚とか意味が判らないほど載り楽しそう
- 人柱
用途はもちろんブログとメール用。デザインや設計など職人のような使い方は全くせずサーバーにする予定も無し。
理由の3が99%占める要するにネタです。
BTOメーカーでワークステーションの取扱を調査
PCメーカー全部をやるとNECや富士通など、法人専用かつ高額な物が大量と推測しハナから無視。
Macは個人用も有りApple信者になる趣向も面白そうですが、価格の問題以外にBTOパソコン.jpでは無くなる恐れ有り断念。
安い、遅い、けれど上手いかも知れないHPとDellで拝見。
ここからは個人用(ネタ)PCとして考えており企業用などとは意味が違う為、間違っても参考などしないようご注意有れ。
日本HPのワークステーションは法人専用で結構高い
試しに「ワークステーション」で検索すると日本HPが3位以内に出現。迷わずクリックすると片っ端から法人のお客様専用となっておりガッカリ。
サポートやリース、PCリサイクルも無くて良い前提でカスタマイズを開始。標準価格は約17万円。引っ掛かる事はマイクロタワーな所。
CPUは2個、メモリは最低6枚(キリッ という、良く判らない価値観で進めて行くとこうなりました。ワークステーションとしてなら、CPU以外は貧弱な構成ですがブログ書く用なので問題無し。
HP Z600/CT Workstation 後期型
- Windows 7 Professional 64bit
- インテル Xeon E5620 プロセッサー (2.40GHz, 4コア)
- インテル Xeon E5620 プロセッサー 2nd (2.40GHz, 4コア)
- インテル 5520 チップセット
- 6GB DDR-3 SDRAM(1333MHz, ECC, 1GBx6)
- 250GBハードディスクドライブ(SATA, 7,200rpm)
- NVIDIA Quadro NVS295 256MB (PCI Express/ 2画面対応)
- 最大16倍速スーパーマルチドライブ
- ミニタワー型筐体(Z600後期型)
- 650W 80PLUS BRONZE 電源装置
- 3年保証(3年翌日オンサイト, 日本語版向け)
総額は何と約32万円。
CPUを1個追加した時点で暗黒面のフォースを感じました。
CPUをE5620に上げて2個にしただけの差額でCore i7のそこそこなゲームPCが買えそうです。メモリ1GBx4枚追加で約19千円は良心的かも、とか考える間も無く終了。
ちなみにグラボは標準でFirePro(QuadroのAMD版のような)が付いており、その他は全部Quadoまみれでした。
法人向けとしては3年保証が標準のオンサイト(訪問修理)翌日対応が日本HPの見所でしょうか。リース料が幅広い事も注目ですな。
DELL日本法人でワークステーションを見積もる
HPに日本を付けた為、敢えて日本法人と付けていますが、普通にDELLのトップページから法人へ行くのみ。
念の為に個人のお客様ページもざっと見ましたがワークステーションなどという物騒な物は、もちろん置かれておらず。
サーバ/ステーション/ネットワークと書かれたページへ移動し、サーバー製品へ移動。徐々に場違いな気がして参りました。
Core iシリーズではCPU2個にならない為、Xeonを選択。
T5500が5000番台のようなので行くと標準価格が何と284000円。のところ、今なら何故か約10万円引きの189800円。お前はレノボかと。
カスタマイズを進める途中でグラボの選択にQuadro 6000を発見。
価格コム最安で48万9千円となっており良心的というべきでしょうか。
ちなみに画像のカスタマイズは切れている上から下まで全部Quadroなので、他のシリーズは選択の余地ございません。
Precision T5500 パフォーマンスモデル
- Windows 7 Professional 64ビット
- インテル Xeon E5620 デュアルプロセッサー構成
- インテル X5520 チップセット
- 6GB (1GBx6) DDR3 RDIMM メモリ(1333MHz、ECC)
- 250GB SATA 3.0Gb/s NCQ HDD (7200回転)
- DVDスーパーマルチドライブ
- NVIDIA Quadro FX 1800 768MB DDR3
- 3年間 当日対応オンサイト保守サービス (平日のみ対応)
- コーポレートリカバリサービス3年間
- ミニタワーモード<?
総額、310,970円(405,195円-割引額94,225円)
コーポレートリカバリ3年の意味が良く判りませんが、オンサイトはHPと同様に3年保証。但し、当日では有るものの平日のみ。
今回はHP側に電源容量が書かれていますが、それぞれいつもマザーボードと電源不明。おそらく自社(下請)製造と思われ、書いても仕方無しとしているのでしょうな。
話にならないのでラストはサイコムへ。
何故かワークステーションを売っている埼玉のサイコム
埼玉は関係有りませんが、なぜかサイコムでワークステーションを販売中。もちろんカスタマイズ可能なBTOパソコン状態です。
これを見ると私がHPやDELLでやった構成の理由が判ると思いますが、サイコムに合わせてカスタマイズをしております。サイコムは標準構成の種類が少ない為。
半年程前からXPのEnbeded(限られた企業用途専用版)など、法人向けに手を出しているようです。サイコムなら安い はず。
Lepton WS/E5620
- Windows7 Professional(64bit)DSP版
- Intel Xeon E5620(TDP80W)×2個
- インテルXeon専用CPUクーラー×2個
- Intel S5520SCR[Intel 5520 + ICH10R]
- 6GB DDR3 PC10600 ECC Registered[1GB*6枚]
- HITACHI HDS721025CLA382 [250GB 7200rpm 8MB]
- DVD; LG GH24NS50 BL+ソフト
- GeForce 210 512MB [DVI-I/D-Sub/HDMI]
- Intel SC5650WS ※ケース
- 1000W [Xeon対応 専用電源] ※ケース付属
- 1年間保証(初期不良期間30日)
- 延長保証(プラス2年) (+13,760円)
総額は289,140 円。送料が現在無料の為、通常なら約29万円。
DELLより2万程度安くなりますがオンサイトは無し。DELLやHPと違う点は詳細が判る事と自社製造では無い事。
そこまで見る法人は居ないと思うためDELLやHPが普通ですが、私が今やっている事が普通では無いため大変有難いものです。
サイコムWorkStationの構成を自作PC用に最安で見積
通常は自作よりBTOパソコンの方が安いものですが、15~20万円の間に壁が有り、それを超えると自作が安くなる事が有ります。
価格.comとconeco.netの最安でサイコム構成を収集。送料込のおおよそ。
マザーボード(S5520SCR)から検索すると約4万円。
CPUx2の壮観さもさることながら、メモリスロット3本x2セットx2置き場の計12本で最大96GBまで搭載可能。25世紀くらいまで使えそうです。
ATXを想像すると形状から手前が上に見えますが奥が背面になります。ケースもそれなりに限定され、サイコムではインテル様標準。Amazonが最安で約4万円。
1000W電源はケース付属のようです。
続いてCPUはconeco.netでしか掲載が無く、35千円x2で約7万円。
CPUはボックスですが、XeonはCPUクーラーは別売が標準のようで。
検索するも解らないので、自作変態御用達なオリオスペック内で検索すると5500用なものの在庫有り。2個で約15千円。
他は面白い物が無いため一覧で行きます。
- Windows7 Professional 64bit DSP版 ・・14千円
- 6GB(PC10600、ECC、Registered)・・6枚で25千円(Trancend)
- HITACHI HDS721025CLA382・・・3500円
- LG製DVDスーパーマルチ・・・2600円
- GeForce 210 512MB [DVI-I/D-Sub/HDMI]・・3800円(Palit~)
総額は約213,900円。
どうやら自作PCの勝ちのようですが、もちろん3年保証は付いておらずパーツ単位の保証になり修理はセルフサービス。
ワークステーションの自作は有りか無しか?
自作マニアに言わせると普通に「有り」と言われるやも知れませんが普通は無しでしょう。その理由として私が恐れている事は。
- 保証切れでマザーが故障すると4万円以上
- (マザー交換しなければ他のパーツが全部無駄に)
- 4万円マザーに7万円CPUなどメンテ時のプレッシャーが半端無い
- マザーが故障すると不具合箇所が特定出来ない可能性大
- メモリを増設や交換する際に相性など勝負し過ぎ
- 個人ユーザが少な過ぎて、パーツの情報が皆無
- 一般ユーザが少な過ぎて、先生方が何を言っているか解らない
真剣に購入(というかもはや導入)を考えましたが、なぜそこまでこだわっているかはもちろんブログのネタ用のみ。
組立で3記事、ベンチマークで2記事、CPU交換(右と左を入れ替え)動画で1記事、掃除する都度に動画を撮り爆笑しようというだけの為。
本当に残念ですが選択肢としてWSは無しとなりました。
やはり予算7万円で新型Xeon2個PCは無理が有るようです。
>埼玉は関係有りませんが、なぜかサイコムでワークステーションを販売中
フイタ、ホントに関係ないw、ほんとに関係ないよw
2回言っちゃうくらいほんとに関係ないw
>本当に残念ですが選択肢としてWSは無しとなりました。
ナニこの、脳内再生余裕な「棒読み」
>やはり予算7万円で新型Xeon2個PCは無理が有るようです。
最後にしれっと書いておられますが
予算7万円なのかよw
実はこれをオチにしたかっただけだろ?さあ、白状するんだw
中盤辺りまで記事を読み進めていくうちに、?これ、ネタじゃないのか?
ついにあのヒツジ先輩が本気を出すというのか?
これはwww さあ、盛り上がってまいりましたw
ってなった。そんな私のwktk返せ。
フェイスにもワークステーションのBTOありましたよ~。
見方も選び方もいまいちよくわからないですけど。
実際にワークステーション(Z800)をインターネットメインで使っています。
スペック
Xeon E5520@2.27GHz(2プロセッサ)
メモリ 1GB (6枚)
購入理由は16スレッドが見たかったという単純な理由ですが…
WS(ワークステーション)と聞いて・・・
思い出すのは、DEC(旧コンパック&現hp)のAlphaですね^^
そりゃ、Xeonも知ってますけどね^^;
"ワークステーション bto"でググると結構色々なメーカーやショップが引っかかるけど…欲しいとは思わないw
普通のパソコンとして使った場合の使い心地ってどうなんだろうか?
自分でためす事は資金的に無理だが…orz
Xeon仕様の自作パソコンは良いって言う人もいるけど、自分は微妙だと思った。
PCの構成を脳内で色々組み立てて、BTOのカスタマイズでいじくり倒しても、最後の「お見積」のポチリが押せなくて、手が震えるんですよね。分かります。
Xeon→ジーオン→ジオン→シャア→3倍速⇒結論:Xeonは3倍速という脳内変換が起きた私は変態です。
>自分用PC買い替え計画その1、ワークステーション編。
続編の予感ww
> TakaQ さん
もちろんオチは7万円(キリッ
7万は無理としても、せめて10万円くらいにならないかマザーをASUS(2万円強)にしたりXeonを5502(1個19千円)などやりましたが焼け石に水。
せっかく見積もったのでネタにしてやろうという悪質な記事です。
> カレー好き さん
D-Bloodでしたな。過去記事でオチに使わせてもらっております。
http://bto-pc.jp/btopc-com/select/uq-wimax-10k.html
50~100万円という印象にてスルー。しかし現在サイコムより安い物が有りました。もちろん予算オーバーには変わり無く・・
> bursyamo さん
私もそのノリです。
CPU2個(やメモリ6枚超え)が見たかった。だけ(笑)
> 利雄 さん
歴史が古いですな。Conpaqは仕事で一時期使っておりました。
HP買収後は知りませんが良いメーカーでしたな。
> BTO使用の十利須我里 さん
私もブログをやっていなければ欲しいなどとは微塵も思わず。
ヒツジ先輩=究極の変態PC、という看板にする卑怯な思考にて。
> HNの接頭辞が通りすがり さん
まだだ、まだ終わらんよ!