最近発売のBTOパソコン7月上旬分。
下旬は新発売のSuperなGeForce RTX搭載デスクトップ祭り、そしてノート用モバイル版GeForce 16シリーズが後継として広まるようで、BTOパソコンあるあるなゲーミングPC祭りとなっております。
適当に見て参りましょう。
最近発売のBTOパソコン(2019年7月下旬)
3メーカー13記事分。
MMO風に「リアル優先」と言い訳しつつ時間的にムリゲーすぎるため画像は省略、リンクまとめた上に気になった製品のみ感想文にて失礼。
リンク先はPC Watch率100%なのでタイトルから文字を削除。
パソコン工房(4)
まとめるとはこういう意味。
- GeForce RTX 2060搭載の16.1型ゲーミングノート
- GeForce RTX 2070搭載の15.6型ゲーミングノート
- GeForce GTX 1660 Ti搭載の15.6型ゲーミングノート
- RTX SUPERシリーズ搭載ゲーミングPC
但し、記事をまともに読書感想文するには変わりなく。
1.マウスの17.3型ゲーミングノートと定番の大きさな15.6型の間を埋めるかのごとき16.1型で次々にゲーム用ノート投入。
PCWatchの記事の下から製品ページへ行き画像を見て行くとわかるかも知れない、キーストロークがやや深そうなベアボーン。個人的にマウスのメカニカルキーボード仕様ノートがカルチャーショックなので、このベアのキーの深さが気になる、ならばパソコン工房へお問い合わせてみましょう。
2.大きさ的に1のベアボーンと違うけれど、このノートもストロークが深めな気がする画像が掲載されており良い意味で怪しい。ガチなアイソレーションでWASD操作は無茶振りすぎると思う人で、どうしてもノートでゲームしたいならやはりお問い合わせるべきかと。
4.バランス、コスパ、色々な意味での抑え加減が上手い2060 Super仕様。
RTX 2060 SUPER(GDDR6 8GB)に加えて、Core i5-9400F(6コア/2.9GHz)、8GBメモリ、240GB SATA SSD+1TB HDDなどを搭載。価格は140,378円から。
対してSuperな2070はヤケクソ感。
RTX 2070 SUPER(同)に加えて、Core i7-9700K(8コア/3.6GHz)、8GBメモリ、250GB M.2 NVMe SSD+1TB HDDなどを搭載。価格は193,298円から。
こちらもCore i5-9400系に抑えて価格も抑えるべきだったのでは、と余計なことを妄想した。
マウス(6)
- 第3世代Ryzen搭載のBTO対応デスクトップPC
- DCI-P3比100%の4K有機EL搭載クリエイター向け15.6型ノート
- GeForce MX250と光学ドライブつきの15.6型ノート
- 144Hz液晶つきのRTX 2060搭載17.3型ゲーミングノート
- 文教向けのWindows 10を搭載した3万円台の10.1型2in1
- RTX 2070 SUPER搭載のゲーミングPCとクリエイター向けPC
定番に加え提案もして行くスタイルなマウスの平常運転。
1.AMDの巻き返しが始まった新Ryzenの指名が上手い。
Ryzen 5 3600搭載機とRyzen 7 3700X搭載機の2モデルを用意し、税別直販価格は前者が82,800円、後者は117,800円。
Ryzen 5-3600と7-3700Xは自作PCユーザに人気のランクであり、意図してココを狙って来たはず。知らないけれど。
マザーボードはコスパ重視なB450で正解と思われ、グラボまでAMD化せずGTX 1650と1660にした点はバランス感覚がさすがマウスと言える特徴的な構成。
2.専門分野すぎて私にはよくわからないけれどマウスにはわかっているのでしょう、と思われるクリエイター向けブランドDAIVのノートの特徴。
- 有機ELな4K解像度・・・ストレートな黒を表示する超高解像度
- DCI-P3比100%の色域・・・普通そうでは?
- Win10のHDR表示対応・・・素直に凄い、昔はできなかった
DirectX系なGeForce RTX 2060が必要だとか、VRAM 6GB欲しいというクリエイターならば一考の価値あるかと。色域はAdobeの方で謳ってほしかった。
3.主な仕様の書き方に疑問。
CPUにCore i7-8550U、メモリ8GB、256GB SSD、GeForce MX250 GPU、DVDスーパーマルチドライブ(中略)、税別価格は99,800円。
DVDスーパーマルチよりもMX 250のVRAM 4GB目的+税別ながら10万円切がドヤるべきポイントではないのだろうか。
5.これも提案方式な大人買いどうぞ的な低価格な教育関係用途向け。
仕様の一例として、CPUにCeleron N4000、メモリ4GB、64GB eMMC、1,280×800ドット表示対応10.1型液晶を搭載し、税別/送料込み価格は36,800円。
CPUが2コアで1.1-2.6GHzという中途半端なクソ性能、メモリとeMMCは最低限と言える4GBと64GB、低めな解像度。とかクソミソに書いたけれど、これ以上の性能や容量を必要としないなら税込4万円切りはアリか。
個人的には10.1型の時点でノートPCとしてまともに使えないと11.6型ノート所有していた頃ひしひしと感じて売り払ったため、こんなものを学習用に使えと言われても困惑余裕でございます。
ツクモ(3)
1.またツクモか感。
税別価格は817,800円(中略)、税別価格は1,199,800円。
4K60p動画のノンリニア編集向けワークステーションは需要あるなら買われるだろうし、この価格でも使えば納得かも知れない。しかしそういう人はサポート面も気にするわけで、ツクモのサポート体制がわからない時点で「作ってみた」としか思えない。
まとめ
独断と偏見で勝手に評価。
- 用途次第で大アリ・・・※該当なし
- 納得の構成・・・マウスのRyzen+GeForceゲーミングPC
- ワケガワカラナイヨ・・・マウスの文教向け10.1型
一応納得はしたものの、CPUとマザーがAMD仕様でGeForce載せてしまうとどういうバランスになるのか見当付かない辺りが少々冒険と思われ、自作PCならばミックスPCはナシでしょうな。BTOならアリだと思うのはマウスがこの構成で出している=(マウスという)メーカーが出したから。
文教向けの10.1型は往生際が悪い2in1、マウスが実験的に「こんなものが売れるのか?」と試しているように見えてしまう。この大きさなら普通タブレットなところ、パソコンとしても使える=中途半端なパソコン=結局はタブレットかと。
以上。最近はツクモがプレスリリースばらまく辺りにやる気が感じられる。一時期はBTOパソコン縮小させてパーツ屋と実店舗に専念するのかと思っておりました。
>16.1型
何となく「中途半端」とか「帯に短し襷に長し」とか浮かんでくるサイズ。15.6型とほぼ同じですからサイズのアピールポイントは無いですね。狭縁ベゼルを採用し、本体は15.6型で画面サイズが16.1型、中身も価格も15.6型モデルと同じ、というなら生きますが。
>DCI-P3比100%の色域
DCI-P3は映像向けの規格ですね。私的には「比100%」より「カバー率100%」の方が好き。DCIのカバー率が100%なら、AdobeRGBも95~99%くらいカバーしている、はず。
カバー率100%
100%を上限とし、モニタがどれだけの色域に対応しているかを表す。120%の色域をカバーしていても、うちAdobeRGB比をどれだけカバーしているかで見るため「AdobeRGB比120%(カバー率100%)」もあり得る。
比率100%
対象となる色域の何倍の色域を持つか、の率。単純に色域の広さを表しているため、例えば「緑が弱くAdobeRGBの85%しかカバーしていないが、赤と青が広くAdobeRGBより15%ほど広くカバーしている」ため「AdobeRGB比100%(カバー率85%)」もあり得る。