最近発売のBTOパソコン9月上旬分。
忙しすぎるのか、やる気ないのか。ここ最近のプレスリリースは単調にゲーミング需要を信じて頼る流行りを追うスタイルとなっており、それ売れないよ的な雑な製品が多いので私も雑に参ります。
適当に見て参りましょう。
最近発売のBTOパソコン(2019年9月上旬)
6メーカー10記事分。ソースは全部PC Watchより。
マウス
デスクトップ向け第9世代CoreとGTX 1650搭載のゲーミングノート
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1205253.html
これ、マウスが書いたのだろうか。
PCゲーム入門用として好適なゲーミングノート
書いたのでしょうな。
CPUにCore i5-9400、メモリ8GB、256GB SSD、GPUにGeForce GTX 1650
PC Watchがオリジナル作文でマウスのリリース文を紹介するわけがない。マウスもパソコンの事をよくわかっていない人がプレスリリース出してしまうのか。
入門用ならデスクトップ。ノートでゲームするような人は変態。この基本がわかっていなさそうな時点でスルーするしかございません。
一応マジレスすると、構成のバランスはさすがと言える過不足の無さ。ただ、税込にすると13万円にもなるGTX 1650載せたノートが入門用は無いだろうとして。
ゲーミングノートにしては比較的安い=入門用とした感がひどい。
ドスパラ
薄型/軽量で13.3型ノートPCを約8万円で再販
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1205742.html
久々にドスパラからまともそうなノートが来たと思いきや。
好評につき2万円値下げして再販開始した。
好評なので再販は解るとしてもなぜ値下げするのか意味不明。
おもな仕様は、CPUがCore i5-8250U
新CPUが出る前に売れ残っており在庫多すぎて値下げしただけでは。
メモリが8GB、ストレージが256GB M.2 SATA SSD、13.3型フルHD(1,920×1,080ドット)非光沢液晶、OSはWindows 10 Homeを搭載。
税込で9万円切れているのでアリだとも思うけれど、どこ用の何用なのかがいまいちわからないCPU性能の高さは何なのだろうか。
日本HP
1はこう来た。
GeForce GTX 1050(GDDR5 4GB)
1ランク上は1650ながら、末尾2桁50でゲーミングはどうなのか。悪いとは言わないけれど。
CPU内蔵グラフィック機能で3Dゲームして満足な私が言うことではないとは思うものの、特別安いわけでもなく、ただ「安い(但し1050の在庫処分)」としか。
2のゲーミングノートは、かつて私が絶賛したブランド。今はこれ。
キーボードがメカニカルキーではない時点で何とも言えない。
3はただのネタ。
40万円出せる人は皆無とエスパー。
DELL
1、PC Watchのクソコメントで全てが台無し。
同社製ノートとしては史上ではじめて1kgを切る955gを実現。
確かNECとか富士通が900gを割る軽さで13.3型出していたと記憶しており、自分のダイエット記録市場で初の何kgを下回る的な意味不明さ。
おもな仕様は、CPUがCore i5/i7、メモリが
Core i何の何なのか書かない時点でプレスリリースとしておかしい。
2、税込117,980円らしい。
Core i3-10110U、メモリ4GB、256GB NVMe SSD、1,920×1,080ドット表示対応13.3型液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Homeなどを搭載
クーポン適用前なら12万円くらい。結局本当はいくらなのかわからないのがDELLであり、i3-10110U搭載で他の構成を考慮しても10万円行くか?として見なかったことにしたい。
3は個人的にはアリと思う気がしないでもない。
こういうの買う人は性能なぞ全く見ていなさそうながら、ここはBTOパソコン.jpなので一応引用。
CPUにCore i3-10110U、メモリ8GB、256GB NVMe SSD、1,920×1,080ドット表示対応23.8型液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Homeを搭載。
但しクーポン適用後の価格がDELL標準なので、結局いくらになるのか時価すぎてわからないのでコスパで語る私には何とも言えず。
ツクモ
第9世代Core i7+RTX 2070搭載4K OLEDゲーミングノート
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1205621.html
価格は税込20万円くらい。
最小構成時の税別直販価格は189,800円から。
もう一度、税込で20万ほどでこの構成。
CPUがCore i7-9750H(6コア/2.6GHz)、メモリがDDR4 16GB、ビデオカードがGeForce RTX 2070(GDDR6 8GB)、OSはWindows 10 Homeを搭載。ストレージはモデルによって異なる。
価格を間違えているのか仕様表記ミスなのか、時々ツクモがやらかす利益率を問い詰めたい安さ。税別20万円軽くオーバーするくらいが他社の価格設定。
しかし安いとはいえ20万円。ツクモが販売して買い手は居るのか謎なため、今ここを見ている人がゲーミングノート検討していたなら程度の範囲になりそうな予感。
エプダイ
エプソン、GeForce RTX 2060搭載の15.6型ノートを予告
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1206192.html
ひどいのが平常運転なエプソンダイレクト。
現時点では価格および具体的な発売日は未定だが、
決まってからプレスリリースしろと。
1つ上のツクモの約20万円構成以下の標準構成になりそうな予感しかしない上、30万円くらいは言いそう。
ゲーミングノート発売=バカの一つ覚え
独断と偏見で勝手に評価。
- 用途次第で大アリ・・・※該当なし
- 納得の構成・・・ツクモ
- ワケガワカラナイヨ・・・その他全て
PCゲーマー大流行。それ本当か?市場調査した?してないだろう?としか思えない、一部のSNSで盛り上がりそれに便乗したがっているだけに見える。
私がそう思うんならそうなのかも知れないとしても、あまりにもやることも、やる気もなさすぎるプレスリリースはうんざり。
私は常に消費者視点で語っているもののメーカー側の気持ちもわかる、しかしそれにしてもやりすぎ、もしくはやる気なさすぎてあきれる。
ノートでゲームやるような変態率を調べて売っている気がしない。
>PCゲーム入門用として好適なゲーミングノート
冠するなら「何でもできるオールマイティーなミドルハイスペックノート」ですかね。ゲーミングノートに分類してもスペック上は問題ないです。重量級ゲームでも設定を落とせば十分にプレイ可能ですし、大半の3DCGゲームは高設定~中設定でプレイできます。
「ヘビーなゲームは不可なものの大半のゲームは快適にプレイ可能」の言い換えとして「入門用」より上手い表現が無いのでしょう。「予算を抑えたいPCゲーマー向け」がギリギリか。
>液体金属で強力冷却する2画面ゲーミングノート
液体金属のCPUグリス、いつか少しだけ話題になりましたね。そのとき流行ったのは「リキッドプロ」でしたが。殻割りしてヒートスプレッダとの間に塗ると効果絶大との話が多数。
Amazon|Cool Laboratory 液体金属 熱伝導率:82.0W/m・k ドイツ製 LIQUID PRO+CS
https://www.amazon.co.jp/dp/B001PE5XAC
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https://www.amazon.co.jp/dp/B01A9KIGSI
>ツクモ
なおこのノートはディスプレイが144Hz対応。ゲーム向けなら嬉しいスペック。