最近発売のBTOパソコン1月後半分。
1月は前半の2週間が3記事+国内未発売2記事しかなかったので1ヶ月まとめようと思っていたけれど、後半が10記事分もあり分けて良かった。ノートの新CPU移行と新グラボ出たので多いのだと思う。
適当に見て参りましょう。
最近発売のBTOパソコン(2020年1月後半)
5メーカー10記事分。リンクは全てPC Watch、画像は意味のあるモノだけ。
マウスコンピューター(1)
LTE内蔵可能な15.6型ビジネスノート
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/biz/1231503.html
マウスにしてはやや高めか。
CPUにCeleron 4205U、メモリ8GB(最大32GB)、240GB SSD、DVDスーパーマルチドライブ、1,920×1,080ドット表示対応15.6型非光沢液晶ディスプレイ、IEEE 802.11ac対応無線LAN、OSにWindows 10 Proを搭載し、税別価格は65,800円。
Celeronでこの構成なら6万は切って欲しいところ。
更にマウスらしくないところは、15.6型になぜLTEを内蔵しようと思ったのか、バッテリ駆動7.2時間という中途半端に加えて2.1kgもある15.6型にどうしてLTEなのか。
非搭載モデルを選べば良いだけではあるものの、らしくない妙な提案。
パソコン工房(2)
GeForce GTX 1650 SUPER搭載ゲーミングPC
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1231852.html
2種類の価格とCPUを引用。
それぞれ95,678円、115,478円。 CPUとして前者はRyzen 5 3600(6コア/3.6GHz)、後者はCore i5-9400(6コア/2.9GHz)を搭載
税別にすると86,980円と104,980円。全然Ryzenの方で良いと思うので、送料まで含めても10万円切れる割とまともなゲーミングPCが手に入る時代。
ストレージはSSD 480GB搭載。カスタマイズせずカートへぶち込んでOKな、比較的低価格なそれなりの性能なゲーム用デスクトップ。
第10世代Core搭載の10万円切り15.6型フルHDノート
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1231179.html
価格を引用。
基本構成時の価格はそれぞれ71,478円、83,578円。
税別64,980円、75,980円。
前者はCore i3、メモリ4GB、SSD 240GBという最低限な構成。後者はCPU同じ、メモリ8GB、SSD 500GB NVMe+HDD 1TBなる家電量販店で17万円級ノートを買う人でも充分ご満足頂けそうな内容。
私が他人に勧めるなら後者、自分で使うサブノートなら安い方。
ドスパラ(2)
144Hz対応の17.3型フルHD液晶搭載ゲーミングノートPC
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1229836.html
こいつ、光るぞ。は、最近珍しくもなくなりましたな。
144Hzで17.3型といえば、私が激推ししていたマウスのゲーミングノートPCと同じリフレッシュレートとサイズ。
GeForce RTX 2070を搭載した「GCR2070RNF-E」が249,980円、GeForce GTX 1660 Tiを搭載した「GCR1660TNF-E」が169,980円。
価格も特にケチのつけどころなし。
問題はキーボードなのだけれども、これ、メカニカルなのだろうか。
SteelSeries製 RGB対応 日本語キーボード
もしそうならマウスの17.3型並にオススメ状態になるのだけれども、SSD事件で叩きまくったのでドスパラが貸してくれるとは思えず、もしメカニカルならそう書くべきでしょうな。もったいない。
dGPU/1TB SSD搭載のクリエイター向け15.6型ノート
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1229831.html
クリエイター向けはよくわからない。
税別価格は109,980円。 CPUにCore i7-8565U(4コア/1.8GHz)、dGPUとしてGeForce MX150を搭載し、イラスト製作や画像加工、RAW現像など、クリエイティブ系ソフト使用時の処理を高速化。またSSDには1TBのNVMe接続SSDを搭載
GeForce MX 150は無いよりはあるだけマシ程度の性能なので、それでも良い使い方、ソフトならば11万で職人向けサブ機としてはアリでしょうな。
ドスパラはSSDがアレかも知れないので、これでは怖くて買えないという、根本的な問題がございます。
フロンティア(4)
サイドに強化ガラスを使ったコンパクトなデスクトップPC 3モデル
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1229534.html
やはりこのメーカーはパソコン詳しくないのだろうか。
どうしてサイドパネルをガラスにするか考えていない、最近ガラスや透明サイドパネルが流行っているようなので採用してみた感。
中身が光るからこその透明側板であり、光らないなら見た目ウザいだけではないのだろうか、とメーカーの中の人は誰も突っ込まなかったのか。
フロントパネルを刷新したデスクトップPC
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1229825.html
フロントパネルに特徴があるらしいので画像を少し明るく編集。
ヘアライン加工とHexagon Blockパターンデザインを施したフロントパネルに変更し、パネルの両側面と下部に吸気口を配置。エアフローが改善されたという。
改善されたということは従来モデルのケースは悪かったのかと思われそうな勢いを感じる。
おそらく単なるコストダウンと思われ、通常はメッシュなパーツを裏側から取り付けるところ、ケースそのものをメッシュ風に加工すれば良いという思考回路とエスパー。
第10世代Core i5搭載でWi-Fi 6対応の15.6型ノート
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1230398.html
価格設定または構成が妙。
1TB HDD搭載モデルが税別75,800円、512GB NVMe SSD搭載モデルが同78,800円。
なぜ1TB HDD搭載モデルを出したのか、この2択でHDD搭載の方を選ぶ人はまず居ないと思うし、わからずに「容量デカいし安い方」で選ぶと後悔してしまうモデルケースの爆誕になりそう。
Core i5-10210U搭載、メモリ8GB、15.6型フルHDでこの価格ならば(SSD搭載の方なら)コスパは良いと思う。売り方は良くないと思う。
Radeon RX 5600 XT搭載のデスクトップPC
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1231586.html
早速やらかしましたな。Intel構成の方より。
CPUにCore i7-9700、Intel H370チップセット、メモリ16GB、512GB NVMe SSD+1TB HDDを搭載した構成で、税別価格は139,800円。
高い。原因はこいつ。
リンク先にて、「メーカー向けのOEM版なRadeon RX 5600無印は安く提供するのだろうか」のように書いたけれど、どう見ても市販品と同じ型番のXT付。
GTX 1660 Tiと同じくらいの性能なのでコスパ的にそちらを推奨。
ツクモ(1)
第3世代Ryzen Threadripper搭載のワークステーション
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1231002.html
税別価格は約35万円。
マザーボードが6万、CPUが18万円もするため、この時点で24万円(価格コムなので税込)、税別22万とすると差額は13万円となり、残りのこれらが13万は何か間違えていないだろうか。
メモリがDDR4 32GB、ビデオカードがGeForce GTX 1650、(中略)、ストレージが500GB SSD+2TB HDD、電源が80PLUS Gold認証 750W、OSはWindows 10 Pro(64ビット版)
電源ユニットを仮に8千円としても7万円くらいにしかならないのだけれども、5万円相当がケース代ならエプソンダイレクト商法か。
ツクモは頻繁に俺TUEEパソコンを作りたがるのでその一環でしょうな。つまり売るつもりで新製品を出しておらず、単なる宣伝と見た。
DELLのコンセプトモデルのコンセプトが不明
独断と偏見で勝手に評価。
- 用途次第で大アリ・・・ドスパラのゲーミングノート
- 納得の構成・・・パソコン工房全部
- ワケガワカラナイヨ・・・フロンティア全般
ドスパラのノートはメカニカルなら完璧に近く、価格も抑えているので大アリ。SSDが怖いならIntelの660pへ+2千円で交換できるため、保険や安心を買うならカスタマイズ。
パソコン工房はケチの付け所が無く、価格を抑える目的でのGTX 1650 Superも良いしノート2機種もバランス良くコスパも良い。
フロンティアはパソコン詳しい人を商品企画に雇うべき。トップダウンなパワハラですぐ辞めるのかも知れないけれど。
今回の小ネタはこれで。
2画面PCと折りたたみPC、買うならどっち?Dell新製品 (1/2) - ITmedia
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2001/17/news066.html
買うならどっち?と聞かれてもどちらも買わない以前に必要性を全く感じないのだけれども、何がしたいのかわからない時点でコンセプトがわからない。
こちらはもっとわからない。
正面も手前もモニタな2画面。その画面上にタッチパッドを表示しつつも物理キーボードはモニタ上に搭載するという。キーボードもモニタ表示ではダメなのだろうか。
というか、どちらも物理キーでなければ使いづらいことは想像するだけで判明すること。キーボードが画面表示で良いのならば、タブレット2枚購入して1つはキーボードとタッチパッドでノートPC状態になれるが誰もしようとしない。
コンセプトモデルは斬新かつ未来を感じるとか夢があるモノ。新しいだけで変なモノを作ってみたすることではないはず。こういうアホな製品も「新しいモノを嫌う老害はこれだから」と言われても困る。
価格は一般的なノートPCと同じくらい、としましょうか。
投票後に経過表示、投票せず経過のみ見るなら View Results をどうぞ。※2020.03.03 締めて画像へ差し替え
>GeForce GTX 1650 SUPER搭載ゲーミングPC
GTX 1650 Super は GTX 1060 よりほんの少し性能が上くらいのミドルレンジGPUですから、少しくらい重めのゲームでも設定を見直せば快適に遊べますね。VRAMが4GBと少し少なめですから、超重量級は無理ですが。
目安としては、フルHDですと「FF15:△」「モンハン:△」「FF14:○」「バトルフィールド:○」「PUBG:○」「フォートナイト:◎」くらいでしょうか。ライトゲーマーなら十分。
>144Hz対応の17.3型フルHD液晶搭載ゲーミングノートPC
キーボードの製造元は、ゲーミングマウスやゲーミングキーボードで有名なSteelSeries。ならばキーボードがメカニカルという可能性がゼロではありませんが、キーボードの近影を見る限り、メカニカルではなさそうです。パンタグラフが最も可能性が高い。
>中身が光るからこその透明側板であり、光らないなら見た目ウザいだけではないのだろうか
中の構造眺めてはハァハァ出来る変態向けでは。私とか。光ってもいいんだけどすぐ飽きそうだし。