最近発売のBTOパソコン11月後半分。
11月下旬は20日にRadeon RX 6800と6800Xが発売されたので国内メーカーが早速採用しており、新Ryzenとの組合せでドヤるスタイルな模様。単品では品薄ながらメーカーは在庫確保できたのか。
適当に見て参りましょう。
最近発売のBTOパソコン(2020年11後半)
6メーカー11記事分。画像は意味のあるモノだけ。ソースはリンクタイトルに書かれていなければPC Watch。
マウスコンピューター
税別約8万円のRyzen 5 4500U搭載15.6型フルHDノート
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1289942.html
新製品のRadeon RX 6800系を華麗にスルーするいつものマウス。検証に時間をかけるシキタリなのか、早くプレスリリース撒いても目立たないとか意味はないと考えているのか。
ノートはCPUのマイナーチェンジ。
8GBメモリ、256GB M.2 SATA SSD、15.6型フルHD(1,920×1,080ドット)非光沢液晶、Windows 10 Home
税別8万円ならSSDもう1ランク上げて500GB級にしてほしい。要するに割高と申しております。原因はおそらくCPUの単純なオーバースペック。
パソコン工房
1は例の990gと言いつつ本当は970gくらいのあのベアボーンと推測。残念ながら2機種ともCore i7が載っており軽く11万円オーバー。グラボ無しなのだからNECのようなアンバランスなことはしなくてヨシ。
2番は新製品グラボなRadeon RX 6800と6800XT搭載してみました的なやつで、CPUも新製品の高性能が良いとでもはっちゃけたか、Ryzen 9 5950Xはオーバースペック。10万の6800XT程度で10万のCPUはやりすぎでしょう。
または私が勘違いしており10万のグラボに10万のCPUな時代なのか。RTX 3080と同等か下なのだからCPUそこまで盛らなくて良いはず。
DELL
5万円からの15.6型Tiger Lake搭載ノートInspiron 15 3000
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1289663.html
新CPUを搭載。
Core i3-1115G4、4GBメモリ、256GB M.2 NVMe SSD、Windows 10 Homeを搭載。税別価格は6万1,980円。
これなら余裕で6万円切れないか?コスパや見栄えとしては49,800円で良くないか?と思えば続きがございます。
ブラックフライデークーポンの適用で5万1,443円となる。
DELLはクーポン適用後が適正価格、覚えておきましょう。テストには出ないというかテストって何だ。
日本HP
1番の小型PCは2種類で、約5万と9.5万円と開きがある。どう違うのか見ようにも、これでは全然わからない。
CPUがRyzen 3/5 PROまたはAthlon Gold PRO 3150GE、メモリが最大64GB、ストレージが最大256GB M.2 NVMe SSD、OSにWindows 10 Home/Pro
法人向けなのでプレスリリースで一々細かいところまではやらないのか。
Zoom RoomsコラボPCは小型デスクトップだけではなく、別に一体型PCでも出しており、プリインストールしてあるのでとっとと使える状態。但し発売は1月中旬とまだ先の話。
CPUがCore i5-10500、メモリが最大64GB、ストレージが128GB M.2 NVMe SSD、OSにWindows 10 IoT Enterprise
メモリ以外は固定なのでしょう。OSのIoT EnterpriseはZoom Roomsが関係しているのか。Zoom使ったことがないので不明。これも法人向けなので代理店が提案するものなのか。
2番はノートPC4機種で、3つは普段のHP製品な印象があり、1つだけ特徴的なやつが最初に出る機種。
重量約0.99kgを実現しながら、堅牢な筐体設計に仕上げたとする製品。LTE対応モデル(SIMカードサイズはNano SIM)も用意
パソコン工房の0.99kg14型に匹敵する軽さに加え、LTEにも対応するモデルも出すという。LTE無しで99,800円なのでアリにすると多分12~13万円になるはず。
仕様は「最大」で書かれても全然わからないのでスルー。
ツクモ
- Radeon RX 6800/RX 6800 XT搭載ゲーミングパソコン
- Ryzen 5000シリーズ搭載のエントリー向けゲーミングパソコン
- MSI製GeForce RTX 3070搭載ゲーミングパソコン
- VTuber東雲めぐ推奨のHDMIキャプチャ標準搭載パソコン
4番の特典のクオリティのせいで1~3読んだ内容が脳内から吹き飛んだ。
最近のツクモのやり方で推奨逆PCとでも言いましょうか、現場で使われている構成をツクモがマネて組み立てるという、実際に使われている点ではゲーム動くよ系の推奨PCよりも安心感は上かと。
ゲームプレイやライブ配信、動画編集などを想定した構成となっており、パススルー出力にも対応するAVerMedia製のPCI Express HDMIキャプチャカード「Live Gamer HD 2(C988)」を標準で内蔵するのが特徴
オプションではなく標準構成なところが新しい。
その他はCPUがハイエンド、グラボはそこそこ、そしてメモリは16GBx2の32GBなのでメモリ容量が動画のライブや編集に必要とアピールしていることがわかる。
しかしこの特典のセンスは誰も止めなかったのか。クレーンゲームで知らないキャラクタのぬいぐるみが取れた感に加え、バッグの方は大人が持って出歩くと「近付かない方が良い人かな?」と思われそう。
1番はRadeon RX 6800と6800 XTが出たのでRyzen 5千番台と組合せてみました的な構成で、23万と25万は価格差2万円。この2万円差をどう解釈するかながら、性能差でいうと6800が割高で2万高くとも6800XTを推す。
2番もRyzen 5千番台を採用してみた系で、こちらはグラボがGTX 1650と極限まで絞られているので12.5万円。バランスとしてはグラボに対してCPUがオーバースペック。
3番もグラボつながりでRTX 3070搭載で18万円。やけに6800系搭載と価格差あるなと思えばCPUがRyzen 3千番台なので世代気にしないなら6800系よりコスパ良好。RTX 3070の性能は6800よりやや下。
フロンティア
Ryzen 9 5950X/Radeon RX 6800 XT搭載など3機種
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1290523.html
相変わらずバランス悪いというかセンスの問題か、知識不足か。
Ryzen 9 5950X(水冷式クーラー)、16GBメモリ、Radeon RX 6800 XT、1TB M.2 NVMe SSD+2TB HDD、850W 80PLUS Gold電源、Windows 10 Homeを搭載し、税別価格は28万9,800円。
おそらく6800XTの性能を知らないのでしょう。CPUがあからさまにオーバースペック、または6800XT程度のグラボではCPUがクソ高い(約10万する)だけコスパが悪い。パソコン工房の同グラボ搭載とほぼ同じ構成と価格。
超のつくハイエンド構成になると話は変わるとしても、ほとんどの場合は価格がグラボ>CPUになるものなので、価格を5万円削り単品5万円くらいのCPUでよろしいかと。CPUクーラー水冷と言いたかっただけか?
いつものテンプレ。
フロンティアはパソコン詳しい人とマーケティングに詳しい人も雇うべき。求人の条件や資格の欄に「パワハラに強い人」を入れる前提で。
出たばかりのパーツでBTOっておかしい?
独断と偏見で勝手に評価。
- 途用次第で大アリ・・・ツクモの4番(特典は不要)
- 納得の構成・・・ツクモのRTX 3070搭載
- ワケガワカラナイヨ・・・ツクモの特典(構成は文句ない)
特徴をガッツリつけて来たので他メーカーの何となく出してみた新製品でイキってみただけのような機種の印象が相対的に薄かった。
ツクモは今年の春くらいから「中の人変わったよね?」と店行ってインタビューしてみたいほど昨年とは違う。尖ってみたり後ろから攻めてみたりな、昔のマウスのような提案の上手さを感じるけれど理解間違えるとただの孔明の罠なので初心者向きではないやも知れず。
今回のおまけは2chまとめ記事のよくわからない質問。
source:出たばかりのパーツでBTOって意味あるんかな : PCパーツまとめ
売れなくなってからBTOに廻すのが現実的だろうに
よくどころか全く意味不明。>>208のレスがまとも。
何訳の分からない事をw 現実的にはむしろ単品パーツ販売の方が特殊というか特別なんだが。 換装を除けば需要の大半はBTO含む完成品でしょ。
自作PCでの換装シェアが見当つかないものの、マウスやドスパラなどの売上を見る限りでは自作は圧倒的に少数派で換装率も100%なわけないので>>208の言い分で合っているはず。
この>>1の言い分を言い換えると「出たばかりのパーツで自作PCって意味あるんかな」「売れなくなってから自作用に回すのが現実的だろうに」ともいえ、「売れなくなってからBTOに回す」は多分組立代行系BTOしか脳内に無いのだろうと推測。
例としてツクモが新グラボの深夜販売をして完売したなら次回も単品販売し、在庫が目立つようになったなら組み立てて完成品として売っていると思っていそう。
そうなると単品販売せず店舗も持っていない(と思われる)DELL、HP、Lenovo、エプダイ、フロンティア、サイコムはどうするのか。最初からBTOパソコンやカスタマイズとして新パーツを入れて販売するしかございません。
また、フロンティアやサイコムがそれやるならばマウス、工房、ツクモ、ドスパラも解禁当~翌日に完成品やカスタマイズで販売するもの。
もう1つアホをピックアップ。>>210より。
BTOの場合グラボメーカーは納品して自分で確認するまで分からない。教えてはくれない。実際BTOに組まれるグラボメーカーはコロコロ替わる。
関係者のつもりなのだろうか。グラボはコロコロ変わらない、メーカーや型番を出すともし変更あった際に受注時と生産のタイミングのズレにより違うモノになってしまう可能性が微レ存なので表記していない。
量産系の場合は売れる数がショップや自作とは桁違いなため、標準構成の時点でマザーやグラボやメモリの組合せを検証するので安易に変更はできないもの。もし何か変更するなら再検証となり時間を要するので避けております。元関係者なので言う。
そしていつもの話で、パーツのメーカーにこだわりがあるなら自作しろ。
完成品でPC購入する需要の大半はグラボのメーカーは気にしていないどころか意識さえしていないはず。私の場合はマザーは(コスパ良い割に面白機能満載な)ASRock、CPUは(AMD面倒そうなので)Intel、SSDは(まだ罠多そうなので)聞いたことないメーカーは避ける。
電源は(容量さえ足りているなら)今どきもうどうでもいい。
ゲームならマルチコアを使い切ることはないので、8C-8Tの5800Xで十分でしょう。
このCPUは内部構成が8C×1、上位機種は8C×2なので内部通信による遅延が発生しない分、5800Xの方がゲームでは高速(らしい)。
スレッドを使いまくるクリエーターならコア数命でしょうが、ゲーマーならこっちが向いているかと。
差額をグラボに突っ込んだ方が幸せになれそうです。
>8C-8T
8C-16Tの間違いですね。
>Radeon RX 6800
6800とは何だかやたら懐かしい響き。なんだっけと思ったらモトローラのマイクロプロセッサ「MC6800」でした。
Amazon|モトローラ6800伝説 鈴木哲哉 本
https://www.amazon.co.jp/dp/4899774729
もちろん私は使用経験なし。
>税別約8万円のRyzen 5 4500U搭載15.6型フルHDノート
M.2はSATA接続。更にメモリは8GB×1。メモリ速度がGPU性能に大きく影響するCPU内蔵Radeonには更に不利。多少の強みは「Wi-Fi 6 に対応」くらい。
確かに割高な印象。CPUだけに大きな負担を掛ける作業を行うなら最適なPC。
>10万の6800XT程度で10万のCPUはやりすぎでしょう
6800XTの性能はRTX 3080の90%くらいですから、最上位の5950Xとの組み合わせでも不自然では無いです。もう少し性能が低くてもボトルネックにはならないでしょうから、コストパフォーマンスを求めるなら3万円くらい安い「5900X」でも良いはず。
とはいえこの手のフラッグシップモデルにコストパフォーマンスを求めるのは筋違いのため、最上位CPUに最上位GPUの組み合わせでイキるのもアリです。
>DELLはクーポン適用後が適正価格
しかも「決済時に自動でコードが入力されクーポン適用になる」も追加で。
>東雲めぐ
「東雲めぐ」というVTuberをいま知りました。2018年2月から活動中で、登録者数は4万人超。登録者数からするとそこそこ有名なVTuber。その方が推奨するキャプチャボードなら信用度は高いです。
>4番の特典のクオリティ
人形の造形は無難でカワイイですが、トートバッグが少女趣味全開ですね。しかも人形のサイズから見るにかなり小さい。
ところで人形の髪。本人はセミロングですけれど、人形はセミボブくらいの短めに見えますね。後ろ髪はどこへ行った。