DELLが1週間限定セール実施中。
期間は来週の月曜2月26日までとなっており私が見た限りではガチな値引き。Vostroシリーズは法人向けだけれども個人向けのパソコンもクーポンばら撒き状態で何かと値引きされております。
目玉は約2万円PC2種類。
DELLがVostro10周年で8千万円還元セール?
プレスリリースより。
Dell コミュニティ
http://ja.community.dell.com/dell-blogs/direct2dell/b/direct2dell/archive/2018/02/20/vostro-10
特価セールあるあるなサブタイトルとなっており、1万円台とは19,800円の税別、最大10万円OFFは50万円のワークステーションの事。
総額何と8千万円分の値引き。全部売れたなら。
何となく「総額」「還元」という表現がしっくり来ない。
元の価格はDELLが付けた言い値なのだから、その言い値が変更になっただけと考えてしまうからか。最大8千万円分値引セールが合っているかと。
DELL的には2万円引きで2万円になる1千本が撒き餌、次の1.5万円OFFが本命なので数が多いのだろうと推測。あわよくばその下以降の10万円や20万、40万円以上の製品も売れるなら大歓迎的な。
DELLがVostro10周年で2万円PC限定販売
期間限定に加えて2万円PCは台数も限定。画像は一覧表の途中を省略し加工しております。
15型ノートとスリムケース風なデスクトップPCがそれぞれ格安。
ノートはAtom系のクソ性能なCeleronで、デスクトップはそれなりの性能なCPUが搭載されているのだろうと思いきやガチな値下げで少し驚いた。
ノートはこれ。
通常39,800円は妥当だと思う主な仕様が以下。
- OS:Windows 10 Home 64bit
- CPU:Celeron 3865U(1.8GHz、2コア、2MB、TDP15W)
- メモリ:4GB
- HDD:1TB
- モニタ:15.6型(解像度:1366x768)
- 無線LAN:ac対応
家庭用とすると普段使いに最適、業務用ならばオフィスぶち込んで余裕で作業可能なスペックだと思う。CPUがCeleronでも1.8GHzのまともなやつ。
仕様の上から行くと、WindowsはOEMだろうからDELL規模になると6千円くらいのはず、CPUはインテル公式107ドルなので1.2万円くらい。メモリ4GBは現在4千円以上なのでこの時点で2万円オーバー。
HDDと無線LANが計7千円くらいとするなら、通常4万円のノートPC本体部分の価格は1.4万円くらいになってしまうので、さすが外資系の大手メーカーのノートPCと言える安さ。
デスクトップも全然良い構成。
Win10Home、メモリ4GB、HDD1TB、DVDスーパーマルチ、ここまではノート版Vostroとだいたい同じ。違いはCPUでCeleron G3900が搭載。
source:価格.com - インテル Celeron Dual-Core G3900 BOX
ノート版VostroのCPUの半値以下なので草が生えるかも知れないけれど、性能としてはこちらの方が上。Celeronの割に最大2.8GHz出るなら上等、かなり実用的なクロックかつデュアルコアなのでちょっとしたPentium状態。
しかもこのデスクトップ版Vostroは無線LAN+Bluetooth合体カードが内蔵されているのでデスクトップなのに標準で無線LAN可能。これ後付するとUSB外付になってしまうところ、DELLが内蔵しているので技適通っている(電波法OKな)はず。
コスパで言えばノート、性能ならばデスクトップ。
特にノートの方は原価割れ間違いないレベルなので、2万円で購入したならそのまんまヤフオクへの放流で3万円即決またはスタートでも売れる可能性デカいくらい。
但し、Vostroシリーズは法人向けであり個人では売ってくれない(はず)な上、従業員数99人以下限定とされているので条件厳しめ。学生ならお父さんが中小企業なら、会社員なら会社宛として購入はできそう。
私がもし1台もノート持っていなければ、朝9時の販売スタート前にブラウザでVostro15開いてリロードしまくり買ってしまうと思う。さすがにまだ2台も持っているのでこれ以上は要らない。
個人的にはクーポンビジネスが納得不能
クーポン値引きを頻繁に開催するメーカーは多くが外資系でDELL以外にはLenovoが発売直後にいきなり数万円引きクーポンとか、日本HPも何か売りたい際は時々大幅な値引きを実施。
国内メーカーの場合は最近ならばパソコン工房とマウスが時々オータムセールなどと称して小さめに値引きをするところ、外資系は範囲と金額のスケールがデカい印象。
何が納得行かないかは私はひねくれているので逆に考えてしまう。
「クーポン祭り開催直前に買ってしまった人は数万円損したという事になるのでは?」などと考えてしまう上、「クーポン祭り終わったなら実質値上げでは?」とか思ってしまう。
国内メーカーはかわいいもので、値引きしても一律数千円などと送料程度にしかならないところ、今回のDELLのこれとか凄すぎる。
何と10万円オフクーポンで50万円が40万円。ところが、これ値引き前に買った人や企業は10万円高く買ってしまったと感じてしまうわけですな。
ちなみにCPUのXeonゴールドはインテル大人買い参考価格1,230ドルくらいなので14万円くらい、グラボのQuadro P2000はELSA国内価格最安6万円くらい。差額の20~30万円は何代なのだろうか。
クーポンではない値引きも凄いラックサーバー。
通常価格は約187万円なのか56万円値引き後130万円なので3割引。一体、実際に本当のところいくらの価値なのかがサッパリ分からない。
私の場合は個人向けや法人でも普通のパソコンならば価格はどの程度が適正か調べて判る他、競合メーカーが似た構成で出している事が多いので比較してみると判るがサーバーは詳細分からないし競合メーカーあれども似た構成探しが難しい。
これを置き換えると、パソコン詳しくない人には私がサーバーの価値が分からないように一般的なPCがクーポン値引きと言われても本当に安いのか判らないのでは無かろうかとも思う。
そう思っているのは私だけかも知れないのでいつものやつを。特に条件などはございません。
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>1万円台とは19,800円の税別
大嫌いなパターン入りました。私的に興味は99.95%くらいダウン。最初から騙す意図で撒かれたニュースリリースなんぞクソ食らえと。
>通常39,800円は妥当だと思う主な仕様が以下。
ほか、ディスプレイはもちろん非光沢とか、DVDスーパーマルチの光学ドライブ搭載とか、Bluetooth内蔵とか、地味に嬉しい機能はありますね。
>デスクトップも全然良い構成。
前面にUSB3.0ポートが2つ、HDMI映像出力あり、Pentium G4400へBTOしてもプラス3,000円(市場価格差は2,000円くらい)、辺りはメリットと感じるところ。
>値引き前に買った人や企業は10万円高く買ってしまったと感じてしまう
それヤマダ電機とかヨドバシカメラとかで、電化製品を値引きせずに買う方に対し、値引き交渉して買った方が「もったいない買い方してるな」と考えるのに似ていますね。
私は値引きせずに買う派。値引き交渉なんぞ面倒な手段を取らせる高額値付け店からなど買わない。値付けが安い店舗から買う。
> >1万円台とは19,800円の税別
> 大嫌いなパターン入りました。私的に興味は99.95%くらいダウン。
マジそれで、某大手ケータイキャリアが『今なら月額無料』(もちろん数ヶ月後からは普通に課金)くらい肩透かし。しかし慣れたので3万円台なら39,999円かな?と思いつつページ開くことにしており、逆に3.5万円以下だった時に驚く。
>値引き交渉なんぞ面倒な手段を取らせる高額値付け店からなど買わない。
それはもったいない。店頭は値切る客相手前提の値札だろうから盛られておりましょう。以前書いたと思う一発見積りおすすめ。
私は仕事で見積り取る際、「値切らないので一発勝負で。相見積もりするがどこにも社名とか競合の提示額は言わない」として上手く業者選定できた応用で、個人でも同じ事言ってみたところコンシェルジュ化できてしまえた。
白物家電は工事や修理前提、長期保証も欲しいので現地購入になってしまうので根切り後(適正、ギリな)価格での購入をおすすめ。販売員は利益額や率よりも売上ノルマ重視。