国内PC出荷台数が2ヶ月連続で前年比プラス(by.JEITA)

2016年10月 4日

JEITAが2016年8月のデータを公開。

前月に続き今回も100%超えとなっており、2ヶ月連続で前年割れしなかったのはXP終了祭りの終了後以来2年以上ぶり。「国内PC市場復活の兆し(キリッ」とか言いそうな大手メディアに期待。

いつも通り前年比のグラフから。

国内パソコン出荷台数の前年比推移

ソースはこちらの2016年。

JEITA / 統計データ
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/pc/

8月のJEITAコメントを引用。

法人向けが堅調に推移しており、7月に続き、2ヶ月連続で台数・金額共に前年同月を上回った。

法人が堅調らしいものの、一覧では個人と分けられてはいないので良く解らない。台数規模としては過去数年ほどでは無いとしても、とりあえず昨年よりはマシと言える推移がこちら。

前年比推移(全体)

2年前の6月に前年を割れ、そこから1年は祭りの反動なので100%割れるは自然だけれども、更に1年前の6月からもマイナスは続いており、ようやく今年の春頃から復活の気配。

2ヶ月連続となれば偶然やブレとは思えず、昨年の9月は92.4%なので、これを100%超え出来るなら本物か。次の10月は昨年65.1%なので割る方が難しそう。

カテゴリ別。

カテゴリ別

水色がオレンジと重なり見づらい、8月は120%の辺り。JEITAコメントの法人が堅調とはこれ、デスクトップ単体の事を指しているのかと。

全体的に水色の上下が激しい為、これが安定して100%超えになるなら法人需要も祭りの反動から解き放たれたと言える、のだろうか。

この前年比に騙されてはいけない点は、2年連続で前年割れした後の年なので、いくら100%超えようとも大した事ではございません。

例として、祭りで200%となり翌年50%になったなら100へと戻った、更に翌年70%ならばマジで70%、そして本年度120%ならば良くなった気がするものの、本来の84%でしか無いという意味。何をもって本来と言うかにもよるけれど。

 

出荷台数過去最低となる月も2ヶ月連続で解消

見出しの件は後回しとし、いつも通り台数と金額の推移。

出荷台数と金額

昨年度の緑と比較すると、本年度のオレンジはまたもや過去最低を記録しそうな勢いで降下。次の9月は緑でさえ80万台、600億円超えているのでハードルが高く見える。

祭りと反動を平均化したグラフ。

平均化

かろうじて前年よりはマシと言える月が2回続いただけで、例年や2011年などと比較すると低迷さ加減が良く判る。

ところで見出しで書いた、過去最低を回避している出荷台数一覧がこれ。

数値で一覧

オレンジは祭り期間で、その後の青系は過去最低ならば水色、過去最低を更新したなら青、という感じで濃くして行ったもの。見事に2年連続で下回り続けており、2016年6月は3年連続で該当月の過去最低を記録。

しかし、その後の7,8月は色を変えるのが面倒になったので白にしているけれど、それぞれの該当月のワースト2になるまでは回復しております。

9月は817千台を超えられるか、885千までは行かないだろうという感じ。885千を超えるようならPC市場復活の兆しと言って良さそう。

スマホやタブレットが低調らしいので、それらからパソコンに乗り換える人が増えたのかも知れない(震え声&棒読み)

 

Windows 10シェアは今後本当に失速するのか?

無償アップグレード、その無償アップが7月末終了による駆け込み需要もあり10のシェアは現在Windows内で4割近くまで行っております。当サイト調べ。

推移

source:Windows利用率、無償内で10シェア38%?(2016年8月) - BTOパソコン.jp

タダが終われば意地でもアップグレードしなかった人が有料で10へアップグレードするとは思えず、他にも10が今後伸び悩むであろう要因はいくつかアリ。

  1. 法人向けPC用の7ダウングレードは今後も残る
  2. 10にしなかった自作PCユーザも7/8.1を使い続ける
  3. 10を嫌った人は旧Windows目当てに中古PCを買うかも

2と3は少数だとしても、国内パソコン出荷台数の5割以上が法人向けなのだろうから、Win7があるなら多少高額になろうとも10は選ばない企業は少なくは無さそう。

しかし、10を選ぶ理由も結構多い。 

  1. 個人向けのWindows 7仕様PCは今月で出荷が終了
  2. Windows 7の単品は、すでにプレミア価格へ突入
  3. 新CPUはWindows 10のみサポートとなる
  4. 7のサポート寿命は毎日減り続ける

2~4は主に自作PCユーザ、3と4に関してはPCメーカーもサポートが3年少々しか無いパソコンを企業へ、「ダウングレードしてどうぞ」とは言いづらくなると思われ、1と4を考えると個人で完成品PCを買う人は自然と10仕様へ買い替えるはず。

同社は当初、2~3年以内に10億台の端末でWindows 10を稼働させるという目標を掲げていたが、7月にこの目標を達成できるのは2018年より先になるとコメントした。

source:「Windows 10」端末、ようやく4億台を突破とMicrosoftが発表 - ITmedia

2~3年で10億台という数値が元から夢を見すぎていただけ、強引にしつこく無償アップを押し付けなければ、ここまで嫌われなかっただろうと予想できる自業自得。

世界市場でのWindows 10仕様の端末の台数推移。

  • 1月・・・2億台超え
  • 5月・・・3億台超え
  • 9月・・・4億台超え

という事は来年1月には5億、とは行かない。もうタダでは無いのだから。

しかし上のグラフ、Windows XPと7のシェア推移を見て判るように新しい方が増えて古いWindowsが減り続けるは自然。あせらなくとも2020年頃には10がシェア70%を超え10億台行くだろうから放っておけばよろしいかと。

今月で個人向け7仕様PCは販売終了。

サポート3年で良いなら今月が買い替え時。私がパソコン詳しくない人のPC選びに付き合うなら、10に慣れた方が良いと助言するので、マイクロソフトは私に金払って欲しい、というのは冗談だけれども、金くれなくても10にしとけと進言したい。

コメント(2)

出荷台数を実数で羅列すると

2011年8月……852,000台
2012年8月……801,000台
2013年8月……818,000台
2014年8月……610,000台
2015年8月……490,000台
2016年8月……526,000台

ですから、8月が前年比170%くらいを記録していたら、HaswellとLGA1150が登場した2013年と同等でしたが、さすがにそこまでの回復は無理でしたね。

>2年連続で前年割れした後の年
前年比で見ると、最悪を下回らなければ、数字上の格好はつきますからね。ですから私は前年比が嫌い。実数が好き。

>金額の推移
単純に割算すると

2011年8月……85.2万台で638億円、1台あたり 74,882円
2012年8月……80.1万台で528億円、1台あたり 65,917円
2013年8月……81.8万台で612億円、1台あたり 74,816円
2014年8月……61.0万台で448億円、1台あたり 73,442円
2015年8月……49.0万台で405億円、1台あたり 82,653円
2016年8月……52.6万台で436億円、1台あたり 82,889円

こんな感じですから、値上がっている割には出荷台数が増えていますね。高齢化&少子化のおかげで、子供にPCを買う親が増えたのでしょうか。

>10を選ぶ理由
自宅用としてわざわざ高いWin7を買うメリットが少ないので、効率や能率を求めない娯楽用途なら、Win10を選ぶメリットは無いにせよ、Win7を選ぶデメリットが目立ちますね。

私も新しいノートPCの購入を検討していますが、「自宅で使っている7を使いたい」という気持ちと「10に慣れておいたほうが良い」「使用頻度が低いので安く買いたい」という気持ちがありますw

Windows板からWindows 10の評価が下される : PCパーツまとめ
http://blog.livedoor.jp/bluejay01-review/archives/49694687.html
10の評価盛りすぎだと思うw XPや7には敵わないw
ちなみに私的には
使い勝手の評価はXP>7>Vista>10>8.1>8
見た目の評価は7>Vista>XP>10>8.1>8

Windows 7および8.1がプリインストールされた搭載PCの販売が今月で終了 | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/news/2016/10/04/267/
やっぱり販売は終了w

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