Windows利用率、無償内で10シェア38%?(2016年8月)

2016年9月 7日

10無償アップは7月29日頃に終了。

しかし8月も10が急伸しており、10リリース翌月の2015年8月に次ぐ大幅なシェア増加により4割近くまで広まっております。集計期間を間違えたのかと思うほど大幅な伸びは駆け込み需要なのだろうか。

2016年8月、1ヶ月間の集計よりWindowsシェア。

アクセス総数をGoogle Analytics(以下、GA)より。

  • 517,966・・・セッション
  • 383,466・・・ユニーク

ここからのデータは当サイト(BTOパソコン.jp)のブログ部分、携帯電話(ガラケー)用ページを除くセッション数が基準。

 

Windowsバージョン別の普及率

GAより、Windowsのバージョン別シェア。

Windows利用率

前月33.19%の10が今回は38.18%となり+4.99%の大躍進。

何故かは不明ながら、後で7/8.1との比較を貼りましょう。7は53.42%からやや大きめに落ちて50.21%、8系は合計7.30%なのでマイナス2.66%とこちらも多めに減少。

7はマイナス3.21%なので8系より落ちているものの、8系は8.96から7.30なので約2割減となっており、7よりシェアを大きく落としたと言えましょう。

推移はこちら。

推移

10が凄い勢いで伸び盛り。

なぜ無償アップが終われども上がりまくっているかは、7月下旬に10へ移行した人が多かったならば7月の時点では率として薄く出ており、それが8月では全開になったので割合としてハッキリ出た感じかと。

先月の私の予想。

駆け込みアップグレードした人のダウングレード期間が1ヶ月弱残っており、ほぼ増えないならば0に等しく、7/8.1へ戻す人が多いならマイナスになるやも知れず。

ダウングレード期間1ヶ月が10日になるという罠が発動してしまい戻せなかったのか、または10で良いとした割合が多かったのか、いずれにせよ予想はハズレ。

グラフが見づらくなって来たので、来月からは8発売以降のこれにする予定。

推移その2

前月との差は7月より8月の方が大きい。

前月差

発売後の期間対決でも10が優勝中。

発売期間対決

リリース9ヶ月目辺り、2016年4月頃から本気出したようで。

 

8月はWindows10増加ではなく7/8.1が減少?

さて、10があまりにも伸びているのでバージョン別にて7~8月の2ヶ月間のセッション数推移をGAでフィルタしてみた。画像の真ん中辺りが7月末。

windows-share-7-81-10-2016-08

10は増えず減らずに対し、なぜか7/8系の2種類が8月1日頃から落ちております。予想というか憶測だけれども、7月までは無償アップグレードや10に関する情報を得たく当サイトへ訪問される人が多かったと見ております。

10順調のようなのでEdgeも使われているのか出してみた。

windows-share-10-edge-2016-08

Edge/Windows 10で割り算した結果、どちらかと言えば利用率は低下傾向。赤い線は指数での近似曲線。

駆け込みユーザがギリまで待っていた人達ならば、Edgeを使う人が少ないのは納得。私もギリでアップグレードして(そのすぐ後ダウングレードして)おり、待てば待つほど安定するOSがWindowsと知っているので、そういうマニア系な人はChromeとか使うのでしょう。

 

Windows 7と10ユーザの比率は57%:43%(まとめ)

7と10ユーザのみのGAセッション数を合計し、7/10それぞれの数で割り算すると7は約57%、10は43%くらい。

差は14%と表現すると大きめに感じるものの、WindowsユーザはWindowsの中でのみ移行すると仮定するならば、7ユーザの7%が10へ移行すると50:50になるという現実。

無償アップグレードは終わったのだから今後は緩やかな移行になるとは思うけれど、それでも皆が自作PCユーザでは無いのだからパソコン故障時には自然と10になると思われ、自作ユーザもSkaylakeより後のCPUならば選択肢は10のみ。

私のような頑なに7を使い続ける人もいずれは10へ移行するはず。しかし何をしてくれるのか解らないマイクロソフト不信により、7サポート切れまで3年少々の猶予を選んだ人が多い。

但し猶予と引き換えに無償の10を選ぶ人も多かった2016年7月末。

実際に10がどのくらいの勢いで伸びて行くかは、10無償が7/29までという駆け込み需要すべり込みアウトした人が多かったと推測できる2016年8月では不明。

来月まで持ち越し、という事で。9月で40%は超えないと見た(キリッ

コメント(1)

1.OSが何であれ、やる作業の手順や煩雑さは全く変わらない
2.壊れない限り、なるべく長くPCを使うつもり

条件としてこの2つがあれば、あえて値段が高くサポート期間の短いWin7を選ぶ必要は無いですから、ヘビーユーザで無い限り、新規で買うならWin10パソコンを選ぶ方は多いでしょうね。

他で考えると、例えば私は仕事用PCがWin7、自宅の常用PCがWin10ですけれど、仕事場からBTOパソコン.jpにアクセスする事はほぼありません。そのため、使用率は「Win7:Win10=8:2」くらいでも、BTOパソコン.jpへのアクセス頻度という観点では「Win7:Win10=1:99」な状況です。

ギークなユーザが多めのBTOパソコン.jpユーザなら、あえてWin10を使っている方も多いのでしょうか。

>Edge
機能がシンプルな分、PCへの負荷が少ないようで、棒PCのm-Stickではデフォルトのブラウザです。使用時間は月に5時間くらいですが。

>9月
私は「Win7が44%、Win10が45%」にでも賭けます。

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