国内PC出荷台数、11月単月過去最高を記録(by.JEITA)

2020年12月29日

JEITAが2020年11月のデータを公開。

今月もモバイルノートが前年比3桁%している上、全体でも1.5倍の出荷台数。今回でモバイルの前年比200%超えは4ヶ月連続なのでGIGAスクール構想用がまだ出切っていないのだろうと推測。

適当に見て参りましょう。

国内パソコン出荷台数の前年比推移

元ネタはこちら。

一般社団法人 電子情報技術産業協会
https://www.jeita.or.jp/japanese/stat/pc/

ソースはテキストのURL内2020年。トップページ以外にリンクするなという社団法人様の言い分なのでクソ不便だと思うけれど従うとしております。

JEITAコメントより。

11月は、個人向け法人向けとも好調に推移し、台数は3ヵ月連続で前年同月を上回った。現行体系となった2007年以降、11月単月として過去最高の台数実績となった。

全体でも出荷台数3ヶ月連続100%超え。

「現行体型」とは現JEITAの統計開始以降を指しており、PCバブル期を含めても11月だけなら2007年からの過去13年で最高値を記録したという意味。

全体の推移。 

jeita-2020-11-all.gif

V字回復ならぬワロス(W)回復のような流れへ。プチ特需が無ければ今年は延々と100%割れをしていたはず。

種類別。

jeita-2020-11-cat.gif

A4ノートがギリ100%割れ、デスクトップ単体は更に低く64%、オールインワンはまだ終わらないが50%を切れております。

オールインワンはJEITA統計参加メーカーならば主にはNECと富士通、家電量販店または法人向けが主力。11月の出荷はA4ノート41万台に対しオールインワンは3万台なので10人PCコーナーに来たなら一体型選ぶ人1人いるかどうか。

モバイルが天井突き破っていたのでy軸を拡張。

jeita-2020-11-cat2.gif

これもうわかんねぇな状態なモバイル569.8%でございます。

この特需は小中学校用の10.6型ノートや2in1で、GIGAスクール構想の推奨が10型前後、日本政府の補助金が1台4.5万円のやつ。

4月スタートなので後2~3ヶ月はこの状態が続きそう。

 

出荷台数と金額でPCバブル期に圧勝した当月

実際の出荷台数と金額。

jeita-2020-11-shp.gif

台数は4ヶ月連続でPCバブル期(灰色の複数本)並かそれ以上をキープ、対して金額はそう変わらず、昨年の7終了特需ほど売上高にならず。

そのPCバブル期との比較。

jeita-2020-11-pst.gif

y軸を上下50%にしていたので突き抜けてしまい上下60%へ変更。

2011・2012年の平均と対決しても台数は1.5倍以上、金額1.3倍は普通に凄い。多分1~2月頃まで続くと思うけれど、10月のように波はあるでしょうな。

ラストは1台あたりの平均単価。

jeita-2020-11-avp.gif

出荷額で販売額ではございません。これに何割か盛られて売られる。

これまたモバイルの単価の安さが影響しており、過去10年くらいで最低を3ヶ月も維持して推移。この4ヶ月は例外のようなもので、一般的には10万円以上が仕入値。

軽く過半数がNECと富士通なので単価が高くなるは自然。

 

テレワークとGIGA~の純増に助けられた2020年

本当ならば今年の前年比は昨年のWindows 7サポート終了祭りとの比較になるのでマイナスは必然、台数や金額も厳しい数字になると予想したものの、まさかのコロナでテレワーク需要。

更に「何年後から始めるのかな?」と見ていたGIGAスクール構想が2021年から開始という、文科省にしては異様すぎる早さで仕事をしており単価は低くとも台数が桁違いに。

テレワーク需要は海外でも増えているそうな。

この需要の増加を背景に、2020年におけるノートPCやデスクトップPCの総販売台数は2008年に記録された3億台まで回復すると、ロイター通信が報道

source:PCの販売台数が2008年以来の水準まで回復 - GIGAZINE

2008年はWindows 7が出る前の年なのでVista、と言いたいけれど正直Vistaを買う人は少なくXPへのダウングレード版が割と売れていた時期。そして安い小型ノート(ネットブック)も結構流行った頃。

テレワークもGIGAスクールにしても、これら買い替えというよりも買い足しや新規導入とするならば純増。何が良いかは普及台数が増える=市場拡大=いずれ買い換えるだろうから活性化として良いこと。

但しこれらは一部のPCメーカーに限られ、法人営業に弱いと思われるパソコン工房にGIGAスクールは関係ないだろうし、ノートを扱わないサイコムにテレワーク需要は恩恵無いはず。

見た目の数字はにぎやかながら、無関係や関係の薄かったPCメーカーは今年からすでに厳しいだろうと見ており、次に消えるメーカーがどこなのか気になる。

コメント(1)

>オールインワン
モバイルCPUやGPUの性能が格段に上がった現在、もっとオールインワンPCの需要が上がっても不思議では無いのですがね。やはり価格の高さがネックか。

>1台あたりの平均単価
家電量販店のラインナップから測ると10万円くらいが平均単価でしたよ。
1割:5~6万円の激安モデル(ネット回線セットで値引きも含む)
5割:8~10万円の高コスパモデル
2割:11~13万円のSSDとかCore i7とか一点突破のハイスぺパーツ搭載モデル
2割:14~20万円のとりあえず何でも搭載してみましたハイエンドモデル

こんな感じ。東京の中心街ならプラス1万円くらいやも。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

高性能: ★★★★★ 保証: ★★

コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

初心者: ★★★★

性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

DELL

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★☆☆☆ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★

初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向き。

ツクモ

高性能: ★★★★★ 保証: ☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

昔のマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。機種が少なく特徴的な少数精鋭状態なので選べる人を選ぶ。ヤマダ電機の一部、または自作PCのパーツ屋さん。

フロンティア

高性能: ★★★☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆☆

初心者: ★★★☆☆

フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

高性能: ★★★★★ 保証: ★★★

コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作したくない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。


※ドスパラはパーツの偽装疑いを誤魔化したり取引先を勝手に切る信頼性暴落した事件があり掲載中止(2020.11.26)

※マウスコンピューターは高いぞと書きまくったからか遠回しにリンク削除しろと言って来たので削除(2021.03.28)

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