国内PC出荷台数はJEITAがMM総研より約26%少ない

2014年12月 4日

MM総研が2014年上半期の国内PC出荷シェアを公開。

上半期とは和風に4月から9月となっており、MM総研もJEITA統計と同じ期間で集計。上半期はXP終了祭りの影響で前年比で台数が激減するという、当たり前の感想などが載っております。

タブレットの話も少々含めつつ。

2014年度上期国内パソコン出荷概要

元ネタはこちら。出典、(株) MM総研 [ 東京・港 ]。

2014 年度上期国内パソコン出荷概要 - 株式会社 MM総研
http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120141112500

2014年度上期国内パソコン出荷概要

今年は上位メーカーが全体的にシェアを伸ばしている、と思いきや、原因はソニーの沈黙ですな。

2013年はVAIOがソニーだったけれど、2014年は春までに生産をやめており、7月から株バイオになり、上位メーカー全体が伸びた、というよりその他が減った感じ。

  • 出荷台数 672.2万台 前年度同期比 2.7%減
  • 出荷金額 5,367億円 前年度同期比 9.8%増

XP終了祭りが微妙に始まった頃と、完全終息後の比較なので台数減少は必然。金額が逆に増えている為、買う側から見ると、1割以上パソコンの単価は上がっていると見て良いかも知れない。

MM総研では円安の影響とされており同感。それも有るとは思うものの、VAIOが全体の平均単価を少なからず下げていたなら、多少はソニーPC消滅の影響も考えられるところ。

タイトルにした数値がここ。

2013 年度下半期はWindowsXP のサポート終了に伴う特需の影響で、半期で960万台を出荷。過去類を見ない特需に沸いたが、

MM総研が数値を出すとは珍しく、私の脳内国内PC出荷台数は数値しか出さないJEITA基準。その為、国内PC出荷台数は1000~1300万台くらいと記憶していたけれど、MM総研の半期1千万台近くはデカ過ぎる。

JEITAの2013年分を見て来ると下半期の合計は712万台。MM総研を1とするとJEITAの数値は74%くらい。冒頭のMM総研のグラフを見るとDELLとHPが全体の1/4くらいなので合っております。※JEITA統計はDELLやHPなどが集計に協力していない

だからどうしたと言われても困るけれど気になった。

次。

市場別では、個人市場向け出荷台数が4.2%増と、XP入れ替えの駆け込み需要が続きプラス成長となったが、法人は大企業、中小企業向けともに入れ替え特需の反動で不調となり、6.8%減

これはやや都合が良過ぎ、増減に理由を後付した感。特需の反動は判るとしても、なぜ個人は特需が引き続いたのか解らず、説得力に欠けておりましょう。

まだ「Windows 7 Home~PC終了販促の駆け込み需要」とか適当な事を抜かした方が良かった。普通の人は知らなかったとは思うものの、店頭で7終了祭りをやっていたやも知れず。私は滅多に家電店の店頭とか行かないので知らないけれど。

出荷金額は、円安進行によるメーカーの原材料仕入れ価格の増加分が製品価格に転嫁されたこともあり、9.8%増

円安の影響なら、昨年の6月頃には既に富士通や東芝が値上げする(キリッ と公言しており、前年比で1割も上昇はやや不自然。

消費税の増税分は預かりなので出荷金額には無関係としても、円安プラス便乗値上げが影響したと見るが妥当。

関係無いけれど、パソコンに限らず便乗値上げがひどい。消費税5%当時、DVDレンタル300円税込が、何故か8%になった瞬間324円とか。※286円+5%が税8%で324円なので13.3%となり、5.3%の便乗値上げ

スマートフォンなどでパソコンの役割を代替させているため、パソコン購入のサイクルは一層長期化する状況と考えられる。

そうですね。<いいとも並の笑顔+棒読みで

ポストPC調の的外れに加え、後半の購入サイクルはパソコンの性能の問題と思う。例として、私の手元に有るデスクトップ2台は3年以上前のCPU(i7-950とi3-560)。しかし、今でも高性能なので、故障しなければ買い換える必要無し。

私のようにオーバースペック大好き人間で無くとも、Core iシリーズ以降のノートは少し前のデスクトップ並に性能が向上しており、良く解らずノートを購入した人もメモリさえ盛って有れば文句出ない時代になっているはず。

前年2位の富士通は、個人消費者向けで利益重視の政策をとりシェアを落としたが、法人向けでは国内生産拠点の強みを活かし、シェアを上げている。

マジなら上手い。

個人を捨て法人で大漁狙いが当たっております。個人向けを値上げし高く見せ、法人の見積りは盛大に値引きするとか、そんな感じと憶測。

エイスースは個人向けシェアでは5位、全体シェアでは7位にランクイン

これは凄い。

全体シェアはグラフを見ての通り。しかし、個人向け5位という事はAppleやHP辺りを抜いているという事になり、MacよりASUS製品の方が出ているという意味なのか。笑い過ぎて焼酎こぼした。

ASUSのパソコンと言えば、安い割にタッチスクリーン付のWindows 8.1仕様ノート。あれのお陰でWindows 8系シェアが何とか微増しているのやも知れず。

14 年度下期の出荷台数は34.7%減の626.5 万台、出荷金額も7%減の約4,700 億円 を見込む

そこまで減るとは思えない。

JEITA基準で見ると、2013年下半期の前年比は125%くらい。2014年は1(一昨年、2012年の水準)に戻るとするなら25%減。

約35%減は言い過ぎと思うものの、Windows 8系プチ氷河期が続行する上、XP祭り終了。地デジTVのように1~2年は大幅減が有るかも知れませんな。

以上。個人的にはシェアとか台数、金額には興味が無く、MM総研の集計精度が高そうな点が興味深かった。逆にいうと、JEITAは前年などと相対的に見るしか無し。数値は国内の台数や額としてアテにならない。

というわけで脳内アップデート。国内PC出荷台数は、

  • 誤:1000~1300万台くらい
  • 正:1300~2000万台弱くらい

になるはず。

 

2014年度上期国内タブレット端末出荷概況

パソコン以上にどうでもよろしい、タブレットの出荷台数も。

2014年度上期国内タブレット端末出荷概況 - 株式会社 MM総研
http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120141120500

2014年度上期国内タブレット端末出荷概況

さすがアップル様でございますな。しかし、これは機器のメーカー別、ハードウェアの話なので、Androidが分身の術過ぎる為、OS別を引かせて貰うと。

OS別出荷台数・シェアはAndroidがiOSを上回った。AndroidがiOSを上回るのは2013年度下期から2半期連続となった。

Androidが2半期連続で優勝。

一方その頃マイクロソフト様は、

なお、3位はWindowsとなった。

iOSとAndroidとWindows以外のOSは何が有るのか問い詰めたい。Fire OS(AmazonのAndroidもどき)くらいしか思い付かない。

MM総研の集計で感心した部分はタブレットの定義。

※2:6インチ台のキャリア向けセルラー端末はタブレットに含めない

要するにファブレットはスマホ扱いとし、タブレットでは無しという明確な基準有り、精度の高さに繋がっております。

感心しなかった部分は出荷台数の予測。

タブレット普及率の青天井グラフ 

MM総研奥義、 必殺流法 ひっさつモード 『青天井』 「かみずなあらし」

意味URYY失礼。絶好調過ぎて馬車から転がり落ちそうになった。度々の意味不明失礼。

無尽蔵に普及し続けるタブレット。300年後には世帯所有率256%になるやも知れませんな。総務省調べでは無く総務省白目。どう計算すると世帯で100%超えるかは私も知らない。

 

Windowsパソコンの本当の敵はChromeパソコン(まとめ)

タブレットやスマホがガチでパソコンの代用になるという、ハイパーなライトユーザも一部で存在するけれど、私に言わせると「自動二輪と自転車が有れば自動車は要らない?」と聞かれているようなもの。

携帯端末がパソコン代わりにならない人の方が多く、今後もパソコンは廃れない。しかし、WindowsというOS別で見るとWindowsパソコンは今後国内でも厳しくなるでしょう。

まさか早々にChrome OSシリーズを個人向け国内販売するとは思っていなかったのは私のみでは無く、もしかすると日本マイクロソフトもビビったかも知れない。

Chromebookは米国ではPC出荷シェアの2割を超えたと報じられており、Appleの出荷台数を既に抜き去っているはず。

単価が安いので出荷金額になると2割は行かないとしても、消費者視点で見るならそれだけ安く買い易い意味となり、今後も台数は伸びて行くでしょう。

Chromeパソコン普及の要は以下3点。

  • ネットワーク回線の高速化
  • ソフトウェアの種類の充実
  • PC本体の更なる低価格化

知名度の向上も有るけれど、それは店頭や通販広告などで目に入るようになれば後から付いて来るものとして。

Chrome OSは基本クラウドなのでネットワークの速度が要。海外でGoogleが光回線で遊んでいたのは、クラウドに備えての事だったのかも知れませんな。

2年前に上下600Mbps超え。

住民驚愕!家庭向けGoogleファイバー実測値下り700Mbps:ギズモード
http://www.gizmodo.jp/2012/11/google700mbps.html

実測3Gbps出るまでになればSATA2と同じ速度となり、完全にサーバー側おまかせが可能。

以下、3年半前の記事。

「デスクトップは3年以内に衰退」:Googleが見るITトレンド « WIRED.jp
http://wired.jp/2010/03/05/(略)

高性能CPUや高速ストレージなどが必要なのはサーバー側の話で、クライアントはAtomとかCeleronまみれになるなら、PCハードウェア変態には面白く無い時代になりそう。

しかしJEITA統計、DELLやHPを入れなければ、Chromeパソコンの普及で全体の出荷台数とは大きく乖離して行く事になるでしょう。DELLとAcerの次はASUSが12月にChromeブックとボックスを予定しており、来年にはHPが来ると思う。

数字出せば仕事終わりなのかも知れないけれど、参考にならない統計の公開は資源の無駄使いなので、早く何とかして欲しい。

コメント(5)

>当たり前の感想などが載っております
なんだってそれは大変だ(無関心)

>VAIOが全体の平均単価を少なからず下げていたなら
(ヾノ・∀・`)ナイナイ

>MM総研を1とするとJEITAの数値は74%くらい。
>冒頭のMM総研のグラフを見るとDELLとHPが全体の1/4くらい
>JEITA統計はDELLやHPなどが集計に協力していない
裏取れましたやん JEITA統計に25上乗せで考えればエエんや(適当)

>特需の反動は判るとしても、なぜ個人は特需が引き続いたのか解らず
withったからじゃねw

>円安プラス便乗値上げが影響したと見るが妥当
それがデフレ脱却やからしゃーない(白目)

>パソコンに限らず便乗値上げがひどい。
>消費税5%当時、DVDレンタル300円税込が、何故か8%になった瞬間324円
身近で一番わかり易いのは飲料水自販機の価格じゃないかな
100円が最初の消費税3%で110円、まずここで既におかしい訳なんですが
5%に上がったら120円wwwww ちょw おまw
そんでやっぱり8%になったら普通に130円なわけですよ(震え声)
つまり今度の10%で140円であろうことも確定的に明らか
なんで税率10%のはずが40%の4倍増になんですかね(白目)

>そうですね。<いいとも並の笑顔+棒読みで
いや、ソコはこっちだろ
「んなこたーない(森田一義アワー風)」

>個人を捨て法人で大漁狙いが当たっております
とうの昔に個人向けやる気無しのDELL見るに、やっぱ外資は機を見るに敏と言うか見通しが速いとオモタ

>MacよりASUS製品の方が出ているという意味なのか
withり無双やな(超適当)

>地デジTVのように1~2年は大幅減が有るかも知れませんな
その氷河期に出してた3Dテレビとかいう黒歴史(小声)

>正:1300~2000万台弱くらい
数字だけ見るとまだこんな売れてんのか感があるなw

>iOSとAndroidとWindows以外のOSは何が有るのか問い詰めたい
DocomoとAUとSBの携帯キャリアだって似たようなもんだろw
もっともあっちは2強じゃなくてわりと拮抗しとるが

>ファブレットはスマホ扱いとし、タブレットでは無しという明確な基準
やべぇ わりとどうでもいいw

>URYY失礼。絶好調過ぎて馬車から転がり落ちそうになった
とりあえず先生が老いないのが一番凄いと思う(震え声)
http://blog.esuteru.com/archives/6369358.html
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E8%8D%92%E6%9C%A8%E9%A3%9B%E5%91%82%E5%BD%A6

>無尽蔵に普及し続けるタブレット。300年後には世帯所有率256%
あ・・・ありのまま今起こった事を話すぜ!
『100%が上限かと思ったら いつのまにか256%になっていた』
な・・・なにを言っているのかわからねーと思うが おれも何をされたのかわからなかった・・・頭がどうにかなりそうだった・・・
永久機関だとか無限増殖だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・・・・

>自動二輪と自転車が有れば自動車は要らない?」と聞かれている
確かに要らん人は要らんなw 逆に二輪のほうが一切要らん人もおるし

>携帯端末がパソコン代わりにならない
機動戦闘車が10式戦車の代りになるなどとは夢にも思わぬことだ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E6%88%A6%E9%97%98%E8%BB%8A
http://ja.wikipedia.org/wiki/10%E5%BC%8F%E6%88%A6%E8%BB%8A
同様にF5でF15の代わりは務まらんよ
http://ja.wikipedia.org/wiki/F-5_%28%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F%29
http://ja.wikipedia.org/wiki/F-15_%28%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F%29

>Chromeパソコン普及の要は以下3点
とりあえずなによりも一番知りたいのは、ChromebookでChrome使うとメモリ食わないのかってとこなw

>Chrome OSは基本クラウドなのでネットワークの速度が要
モバイル前提で無線だとあんまアテにならん気もするけれどもw

>2年前に上下600Mbps超え
ソース先見る限りそら光回線なら出るだろうよというか、国内の光回線だって制限してるだけで、技術的にいくらでもGiga近くはイケるでしょうよと

>高性能CPUや高速ストレージなどが必要なのはサーバー側の話で、
>クライアントはAtomとかCeleronまみれになるなら、
>PCハードウェア変態には面白く無い時代に
大丈夫問題ない
クライアントがゴミだってんなら家にサーバ置くだけだから(正論)

>数字出せば仕事終わりなのかも知れないけれど、
>参考にならない統計の公開は資源の無駄使い
総務省「天下り先じゃまったりしたいだろ言わせんな恥ずかしい」

>なぜ個人は特需が引き続いたのか解らず
タブレットに移行していたはずじゃ?(棒)

>私は滅多に家電店の店頭とか行かないので知らないけれど。
私も行かないので知りませんw

>パソコンに限らず便乗値上げがひどい
利益が上がらないので必死なんでしょうw(適当)

>そうですね。<いいとも並の笑顔+棒読みで
個人は特需が続いていたのに不思議だなぁ~(棒)

>私の手元に有るデスクトップ2台は3年以上前のCPU
>今でも高性能なので、故障しなければ買い換える必要無し
私のデスクトップは2年前のCPU(i-3770)ですが、十分高性能ですよw ターボブースト時に温度が上がり過ぎるのに頭を抱えていますが…。

>Core iシリーズ以降のノートは少し前のデスクトップ並に性能が向上しており
ノートのCPUは3年以上前(i5-520M)ですが、SSDに入れ替えさえすれば全然遅さは感じませんよw

>法人の見積りは盛大に値引き
国内生産ならば物流コスト(時間や金額)が削減できるのも大きんじゃないw

>個人向け5位という事はAppleやHP辺りを抜いている
>MacよりASUS製品の方が出ている
アメリカとは逆ですねw 日本ではそれほどMacが売れないのか、それともASUSが売れすぎなのかw

>ASUSのパソコンと言えば、安い割にタッチスクリーン付のWindows 8.1仕様ノート。
8が大人気だからでしょうw(棒)

>機器のメーカー別、ハードウェアの話
>Androidが分身の術過ぎる
あれ~?(棒) 世界シェア1位の天下のサムスン様がないなぁ~(棒)

>iOSとAndroidとWindows以外のOSは何が有るのか問い詰めたい。
ボカロで言えばクリプトンかインターネット社かAHSかヤマハかって話を同じだと思うw

>無尽蔵に普及し続けるタブレット。
>300年後には世帯所有率256%になるやも知れませんな。
世界的にはタブレットの需要が減速しているみたいですがw 日本だけ無尽蔵に増加するんでしょうなw

iPad、初の年間出荷台数減少へ。タブレット市場全体の成長も鈍化(IDC調べ) - TechCrunch
http://jp.techcrunch.com/2014/11/26/20141125idc-ipad-sees-first-ever-decline-as-overall-tablet-shipment-growth-drops-7-2-in-2014-to-235-7m-units/

>タブレットやスマホがガチでパソコンの代用になるという、ハイパーなライトユーザも一部で存在するけれど
ポストPC関連記事を書いているライターの皆様とかですねw

>Chromebookは米国ではPC出荷シェアの2割を超えたと報じられており
>Appleの出荷台数を既に抜き去っているはず
PCに分類されるから見えないと思いますが、タブレットの需要を食っている可能性も高いw

>単価が安いので出荷金額になると2割は行かない
>消費者視点で見るならそれだけ安く買い易い
日本ではそれほど安くないんですけどw

>ネットワーク回線の高速化
これが意外と難しいんだなw 一般家庭に10Gbpsの回線が普及することはもちろん、高速回線が使える場所が増える、安定性が高まらないといけないw

>ソフトウェアの種類の充実
現時点では操作画面が日本語のソフトが少ないから、英語が多少読める人にしか使えないw

>PC本体の更なる低価格化
現時点では高いからなぁ…w

>それは店頭や通販広告などで目に入るようになれば後から付いて来る
ソフトウェアもそうじゃない?w

>Chrome OSは基本クラウドなのでネットワークの速度が要。
それに加えてカバー範囲と安定性もw

>実測3Gbps出るまでになればSATA2と同じ速度となり、完全にサーバー側おまかせが可能。
一般家庭のLANには10Gbps、下手したら100Gbpsが必要だなw

>クライアントはAtomとかCeleronまみれになるなら
既にWindows主流の今でもCeleronで十分なんですけどw そしてそれでもJavaScript等のクライアントサイドの処理があるからある程度クライアントにも性能が必要だと思うw

>PCハードウェア変態には面白く無い時代になりそう。
面白く無いのはデスクトップアプリのプログラマーに取ってもですw 同じクライアントサイドでもWebデザイナーやフロントエンジニアには面白い時代になると思いますがw

光回線のようなネットワークが安定して出せるようにならないとChromebook含めネットワーク前提のハードウェアは厳しめ。
ただ、光回線は公共インフラに近くても商売ですから、採算がとれない地方部への敷設にはどうするのかとか、その隙間を埋めるCATVも局がなければやっていけない部分もあります。
ADSLじゃない高速回線が全国的に普及すればネットワークにあるハードを借りてサービスを受けるという考えはアリでしょう。

ただし、Google様含め自前で敷設するケーブルを米国全土でカバーするのには予算が足りないと思われ、合同会社作ってそこで管理するという手法で増やしても民間ですから、ネットワーク前提でのサービスというのは現段階では制約がかかった状態で展開されていくものと思っております。

という理由でChrome OSはWindowsを食い破るほどの存在にはならないと考えています。ハードウェアとしての性能を落としまくって価格的には3万前後、でもアプリやらサービスやらは日本ではWindows向けが主流、スマホはAndroidだけどChromebookやboxは仮でもPCを謳っておりますので、主流であるWindowsを置き換える要素がなければ、ガジェットマニアや低価格に釣られた人が購買層になるぐらいなんじゃないかなと。

iPadの新型が長らく発売されなかったのが大きいと思うけど、私が予想していたとおりむしろタブレットがChromebookに食われていることを警戒した方がいいと思うw

グーグルのChromebook、米教育機関への売上がiPadを超える(第3四半期) : ギズモード・ジャパン
http://www.gizmodo.jp/2014/12/chromebookipad3.html
>タッチスクリーンよりもフルキーボード搭載端末が好まれている背景もあります。
>コストの話は納得ですが、キーボードがここまで好まれているとは知りませんでした。ガジェット世代の子どもたちは、完全にタッチ操作が1番なのかと。しかし、考えてみれば園児ではありませんからね。小学生以上ともなればレポートや調べものをするのに、キーボードがあったほうがよさそうです。
ポストPCをやっていた皆様、息してる~?w

>1割以上パソコンの単価は上がっている
価格だけで見ると上昇している気もしますが、Core 2 Duo E8400がCeleron G1820と同程度なCPUパワー、GeForce GTX 285がGT740とGTX750の中間くらいなGPUパワーですから、性能単価として見るとあまり変化は無いのかもしれません。

>店頭で7終了祭りをやっていたやも知れず
近所の電器屋では多少アピールしていましたが、一般のPCユーザはOSのエディションなんぞ気にしないでしょうし、アピールは消極的でしたね。今なら「寒い冬には温かいAMDモデルのPCを」というアピールが有効やも。

>便乗値上げ
自動販売機の場合、小さめの缶を110円で販売とか、500mlのペットボトルを525mlに変えるとか、飲料メーカは何気に尽力していますね。販売低迷に歯止めが掛かるかは不明ですけれど。

>スマートフォンなどでパソコンの役割を代替させている
ここをタブレットにしない所に侠気を感じます。ツッコミ待ちか何かでしょうか。

>2014年度上期国内タブレット端末出荷概況
富士通は8割がWindows搭載、更に10.1型と大型ばかりなラインナップですから、それでこのシェアは上々ですね。

>iOSとAndroidとWindows以外のOSは何が有るのか問い詰めたい
今回の調査では、<タブレット端末の定義>に「以下のOSを搭載(iOS・Android・Windows)」とありますから、この3種のみかと。実質で最下位の3位。

>感心しなかった部分は出荷台数の予測
しかし何だかんだいって、MM総研の予測は楽天的な妄想なわけでもなく、そこそこ当たっているのですよね。

2012年度上期国内タブレット端末出荷概況 - 株式会社 MM総研
http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120121205500
2012年度の通期出荷台数を「450万台」と予測

2013年度上期国内タブレット端末出荷概況 - 株式会社 MM総研
http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120131107500
2013年度の通期出荷台数を「760万台」と予測

そして実数は不明ですが、2012年度の出荷台数はおおよそ570万台、2013年度の出荷台数はおおよそ750万台(2014年度の棒グラフ読み)。


>早々にChrome OSシリーズを個人向け国内販売するとは思っていなかった
私は「いまさらかよ」と呆れるくらい遅かったと思うのですが、大方の予想としては突然で驚き、なのでしょうか。不要なものはタダでも要らないと思いますが、Chromebookに関してはタダなら欲しいと思いますから、誰かへのプレゼントには良いかもしれませんね。

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BTOパソコンメーカー比較

パソコン工房

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コスパ: ★★★★★ 安定: ★★★

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性能とパーツの相場がある程度わかる人なら標準構成が多いのでコスパ重視で選びやすい。同じに見える同じ価格でも仕様の違いがどうなのか判る人には最適。

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10年以上前まではDELL=初心者向けの安いパソコン、それはもう通用しておりません。クーポン適用後が適正価格だと見抜けるパソコン詳しい人向け、または大人買いで割安になる法人向け。

日本HP

高性能: ★★★☆☆ 保証: ★★

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初心者: ★★★☆☆

コスパと性能以外にも見た目も重視したいならHPのノートも選択肢としてアリ。自社製造状態なのでBTO=ダサい印象は払拭されるかと。デスクトップは法人用、ゲーミングは海外向き。

ツクモ

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コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆

初心者: ☆☆☆☆

昔のマニアックな感は無くなり家電通販のような普通のパソコン屋に。機種が少なく特徴的な少数精鋭状態なので選べる人を選ぶ。ヤマダ電機の一部、または自作PCのパーツ屋さん。

フロンティア

高性能: ★★★☆☆ 保証: ☆☆☆

コスパ: ★★★★ 安定: ☆☆☆

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フロンティア神代の解散後、現所長のパワハラがひどいとタレコミが複数あり、私から内情を運営会社へ伝えると逆ギレされて私を訴えるぞと謎すぎる返しがあり困惑中。

サイコム

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コスパ: ★★★☆☆ 安定: ★★★

初心者: ☆☆☆☆☆

PC自作したくない中~上級者向け、昔ながらの2chおっさん御用達な鉄板メーカー。動かない構成でも購入できるので初心者にはおすすめ不能。量産系BTOのようにコスパ悪くならないのでサイコムだけは自由なカスタマイズを激しくおすすめ。


※ドスパラはパーツの偽装疑いを誤魔化したり取引先を勝手に切る信頼性暴落した事件があり掲載中止(2020.11.26)

※マウスコンピューターは高いぞと書きまくったからか遠回しにリンク削除しろと言って来たので削除(2021.03.28)

勝手に評価シリーズ

結果として宣伝になっていますが依頼されたわけでは無く、依頼されてもやりません。

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