気になったのでマウスからゲーミングノート借りた。
何が気になるかはキーストロークであり、1.8mmは果たしてゲーム向けと言える深さなのか、実際に触れて確かめるべきとして。タイピングのみではなくゲームのコントローラでもあるのでキーボード重要。
カネ貰って書くようなイイネ系な提灯記事ではございません。
いつもは匿名の個人を信用しクソ高いパソコン貸してくれてありがとうなど礼から入るけれど、マウスは私の(関係者の)身元を存じており、送料が双方元払いなので対等として省略。
ちなみにそれらの要因で感想文の内容が片寄ることはございません。
NEXTGEAR NOTE i5565SA1開封の儀
モノはこれ。
CPUの性能とメモリ容量がやや盛り過ぎな気がするものの、マウスが構成したのならこれでバランスが取れているのでしょう。などと私が言うとでも。
開封というか開梱。
ダンボールの中に画像手前にあるオリジナルの箱が入っており、その中に本体含む色々が同梱。
中身一式がこれら。
PC本体、電源ケーブル、バッテリ、ACアダプタ、紙類。
ACアダプタとバッテリを拡大。
ACアダプタは180W、バッテリ容量は3,275mAhでございます。
180Wの割にACアダプタがバカでかい印象がなく、普通の安いノートPCの1.5倍くらい、省電力ノートの2倍程度の重さと大きさ。
バッテリは3,275mAhという大容量とも言えないながら公式の仕様表記によると最大9.6時間となっており、「グラボ搭載でそんなにもつか?」と思いきや後で知る、ゲームしていない時はCPU内蔵GPUを使うので、約9.6時間はゲームしていない時ととらえるべし。
だいたいJEITA2.0準拠なのでゲームしながら測定せよとは言っていないわけで、こういうハイブリッドできるグラボ搭載ノートはJEITA2.1として、「FFベンチ回しっぱなしで」とかおかわりするべき。
メーカーは2.0と2.1で書けばユーザも納得ながら、JEITAがそこまで仕事するとは思えず、だいたいユーザ側もゲームするのにバッテリ駆動とかしない。
紙類一式。
注意警告、簡易スタートアップガイド、仕様書、何かチケットとか案内2枚、保証書、そして中々細かく書かれているマニュアルが付属。DVDなどのメディアはなし。
マニュアル見ても意味なさそうなので仕様書。
書き出しましょう、主な仕様。
- OS:Windows 10 Home 64bit
- CPU:Core i7-9750(2.6-4.5GHz、6コア/HT、12MB)
- マザー:インテル HM370 チップセット
- メモリ:16GB(8GBx2、PC4-19200)
- SSD:512GB(M.2、NVMe)
- 光学ドライブ:※無し
- グラボ:GeForce GTX 1660 Ti(VRAM:6GB)
- 有線:LAN 1000BASE-T
- 無線:IEEE 802.11a/b/g/n/ac ※Bluetooth 5内蔵
- モニタ:15.6型(解像度:1920x1080、ノングレア、IPS方式)
グラボはゲーミングPCとして標準的と言えそうな1660 Ti、対してCPUとSSD性能が高く、メモリ容量が盛りめなのでこの点で不足することはまずないはず。
不足しそうなのはSSD容量で、512GBで積みゲーしまくるのは難しいならカスタマイズでHDD盛るか、モバイルしないタイミングで外付を利用するか、もしくは自己責任セルフサービスで自力で内蔵するか。
上の一覧には書いていないUSBの本数が揃っており、外付するならSSDでも良いくらい種類が充実。
- USB:3.1(Type-Ax1、Cx1)、3.0(Ax1)、2.0(Ax1)
2.0はゲームパッド用、3.0以上ならSSDの速度をも活かせるため、外付でも問題ございません。モバイル用として外付がアレだけれども。
また、映像端子がユニーク。
- 映像:HDMIx1、Mini DPx1、USB Type-Cx1 ※上記USB併用
DP出力あるノートは珍しい。これから普及するのだろうか。
ハードの設計など外観やキーストローク
第一話の本題、ハードウェアをなめるように見まくる回。
天板は安物感を出さないようになのかツヤ消し加工が施されており、指紋とかつきにくくカーボン風なので見た目悪くないしむしろ良い印象。
底面は隙間まみれ。
ファンやヒートパイプが見えている辺りは全て吸気口であり、ここから吸いまくり横と後方の排気口から熱風をぶちまける設計。
横が特にデカく感じる。
わかると思うけれど、上が左側面、下が底面。
その底面をやや斜めから。
厚みが約3cmくらい。大昔のゲーミングPCは冗談抜きで5cmとか平気だったため、それ考えるとかなり薄くなった。
そしてどこにもMax-Qとは書かれていないため、おそらくだけれどもノーマルな1660 Ti、ならばこの厚みにも納得+性能もMax-Qより1割~高め。
バッテリの拡大。
株式会社マウスコンピューターのラベルが気になった。深い意味はない。
上空から。
通常は画像と仕様を見るだけで評価はある程度可能だけれども、ゲーミングノートに重要な箇所はキーボードと感じており、高性能ノートは割高当たり前なので余計に気になってしまう。
テンキー付近の低空より。
一見するとストロークのスの字さえ怪しい1mmかと思うほどのボタン感
ところが結構沈む。
電気点けた方がわかりやすいか、キーとトップケースに隙間がある。
キートップがほんの少しトップケースから浮いているため、わずかながら深さを稼げており、LEDの光も見えやすくなっているという。
左にはグラボの他にSound Blasterのラベル。
ノートなので限界はあるものの、一般的なシャリシャリいうゴミのようなスピーカーの音色よりはかなりマシ。重低音はもちろん物理的に出せるわけない。
ラスト、Windowsのセットアップを起動。
今回はハードウェアとしての出来栄え回なのでここまで。
どう見ても普通のゲーミングノートPC
特徴は何かと問われても見た目からは特筆すべきポイントは特になく、強いていえばこれら2点か。
- 給排気口が明らかに普通のノートPCとは違いデカく多い
- 一見アイソレーションながら押し心地はメンブレン方式
ただ、この2つがこのノートの特徴と言えるかはそうかも知れないものの、パソコン工房などが出しているゲーミングノートも給排気は大きめでキーストロークも深そう。
以前マウスから借りた17.3型のNEXTGEARノートは、
- 高性能ながら静音
- キーボードがメカニカルで深い
- (私には違いわからないけれど)モニタ144Hz
という、他のノートPCではあまり見かけない、これら3種類の利点が揃っていたのでオリジナル感が素晴らしく、17.3型という大きさも「ゲーム用ならこのくらいが良いかも」と感じたほど良さが光った。
今回の15.6型が悪いとは言っていない、同じマウスから借りたノートなのでどうしても17.3型を思い出してしまうい、マウスならもっとベアボーンにこだわってくれても良いのでは感がございます。
悪くはない、但しここが凄いも無い。価格がデタラメに安いわけでもなければ、仕様も影の薄い多くの人に関係ないであろう映像出力のDPが珍しいくらい。
以上、レビュー時のお約束的に製品ページへリンク。
BTOパソコン.jp ヒツジ先輩厳選PC | マウスコンピューター【公式】
https://www.mouse-jp.co.jp/collaboration/btopc_jp/#ng-n-i5565sa1
今回のレビューは3連載とし、明日はベンチマークなど中身の評価、明後日の最終回は総まとめ的な感想文にて締めて終わりの予定。
公開後は下にリンクが出現しているはず。
IntelとAMDの異色コラボが実現した「Kaby Lake-G」、生産終了へ - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1211584.html
結局売れなかったのですね…w
>なお、株式会社マウスコンピューターは、このKaby Lake-Gを搭載したG-Tuneブランドの13.3型ゲーミングノートを、「NEXTGEAR-NOTE」ブランドで投入することを6月に発表しているが、10月8日現在発売が確認できておらず、タイムリミットは近い。
これどうなるのでしょう?w
>NEXTGEAR NOTE i5565SA1
「i5565SA1」なのに搭載されているCPUはi7なのですね。型番とスペックが無関係なら見るだけ無駄なので表記しないで欲しい、が私の意見。無駄な情報は省けと。
>マニュアル見ても意味なさそうなので仕様書。
なおデフォルトでインストール中のマカフィーリブセーフ、ブラウザ用のアドオン(Google検索時に問題ないページかをアイコン表示、ファイルDL時に自動スキャン)を消しても消してもいつの間にか勝手にインストールして来るため注意。
ノートンアンチウイルスを同じ理由で3年版を0.5年で捨てたため、このままだとマカフィーも捨てる事態に陥る予定。