量産系BTOメーカーでケースもカスタマイズ。
ドスパラのニュースリリースにてカスタマイズにPCケースを追加したとの事。ショップブランドやサイコムでは当然の選択肢では有りますが、ドスパラのように売上が1桁以上違う企業でケース選択は新しい試み。選べるケースはドスパラのオリジナル4種類、市販ケース6種類。
ドスパラが提案する市販ケースの構造やエアフローを見て参ります。
ドスパラで選べるPCケースより市販品6種類
ドスパラの画像一覧より。
私がドスパラの選択を評価するとは妙では有りますが良い選択。アンテックx2、クーラーマスターx2、シルバーストーン、インウィン、の4メーカー。
カスタマイズに有った並びで一覧。
- Antec Three Hundred AB(6,470円)
- Antec Nine Hundred Two V3(8,970円)
- SilverStone RAVEN3 SST-RV03B-WA(13,950円)
- Coolermaster Centurion 5 II(8,000円)
- Coolermaster CM690IIPlus(11,670円)
- InWin Maelstrom(17,735円)
価格は現在の価格コム最安で送料含まず。価格の高低で色眼鏡を装備する用として参考まで。
上から見て行きましょう。
Antec Three Hundred AB
source:THREE HUNDRED AB 製品情報 l 株式会社リンクスインターナショナル
ケース単品では最も安めな実売7千円くらいのケース。安く自作をするなら、この辺りの価格帯が選び易い所。
電源ユニットは底面になる構造で、他は普通のエアフロー(ここではケース内の空気の流れの事を指します)。
標準で背面に12cmファンが1つ有り、オプションで前面下に12cmが2個と側面に同じく1個が取付可能となっております。
電源が下に行く事で、CPUの排熱は全部リヤファンのみかと言えばそうでは無く、天板にファンが1つ付いております。写真中央が天板(上部)の14cmファン。
私が今これを書いているPCのケース(CoolerMaster HAF912 Advanced)も似た構造で天板に20cmファンという変態仕様。
これの良い所はファンの回転速度を落としても充分CPUからの熱を出せる事。ちなみに私は12cmを700回転/分、20cmを500回転/分まで落としており、かなりの静音。
他に特長としては、3.5インチシャドウ(内蔵HDDが入る所)が多く、今時要らない5インチが少なめ。3.5インチの隙間がやや大きめな所も良く考えられておりましょう。
Antec Nine Hundred Two V3
source:NINEHUNDRED TWO V3 l 株式会社リンクスインターナショナル
Three Hundredより実売2~3千円高いNine Hundred。
Three Hundredとの大きな違いは天板のファンが大きくなっており、14cmでは無く20cmの大型ファンが1つ、上部に飛び出ております。
ドスパラがどうするかは不明ですが、前面の12cmファンx2つはオプションでは無く標準のようで、取外し出来るフィルターが付属。フィルタの場合は掃除が楽なものの詰まり易く、頻繁に掃除が必要。
更にThree~との違いはミドルファンと称した、3.5インチシャドウ内側に12cmファンをオプションで取付可能。私は気にしない派ですが、HDDの温度が気になるなら良さそうです。
最大の特徴はこれでしょうか。
光るわ中見えるわで大変な事になっております。
ちなみに私が今これを書いているクラマス(略)ケースは前面の20cmファンが赤く光り、半年経過しようやく慣れて来た所。青LEDが好きならよろしいかと。
横から中が見えるアクリル板は、やはり私のケースにも付いており、本来はサイドパネルを外さずブログ用の写真を撮影可能だから楽という目的でしたが、ホコリが丸見えになり汚れ具合を視認出来る為、そういう意味でもお勧め出来ます。
Three~、Nine~、いずれも電源ユニットの底面に穴など空いていない為、電源ファンが上になるよう設置する事になります。
SilverStone RAVEN3 SST-RV03B-WA
今回の中で最たる変態ケース。
写真中央の穴の箇所と左上部の天板に御注目有れ。マザーを右に90度回転させて取り付ける構造になっているようです。電源装置は右下の空間へ。
多過ぎる5インチシャドウ、少ない3.5インチ。と見せかけて、実は5インチ6つが3.5インチと併用出来る仕様。
エアフローは底面吸気の天面排気。底面にはフィルタが付いているらしく、掃除は頻繁にやる前提。土足の床に置くと詰んでしまう可能性が有ります。
天板のケースを開き上空から。右が前。
実際にグラボを積み接続している画像が有りませんが、上部からコネクタが飛び出す仕様のようです。
ブログのネタとしては面白いかも知れませんが、何故こんなケースを作ったのか。また、ドスパラは何故これを選択肢に入れているのか謎。
Coolermaster Centurion 5 II
source:Cooler Master Centurion 5 II 製品情報 | 株式会社MVK
クーラーマスターのATXにしては安めの実売8千円。
かなり普通な構造で、BTOパソコンに良く有るケースと比較し違う所は、3.5インチシャドウ(右下)が手前向き、電源ユニットが底面でファンが下になる設置も可能という辺りでしょうか。
隙間が狭そうでは有るものの裏配線も考えられた構造になっております。ドスパラが裏配線をやるかは知りませんが、おそらくそこまではやらないでしょう。
ファンは標準で前面に14cmが1つ。背面の12cmが1。天板ファンはオプションと書かれておりました。ドスパラがどう付けるかはもちろん不明。
公式に分り易い図解有り。
source:http://www.coolermaster.com/product.php?product_id=6640
らしいですとしか言いよう無く。個人的には、前は要らないから天井ファンを標準にしろと言いたい所です。
Coolermaster CM690IIPlus
source:CM 690 II Plus (Asia only) - Cooler Master
これは良いケース。私が使っているHAF912~と構造がほぼ同じ。
裏配線のやり易い厚み有るケースで、黒の塗装はホコリを目立たせクリーニングしなければ気持ち悪くなる仕様。
HAF912と同様にアジア向け専用ケース。大きく違う所は天面と前面のファンで14cmとやや小型になっております。
私の場合はゲームをしない為、グラボにGT430のロープロファイル版を突っ込んでおりますが、気になる所はグラボの排熱がどこへ行くのか。
暖かい空気は上に流れると子どもの頃に習った記憶が有りますが、底面の電源ユニットのファンを上にしても下にしても気になります。
水冷化とかCPUの裏側にファンを付けるなどの改造をする予定が有るなら、故障し中身を捨て長年使えるケース。中身をいじらない前提なら勿体無い。
InWin Maelstrom
InWin公式ページから情報が無くなっており、横から中が見える画像が見当たらなかった為、ニュースサイトより。
source:INWIN MAELSTROM(IRC-F1001B/WOPS(R))の概要(2009年9月19日号)
側板にファンが大盛りになっている変態仕様ですが、この画像はドスパラが出している物とは別のバージョン。
側板のファンは更に変態な20cmx1基の仕様。
大型ファンは見た目がアレなものの、低速で風を多く送る事が出来る為、静音には効果的。20cmが2個も付いているケース利用者が言っているので本当です。
ケース内部の構造は結構普通で、他のケースとそう変わった所は無く。ファンがNVIDIAカラーになっている辺りがやや鬱陶しいでしょうか。
特長としては側板の20cmファンが存在感有り、グラボへの送風も多めになり上手く行くでしょうな。
個人的に気に入らない所は前面の良く判らない緑色の手すり。黒のガムテープを無造作に巻き付けて隠せば格好良くなりそうでは有ります。
以上、全てUSB3.0対応の可否などインターフェイスには触れていない為、本気で購入を検討するなら詳細を良くご覧有れ。
単品とドスパラBTOで価格を比較
単品の最安価格は主に自作用。BTOのカスタマイズとなれば話は変わり、仕入れに作業費などを含めたメーカーの言い値になります。
ドスパラで最も安いマイクロATX(ミニタワー)のカスタマイズ。
オリジナルのケースを含め、市販ケース6種類も全て選択可能。
普通のATXケース(ミドルタワー)で高額なモデルより。
オリジナルは除く市販ケースが全て選択可能となっております。
価格の比較はグラフにて。
青(ミニタワー)と赤(ミドルタワー)の価格差は一律で1200円。緑が単品で価格コムの最安としております。
カスタマイズは高くなり当然なものの、中には最下段のMaelstromのように単品より差額が安くなる物も有ります。ドスパラへ入る原価次第でしょう。
ちょいと高過ぎる気もしますが、ケースにこだわってみたいなら下から2番目のクラマスCM690II Plus。価格.comでも人気が有り評価も高め。
高性能PCを市販ケースで安くするなら最下段のMaelstrom。見た目がどうかと思いますが、InWinは個人的に好きなメーカー。以前使っていたサイコムPCのケースがInWinで、安物の割に中々良かった為。
ドスパラのBTOでケース選択可能なカスタマイズまとめ
大手BTOメーカーでケースの選択が無い理由は。
- 中国でオリジナルのケースを製造し大量に仕入れた方が安い
- 生産の多くはアルバイトや派遣なのでマニュアルの統一が必要
- ドスパラなどのBTOパソコンでケースを選ぶユーザが少ない
勘や予想では無く実際の話。
ケースを中国から運ぶ場合は船が基本で、ミドルタワーなら数百単位が基本。スリムやマイクロは千を超える単位でコンテナへ。輸送費も安く付ける為、一つの金型で大量に製造し大量に仕入れるわけです。
サイコムやショップブランドでは社員や社長がやっているやも知れませんが、パソコンの組立はマニュアル化してしまえば誰にでも出来る簡単な作業。ケースにより配線の折り方なども指示されている事でしょう。
見た目では無く構造でケースを選ぶユーザは初めからサイコムなどへ行き、マザーやグラボの型番まで指定するもの。見た目だけで量産系BTOメーカーから高い金を払い買うユーザは少なく需要と供給に疑問。
ドスパラのケース選択はかなり努力をしていると思われ、良し悪しを言えば個人的には良いと思うものの、カスタマイズの選択肢が無駄に増えたとするなら、ショップブランドなどでは判らないユーザには混乱の元。
ドスパラと言えば昨年末までは私がプライベートで他人様のBTOパソコンを選ぶ際に第一候補としておりましたが、現在は長期保証が10%以上になる高額設定、安く見せる為にOS無しで一覧する改悪。
そしてケースのカスタマイズを導入した事で中途半端に。先日はUPSまで突っ込んでおりました。5月7日時点の画像より。
企業側(ドスパラ、サードウェーブ側)の視点で言うと。
- 品質向上の為に長期保証の値上げは仕方無し
- サイコムなどがOS無しでやっているから合わせた
- 工房やマウスと違い、ケースも選択出来ます(キリッ
私が自作出来ず、安く高性能なBTOパソコンを買うとするなら。
- 長期保証が10%以上などと高額なら他社で結構
- 他社より13千円くらい安く見える為足し算が面倒
- ケース選択可能ならマザーボードもやった方が良い
ドスパラは運営責任者やマーケティングをやる中の人が変わったのか。
カスタマイズのケースファン選択がおかしな辺りは、継続してやるか問題になる所でしょう。万一、ケースファンまで選択になると初心者には無理が有る。
ガレリアとモナークしか知りませんが、ドスパラのオリジナルケースは結構良いので、生産効率を犠牲にしてまで市販に変える必要は無いと思うものの、売りとして何かやりたかったのでしょうな。
>アンテックx2、クーラーマスターx2、シルバーストーン、インウィン、
ほんとだ、普通にケースメーカー四天王とか言ってもいい感じw
これはAbeeとLian-Liあたりも交えて毎年入れ替え戦やるようだなw
>3.5インチシャドウ(内蔵HDDが入る所)が多く、今時要らない5インチが少
( ̄д ̄)エー、今時は逆にシャドウのが流行んなくない?
ストレージの出し入れが簡単なリムーバブルケース設置的に考えて。
しかもこれ昔ながらの背面側からHDD設置型だから増設交換作業がホネですよ。
>Three~、Nine~、いずれも電源ユニットの底面に穴など空いていない為
こいつら設計がちと古いんで、どうしてもシャドウベイのストレージ周りの作業性がよくないのが難点でしょうな。
せっかくなら手前側からHDD設置できる今時のタイプが望ましいw
>ブログのネタとしては面白いかも知れませんが、何故こんなケースを作ったのか
アレでしょ? VGAカードが縦方向に入るってことだから、馬鹿でかいVGAとシャドウベイのストレージが物理的に干渉しないようにってことじゃない?
エアフローも下から上への方向だからVGAとフラットで塞がれないし。
>3.5インチシャドウ(右下)が手前向き
今時のはやっぱりコレですよ。コレw 後々の事考えても絶対作業楽ですもん。
>底面の電源ユニットのファンを上にしても下にしても気になります
CM690の電源は確か底にメッシュ付きの吸気口付いてるので底面吸気ですよ。
それにこれも手前側からシャドウベイの出し入れが効くのでいいですね。
>ファンがNVIDIAカラーになっている辺りがやや鬱陶しいでしょうか
ちょw、おいw、そこNVIDIAと関係ないだろw ヤメr
>下から2番目のクラマスCM690II Plus。価格.comでも人気が有り評価も高め
一時、半年くらいずーと一位の時期ありましたよ。
NZXTのPhantomとかいうモビルスーツっぽいケースwが1位になってる頃よりも前
1年くらい前かな。
>工房やマウスと違い、ケースも選択出来ます(キリッ
これはあると思うのですけど、私が覚えてるのはドスパラにも1年くらい前までモナークだのガレリアだののシリーズに混じって、フルカスタマイズPCってのもあって、数は少ないけれどケースや電源なんかも選べたんですよ。
もっとも、ドスパラオリジナルケースの他はAntecのNineHundredが選べるくらいで、名前ばかりのフルカスタマイズだった記憶がありますが、とりあえず量産系BTOの双璧というか工房も入れると3巨頭というかのなかで、ナショナルブランド化路線まっしぐらのマウスとは違うのだよ。マウスとは。って感じでしょうかw
こう見えてもルーツは秋葉原の店舗中心でやってきた店なんだよ的な自負は多少あるのかも知れないなんて妄想してみるw
自作PC、mATXなのにファン8個積んでる変態仕様のお餅くんですw
>アンテックx2、クーラーマスターx2、シルバーストーン、インウィン、の4メーカー。
Zalmanはと思ったわたしは信者です。本当にどうm(ry それにしても主要メーカーが集結していますね。あると思います(死語)
>カスタマイズの選択肢が無駄に増えたとするなら、ショップブランドなどでは判らないユーザには混乱の元。
ドスパラまでたどり着いたのならわかんないことを検索するくせはついてるかと思います。初心者はカスタマイズしないかもしれません。
>売りとして何かやりたかったのでしょうな。
自社パーツショップの安価なパーツ販売価格をそのままカスタマイズに流用したら相当売りになると思いますが、相性とかコストで市販品の扱いって難しいんでしょうか。
静音目指しつつ気づいたら爆音PCが出来上がってしまいましたが後悔はしてません。ケースによって特徴が違います。ニーズに答えるようにメーカーが動いてもらえるのはとても助かるので、選択肢はほどほどに多くある方がいいと思います。やりすぎるとPC買う=難しいことになってしまうかもしれません。難しいところではあります。
つい先日、店頭でCoolermaster CM690IIPlusの白モデルを見て「美しい…」とマックスの気持ちで一目惚れし、そのままレジに向かおうとして我に返りました。昨年買ったPCはBTOで延長保証付きだってことに気付いたので。価格は1.3万円少々だったので買えなくもないが、それより今使っているケースはどうすんのと。
予算と手間を考えてBTOを選び、見た目のこだわりは捨てたんですが、こういう時は自作すれば良かったのかなぁと思いますね。
なので、BTO各社でもケースもカスタマイズできるようになるのはいいことだなと思います。まぁ今となってはうらやましいだけですがw
CM690IIPlusの白を横目涙目で見つつ、5インチベイ用のHDDリムーバブルケースを買って帰った次第です。
>本来はサイドパネルを外さずブログ用の写真を撮影可能だから楽という目的
確かASRock先生のX58 Extreme3が勝手にトランスフォームしないか見張るためではなかったかとw
>見た目だけで量産系BTOメーカーから高い金を払い買うユーザは少なく
私はその少数に入りそうですw
以前、自作した時もショップの店員さんから「ケースにそんな予算割かなくても」と助言されたにもかかわらず、一目惚れしたお高いアルミケース買った阿呆ですから。
はじめまして、毎日楽しく拝読させて頂いております。
記事内にあるAntec Nine Hundred Two V3の価格は、Antec Nine Hundred Two
の方、即ち「V3」でない方の価格ではないでしょうか…
現時点で価格comで確認してみたところ、
Antec Nine Hundred Two \8,950~
Antec Nine Hundred Two V3 \12,996~
でした。
無印とV3との差はUSB3.0が付いているか否か程度の違いらしいですが、ドスパラ
での追い銭が+13,500円とのことですので、おそらく整合性が取れるかと。
私の壮大な勘違いでしたらスルーしてくださいませ。
初カキコですがSilver Stoneが好きなのでどうとられるかわからないフォローを。
RAVEN3は右にマザーを90度回転させてることで
グ|CPU
ラ|
ボ|
とこんな感じになり、底面吸気上面排気のため完全に熱が下から上に吹きぬける構造です。
なのでエアフローが非常にいいんじゃないかと思います。
んで背面にファンが一つも無いため壁と背面をぴったりくっつけても割と大丈夫です。
奥行きが非常に長いので変態ケースであるのは間違いありませんが、
こういうのが好きな私みたいな変態もいるので需要はあるかとw
今回の記事とは関係ありませんが「なぜこんなものを作ったか」でいえばこっちの方がしっくりきます。
http://kakaku.com/item/K0000246116/
正圧設計のみが売りのド変態ケースです。
でも五感に入ってくるものは割と力入れたくなりますよねぇ
マウスモニタキーボード音響ケース…
>Coolermaster CM690IIPlus
これの些細だけど私的には大きなポイントが、前面ファンのLEDがオンオフできるところですかね。基本消してるのですが部屋を消灯してるときに足元を照らすのにちょうどいいんですw
背面以外のファン取り付け部が14インチファンに対応してるのもいいです。
ドスパラの窒息ケースを使いまわしててこれに交換したんですが、マザーとCPUの温度が5度近く下がったのはびっくりです。
>グラボの排熱がどこへ行くのか
私は完全後方排気を使ってるのでわかりかねますが、側面開口部の下段がグラボの真横に来るのでそこから排気になりそうです。
ケース底面の開口部も前面ファンと電源の吸気の流れから排気として機能しそうなのでこもることはないと思われます。
>SilverStone RAVEN3 SST-RV03B-WA
これはマザーを90度回した結果、天板にすべての配線が来ているので、抜き差しがとても楽だそうです。もちろん普段はプラスチックのカバーでふたをしていますが、あければそくアクセス。ただし、ディスプレイコネクタのデジタルアナログ変換アダプターを使うとふたが閉まらないんですがw
ケースからBTOだとショップ側としては面倒な気もしますが、最近は高発熱でハイスペック志向より、低発熱でコストパフォーマンス重視の向きが強いですから、見た目も考えてケースをBTOに組み込むなら、需要にマッチしているかもしれませんね。ミドルハイクラス(CPUにCore i5-2500K+GPUにGTX560Ti程度)までなら、大抵のケースで排熱不足の心配は要りませんし
>Antec Three Hundred AB
>Antec Nine Hundred Two V3
ONEHUNDREDだとかTwelve Hundred V3だとか、前々から思っていたのですけれど、この「Hundred」は何を表しているのでしょうかね。前に付く数字が大きいほど高額・高性能だろうことは分かりますが、何を持って100なのかと
>SilverStone RAVEN3 SST-RV03B-WA
>今回の中で最たる変態ケース。
購入候補に入っているのですが、やや価格が高いため後回しになり続けている製品です。ポイントは「ケース上面からI/Oパネル中の全USB端子へアクセス可能」「どう考えてもCPUクーラーが5/3.5インチベイの障害物」辺りでしょうか。ぶっちゃけると面白いだけで、利点は煙突効果なエアフローが期待できる、程度しかありませんが
>InWin Maelstrom
取っ手は取ってしまえば良いとかどうでも良いですが、底面に取り付ける足が横長ですし、何だか全面のカバーが下方へ飛び出して地面に当たっている気もしますから、耐震性は高そうですね
私的には市販品のケースは必要なく、ドスパラオリジナルケースにBTOで指定色に塗装する、くらいで良かったのではと思いますが
RAVEN3の前に発売されているRAVEN2を使用しています。
SilverStoneのRAVENは見た目確かに変態ケースですが、M/Bを90度回転させる
このアイデアは非常に秀逸です。
又、底面に設けている大型FANの効果も高いです。
エアフローの特徴として、下から上へストレートに抜ける為、
①ハイエンドのグラボの排熱に優れる。
②サイドフロー方式のCPUクーラーの冷却効果が高い。
③メモリやチップセットの冷却にも効果が高い。
④埃が通常のケースより侵入が少ない。
(ケース内が陽圧状態が保たれている)
等が挙げられます。
底面の大型FANが低回転でも十分な風量がありますので、他社のNine Hundred
やCM690IIPlusと同等の冷却性能でありながら静音性に優れています。
※底面FANを高回転で使用した場合、結構うるさくなりますが低回転時と比較
しても余り冷却性能に差がありません。
裏を返せば構造自体の冷却性能が高いと言えるのでは?
デメリットとして
①電源のケーブル関係が短いと届かない。
※REVAN3では電源位置が前になり、改善されている様ですが
②通常のケースよりも大型になってしまう。
③外部と接続するコネクタ関係が上部カバーと干渉する場合がある。
等でしょうか。
ハイスペックでも静音性と冷却性を高いレベルで両立し易いケースです。
なので、実際に使ってる者からすると満足度は高いケースです。
(SilverStoneの回し者じゃありませんよw)
>前面ファンのLEDがオンオフできる
いいこと聞いたぁ。RAIDアクセスLEDに転用できそう。壊れかけのナニか、みたいで鬱陶しいかな。
>ディスプレイコネクタのデジタルアナログ変換アダプターを使うとふたが閉まらない
たぶん尻尾式
http://www.iodata.jp/product/lcd/option/da-dva/
のを使えばいいんでない?
リンク先はボッタの感あるけど、アップルやデルの純正品にも同じものがあって、ヤフオクなら1K円くらいで良く見ます。
ケースネタ、予想以上にコメントが盛り上がっているような。
私、PC自作はほとんど経験なく、いま所有してる
5年前のツクモBTOのパソコンが自作(みたいなものの)経験の
ほぼ全部というビギナーみたいな者でして。
このPC、電源がストレート吸気なので
最近主流の底面吸気電源を「なんでこんな変なのしか売ってないんだ」と
大きく誤解しておりました。
しかし、最新技術の粋を極めたように思えるPCの冷却が
いまだに風まかせの「空冷」というのも不思議な気がします。
前面ファンの電源コネクタとは別にもうひとつファンコネクタが前面I/Oに接続されているので、これでオンオフ制御してると思われます。なのでいじれば色々なスイッチに使えるかもしれません。
ふたが閉まらない話は、どこだったか失念しましたがレイヴン3のレビューに書いてあったことで、別途で購入が~みたいなことも書いてあったので、恐らくこれのことだったんでしょうね。
ヒツジ先輩、光るFANをRAIDアクセスLEDに転用の件。
お使いのHAF912Advanced(Asia only)、メッシュの奥に光るFANについて質問です。
えと、
http://bto-pc.jp/btopc-com/repair/overhaul-assembly-2.html
Image 4 of 18
によると、
FANケーブルの先端コネクタはフロントの光るヤツ含め全て3Pなんすよね?つまりフロントFANへの通電があると問答無用で光る、という。フロントFANからLED専用の2Pケーブルが3P以外に伸びてたりしますか、たとえばケースフロントパネルからのpower/HDD/turbo LEDリードみたいに。
光るFANを手に取ったことないんでよくわかりません。本日これを調べにドスパラ実店舗に行ってきましたが光るFAN、単品での店頭在庫しておらず。ダメ元で、クラマスを伏せ一般論で光るFANに付き店員に尋ねましたが「FANによるんではないでしょうか」という防戦一方なアホウ返答。んなワケねーだろうよ、光っても光らなくてもFANは汎用規格品なんだから、と思いつつ帰ってきましたです。
ナヴォステさんのお返事だとCoolermaster CM690IIPlusの光るFANは専用品ぽいす。クラマス他の光るFANはどうなのか、と思いヒツジ先輩にお尋ねする次第。
光る話にタイムリーでスレタイ見てフイタ
http://siki420.blog45.fc2.com/blog-entry-1742.html
ちなみに私は電源ボタンのLEDすらマザーのPWRLEDピンを外して光らなくしてます。
寝室なので光られるとツライw