最近見かけるWindows 10 Sについて。
新製品でSモード入りはあるとしても、私がマウスでオススメとしていた最安ノートがいつの間にかその「S」になっており驚いた。メーカーとしては大差ないのだろうか。売る側と買う側の意識の違いがありそう。
私に言わせるとありえないのがSモード。
Sモードの解除方法はこちら。下の方へ飛ぶ。
Windows HomeやProの「S」とは何か?
おそらくセキュリティのSなのだと思う。
セキュリティとパフォーマンスに特化して合理化された Windows 10 のバージョンです。セキュリティを高めるために、
一体何がどうセキュアなのかは、何とMicrosoftストアしか使えないという、それWindowsではないだろう的な、セキュリティ関係なくないか?、もしくはWindows RTと思えば良さそう。
x86用ソフトが動かないうえに、Windows Store経由でしかアプリをインストールできない
どうしてもタブレット市場に手を出したかったと推測できる、Windows 8の評判悪かった部分だけを残した全然Windowsではない「もどき」版で、ソッコーで自滅したと記憶。多くのメーカーが採用せず、Microsoft謹製Surfaceくらいしか記憶にない。
Sモードは私に言わせると縛り(Shibari)のSでしかなく、ストアアプリ限定な以外にブラウザがEdge限定、検索がBing限定とか、生活に韓国製品しか使ってはいけない縛りに似た無理さ加減。
マウスのページより、違いの一覧を拝借。
ただの罰ゲーム。もしくはWindowsのソフト使えない自称WindowsなのがSモードとしか言えない。
Windows 10「S」モードを解除する方法
さすがにWindows RTで懲りたのか、無料で解除する方法がMicrosoft様御自らのページに掲載されております。
source:Windows 10 (S モード) に関してよくあるご質問 - Windows Help
企業向けに妙な組織がSモードをご所望なのかも知れないけれど、一般家庭で必要になるわけがない。という話を次で。
Microsoftは「S」を広めたいけれど無駄x3+ァ
マウスの公式サイトで私が推奨しているこれ、がいつの間にか「S」になっており、なぜ言ってくれなかったのか不思議。
マウス的には特設ではない表のページではSモードについてのリンクが貼られており一覧での違いページが示されているものの、ここからはその説明へ行けない。
しかもマウスの説明ページは、「解除について」は書かれておらず、違いしかわからないのでSモードが何なのかわかったとして購入しても通常モードへの変更が不明。解除できるかさえわからない状態。
おそらくだけれども、マウスに聞いても答えてくれない、もしくは教えてくれても私が言えないパターンになると思う理由は、Microsoftが「解除方法の掲載は禁止」とPCメーカーへ釘刺している可能性。
「そんなことするか?」と疑うでしょう。Microsoftは普通にする。
なぜそう言い切るかは、私はBTOメーカーに居た頃あるあるだったから。具体的には控えるとしても、MicrosoftのPCメーカーに対する何でもS(縛り)モードは普通にある。
単に解除方法をPCメーカー側が書いていないだけ、私の勘違いかも知れないのはASUSは書いているため。
source:Windows 10 - S モードの解除に関して | ASUS 日本
もしMicrosoftの説明規制があるとするならば、3者にはこういう認識や意識の違いが出る。
- PCメーカー・・・解除できるからいいじゃん
- 購入ユーザ・・・思っていたのと違う
- Microsoft・・・釣れた釣れた
メーカーとしては、「Windows10 S 解除」で検索すれば良いと思っていそうだけれども、Windowsのソフト使えるとして購入したユーザは戸惑うと思う。皆がWindows PCに詳しいわけではないのだから。
そしてMicrosoftとしては、このやり方を推し進めることでストアが成功する鍵になるかも知れないと妄想し、PCメーカーへSモードなら安い、またはタダ、もしくはカネ払うからSにしろくらい言っている気がしてならない。
今からアプリ重視なモバイル狙いは完全に手遅れ
Microsoftは順序が間違っており、MSストアは絶対に普及しない。
iOSやAndroidのアプリがなぜ普及したかは、最初からほぼアプリしか使えない状態でスタートしたのでアプリはApp StoreやGoogle Playストアから入れるが当たり前。私もそう。
しかしWindowsもMacもLinuxも、iOSでいう脱獄状態からスタートしているわけで、なぜ今まで自由だったソフトのインストールをやめてまで牢獄ストア使わねばならないのか?となるはナチュラルに自然でオーガニックに普通でしょう。
そう置き換えるとWindows 10のSモードは脱獄していないWindows 10、通常のWindowsは脱獄済の状態、なのでMicrosoftは「セキュリティ」とか言いつつ、どさくさにまぎれて自社ブラウザと自社検索しか使わせない縛りをぶち込んだとしか。
ところがユーザとしては表現に不自由な北朝鮮よりは韓国の方が遥かにマシ、そして狂っている韓国より日本の方がアルティメットに良いわけで、Microsoftのやっていることは朝鮮モードでWindows 10を出し、いつでも日本へ逃げて良い、しかし二度と戻ることはできない(キリッ と言っているようなマジキチ・オペレーション・システム、略してMOS。略さなくて良いと今気付いた。
もしこれがモバイル市場でゾンビする前触れのつもりならば不可能。
もしこれがOS無料化して収益をストアへ切り替えるつもり戦略だとしても何十年もかかるだろうし、その間にGoogleがブラウザシェアひっくり返したようなことになりそう。
前者のモバイル市場がなぜMicrosoftには無理かはスマホやタブレット持っている人で有料アプリや音楽購入している人ならわかるはず。
それらアプリや音楽という資産を捨ててまで端末(正確にはOS)を変更したくないわけで、私がWindowsもMicrosoftも別に好きではないけれど離れられない現状と同様。
MicrosoftはXPのような洗練されたシンプルさ+7のような縁の下のアップデートをしてくれる+10のような余計な世話(機能や更新)を押し付けまくらない、そういうWindowsを出し続ければ良いのだけれども・・・
どこかの国の大統領並にバカなのだろうか。韓国とは言っていない。
> しかしWindowsもMacもLinuxも、iOSでいう脱獄状態からスタートしているわけで、
Macについては私は知りませんが、大抵のLinuxディストリビューションでは既に
> なぜ今まで自由だったソフトのインストールをやめてまで牢獄ストア使わねばならないのか?
というWindows Sモードに近い境地にゴールインしています。
> 一体何がどうセキュアなのかは、何とMicrosoftストアしか使えないという、それWindowsではないだろう的な、
と殆ど同じ、
「一体何がどうセキュアなのかは、何と当該ディストリ供給団体が検証済みのソフトしか簡単には使えないという、それUnixでもないだろう的な」
状態です。
Windows Sモードと違うのは、ディストリ未検証のソフトを使う方法が全く禁止されているわけではなく、(1)ソースコードからインストールしたり、(2)x86用ソフトはそのまま使えます。
特に(2)の存在は「それ脱獄状態と何が違うの?」と問われかねませんが、ディストリによって微妙にライブラリの互換性がズレていて使えなかったり、それ以前にLinux用x86用ソフトが殆ど出回ってなかったりします。
x86用ソフトが豊富に出回っているWindowsと違ってLinuxでは、(2)の方法は実質存在しないも同然です。
そして(1)の方法には、インストール方法の調査から始めてコンパイル作業してエラー解決など、少なくない計算資源と10%の才能と20%の努力と30%の臆病さと40%の運が求められます。
結果、Windows SユーザーがMicrosoftストア上のアプリしか使わないのと同様に、初心者Linuxユーザーはディストリ管理のソフト集にあるソフトしか使いません。
上級Linuxer様やゴルゴ13は(1)の方法とかを駆使してディストリビューターからの縛りを破ることができますが、Windows上級者様がSモードを解除できるのと同じに過ぎません。
私自身、メインマシンにインストールしているx86用ソフトは全て、ディストリ管理のソフト集からのものです。シェルスクリプトはテキストだからセーフ。
Asus Eee PC - Wikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Asus_Eee_PC
ゴミであるAtomをCPUとして採用したためWindows XPですらマトモに動かないネットブックの先駆けであるEee PCでプレインストールOSとして採用されるなど、産廃PCからでも実用的な速度を得られるLinuxですが。
その速度の一因は、ユーザーがマルウェアをウッカリインストールする方法を制限することで、マルウェア開発者とのイタチごっこで重くなり続けるセキュリティソフトを省略できるからです。
Sモードのパフォーマンスアップも同様の仕組みだと私は思います。
勿論、LinuxのSモード化への道のりは短くはありませんでした。
ソフト集がショボいと脱獄するユーザーが続出するため、Sモードの様な仕組みは機能しません。
しかし現在では、有名どころのディストリが管理するソフト集は、Linux向けフリーソフトのほぼ全てを収めています。
Windows 10もデバイスドライバに関しては、大抵のマシンのものをマイクロソフトが用意しており、自動でインストールできるそうではありませんか。
同様の事をMicrosoftストアに対してもマイクロソフトが行い、脱獄状態並に豊富なソフトがストアから得られる状態にすれば、セキュリティソフトの負荷から解放される分だけ、大抵のWindowsユーザーを脱獄モードからSモードへ移行させることができると私は考えます。
そのために収集・検証の必要なソフトをマイクロソフトは揃えることができるか、私は分かりません。
ボランティアに依存するDebian GNU/LinuxやGentoo Linuxとかではできたことが、フルタイム労働者も使えるマイクロソフトにできないとは思えませんが。
>おそらくセキュリティのS
いやいや、私が思うに「Sade」のSかと。
なんせあの偉大な SM-DOS の会社ですから。
>SM-DOS
ウケたw 笑うわw
取り急ぎ一点だけ修正。
> x86用ソフトが豊富に出回っているWindowsと違ってLinuxでは、(2)の方法は実質存在しないも同然です。
と書いた時点で気づくべきだったのですが、脱獄状態並に豊富なソフトがストアから得られる状態になっても、「Sモードへ移行は面倒くさい」というユーザーは多少のパフォーマンス増加程度では移行しない問題が残ってました。
そして、「面倒くさい」が当てはまるユーザーって、きっと大部分なはず。
ならば、マイクロソフトのやることは決まっています。
ユーザーの「面倒くさい」がSモード移行の妨げになるなら、脱獄モードに留まる方が面倒くさくなるようにWindowsをアップデートすればよろしゅうございます。
Windows10半強制アップグレードは強烈だったようで。
(1A)
「セキュリティをチェックしています」と称して、ソフトのインストーラ起動時は、同じソフトがストアにないか確認。
あったらコッソリ、ストアの方のを入れる。
(1B)
セキュリティの定期チェック時に、インストール済みソフトと同じソフトがストアにないか確認。
あったら、ストアからアプリを入れて、元のソフトは特殊なショートカット(元のファイルを何処かに退避する機能付き)に置き換える。
(1C)
ストアにないソフトが使われることを検出したら、そのソフトをマイクロソフトに送信。
ストア充実の一助とする。
(2)
遂に、ストア外ソフトが検出されないPCになった!
なら、Sモード有効化。
Windows10移行との決定的な違いは、10への移行は操作感の変化ですぐ分かるのに対し、ソフトをインストールしない限りSモードの有無は分からないということです。
従って、インストーラの扱いを中心にOSの動作を変えれば、Sモード移行の面倒をユーザーに見せずに済みます。
既に、Windows Defenderベースで(1C)は実施に移されているかも知れません。
Sモード量産の暁には、いつからSモードだったのかわからない、と語るコメントを見られるでしょう。
「PowerToys」がWindows 10向けにオープンソースで復活 ~プレビュー版が初めて公開 - 窓の杜
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1205693.html
最初からこのようにオプションで提供すべき機能はたくさんあるのに…w
>「Sade」のS
それは私も思いましたw
当然ながらMSがSなんでしょうねw
>「S」とは何か?
サティスファクション、シンプル、スペシャル、スマート、スモール、セキュア、セーフティ、セカンド、セキュリティ、ソリューション。
大穴でサクリファイス(生贄)、スチューピッド(愚鈍)、スレイブ(奴隷)。
>何とMicrosoftストアしか使えない
それで本体価格がマイナス1.5万円になればアリだと思いますが、さして変わらないならナシ。