推測にしたかったけれど控えめに予想で。
Windows8でVista級の氷河期を迎え、次期Windows(9、Blue)も8と似たような設計になるとの噂。XPは2014年4月にサポート終了なので、遅くとも来年2月までには7へ乗り換えようと思っておりますが、問題は7がいつまで販売されるか。
7販売終了日予想の根拠と、何が不安か書いて参ります。
2014年10月26日に7が終わる予想の根拠
能書きは後にするので、まずはこれを何となくご覧有れ。
矢印の左端は該当する色のWindowsのバージョンが発売された時期。矢印右端は、その発売日から2年後を表しております。
私が何を言いたいか、順番に参りましょう。
Vistaの販売終了は7発売の2年後
Vista終息の事など7が出た頃から忘れておりましたが、Vistaの販売終了日を調べると、Wikipediaに載っておりました
- 2010年10月22日 - 製品版パッケージの販売終了。
- 2011年10月22日 - OEM版プレインストールPCの販売終了。
パッケージ(リテール)版の販売終了は7発売から1年後、OEM版の出荷終了は2年後。今でも販売されているパッケージはショップの在庫で、マイクロソフトの代理店からの販売(出荷)は2010年に終わっているという意味。
OEM版については日本HPの告知が有ったので参考に。
Windows Vista搭載PCの販売終了について (9月22日販売終了) (中略)
2011年8月8日(中略)
HP最終出荷は10月21日(金)となります。供給状況により販売終了日直前の受注に対応できない場合もございますので、よりお早目の受注をお願い致します。
DSP版は在庫が有れば販売されるものの、OEM版はPC本体そのものが出荷出来なくなる為、日本HPでは8月に告知し受注は9月と終了の1ヶ月前に停止、という流れになっているわけですな。
XPのDSP版はVista発売2年後、但しOEM版は1年5ヶ月で終了
XPは段階的に終わっており、それぞれの詳細を解説。
- 2007年1月30日・・Vista発売(カウントダウンスタート)
- 2008年1月31日・・OEM版が出荷終了->6月末まで延びる(1年後)
- 2008年6月30日・・OEM版が出荷終了(1年5ヶ月後)
- 2009年1月31日・・DSP版の代理店出荷が終了(2年後)
- 2011年10月21日・・ミニPC用やダウングレード版も終了(4年9ヶ月弱)
2008年1月のOEM終了は、12月の下旬にマイクロソフトがPCメーカー各社へ6月まで延ばすと連絡したという噂。そう、噂。
その半年後には予定通りOEM版(大手PCメーカーのプリインストール)の出荷が終わり、更に7ヶ月後にはDSP版(パーツとセットの単品Windows7)の代理店出荷が終了。
ドスパラなどが引き続き7月頃までXPを販売出来た理由は在庫をしていた為。DSP版の在庫が切れたメーカーから、順次Vista氷河期へ戻って行っておりました。
その氷河期への苦肉の策として、偉大なるマイクロソフト様が残してくれたご慈悲のライフラインがXPダウングレード権。Vista感染PCを購入する際、ダウングレード権も抱き合わせ購入すると、VistaをXP(Professional)へダウングレードし販売出来るという仕組。
XPはPCユーザ以外、PCメーカーにも長く愛用され、実質7の発売から1年後までネットブックやネットトップ、ダウングレード版は売られておりました。
Enbeded版は特殊過ぎるのでスルー。
リテールとOEM、DSPのいずれが先に販売終了するか不明
さて、ここまでに気付ける事は
- 前バージョンWindows発売から1年後に販売終了の第一段階
- 更に1年後に販売終了の第二段階
XPの延命措置(OEM延長、ダウングレード版などが長寿)は例外とするとこれら2つ。しかし良く見なくとも以下のようになっております。
- Vista・・先にリテールが終了、その1年後にOEM終了
- XP・・先にOEMとリテール終了、(延長前の予定から)1年後DSP終了
但しこの情報は欠けており、VistaのDSP販売がいつ終わったのかが不明。XPの時は、リテールとOEMが同時に終わっておりDSPはその後。
考えても判らないので、ここまでの情報から7終了を予想すると
- 2013年10月26日・・販売終了の第一段階(何版かは予想できず)
- 2014年3月頃・・8がVista状態なら、7でXPのような延命も有るか?
- 2014年10月26日・・第二段階
- 2014年11月以降・・7へのダウングレード仕様PCが出るか?
8をVista、7をXPに当てはめるとこうなりそうなものの、問題はマイクロソフトが暴走していると思われ、次期Windows(ここから仮にBlue)のアウトブレイク リリース時期が問題。
マイクロソフトの自社満足とBlueの早期発売が不安
Blueが今までと違う点は、まだ噂レベルなものの発売がやたらと早い事。8が出て1年または2年経たずりりース予定との話が飛び交っております。
XPからVistaは長過ぎたのでスルーし、Vista発売から7発売までは約2年と9ヶ月、7から8は約3年。
現段階ではBlueの発売時期以外に本当に次期Windowsなのかさえ不明で、別の噂によるとWindows8.2のような有料アップデート版とか言われておりますが、問題はやはり発売時期。
マイクロソフトはWindowsの新バージョンを発売すると旧バージョンを潰しに掛かる方針が見られ、Blueが出ると8より7に矛先が向きましょう。
マイクロソフトが本気でお触りタイル(モダンUI)を強引に普及させようとしているなら、Windows7の終息は予想より早いかも知れない。
通販でのDSP版完売や在庫表示が怖い件
私が今回なぜ図解してまで必死になり7の販売終了日を予想しているかは、ふと「今、7はいくらなのか?」と思い検索し、これにビビってしまった為。
source:http://nttxstore.jp/_RH_2272
画像はNTT-X StoreのWindows 7 DSP版特設ページ。
以前、コメント常連(偏屈者)さんから教えて貰ったDSP版の最安かも知れないショップで、クーポン利用で表示の価格より更に安くなる仕様。セットのパーツも100円でPCI-Ex~x1用USB3.0ボードと良心的。
しかし、7 Pro~64bit、Home~64bit、Home~32bitが完売。
NTT-X Storeの数量限定販促だからと思えば不自然では無いけれど、今この時期にこれを見せられるとビビってしまう。
私はPCパーツを買う際、最安を調べ大抵ツクモになってしまうので、ツクモのDSP版コーナーへ直行すると更にビビり申し上げた。
在庫状況「在庫限り」。
ツクモの在庫表示は、セール品は数量(残りn個)が表示され、そうでは無い通常の商品は「在庫有り」のはず。単に販促用として見せ方を変えているだけかも知れないけれど、なぜ「在庫有り」にしないのか。
ちなみに、主にDSP版をBTOパソコンへ突っ込んで売るドスパラやパソコン工房などではまだ「Windows7最終セール」などはやっておらず、1月末までは7PCやDSP版購入で8へ1200円アップグレードの叩き売りが有るので1月末までは必ず売るはず。
ソフマップも在庫表記していたはずと思い行ってみると。
これではもう入荷しない感が有り怖い。
7は今購入しても良いかも知れない(まとめ)
今回の過去の例から立てた予想では、7は今年10月までは販売され、来年10月には全部終わるかも知れない。
マイクロソフトはライフサイクル(サポート期間)の予定は公開しているものの、販売終了(終息情報)は過去を振り返ると突然発表されており、消費者はPCメーカーやショップの告知で気付くしかございません。
要するに、面倒でも頻繁にPCメーカーやショップから「7終了のお知らせ」告知が出ていないか見ていなければ判らない。深読みすると、マイクロソフトがそれさえ規制するかも知れない。
となると、後で買うか今買うか。今なら(1/31まで)8 Proのアップグレードが1200円。私はもう有るのでタダでも要らないけれど。そして待てど大幅な値下りは期待出来ず。
バージョンは普通の人はHome~。Pro~以上の機能が必要なら金を積みましょう。7が出た当初は32bitで良いと言っておりましたが、8がずっこけた上に今後のWindowsも期待出来ないとするなら、2020年まで7で行くとして64bit版が安全。
Blueに期待するならマイクロソフトの公式発表を待っても良いけれど、私はこれを書きつつ怖くなって来たので、今から7 ProとHome~をツクモのカートへぶち込んで参ります。
これは根拠の無い妄想だけれども、DSP版の単品販売は既に終了しており、PCメーカーのプリインストールだけ許可している、とか。考え過ぎでしょうな。
ちなみに現在の私はPCメーカーや関係者などとは無関係。内通者が居たりもしない、単なる一消費者なので素人の予想、鵜呑みせぬようご注意有れ。
<記事内でリンク出来なかった参考にした外部サイト>
コメントする ※要ユーザ登録&ログイン