Windows 8の利用率は2012年末で約3.3%(2012年12月)

2013年1月 9日

Windows8発売から2ヶ月経過する12月分アクセス解析。

11月までGoogle AnalyticsではWindows8がNTとして混ぜられていたものの、12月12~13日を境界にWindows8として出力されておりました。8以外のNT利用者はほぼ居ない為、12月は合計で参ります。

Windowsシェアなど、2012年12月1ヶ月間の集計より。

2012年12月31日間のアクセス総数。Google Analytics(以下、GA)より。

  • 435,773 ・・セッション
  • 312,914 ・・ユニーク

対象は当サイト(BTOパソコン.jp)のブログ部分。携帯電話用ページを除くセッション数が基準。

 

Windows 8と7とVistaとXPの利用率(2012年12月)

4と5番目、8とNTを合計した3.32%が12月の8率。

windows-8-7-vista-xp-2012-12.gif

先月はVistaが初の10%切れとなっており、まさかとは思うけれどVistaユーザが8へ移行とか泥沼にはまっているのでしょうか。

単純にそうとは言えず、8が追加されたと解釈すると、8以外が圧縮されて当然。どういう事が具体的な例として。数値は仮想。

  • 7:60% + XP:30% + Vista:10% + 他:10% =100%
  • 7:59% + XP:29% + Vista:9% + 他:9% + 8:4%=100%

8以外が同じ利用数でも、8が仮に4%とすると他の4項目が単純に1%ずつ減り当然。というわけで、変化を見た方が良さそうなので推移のグラフ。

windows-8-7-vista-xp-share-2012-12.gif

先に書いた通り、8発売というか追加による影響が出ているご様子。

  • 11月・・7が一時減少、XPの減少推移は変わらず
  • 12月・・7が増加、XPの減少が大きめ

XPの減少も単純にXPから8へ乗り換えた人が多いとは言えず、7も増えているのだから7と8の割合が伸びてXPの割合が自動的に多めに減ったと見るべきでしょう。

という事は、Vistaも率では落ちているけれど、割合では無く実際の数(利用者数)はほぼ変わっていなさそう。

ちなみに近似曲線は3区間なので8は無視で。後で付け忘れそうなので、今から入れておいただけ。

7とXPの前月差も8を追加。 

windows-8-7-xp-cmp-2012-12.gif

今回から色を推移グラフと合わせて変えております。

見る箇所その1は、7の発売翌月と翌々月(2009年11と12月)と8との比較。年は違えどだいたい同時期に発売となっており、いかに7が一気に売れたか、または8がどれほど駄目なのかが良く判りましょう。

8の11月は伸びているとは言え3%行かず、これでは7が普段から出している数値と同じくらい。12月は前月差で1%を切るというひどい有様。

注目その2は、推移グラフでも見たけれど7が12月から元に戻りそうな所。前月差なので11月に減ったから、という理由も有るけれど、店頭で販売されるWindows PCはほぼ8。

有名メーカー(NECやソニーなど)の2012年秋冬モデルは全部Windows8なので、7が増えるならBTOパソコンのような7と8を並行で販売しているシェアが伸びていると予想出来ましょう。

8が結構伸びた発売翌月、そしてその翌月の集計なので、今後どうなるかはまだ分かりませんな。

 

Windows8が出ても何故かWindows7が伸び続ける

先月のデータ公開で、私は「8は減っているのでは?」と言っており、気になったので可能な限り正確に伸び率が判るよう真面目に集計。

windows-8-7-cmp-2012-10-12.gif

アクセス数のみでは当ブログの訪問数に左右というか上下される為、7と8と全体(XPなど含む)の10/26~12/31を日別に出力し、それぞれを全体で割った率。(Windows7(8)の訪問数/全体の訪問数)

y軸は左右で7と8を分けておりますが、いずれも最小から最大までを6%、1%区切りとし合わせております。

上下している原因は土日や祝日で、7と8いずれも大きく上がる点は休日、下がっている箇所は平日。

上下し過ぎてよく分からないので、指数近似曲線をそれぞれに追加。

8と7いずれも同じように伸びてはおりますが、左端と右端で比較すると、8が約1.6%に対して7は1.8%くらいと大きめ。

分母や期間が小さいものの、これを見る限りでは新Windowsの8は旧Windowsになる7ほど伸びていないという事に。

これもまだ2ヶ月なので来年からでしょうな。いくら外れ版Windowsでも、一般ユーザへ販売されるハードウェア(パソコン)に載っているOSがほぼ8なので伸びるはず。

 

マイクロソフトが現状にいつキレるか心配(まとめ)

マイクロソフトは8発売日に大規模な祭りを秋葉原でやり、発売後は売れているアピールをして勝手に盛り上がっておりましたが、実績が出始め化けの皮が剥がれて来ている現状。

次期Windows(Blue、9との噂)も8の設計を引き継ぐという話が本当なら、7以前は邪魔な存在。

マイクロソフトがタッチ操作端末市場へ出遅れた時間を取り戻す為か、取って付けたようなお触りタイル(モダンUI)を標準化し、強引にスタートボタンを削除。

実はマイクロソフトが7を抹殺するのは簡単で、OEM版ならPCメーカーへ「この日移行は出荷するな」と言えばそこで終わり。単品やプリインストールのDSP版も「代理店はこの日移行販売するな」と言えば終わり。

最終的にはDSP版を仕入れてくれたPCメーカーやショップ在庫のみとなり、XPのDSP版完売時期に当てはめると、その在庫ももって半年くらい。

今からPC買い替え時期が来る人や、来年サポートが切れるXPユーザはご注意有れ。8以降で良ければ問題無いけれど、7は近い内、遅くとも2年以内に終息するはず。

私はビビって7のPro~とHome~、いずれも64bit版を購入済。

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