Windows8発売まで約2ヶ月半。
今月もWindows7は順調に普及率を延ばしており衰える気配無し。XPも順調に減っておりますがVistaは停滞。7発売翌月から毎月やっている集計で、既に書く事が無くなりつつ有るけれど強引に1記事。
Windowsのシェアなど2012年7月、1ヶ月間の集計より。
2012年7月31日間のアクセス総数。GoogleAnalytics(以下、GA)より。
- 492,391 ・・セッション
- 357,356 ・・ユニーク
対象は当サイト(BTOパソコン.jp)のブログ部分。携帯電話用ページを除くセッション数が基準。
7月中旬頃にGAの旧バージョンが終了したようで、今回からグラフなどが新バージョンの物になるけれど内容は同じなので気にせず参りましょう。
Windows7とVistaとXPの利用率(2012年7月)
相変わらず過ぎて書く事が無いくらいいつも通り。
Windows7が約1%増加、XPは1%くらい減少。
Vistaはここに来てまたもや停滞しており実は微増。Windows全体から見た相対的な割合なのでVistaが増えたのでは無く何かが減ったと推測。過去6ヶ月は以下。
- 2月・・12.55%
- 3月・・12.45%
- 4月・・11.66%
- 5月・・11.27%
- 6月・・10.92%
- 7月・・10.97%
行数稼ぎはこのくらいにして、サポートが切れていない3つのWindowsを7発売翌月からの推移でグラフ化。
あてにはならないけれど、移動平均が平坦までは行かないものの緩やかになって来ており、打ち止めへの前兆でしょうか。
またはWindows8発売前が原因の買い控えで動きが鈍くなっているのか。と、新OS発売前に勘繰るけれど、その兆候が具体的に証明された事はございません。
7とXPのみで前月差を比較。
代わり映えしない推移。
おおよそ毎月1%台で7が前月より増えXPが減るパターンは、単にPC買い替えで自動的に7へ移行して行っているのでしょう。または7のDSP版が微妙に安いので、自作PCユーザの乗り換えかと。
次は直近数ヶ月の推移をオリジナルで計算した予想。
矢印は7とXPのシェアが逆転するまでの中央値のような感じで引いた直線で、これによると今後の勢いは比較的弱まる様子。
8が出ると7の推移は更になだらかになるでしょうな。その頃には上のグラフは計算出来なくなる仕様。
モバイルは14%くらい、多くの解像度が低め
GAの新しいインターフェイス全体を見て行くと、モバイルの項目が旧画面より充実しており、本格的に動いておりました。
パソコンとモバイル端末の割合。NoはPC、Yesが電話とか板PC。
当サイト内のみでは有りますがモバイル端末での閲覧は6.7人に1人くらいの割合。パソコン、しかもWindowsのネタばかりなので偏っている可能性有り。他の一般的なサイトならもっとモバイル率は高いやも知れず。
解像度もモバイルのみで表示出来るので撮影。
最も多い画面解像度は320x480となっており、この大きさは10年以上前のパソコンの画面を縦半分に切ったくらい。良くこんな広さで操作出来ると感心。
2位以下はモバイルにしては中々の高解像度で、3~5年前のノートPCくらいの解像度。それでもネットブック程度なので私に言わせると狭過ぎ。
端末情報も取得しているようなのでそれも撮影。
1位はやはりiPhone、2位は同じくiPadとアップル製板PCが続き、3位は不明(not set)が来ております。他の具体的な機種名から推測するに、not setはAndroid端末群と予想。
ソニエリが4位は意外と思ったけれど、原因は当ブログのネタが偏っている事と、全アクセス数の14%の更に数%なので少数ユーザでも4位とかになるのでしょう。機種の割合はあてにならない。
ラストはISPやキャリア情報。
上位2つがiPhoneとiPadだからソフトバンクだろうと思いきや、1位がKDDI(auと思われる)、2位にドコモで3位にソフトバンク。iPadがソフトバンクなら、iPhoneの多さはauユーザ?
GAがどこまでの精度か判らず当ブログがややオタク風なので、何となくそうなのか程度とし覚えない方がよろしいかと。
これらの数値を取るにはサンプル(アクセス)数不足でしょうな。
Windows8の扱いがGA上ではどうなるか(まとめ)
今回までの集計を見ての通りWindows8(RPなどのテスト版)が入っておらず、これはマイクロソフト側が出力しないのでは無くGoogle側でまだ入力を振り分けていないと推測。
今回の数値でいうと、Windowsのnot set 788にWin8が入っていると思われ、10月の発売までに集計に載るか不安。
それ以上に気になる事は、Windows8のPC版とARM用(板PCなど版)を分ける事が出来るか。Apple製品の場合、iOSとMacintoshに分かれているけれど、AndroidのようにまとめられるとPC版Windows8の数や率の出力が難しくなるわけですな。おそらくモバイル内のWindows8を引き算すると判ると思うけれど面倒。
現状では、iOSとMacintosh(OS X)、Androidは基本的に電話や板PCと分けているけれど、マイクロソフトのやり方が上手く行けばWindows8でパソコンとお触り端末の垣根が無くなるかも知れないけれど、それ以前にWindows8そのものが普及出来るかが問題。
Windows7発売後は見た目がVistaに似ており、またかと思ったものの実際に使ってみるとXPの次に良いと思えるWindows。
そうなれば良いけれど、Win8のメトロUIがオフィスの2003から2007で大きく変更になったリボンのように後を引くマズさになるとWindows自体が危うくなりましょう。
私は未だにオフィスは2003を主に利用しておりその理由は2007の作業効率の悪さ。クリック数が増える事で秒単位では有りますが能率が悪くなり、塵も積もればというやつに。
メトロUIはどう見てもマイクロソフトのお節介や自己満足にしか見えないけれど、標準になる事を一応期待しております。
ただ、あの見た目がユーザに受け入れられるなら、AppleがMacで10年くらい前に既にやっていると思う。
公開前追記:マイクロソフト、大丈夫なのか?
商標獲得で初歩的なミス? マイクロソフト、Windows 8から「Metro」の名称を排除へ|Computerworld
http://www.computerworld.jp/topics/577/Microsoft(略)
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