10シェア停滞または微減。
前回のタイトルで「10シェア順調に増加?」と書いた理由は2ヶ月で計4.53%も10が伸びていた為で、何が引き金なのかよく分からなかったので、前月がブレだとするなら今回のわずかな10減少は納得。
2017年6月、1ヶ月間の集計よりWindowsシェア。
アクセス総数をGoogle Analytics(以下、GA)より。
- 413,443・・・セッション
- 313,518・・・ユニーク
ここからのデータは当サイト(BTOパソコン.jp)のブログ部分、携帯電話(ガラケー)用ページを除くセッション数が基準。
Windowsバージョン別の普及率
GAより、Windowsのバージョン別シェア。
ねばる7、トップを取れない10。
何度でも書くけれど、4番のXPから下のWindowsは全てサポートが終了しているのでネット接続するならとっとと10へ乗り換えましょう。
どうしても10が嫌なら「ドスパラ中古」で検索するとコスパ良い割に激しく古いとはいえない中古の7仕様PCが結構そろっているのでそちらでどうぞ。推奨とは言っていない。
7と10の差は約4%。過去数年の上下を見ていると、上がっても1%台が多く下降も同じくらいなので、10と7の増減が順調に行けば早くて3ヶ月後にようやく10が7に勝ちそう。
推移はこちら。
10が停滞、圧倒的横ばい。
前月がブレなのか今月がブレなのか、おそらく前月であろうと予想するその理由は、Vista終了や年度末なのでと購入した10仕様PCが少し増えたのかと。
8系こそが圧倒的横ばいな原因は、10が上がりまくった時期までに10にしたいならしているはずで、その後は8系を気に入り、または10を嫌った人が残っている為。
気になる箇所は10アップ無償の影響が終わった昨年9月からの9ヶ月間で7が3.21%しか減っていない点。仮に今後も12ヶ月で4.28%しか減らないとするなら、7のサポートが終わる2019年末の時点で11%くらいしか減らない計算となり、7ユーザが約36%も居残ってしまう事に。
これは比較的10への移行が進んでいると言える日本のみの話であり、世界シェアにするともっと多いだろうからマイクロソフトどうするのか。
発売後の期間別で比較。
今回23ヶ月目、次月で2年、10無償終了から1年とは早いものですな。
無償アップ終了後の停滞気味から一転し勢いを取り戻したかと思えばまた負けそう。7はVistaがアレだったので売れた、10はタダだったので伸びた、どっちもどっち感はある。
前月との差。
4月と5月に10が久々に増えた。
4月にサポートが完全終了したVistaは分母が小さいので影響も小さめ、単なる買い替え需要と見ております。
国別で見るWindowsバージョン別シェア推移
データはStatCounterより、条件はWindows PCのみ、期間は2016年6月から2017年の6月まで。なぜ標準で13ヶ月なのだろうと疑問を持ったけれど、前年同月との比較が判るからだと思う。
まずは全体、範囲を世界にて。
徐々に7が減り10が増えているものの、まだ7の方が多い。
日本のみにしてみた。
今年1月で交差し、2月移行は順調と言えるかは不明ながら10が伸び続けております。当サイトの推移と違う原因は、StatCounterの方がPC変態率が低く一般PCユーザならば上の図のような流れなのかと。
次は皆さんの大好きな南朝鮮。
日本ほどでは無いとしても10が伸び続け7減少中。最新の右端は横ばいになりそうだけれどもおそらくブレと予想。10が伸び続けるはず。
人口の最も多い国、中国。
わけがわかりませんな。7が微増、10が減少、なぜかXPが今年2月を頂点とし増えて減るという謎すぎる推移。
人口が世界で2番めに多いインド。
安定のインド、7が微減とは言い切れない停滞している感じ。しかし10が徐々に伸び続けているという、これも中国に次いで良く解らない。
北米。
日本と同じくらいの時期に7と10が逆転。
フランス。
特に何も考えていないのか勢いなのか、早い時期に10が7を上回る。
更に早いのがイギリス。
過去13ヶ月ではいつ10が7を抜いたのか判らない早い時期に逆転。
一部を除き、いずれの国でもだいたい似たような推移と速度で10が増え7が減り続けている、その理由は10へ移行したかったというより、パソコンが故障して何となくとか仕方なく10になってしまったのでしょう。
Windows 7の完全終了は約2年半後の予定
終了とは延長サポートの終わりを指しており、予定とはマイクロソフトは割と気が変わりやすいので一応予定としております。
しかし過去の記事でも何度か書いた通り、ここまで10の押し付けを強引にやりまくって来たマイクロソフトが今更7終了を延長するとは思えない。
万一、7の延長が来たならそれはそれで困る事が10のサポート期間で、メインストリームは2020年、延長サポートは2025年までなので7が2~3年延長とかやらかすと10は延長サポ終了まで2~3年の寿命に。
ここで気付ける問題は、マイクロソフトはWindowsは10で終わり宣言をしたにも関わらず、なぜか2025年で延長サポートが終わってしまう件。
個人的にはOffice 365のようなサブスクリプション(月額や年額制)への移行を狙っていると予想しており、金を払ってOSを購入したにも関わらず10を使い続けたいならもっと金くれと言い始めそう。カード決済するか、ストアで毎月ライセンス買えのような。
さすがにそこまでやるとWindowsシェアは徐々に落ちて行くと思われ、マイクロソフトもそこまではバカでは無いとするなら私の予想は外れるでしょう。
ならばどうするか憶測すると、現状のマイクロソフトとアップルのアホなパクり合いを見るに、Windows 10.1とかバージョンを刻み上げてAppleのように古いハードウェアを切り捨てて行くのでは無かろうかと。
例として私が所有するiPod touchは購入3年程度で見捨てられており、サポートがどうなのかは不明ながらiOSのバージョンアップは9くらいで終わり、更新は出来なくなっております。
マイクロソフト的な旨味は、ハードウェア見捨てると修理せずPC買い換えねばならない、イコールWindowsのライセンス料をメーカーからお金お金できるので修理させず買い替えさせた方が得。
10.1にしなくとも、「Coffee Lake(2018年)以前のCPU搭載端末は終わり」として、現在の10のようにSkylakeより前はWindowsアップデートを阻止すれば良いだけ。
というわけで、皆さんの予想もお聞かせどうぞ。
結果のみ見るなら選択せず投票ボタン。※2017.08.02 締めて画像へ差し替え
Windows10 markII (マークツー)として、その後Windows10 Z(ゼータ) とか Windows10 ZZ(ダブルゼータ)と続ければガンダム好きには好評かもしれませんね。
Windwosのネーミングを並べてみると結構いい加減というか
適当なポリシー変更が行われているので一貫性という言葉からは遠いところにいる企業と見ています。
アンケートの答えは「サブスクリプション狙い」で答えましたが、
結局その時のマイクロソフトの気分次第で左右されるのでわからない、だと思います。
Microsoft Windows
https://ja.wikipedia.org/wiki/Microsoft_Windows#.E6.AD.B4.E5.8F.B2
>ネット接続するならとっとと10へ乗り換えましょう
4K環境の方は特にWindows10を推奨。今回のCreators Updateにて、高DPI環境への対応具合が良くなりました。
PC Watch - Windows 10 Creators Updateでスケーリングが改善、複数DPIのマルチディスプレイ環境に配慮
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1053259.html
PCまなぶ - Windows10 Creators Updateの新機能!高DPI設定でのデスクトップアプリの表示を改善
http://pcmanabu.com/improved-high-dpi-support-for-desktop-apps/
私の環境ではDPIを200%に設定しているため、例えば「VIX」だと以下な感じ。上が標準、下が高DPI設定ON。
Axfcアップローダー DPI_onoff.jpg
https://www.axfc.net/u/3822326.jpg
>中古の7仕様PC
さすがにこれからWin7は寿命が短いため、知り合いなら考え直すよう促す時期。ドスパラの中古は安いと思ったら動作不良品、安いと思ったらOS無しがあるあるのため、スペックの見方を知らない方が手を出すのは特に危ないですね。
>人口の最も多い国、中国。
さすがの結果。
ASCII.jp:XPが偉大すぎて無料アップグレードにもネガティブな中国
http://ascii.jp/elem/000/001/205/1205403/
>人口が世界で2番めに多いインド。
1年間でWin10が3%くらいしか伸びていませんね。インドで安くWindows10のアップグレード版をばら撒くらしいですから、今後はもう少し増加率が上がるやも。
マイナビニュース - Window 10、インドで4分の1の価格で提供の可能性
http://news.mynavi.jp/news/2017/07/04/166/
> 元倉庫番 さん
私もサブスクリプション狙いで「Windowsストア活性化にも繋がる(キリッ」とか皮算用していると思うのだけれども、アンケート結果は過去最大の予想外な方向へ傾いており驚き中。
予想
・サブスクリプション・・・もう結構、さようならマイクソロフト
・ハードウェア見捨てる・・・Linux試すしかないのか
・新Windows・・・これ以上要らない事をするのか
という感じで、結局は2000~7設計に戻さなければ今でも7利用中の既存ユーザが納得する答えは出ない、言い換えると7~10終了がWindows終了のカウントダウンとしか思えない最近。
おっさんうけ狙いならMark IIと来た後はSR、FR、FH、とか。
比較的若者うけ狙いならば初号機はストレート過ぎるので零、壱(もういい
意味不明失礼。
> 庶民A さん
>Windows10 Creators Updateの新機能!高DPI設定
フォントのジャギーが無くなっただけにしか見えないのはMacユーザのフォントフォント( ゚∀゚)o彡゜対策としか思えず割とがっかり・・・
>インドで安くWindows10のアップグレード版をばら撒くらしい
言語を日本語にすれば良いわけですな?どこまでグダグダなのか・・・・・
>例として私が所有するiPod touchは購入3年程度で見捨てられており、
例外もありますが、ほとんどの端末は3年くらいですね。
sonyのxperia z1 は2年も経っていないにもかかわらず見捨てられたらしい。
http://www.itmedia.co.jp/mobile/spv/1506/08/news146.html
逆にiPhone 5sは3年以上アップデートされていますね。ios11も対応しているらしいです。
>サブスクリプション
Windows をサブスクリプションにすると流石にクレームだらけになると思います。
>10終了前に新Windowsが出る
多分これだと思います。
>フォントのジャギーが無くなっただけにしか見えない
XP時代からのソフトを愛用している方なら、レイアウトの崩れも解消されるっぽいので良さ気な状況が無いことも無いような。とりあえず私の環境だとFlexible Renamerは、レイアウトの崩れが解消されました。以下は左が標準、右が高DPI設定ON。
Axfcアップローダー FR_onoff.jpg
https://www.axfc.net/u/3822444.jpg
私の体感的に、レイアウトが極端に崩れるソフトは0.2%くらいです。せいぜい枠から文字が数文字はみ出して消える、枠の右端が表示されない、程度。
ちなみにこの設定を、解説サイトにあるよう「システム(拡張)」でONにすると、画面表示が乱れることもあるため注意が必要。特にVIXのような画像表示ソフトは、少しくらい見辛くてもDPIの上書き方法は「アプリケーション」を推奨。私の環境では「システム(拡張)」だと、画像表示時に白枠が表示されたり残像が残ったり、まともに動きませんでした。
連投失礼。
記憶を辿って「確か高DPI設定だとまともに表示されなくて使わなくなったフリーソフトがあったはず」と思い、調べてみると拡張子判別ソフトの「WinExChange」でした。使わなくなってから久しいため、懐かしい限り。なぜ持っていたのかも覚えていませんが。
WinExChange - mikasaphp.net
http://mikasaphp.net/winexchange.html
高DPI設定のONOFF比較が以下。左がOFF、右がON。
※ウインドウの大きさは変更不可。標準設定だとウインドウサイズが設定ON時の半分くらいだったため、画像をリサイズしてから連結。
Axfcアップローダー WE_onoff.jpg
https://www.axfc.net/u/3822446.jpg