Windows利用率、7シェア4割付近へ低下(2018年2月)

2018年3月 9日

Windowsバージョン解析更新。

今回でWindows 10の割合が7を超えした状態が5ヶ月連続となり、今から中古PCなどで7仕様を買う人は居ても10仕様への買い替えや移行の方が多いだろうから、ようやく10の時代が来た印象。

1ヶ月間の集計よりWindowsシェア。

アクセス総数をGoogle Analytics(以下、GA)より。

  • 324,025・・・セッション
  • 245,489・・・ユニーク

データは当サイト(BTOパソコン.jp)のブログ部分のみ。

 

Windowsバージョン別の普及率

GAより、Windowsのバージョン別シェア。

Windowsシェア

ついに過半数到達したWindows 10、に対し7は4割を切れそうな勢い。

8.1から下はここ数ヶ月~数十ヶ月はだいたい同じくらいの割合となっており、8.1やサポート切れユーザは10へ移る気が無いとするなら10の伸びは7の減少次第ですな。

推移。 

推移

今回はやや大きめに7が減少、10もほんのりいつもより上向き。

2月は28日しかなく、土日祝はアクセスの属性がブレるので平日が19日しか無かった、その影響で最新の2月分はブレている可能性がございます。今回の進捗が本当かは来月の結果次第。

前月との差。

前月差

8系はほぼ動きが無いですな。

やはり2月は大きめに10と7が上下しており、2月だから買い替え動機があるかと言えば特に考えられず、グラボやメモリ値上がり、CPU脆弱性発覚翌月など自作PCを組み替えるタイミングとも言えない。

発売後の期間別対決。

36ヶ月対決

10と7の勢いが交差するかと思いきや10が逃げ切った。

もし2月がブレだとするならば、次の3月で交差した後は10が7の勢いを追い越す要因は今はまだ無いと思う。

なお、これは36ヶ月限定なので右端まで行けば終了予定。

 

世界シェアや属性で変わるWindows利用バージョン

他サイトによる統計4種類も見て参りましょう。ソース明示のリンクは当サイト全ページ最下部から張っているので省略。

日本(by.StatCounter)

winshare-2018-02-stat

StatCounterは世界以外に国別表示も可能なので日本で。

10が5割くらい到達は当サイトと同じくらい、7は軽く4割を切れているところは低めに出ており、VistaとXPもかなり低めですな。

当サイトのアクセスユーザがややマニア寄りに片寄っているとするならば、こちらの方が一般PCユーザの情報と言えそうだけれども、過去上下へ大きめズレが出ている点は気になる。 

世界(by.Net Marketshare)

winshare-2018-02-nms

こちらは対象が世界のはずだけれども、やたらとXPが少ない。

XPは中国やインドなどの貧困層かつ人口の多い地域で今でも使われているはずなのでもっと大きめに出ても良いはず。日本を指定した記憶はないというか、国別抽出は有料会員向けであり、私はタダ乗りユーザなので見えない。 

ゲーマー(by.Steam)

winshare-2018-02-steam

Steamerの情報より。

妙な事にトップは7が返り咲いており意味不明。という理由が、2006年4月にSteamのデータをネタにした際、Windows 10と7が4割で半々くらいだとしてグラフ化していたため。

韓国か中国でPUBGユーザが爆発的に増えたというニュースを見た事があるので中華系ユーザが増えて7が増えた、という事なのだろうか。 

Firefoxユーザ(by.Firefox)

winshare-2018-02-firefox

Forefoxユーザの一部から集計しているデータではまだ7が上。

中央付近のグラフが乱れている箇所はXPとVistaを削除したのだろうと思われ、推移としては無視して7と10を相対的に見ると良さそう。

これも対象が世界のはずだけれども、サンプル少ないのかXP低い。 

 

7ユーザ減少はXP終焉の時とやや同じ推移

推移のグラフを過去へ巻き戻したものがこちら。

XP終焉推移

左端がWindows 7発売、右端の青い点がWindows 10。テンなだけに。

今回の集計でWindows 7が4割まで低下がブレでは無く本当だとしましょう。XPの4割切りラインは2012年3月で、その2年後にあたる2014年3月が約2割、その2ヶ月後の5月には1割未満まで一気に減少。

4割まで低下したタイミングを比較。右はサポート終了までの残り期間。

  • 7の4割・・・1年11ヶ月前
  • XP4割・・・2年1ヶ月前

だいたい合っております。

XPが3割まで減る時期は2012年末頃なので、7も似た推移になるなら今年の年末か年明けに3割前後まで減るはず。そして1年後くらいに2割まで減り、サポート終了となる2020年1月には1割を切る、のだろうか?本当に。

7終了後シェア1割切る?

結果のみ見るなら選択せず投票ボタン。※2017.03.31 締めて画像へ差し替え

コメント(1)

>GAより、Windowsのバージョン別シェア。
ブレがあったにせよ、3月でWin10が50%を切ることは無さそうですね。Win7の発売は2009年7月。9年前のOSが未だ40%のシェアを持っているとは、一般的な感覚からすると「最新型は人気が無いな」と思うのが当然。

>日本(by.StatCounter)
Win8.1のブレなさが凄い。増えないのは当たり前ながら減らない。買ったからには壊れるまで使う、Win10にアップグレードしたく無い、辺りが理由でしょうか。

>中華系ユーザが増えて7が増えた、という事なのだろうか。
そんなニュースもありますね。2017年11月の記事。

PC Watch - Steam利用者のOSシェア調査、先月から2割増でWindows 7がトップに ~中国のPUBG人気でWindows 10が首位陥落
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1090058.html

>XP4割・・・2年1ヶ月前
WinXP→Win7時代は性能の限界、今のPCだとハードウェア性能が時代に合わない、という点での買い替えも見込めましたが、Win7→Win10にそれはほぼ無いですから、同様の買い替え需要を期待するのは難しいでしょうね。

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