記録面に傷が入り読めなくなったDVDメディア。
以前、パソコンの電源ユニット交換を手伝った友人より、ブログのネタになるのでは無いかとの誘いが有りカメラ持参で行って参りました。本当は「傷を修復する方法」にしたかったけれど、実際には出来なかったので紹介。
試した3枚のDVDメディア全て治らず。
CD/DVDリペアキットは約千円くらい
今回使用した物と同じ商品がAmazonでも売っておりました。
source:Amazon.co.jp: ロアス CD/DVD ディスクキズ修復キット CN-607
そして現物の写真がこちら。
パッケージの表に内容物が何に使うか書かれており、裏には説明や注意事項が記載というシンプルな物。
上の写真でも分かるけれどセット内容はこれら4点。
右の緑色の丸の上へDVDなどをセットし、左下の研磨剤を少量載せ、左上の白い紙でこすり、青い布で拭き取るというもの。
DVDメディアなどをセットする際は多少力が必要。緑色の輪は滑り止めとなっており、研磨中にメディアが動かないよう考えられているわけですな。
傷入りDVDメディアの現物3枚の紹介
ちなみに私は撮影していただけで作業はしておりません。他人のDVDメディアを削るとか怖い事は出来ない為。
傷入りDVD3枚を紹介。その1。
左から右下へ大きく曲線のような傷入り。反射の加減で見えなくなっているけれど、右上にもこれより浅いと思われる傷が数本入っておりました。
その2。
その1と似たような傷が入っております。1と同じ物では無いという見分け方は記録面の大きさ。中心より外周へ向かい、色の薄くなっている所がデータが記録されている所。
その3。
こちらは1や2と違い垂直方向へ中くらいの長さの傷が2つ。他にも目立たない小さな傷が数本入っておりました。
いずれも傷は太めなものの深いとは言えず、反射の加減では余裕で見えなくなるレベル。触れても傷が有るという感触は無く、かなり浅そう。
家庭用のDVD再生機では読込出来なかったとの事なので、パソコンで読めるならリッピングして焼き直した方が早いと思い試みるもPCでも認識せず。
傷入りDVDメディアの現物と研磨結果
DVDメディアその1より。
研磨剤が多くないかと聞いたけれど、全体的に磨いた方が良さそうとの判断なので盛られております。
左の厚めに盛られている部分が写真にも写っていた大き目の傷で、右に塗られている範囲が細めの小さなキズが有る箇所。
付属の紙で研磨開始。
作業されること約5分。途中で私が「もっと強めにこすった方が良い」と言ったのが2分過ぎたあたり。
ちなみに磨く方向は中心から外への往復で、円に沿って擦ってはなりません。浅く小さくとも新たに傷が入ると横方向の傷より弱い為。
5分経過し研磨剤を拭き取った後。
薄くなった気がするけれど、これは写真の写り加減によるもので、最初と比較し本当に傷が浅くなったのか判らないレベル。
期待してパソコンのDVDドライブへ入れるも状況変わらず。更に5分研磨されるも見た目は変わらず、認識もせず。
その2と3でも試されたけれど、浅い傷でさえ完全には見えなくはならず、結局これは何なのかという事で終了。
先にも書いたけれど、傷の見た目は太いだけで深くは無し。
この程度の物なら歯磨剤で良い(まとめ)
布や紙、固定用のケースが欲しいなら送料込で約千円は安いと思うけれど、このレベルなら歯磨剤(歯磨き粉)の方が優秀。
歯磨き用のペーストを米粒1つくらい塗り拡げ、水を1滴落として擦る。今回の研磨剤よりやや粗めと思うけれど市販100円くらいと激安。生活で使っている物を利用するなら購入する必要もございません。
全然治らなかった為、電源を取り自動で研磨する物を購入されるとの事。結果がネタになりそうなら改めて報告致しましょう。
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