海外サイトで書かれたパソコンを快適に使う方法。
パソコンはDOS/VやAT互換機と呼ばれるPCが普及し始めた頃から世界共通。ちなみにそれ以前の日本はNEC鎖国。今回の記事は元が英語とは言え、日本語に翻訳されたページを参照しており言語の問題はございません。
ギズモードより1つ、ライフハッカーより3+1つ。
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簡単で便利なアイデアから、パソコンを改造するレベルまで盛り沢山なので、やるなら自己責任にて。
予算1万円以下でPCをよみがえらせる5つの方法
1万円は厳しいと思った、古めなパソコンを快適にする提案。
【保存版】1万円以下で劇的によみがえらせる5つの特効薬 : ギズモード
http://www.gizmodo.jp/2012/09/15_8.html
特効薬とされる5つの見出しを引かせてもらいます。
- SSDに換装してしまおう
- RAMを増設しちゃおう
- モニターを増設しちゃおう
- Wi-Fi環境を802.11nにしちゃおう
- 予備バッテリーを手に入れよう
5つ全部で1万円以下と思いきや選択ですな。上記を全部やると、最安で揃えても新品なら3万円前後かそれ以上行くはず。
現在のSSDはHDDから移行して行く過渡期に有り、起動ドライブとしてどのくらいの容量が有れば大部分のユーザが安心するのか、また、その容量に対する価格がどこまで下がると需要が大きく伸びるのか、良く判っていない時期。
大抵のパソコンはHDDを搭載しているならSSDへ交換する事で大きく高速化出来るので、やるならこれでしょう。但し、現在1万円以下なら120(128)GBになるので、やや少なめと言えるこの容量で良いか判断が必要。
メモリは2011年頃から価格が大暴落しており、まだまだ値崩れ中。2010年以前、Core iシリーズが出る前のパソコンなら特に有名メーカー製PCではメモリが1GBを切れているかも知れないので、せめて1GBは載せてみましょう。2GB以上なら換えても無駄な可能性大。
モニタの増設は賛否有ると思われ、私はシングルモニタ派。2枚にすると左右のポインタ(マウス)移動が大きくなり、そこまでしてデュアルにする必要は無いと感じた次第。また、設置スペースも少なからず取る上、増設モニタの前には物を置けなくなるのでその点も注意。
無線LANについては、これもCPUがCore iシリーズになった辺り、IEEE802.11nが正式認証されドラフトの文字が消えた頃からノートに標準搭載されている事も有るけれど、無いならg(最大54Mbps)の可能性が高いので親機と一緒に増設を考えてみましょう。
5は完全に苦し紛れ。5つ思い付かなかったと推測。
使用していないドライブベイを利用する方法5+1つ
どう見てもネタなものの、個人的にこの手の記事は好きなので紹介。
使われていないドライブベイを有効利用する5つの方法+α:ライフハッカー
http://www.lifehacker.jp/2012/04/120419drivebayunused.html
ドライブベイとはこの場合、デスクトップPCのミニタワーやミドルタワーの5インチオープンベイを指しております。
どう5つ+αか、引かせてもらいましょう。
- ファン制御装置・温度モニターとして
- 小物用の引き出しとして
- SDカードリーダー・USB3.0
- エクストラ・ハードドライブ用ホットスワップ・ドライブベイ
- 音量調節ノブ・リモコンセンサー
全て趣味の増設パーツと思われ、特に2はくだらな過ぎる。
しかし意外と便利で、私はおかわりしようかと思っております。
source:5インチトレイ鎌キャビネットPROのレビューと評価 - BTOパソコン.jp
2は充分解かったと思うので1からマジレスして行くと、ファンコントローラーは温度調整を手動でやりたい人用。普通はパソコンに任せておけば良く、最近のPCは高性能でも結構静かなので要らないでしょう。デジタルとかアナログのメーターが付くのでそれが格好良いと思うなら程度。
3のカードリーダーは必要なら最初から付いていると思うけれど、規格が古くなっていたり、どうしても内蔵したいなら有りでしょうか。USB3.0の前面化は、デスクトップの場合はUSBメモリを挿す程度なので対応メモリ棒を頻繁に使うなら良さそう。
4はSATAやeSATAなどで接続し、PCケースを開けず前面からHDDやSSDを抜き差しする為に。これも必要ならよろしいかと。
使えない物が多いと思うけれど、やってみなければ価値が判らないのやも知れず。ネタで購入した小物入れ用トレイは私の場合、USBメモリやSDカード、モニタのリモコン収納に役立っております。
5番はこれまたやっつけ。4つにしない理由は最後で補足しましょうか。
+αは本格的に阿呆なのでリンク先でどうぞ。
ノートパソコンの高温化を避ける為にやる5つの事
これは真面目に書かれているやや良記事。
LH質問箱:ラップトップPCはなぜ熱くなるの?対策方法は?:ライフハッカー
http://www.lifehacker.jp/2012/03/120227lhpchot.html
ラップトップ(日本でいうノート)PCを熱くさせない提案。
- ファンをチェックして必要に応じて掃除する
- 暑い環境を避ける
- ラップデスクを使う
- ファンの速度を調整する
- CPUに負担をかけるプロセスに気をつける
万人向けに有効と思うものは1と2と3の3つ。4と5は強引。
1は分解になってしまい、ファンが見えるほどノートをバラそうとすると難易度が上昇。最近のノートは側面排気が多いと思われ、熱風が出ている排気口を探し懐中電灯で中を見たり、ライフハッカーが書いているように手を当てて風がどのくらい出ているか確認してみましょう。
掃除のやり方としては分解が最も良いけれど、出来ないなら掃除機で吸い込み。あまり強い物でやるとぶっ壊れる原因になるのでほどほどに。排気なのでエアダスターなどで吹きたい気持ちは解るけれど、ホコリが内部に散乱すると、貼り付き>湿気>ショートのコンボの可能性有り。
2も基本のような考え方で、極端な例ではCPUが密集するサーバールームは年中無休でエアコンで低温に保たれていたり。自宅や会社でも、無駄にクーラーパッドとか買うくらいならまずエアコンの温度を下げたり、ノートへ直接扇風機などで風を送りましょう。
この記事の好きな所は3で、敢えてラップデスク(ノートを浮かせて置く台)を紹介しており、ファンなどが付いていない所。底面排気でなければ意味が無いけれど浮かせるのは有効。見た目を来にしなければペットボトルのフタを奥側(液晶側の下)に2つ貼りましょう。気に入ったなら4つでも可。
ファンの速度は下手にいじらない方が無難。CPUに負荷をかけるな=やりたい事を制限する、と言っているようなものなのでスルーでよろしいかと。
そして温度がそんなに気になるならデスクトップを推奨。全て分離しているので、キーボードやマウス操作をしていてもパソコンが熱いかどうかなぞ判らず気にならない。
PCの処理速度向上で1つパーツを買換えるなら?
最初の1万円パーツ交換と似ておりますが、これも良記事。
LH質問箱:パソコンのパフォーマンスを上げるためにどれか1つだけパーツを買い替えるなら? : ライフハッカー
http://www.lifehacker.jp/2012/02/120221harwareupgrade.html
このフレーズが気に入った。
万人にとって「ベストな」アップグレードというものはありません
当ブログでは、パソコンの選び方は用途から入るもので、いきなり仕様や予算から選ぶものでは無いとしておりますが、これも同じ考え方で
PCを何のために使っているのかによっても変わってきます。
というわけでポイントは2つ。
- やりたいことにあわせて買い替えるものを選ぶ
- ボトルネックになっているものを取り除く
1に関して4つのパーツが紹介されており、メモリ、ストレージ、CPU、ビデオカード。それぞれの解説は全くその通りと感じており、今のPCに不満が有るなら元記事を読んでみましょう。
4種類の各パーツ交換で期待出来る効果を一行にすると
- メモリ・・全体の速さ
- ストレージ・・全体の速さ
- CPU・・全体の速さ
- ビデオカード・・ゲームなど精細かつ大量の描画処理の速さ
結局、PCにより何が足りないかは違うので調べるのが先。
ビデオカード以外で目安にするなら、私の基準で書くと
- メモリ・・Windows7やXPは1GB以上(Vistaなら4GB)
- ストレージ・・HDDならSSDへ(容量と価格が問題)
- CPU・・これを交換して問題が改善するならPC買い替えを推奨
メモリはライトユーザなら1GB程度で充分。しかし複数のアプリケーションを同時に使っていたり、メモリを大量に食うソフト、無駄に常駐アプリケーションが多いなら2GB以上。ウィルスバスターなど重いセキュリティソフトを使っているなら4GBくらいをお勧め。
CPU交換は、デスクトップの場合はYouTubeなどの動画を見てやれば大丈夫。しかし、CPUはただ交換するだけでは無く、初めての作業なら難関が有り
- マザーボードに対応するCPUを選ぶ
- CPUクーラーを外す
- グリスを効果的な薄さで塗る
- CPUクーラーを取り付ける
これらを失敗し易いのでご注意有れ。
慣れてしまえばどのパーツも交換は簡単なものの、PC分解初心者用に難易度を付けると、CPU>>>グラボ>=ストレージ>=メモリ、のような感じ。
開き直り、古いパソコンなら壊す前提でCPUなどパーツの交換を練習する考え方も有るかと思うけれど、そこまで古いなら合う交換用パーツの入手が困難。
有名サイトの情報でも鵜呑みし行動しない方が良い(まとめ)
大手、有名サイトの話だから何でも受け入れて良いというものでは無く、例としてこのような記事も上がっております。
オーバークロックすれば、低スペックのPCもしくはネットブックをスピードアップできます : ライフハッカー
http://www.lifehacker.jp/2011/10/111006atom-overclocking.html
文中ではインテルのAtom、ネットブックなどで使われる低性能CPUをオーバークロックする方法が解説されておりますが、現代のCPUは最初から高速なのでスピードアップというほどの体感は困難。
オーバークロックはハイリスク・ローリターン。PCマニアがベンチマークの数値を見てニヤニヤしたり、スペックを晒す際に定格では無い事に自己満足する趣味のような行為なので、普通の人はやめておきましょう。
また、ノート型の場合はCPUクーラーの交換がまず無理な上、放熱や排熱が定格(非オーバークロック)前提で設計されている為、下手するとマザーやメモリなどの寿命が低下する可能性も有るのでご注意有れ。
ちなみにライフハッカーなどで数にやたら「5」という数値が出ておりますが、ブログなどのタイトルや見出しには奇数の素数を付けると興味を引きやすいという基本のようなものが有り、それに沿っていると推測。
更にちなみに、 「10」個はまとめ易い数値なものの素数ではない為、10+1とか10+αとされる事も有り。パソコンと関係無いけれど豆として。
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