激安HDDデュプリケーター、MARSHAL MAL-2235SBKを開封。
実売5800円程度の頃にツクモの特価の3680円で購入。納品が3月中旬になっていた為、箱を開けず3ヶ月以上放置していた事に。現在は最安3800円くらいで普通に売られているようです。
ようやく使う機会が有りクローン機能を使いました。
MAL-2235SBKを箱から出して展開
本体と付属品一式。マニュアルは結構細かく書かれています。
本体の左はACアダプタと電源ケーブル。
手前の左がeSATAケーブルで右はUSB2.0ケーブル。最近はノートでもeSATAが使えるようPCI-expressカードを挿す事で対応したり標準で付いている事もあります。eSATAの方が高速なのでUSBよりお勧め。
マニュアルを裏にしてもう1枚撮影。
小さくて読めないかと思いますが図解入りで説明されており、思っていた以上に親切。ハードディスクやクローンの意味が分かるなら初心者でも簡単な内容と思います。
クローン機能の説明をアップで。
ほぼ全文。これを読み意味が分かるなら激安でハードディスクコピーが出来ます。
Windows7対応、XPやVistaでフォーマットするやり方も書かれています。
ハードディスクをMAL-2235にセット
コピー元のHDDはWesternDingita、120GBで2.5インチのSATA。
コピー元のハードディスクは奥の1番に挿します。
見えづらいですが、HDDの右のでかい壁部分に1、手前に2と彫って有ります。気を利かせて矢印を書いておけば判りやすいと思ったものの余計な世話ですな。
コピー先にハードディスクをセット。カメラでは無く私の腕が悪くボケとります。
SATAなので挿すのみ。何も難しい事は無く力も要りません。
ハードディスクを抜いた状態を上空からズーム。
2.5インチは奥のスペース、3.5インチは右の」型突起がバネで下がります。
デュプリケート(HDDクローン)機能を試してみる
説明書に書かれている通り、スタンド手前のLEDが並ぶ右のボタンを押します。クローン機能はボタンを二度押し。するとLEDが青く点滅しコピー開始。
赤がPowerLED、クローンを開始すると右の25%と有る青色LEDが点滅。
50%が点滅しているように見えますが25%です。中に仕切りが無いのか隣の光が影響。初めて使う際は、一度この適当な光り方を見た方がよろしいかと。
写真では判りづらいので20秒ほど動画撮影。音無し。
一見100%が点滅しているように見えますが、これは75%の状態。完了すると点滅では無く全てのランプが点灯するので支障無し。
終了したところ。背面の電源ボタンを押してオフにしHDDを抜きます。
コピー元とクローン先、ハードディスクの内容を確認
先に2.5インチ、コピー元のHDDから。
ディスク4、謎のLドライブと残りはMドライブとなっております。書き忘れましたが、このHDDはあるBTOメーカーのノートに入っていたもので後日ネタにします。
次に3.5インチ、250GBのクローン先HDDの中身。
きれいにLとMドライブにコピーされており、余りは説明書に有った通り未割り当てとなっております。ちなみに3.5インチHDDの方は150GB程度不要なデータを詰め込んでいましたが、自動的に領域をぶっ飛ばしてコピーしてくれるようです。
当然ですが、1と2を逆にするとコピー元が全部消えます。同型やメーカーの同じHDDでコピーする時、特に他人のHDDでは充分ご注意有れ。
MARSHAL MAL-2235SBKのレビュー、勝手に評価
3600円でデュプリケータのモノマネが出来るとは思っておらず、何らかの違いは当然有るだろうと思ったものの、業務用との違いは
- SATAのみ
- 速度が遅い
これ以外不満無し。業務用は物によりますが、1対1のデュプリケートと消去機能のみで20万、保守費用で年間数万と聞いています。
電源スイッチが若干フラフラする、LEDの点灯窓がしょぼい、2.5インチは慣れなければ挿す位置が若干ずれる、終了を知らせるアラームは無い、などケチの付け所は有るものの、これで実売3800円は無いと言えるデュプリケーターの価格破壊。
気になる速度は以下の通り。先にHDDの内容。
- コピー元:SATA、120GB、使用量約10GB
- コピー先:SATA、250GB、使用量約150GB<こちらは消える方
経過は時計の分針を目視。
- 25%・・15分
- 50%・・8分
- 75%・・8分
- 100%・・8分
合計約40分。容量10GBのため業務用なら3分で終わります。
私のリアルな時間の都合で他の条件を試せていませんが、経過で考えられる事は想像ながら以下の通り。
- 領域を開放する時間
- データをコピーする速度
- 空き領域の処理はどうなっているのか
別の条件でクローン動作の進捗を見るほど暇な方が居られたら、ぜひコメント下さい。私が気になっている事は。
- 元データの容量により時間はどの程度変わるのか(今回10GB)
- コピー先のHDD容量により、時間に変化は有るか(今回250GB)
- コピー元のHDD容量により、同上(120GB)
パソコンを通さずコピーするため何をしているか分からないわけです。
<追記、公開前日>
別の条件でクローンを試しました。
- コピー元:SATA2、250GB、使用量約245GB
- コピー先:SATA2、2TB、使用量0GB<こちらは消 える方
何とコピー時間はほぼ同じ、約40分で完了したように思えます。なぜ明確では無いかは酔って時計を見忘れた(台所で氷を割っていた)為。いいちこ(25度)のロック。
- 15分で25%点灯
- 30分で75%点滅していたような気がする
- 50分で100%点灯
仕組は相変わらず不明ですが、2つの条件で考えるとサイズや容量に関係無く40~50分程度でデュプリケート出来る事になります。
それは違うという体験談が有ればぜひ教えて下さい。
初心者にお勧めする激安バックアップ用デバイス
外付けHDDをバックアップ用に使っている人は多いようですが、今から買ったり買い替えるなら、MAL2235の検討を。
クレイドル(スタンド型)はホコリに弱く見た目がアレですが、私がこの機器を勧めたい理由としてバックアップのバックアップが簡単という理由。
- スロット1にHDDを挿す(例として500GB)
- スロット2にHDDを挿す(500GB以上なら何でも可)
- 常時USBやeSATA接続で普通のバックアップ用として使う
- 寝る前や気が向いた時にクローン機能を使う
※外付HDDとして使う場合はスロット1のみPCから認識
電源がパソコン本体と連動しない、クローンが終わっても自動的に電源は切れないという難点は有りますが、バックアップしたHDDがぶっ壊れると元のHDDに入っていなかったデータは消滅します。
そこまでしなくて良いなら、バッファローなど有名所の外付で良いと思いますが、クローン機能が付いているという事は、メーカー製PCの起動ディスクを取り外して工場出荷状態のコピーを持っておく事も出来ます。私が今回やった目的はこれです。
HDDは別売りですが2TBが9千円を切ったりする時代。自分でHDD交換出来ない外付ハードディスクより、簡単に抜き差し出来る事もMAL-2235SBKの利点と言えましょう。
これ、例えばコピー元1TBのHDD(ただし使用領域500GB未満)からコピー先500GBのHDDへのクローンってのは可能ですか?
要は大から小へのクローン、当然コピー元データがコピー先の物理量は超えてない条件。
もそっと高度にして、クローン元1TBのHDDにパーティションが複数、D、Fとあり、それぞれが500GBづつだったとしてデータ量自体は2つ合わせて500GB未満、これをクローン先が500GBのHDDに250GBづつD、Fのパーティションにしてクローン作成ってのは無理ですかね?
これ可能ならなんか凄い遊べそうw、うはー夢が広がりんぐw
それできるなら光の速さでポチってくる。
ESATAポートマルチ 2ポートホットプラグとこれ2台組み合わせれば、安価に外付け4台まで増やせて大変便利。同一機種の複数セットアップにも活躍。
> TakaQ さん
時間空けてやってみましょう。
容量は変わりますが、100GB/250GBから0/160GBへ。元のHDDは50GB程度の2パテで行きましょう。他に私が気になる事は、空の160から160へ、250から250へのクローン。時間が同じなら普通に考えるコピーとは全く違う何かをする仕組みという事になりますな。3800円でこれだけの機能は美味しい。
> 匿名 さん
それはやや微妙では無かろうかと。1台3800円ですがHDDは別売なので台数分の価格が加算、と考えるとBuffaloなどで普通の外付が安くなるやも知れず。しかし手持ちのすっ転がっているHDDを有効活用するなら大有りですな。
どうもすいません。
奇跡的に暇で且つ偶然思い出した時とかで構いませんので試してみてください。
私はPCを介してのクローンでなら相当遊んでますが、これの欠点は必然的に最低でもSATAポートが2つ必要になることです。
今時のSATAポートが10個もついてるようなマザーならまだしも、私の915は4ポートのみで既存のシステムに手をつけずにやるのは事実上不可能。
その点SATAポートを占領せずにDISK取っかえ引っかえして、あっちに移したりこっちに移したりができるってのは素晴らしいです。
大→小へのパーティションサイズも対応だとすれば、攻守において死角無しじゃなかろうかと。もうハァハァですw
MARSHAL MAL-2235SBK使用しました
2時間20分かかりました
OSはVISTA 32bit
HDD は日立の500GB(3.5インチ)同士です。
30分はひつつのインジゲータ進むのにかかりました。
バックアップの大切さをこのブログで教えてもらったし、
修理保証も入ってなく、1年経過したので実行しました。
全然VISTAでも問題ないライトユーザーですが2012年にはセキュリティアップ
デートも切れるのでその付近で7アップグレード(無償CD有り)を利用する時、またお世話になりそうです。 万が一、サポート延長されればわざわざ乗り換えないですが。
大変便利なものがあることを教えていただきありがとうございます。
2時間20分は長いですな。使用量は500GB中どの程度でしょうか。
転送速度が影響するならSATA1と2の影響なら理論2倍違う事に。ならないと思いますが容量は無関係と思っていただけに興味深いデータ。頻度は低いものの、やる時はクローンしまくる予定なので、その時に複数の条件で試してみます。
Vistaのアップデート期限は矛盾しとりますな。XPが伸びた為ですが。
Vistaが駄目だという話は私も含めて貧乏人の僻みです。当時のメモリ価格は1GBでも冗談じゃない所を4GB載せてエアロ快適とはふざけるなという。しかしWindows7はVistaユーザから見ても良いらしく、サポート切れは良い機会かも知れず。そこまで現行機が故障せず買い替えなければの話しでしょうか。
コピー元はOSとデータで200GB(C)くらいです。リカバリ領域が10GB(D)
残りは空でした。コピー先はフォーマットも何もしてないものです。
DELLの1年前6万円のデスクトップなので、ここで勉強して、CPUとマザーの故障以外は頑張って素人直しするつもりです。HDD、電源、メモリ、GPU、DVDぐらいまでの1回5000円故障までで勘弁して欲しいです。ついでに掃除もしたらゴミたまるところでした。
VISTA SP2はライトユーザーには十分快適ですので、7のSP1まではいいかなと。クリーンインストール出来るみたいですが、ドライバとかアプリとか設定、なんかあった時の不具合対処するのに時間がかかりそうで、気合の入ってる時
じゃないと出来ない素人です。
でもすぐに元に戻せるMARSHAL MAL-2235SBKは便利ですし心強いので2011年中には一度遊びで挑戦してみます。
これは良いデータ。いつやるかは未定ですが、稀に気合が入る時期が有るためマーシャルコピー機で様々な条件を試す際の検証用として。可能ならHDDの型番を残して頂けると幸い。面倒ならいいです。
MAL-2235Sの良い所は、一旦コピーに成功するとHDDが文字通りクローンになっており、再インストールやアップグレードの実験というか練習に最適。何か有ってもマスターディスクが有るので遊びがてらの暇潰しには持って来いでしょうな。そういう事をする暇さえ有ればの話しですな。
クリーンインストールは参考まで、私はXPのPro(SP1、DSP)のディスクからドライバまでのインストールはおおよそ2時間。ショートカットやネットワークドライブなどの設定、全て完了するには半日、約4~5時間は要します。以前はイメージに焼いて30分で戻していましたがA型なので「BIOSやドライバアップデートしてないか?」と気になって結局初めからやる始末。素人とか関係無くクリーンインストールは面倒なものです。
こんにちは
かなり時間が空いてしまったので、コメントもらえたらお願いします。
アイオーデータの320GBLANディスクを使用していますが、中身を1TB以上にしたいのですがこの機械でクローン可能ですかね?
フォーマットはリナックスベースみたいでシステムも不明なので 簡単にできたら買いなんですがね!